【月面遺跡】クロス・エイジ【ロボバトル】 at CHARANETA2
【月面遺跡】クロス・エイジ【ロボバトル】 - 暇つぶし2ch1: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/11 21:40:53 0
人類の歴史は戦いと平和。発展と廃頽を繰り返し弛む事無く進んでいく。
その棲息範囲を宇宙にまで広げ、人型ロボットが当たり前になった頃、それは目覚めた。
今の人類がそれに追いついた為なのか、何か触れてはいけないものに触れた為なのか・・・。

最初に動いたのはイースター島、モアイ像。
超古代文明の巨大ロボが目を覚まし、一人の少年を乗り手として選んだ。
そのニュースが全世界に駆け巡るまでに、各地で同様の事件は相次いだ。
イギリスストーンヘンジで、南米アステカ遺跡で、太平洋では海中に沈んだムー大陸が。
遺跡だけではなく、神話・悪魔・伝承と思われていたもの達もその姿を巨大ロボとして現した。

超古代と現代最先端、両者の巨大ロボが闊歩する時代の到来であった。

それに呼応するかのように、月で異変が起こる。
月面都市ランペイアが一瞬にして消滅。
変りに現われたのはどこまでも深く、暗い穴。
そしてその穴は月内部を縦横に貫き中心へと向かう。
各国の軍はこぞって調査隊を派遣したが、誰も戻ってはこなかった。
遺跡内では特殊電波の為、外部との通信が出来ない上、超古代文明の罠や無人ロボがその行く手を塞いでいたのだ。

選ばれた・・・否、定められた者達は本能的に察していた。
それが月面遺跡ゴルディアスの入り口であり、その中心に何かが眠る、と。

人々は月へと集う。
超古代文明に導かれし者、現代科学の力を持って古代の力を解き明かさんとする者。
様々な思惑を秘め、集い、争い、協力し、戦い、そして最深部へと向かっていく。

########################################

<キャラ作成用テンプレ>
名前:
性別:
年齢:
身長:
体重:
体格:
性格:
経歴:
備考:

<機体作成用テンプレ>
名前:
サイズ:
運動:
装甲:
移動:
地形適応:
【武装】
※名前からどんな武装かがわかりにくい場合は、()で簡単な説明を
【機体解説】

########################################

舞台は月面都市ネイアラから始まる。
そこは遺跡探索前線基地であり、傭兵団、民間探索体、軍、個人のロボ乗り達が集う都市。
心強い味方を探す場所でもあるが、同時にライバル達をみておく場所でもある。
遺跡探索で危険なのは罠や守護ロボだけではないのだから。

2: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/11 21:41:25 0
このスレはTRPスレです。
参加者は投下キャラクターになりきり、掛け合いによって物語を紡いでいきます。
キャラクター分担型合作SSとなります。

ジャンル:
コンセプト: ロボアクションファイト
期間(目安): 2ヶ月くらい
最低参加人数: 3人以上
キャラ用テンプレ&テンプレ記入例

GM:(なし)
決定リール:(あり)
○日ルール:(あり・3日)
版権・越境:(なし)
名無し参加:(あり)
敵役参加:(あり)
避難所の有無:(なし)

########################################

遺跡探索争奪戦。
時に協力しながら敵を倒し、見方を出し抜き中心部へ駆けつけろ!

オカルトっていっても巨大ロボの存在理由でしかないし、知らなくてもOK。
ピラミッドパワーとか、ナスカの地上絵から出現!程度でしか使わなくていいのだし。
何ならオカルト全部うっちゃって現代最先端技術の結晶ロボで参加してもいいのだし。
超古代文明と現代科学水準は同じくらいって事で。

3: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/11 21:41:42 0
●機体大別
遺跡探索に使われるロボは主に2種類に分類されます。
超古代文明からの遺産と、現代科学の粋。

