09/01/15 06:41:11 O
―ドラゴンズホール最深部にて
紅蓮の魔導師「ぐはっ…!ば、馬鹿なっ…!」
デュラン「へへっ、どうだ!俺達の勝ちだぜ!ざまあみろ!」
紅蓮「まだだ…まだ終わらんよ!さあもう一度…ぐっ!」
ケヴィン「やめとけ、勝負、もう着いた。何度でやっても、同じ。オマエ、勝てない」
デュラン「唯一の敗因…てめーは俺を怒らせた。単純な答えだ」
アンジェラ「先輩!教えて下さい!何故なんです?何故、お母様を操ってまで…」
紅蓮「わ、私は…お前と同じ…」
アンジェラ「えっ?」
紅蓮「私には…魔法が…使えなかったのだ」
デュラン「ヘッ!ほざけゆとりが!今やヤリたくてもヤレない奴等がワンサカ居るんだぜ?」
フェアリー「…は?」
アンジェラ「えっ、先輩が…?まさか…」
紅蓮「本当だ。私はアカデミーを首席で卒業…アルテナ女王の側近魔導師への道もそう遠くない筈…だった…」
紅蓮「しかし…エリート集団の中、突如スランプに見舞われた。上には上が居た…私は取り残されていった…」
フェアリー「…」
ケヴィン「魔法も拳法も、キモチ大事。不安、焦り、邪念呼ぶ。邪念は力、奪い取る」
デュラン「ハハァ~、さては学校の帰りに道草食ったな?茂みで湿ったエロ本でも探してたんだろ?」
アンジェラ「エクスプロード!」
―ちゅど~ん!!
デュラン「ギョエエェェェ~!!」