08/10/21 00:02:07 O
(諸葛亮に変装し呉の城に潜入する事になった兵士Bは、呉の城門前にいた。)
兵士B「さて入るか…」
(兵士Bが門番の前を通り過ぎ門をくぐろうとする)
兵士B「ご苦労!」
門番1「ご苦労様です!…ん?待て待て!何者だ!?」
兵士B「私は諸葛亮です。兄の瑾に会いに来ました」(棒読み)
門番1「諸葛亮殿でしたか、失礼いたしました。しかし諸葛瑾様は公用で蜀に行かれておりますが…」
兵士B「じゃあ城内で待たせてもらいます。」
門番1「それは構いませんが、いつお帰りになるか分かりませんよ」
(兵士Bは城内に入って行った)
門番2「おい、本人かどうか確認しなくていいのか?」
門番1「蜀の丞相に、あまり失礼な事も出来ないだろ」
門番2「しかし…」
門番1「それに諸葛亮は妖術を使うらしいぜ」
門番2「妖術!?」
門番1「しかも怒ると光線を出すらしいぞ」
門番2「光線!?…そりゃ怒らせない方がいいな」
(数日後…)
諜報員1「兵士Bの報告書が届きました」
(諜報員1は紙の束を持ってきた)
諜報部長「これは凄い量だな…伝書鳩では持ちきれないだろう。どうやって送って来たんだ?」
諜報員1「本人が持ってきました。」
諜報部長「本人は?」
諜報員1「報告書を置いて帰りました」
諜報部長「…まあ疲れていたんだろう。これだけの量を調査したのであれば無理も無い」
諜報員1「確かに詳細な内容なのですが…」
諜報部長「どれ見せてみろ」
報告書
・チンゲンサイ炒め
値段 5
味 8
香 7
味、香ともに良いのだが魏と比較すると値段が高い。
・餃子(蒸し)
値段 8
味 9
香 4
この城は水餃子より蒸し餃子の人気が高いようだ。確かに味も値段も合格圏内だが香が弱い気がする。
諜報部長「…これは?」
諜報員1「城内の食堂のメニューを10段階評価で表したものだそうです」
諜報部長「そ、そうか…そういえば調査の対象を伝えてなかったからな。これはもういいから他の報告書を見せてくれ」
諜報員1「他も全て食堂のの調査結果みたいですね」
諜報部長「…全てのメニューの味の評価があるようだが、全メニューを食べたという事か?」
諜報員1「そうでしょうね。そういえば、あいつなんか太ってました」
諜報部長「そりゃこれだけ食えば太るだろ…」
諜報員1「まあ今回はグルメツアーといったところですね」
諜報部長「…」