【古代兵器の特徴】
大きさは30m前後が主流。最大50m程のものもあるようですが、サイズは様々です。
搭乗者は何故か18歳未満に限定されます。また、選ばれた搭乗者以外は操作できません。
超古代文明の遺産であり、その構造は未だ謎名部分が多いです。
故に機械的な修理が難しいですが、自己修復能力が備わっているようです。
出力が安定しているとは言い難く、搭乗者の精神状態や体長に左右されます。
裏を返せば、あり得ない力や隠れた兵器が出現する事もあります。
しかし、全面的に搭乗者に依存しているせいか、搭乗者の精神力や体力の消費が激しいです。
搭乗者の精神的感知能力も備わっていますが、月遺跡内には対古代兵器ジャミングが存在するという未確認ながらの報告もあります。

【現代兵器の特徴】
大きさは20m前後が主流。
武器やパーツの流用、カスタマイズが可能。
搭乗者を選ばない汎用性。
バリアシステム装備。
各種探知機能があります。
出力など安定しています。


【共通の特徴】
弾数制限やエネルギー残量など、あまり細かく決めずに各自設定に任せるます。
特化能力型や平均万能型など、ある程度バランスをとっていきましょう。
細かく決めると大変だし、メインは運用ではなく単純にロボアクションを楽しむがいいと思うから。
無限パワーとか言い出す人も今時いないだろうし、色々な制限はあくまでその彩って事で。

4:ラティフ ◆8ASIij4r/U
08/09/11 22:20:01 0
<キャラ作成用テンプレ>
名前: ラティフ
性別: 男
年齢: 34
身長: 175
体重: 80
体格: 骨太筋肉質
性格: 温厚そうで実はキツイ
経歴: ロボ乗り20年のベテラン。様々な戦場を巡り、月面遺跡探索も初期のころから参加している。
備考: 歴戦の傭兵。稼いだ金を愛機のカスタマイズにつぎ込むのが趣味。
   【生還者】とも仇名され、いかなる激戦からも帰還する。
   逆に言えばそれだけ仲間の死を見てきていることでもある。
   今回も月面遺跡の深部まで潜り、一人で帰ってきた。
   超古代文明ロボ乗りの少年の独断専行からチームは壊滅した。
   それゆえ、超古代文明ロボ乗りには拒否感がある。
   ヘビースモーカー、大酒呑み

<機体作成用テンプレ>
名前: 61式オクトバ改【ディープシーカー】
サイズ:20m
運動: B
装甲: B
移動: B
地形適応:宇S:空B:陸A:海C
【武装】
ショットガン
ミサイルランチャー
各種チャフ
ワイヤーアンカー
特殊鏡面装甲(全身鏡張り状態で、工学兵器を弾く)
予備アーム*6

【機体解説】
ずんぐりむっくりの流体系のシルエット。
型式としては一世代前の機体ではあるが、カスタマイズを重ね、最新鋭機と遜色ない戦闘力を誇る。
バリアシステム使用度はかなり低め。
流体系であることと、特殊鏡面装甲で工学兵器を弾く強みを生かし、ミサイルなどはショットガンやチャフと低出力バリアで防ぐ。
バリア出力を抑えた分で運動出力や各種レーダー出力を増し、機動性の低さをカバーしている。
また、末端分離システムを採用しているので手足を分離、予備アーム換装を素早く行える。


よろしくお願いします。

5:名無しになりきれ
08/09/11 22:33:13 0
だから





糞スレは



立てんなって



言っただろボケがーー!

6:名無しになりきれ
08/09/11 22:38:07 0
◆AGE0/R6Aiw が二週間以内に立て逃げに
4000ロボバトル

7:名無しになりきれ
08/09/11 22:44:27 O
ここってロボ知識0でもおけ?

8:ラティフ ◆8ASIij4r/U
08/09/11 22:46:55 0
月面都市ネイアラ。
旧ランペイア、即ち、月面遺跡ゴルディアスの隣の都市だ。
ランペイアが存在していた頃は何の変哲もない都市だったが、今や月で一番活気ある都市といっていいだろう。
軍人、傭兵団、民間探索隊・・・と、それらの【くずれ】。
様々な人種がいるが、皆目的地は一つ。
月面都市ゴルディアスだ。
勿論、目的地が一つというだけで、目的は様々だ。
ゴルディアスの最深部を目指す者、戦いの陶酔に浸る者、遺跡発掘で一攫千金を目指す者。
いろんな奴らがいるが、多くの共通点はロボ乗りという事だろう。

