08/12/07 23:24:33 0
【トアル街・空き地】
>>348 マヤ
【実質的に、家を飛び出し、迷惑を掛けている自分の言い分が通るとは思わなかった。】
【更に、鋭い眼差しで領地の民のことを出され、後悔しはじめる。自分の選択は間違っていたのだろうかと。】
【今、あの領地で起きている現実。それから逃げ出したことに変わりはないのだ、という責任を強く思う。】
…で…でも…それでも…私は自分の出来ることを…したいです…
…今は…見逃してくれて…あ…ありがとうございます
【相手がそれ以上の追求をせず、さきほどのプレッシャーも感じさせないところまで意識を落としたことにほっとして、なんとか笑顔で答える】
>>391 ヴラウド
>>411 アルファ
【その追求の途中で、さっと自分の前に立ちはだかる影…】
ヴラウド…
その姿を見て、涙ぐみそうになる。
【自分のことを庇って立つその背中、彼女を説得してくれようとする姿は、本当に兄のように見えた】
(こんなに心遣いをしてれる人たちがいるのに、泣いてばかりではいけない…強く、ならなくちゃ…)
アルファ、これからも振り返りそうになってしまうかもしれない…けど、私、進むわ…前に…
わ…私にも、出来ることが…あるって…知ったから…
それから…
ヴラウド、アルファは私の誤解を彼女に解いてくれようとしていたのよ?
だ…抱きついてた…なんて…
そ…そんな誤解しないでってば!
あれは、私が泣きついてしまっただけです…っ
【そう自分で言ってから恥ずかしくて真っ赤になってしまう】
【なんとか話題を逸らそうと、マヤに向き直り】
えーっと…!お…大通りに出る道ですよねっ?
えっと、わ…私もここへ迷ってしまったので…わ…わからなぃんです…
【勢いよく言い出したが、最後は聞き取れないくらいの小さな声になってしまった】
月夜の梟亭までなら…わ…わかるんですけど…
ふ…2人は知っている?