08/09/25 00:52:29 0
>>275
アルラウネに導かれ遺跡の奥へ、奥へと進んでいくその道のりは不自然なほど静かであった
敵も罠もない、危険もないが退屈な道程だった
そしてその道はデータにない未知の道だったのである。いままで人が足を踏み入れていないだけあって
その道は綺麗で幻想的ですらあった
(綺麗な所だな・・・)
つい、そんなことをもらしてしまう。そして、考え事をしている間に行き止まりに到着した
>>280
その場所を調べながらなんの変哲もない話に花が咲いた。
話の中でケイがある話題を振ってきた。その話はユーリがここにいる理由、古代文明の技術の粋を集めた剣の話である
「俺以外にも探しているやつがいるのか・・・」
少しは驚いたがある程度、考えていたことでもだった。
「じゃあ、そいつと戦うことになりそうだな。阿修羅は他のやつには絶対に渡さないっていってるぜ
俺も戦ってみたいけどな」
すこし楽しそうな顔をしながら話を続けた
「俺がここに来たのってさ、阿修羅に頼まれたのもあるけど自分の力がこの世界でどれくらい通用するか知りたかったんだ。
・・・まあ、俺がどれくらい強いか知りたかった言い換えてもいいな。
おかしいだろこんなガキみたいなこと、ま、まだガキだけどな」
自分のことを話すとユーリは笑い出した
「はっはは、どうしたんだ俺は、なんでこんなこと話してんだろうな。」