かく言う俺も傭兵【くずれ】だ。
目的は、まあ、色々。
色々な目的が一度に達成できるから、としておこう。

で、一つの都市の消滅と引き換えに姿を現した月面都市はネイアラを一気に活気付かせ、新たなる商売が花開く。
俺が向かう酒場もそんな花開いた商売の一つだ。
酒場に入ると薄暗い店内は熱気と紫煙に包まれていた。
健康体な奴が入れば顔をしかめそうだが、俺にとっては深呼吸したくなるような空気だ。
ゆっくりと息を吸い込みながらごった返す酒場の中を歩く。
「よう、ラティフ。また全滅したって?」
「うるせえよ。古代ロボ乗りの餓鬼が先走ったんだよ。」
酒場に入ると顔馴染みの男が話しかけてくるので、一言かけて先に進む。
顔なじみだが親しいと言うわけではない。
一歩遺跡に入れば協力もするが、競争相手でもあるのだから。
遺跡探索者同士での戦闘も珍しくない。
故に、都市内では揉め事を起こさない、遺跡内でのイザコザを引きずらないのが不文律になっている。

男に声をかけられた通り、前回の探索で俺のチームは全滅した。
生きて帰ってきたのは俺だけだ。
いや、別に珍しい事じゃない。
一々感傷に浸っているほど暇じゃない。
それよりも、新たなる仲間探しだ。
遺跡は一人で当はできるほど安全な場所ではないのだから。

仲間を探す場合は、酒場の二階に上がる。
一回の喧騒とは打って変わって、二階はサロンのようになっている。
各テーブルには端末が備わっており、お互いのデータを見ることができるようになっている。

サロンの隅のテーブルに腰を下ろすと、葉巻に火をつけ、紫煙をくゆらしながらグラスを傾ける。
視線は階段から外しはしない。
さて、前回は古代ロボ乗りのクソガキのせいで散々だったが、使えそうな奴は来るのか・・・?

9:名無しになりきれ
08/09/11 22:48:03 O
>>7
まあなるようになる
まずは参加だ

10: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/11 22:49:32 0
>7
もちろんOK
そんなあなたには超古代文明ロボがお勧め。
ロボ知識がなければファンタジー知識を流用しとこ。
搭乗型ゴーレムで戦闘する位の考えでOK

11:名無しになりきれ
08/09/11 22:51:42 0
>>7
知識の無い奴が来るな

12:名無しになりきれ
08/09/11 23:14:46 0
580 :名無しになりきれ:2008/09/11(木) 23:02:15 0
じゃあ、得意なジャンルの何か(魔物とか武器とかアイテムとか)の力を持つ存在が
何故か遺跡でロボの形としてあった、とかで
イメージや演出は得意な何か、戦闘能力と効果は ガ ー プ ス 並 に変換されることにしとけ


13: ◆5Kq11GJKws
08/09/12 00:39:45 0
<キャラ作成用テンプレ>
名前:ユーリ・ミヤモト
性別:男
年齢:17
身長:170
体重:63
体格:細身の筋肉質
性格:冷静
経歴:機体を見つけてまだ1年の新米
備考:日本人の父とロシア人の母を持つハーフ。父の影響で剣の道に進み、一端の剣士としてまた年相応の生活を送っていたときに
   突如、古代の人型兵器「阿修羅」に見いだされ月の遺跡の奥にある古代技術の結晶とでも言うべき剣を探してほしいと頼まれて引き受け月の遺跡捜索に参加する。
   本人も強い人たちと戦えることに興味もあり引き受けた
<機体作成用テンプレ>
名前:阿修羅
サイズ:35m
運動:S
装甲:C
移動:A
地形適応:空A陸S海A宇宙A
【武装】
村雨
雷切
小烏丸
鬼神丸
それぞれの剣には特性がありそれを使って攻撃する
【機体解説】
最近目覚めた古代の機械、機械自体が意思を持っている。戦闘のために作られその強さは現代でもトップクラスだがユーリがまだ未熟なために
その性能を満足に発揮することはできないまた登場者の精神状態でいろいろな機能が発現される。
武器につけている名前はユーリの趣味である

これで参加します

14:名無しになりきれ
08/09/12 01:03:04 0
すげえwwww

15:エル ◆GtzExfc62I
08/09/12 02:58:20 O
名前:エレクトラ=キング(愛称はエル)
性別/年齢:女/28歳
身長/体重:167cm/57kg
体格:結構がっちりした感じ
性格:姐御肌、短気
経歴:元月面軍のAM乗り
備考:通称『瞬間湯沸かし器』。由来はすぐに熱くなってキレる事から。
軍を辞めたのも上官を半殺し(全治2ヶ月)にした為である。
退役後は傭兵として数々の戦場を渡り歩き、敵味方共に爆撃してきた。
黙っていればそれなりに美人の部類に入れるが、口より先に手が出る性格で台無し。
現在は月面最大手軍需企業“トライアンフ”のテストパイロットとして雇われている。

搭乗機体
名前:AM-TH6X“ヘッジホッグ”
サイズ:全長58m頭頂高26m(全長は砲身含む)
運動:D 装甲:E 移動:C
地形適応:宙C 空― 陸A 海E
武装:20mm機関砲×22、6連装ミサイルポッド×8
140mmレールキャノン×10、16連装迫撃砲×6
セパレートウェポンラック×2
330mm収束荷電粒子砲“ガレキオン”

解説:ハリネズミの名を冠する通り、その全身を重火器が覆うAM(アサルトマシナリー)。
月面軍で正式採用されているトライアンフ社の大型AM、“ハーディⅥ”がベース。
…である筈なのだが、その原型はもはや影も形も無くなっている。
この機体の特徴は両サイドに展開するセパレートウェポンラックである。
武装をカートリッジ形式のユニット単位で換装・管理できるシステムで、戦況に応じて
従来の汎用機の1/4程度の時間で素早い換装が可能となった。勿論だがパージできる。
機体重量もさることながら、大型機である為に機動性能は低く、飛行も不可能。
さらに火器の過剰積載による装甲面積の少なさ故に、機体の防御性能も極端に低い。
一般的にAMとは人型のロボットを指す。しかしこの機体には足が存在しない。
旋回性能を少しでも向上させる為、ホバー推進によるタンク型脚部だからだ。
最大の火力を有する荷電粒子砲は当然として、全武装一斉射撃時の破壊力は壮絶の一言。


こんな感じで参加します。

16:名無しになりきれ
08/09/12 04:44:23 0
なんで古代兵器は18歳未満なんだよ
少し歳食った奴は乗れないじゃないか!

17:名無しになりきれ
08/09/12 07:24:02 0
女の上になら乗れるだろ

18:名無しになりきれ
08/09/12 14:12:02 0
サルの惑星

19:名無しになりきれ
08/09/12 17:45:54 0
ガープスって何?

20:エル ◆GtzExfc62I
08/09/12 19:46:54 O
ここはネイエラの繁華街、ネオンの太陽がジリジリと照り付ける夜の砂漠。
そう、砂漠。ここへ来る度にこの例えが一番しっくりくると思う。
一見すると人で賑わう街頭も、実際は違う。飛び交う視線は品定めのもの。
利益と功名心を天秤に掛けながら、“同業者”を品定めする乾いた街。

生き残るため
辿り着くため
この街から、それは既に始まっている。
ゴルディアス最深部への到達。数え切れないロボ乗り達を飲み込んできた闇は、
小さな片田舎のプラント都市を、金と欲望に群がるクソが溢れる砂漠に変えた。

「ケッ、我ながら詩人だねぇ…」
思わずボヤキが漏れる。ついでにため息も一つ。
もうすぐ目的の店だ。通りの向こうにチカチカと瞬く古ぼけた電光看板が見えている。
この街でも特に腕の立つロボ乗り達が集まる酒場、“デザートオーシャン”。
「さぁて、今日こそはオイシイ話が転がってるといいね。」

まあ要するに…アタシもこの街のクソッタレ共と、同じ穴のなんとやらってワケだ。


うっとうしいくらい眩しい、品の無い太陽の光が消えた。
建物の中に入ったからだ。まるで砂漠の中にオアシスを見付けたような気分。
タバコの煙が充満して、あちこちで下品なバカ笑いが聞こえるこの店も、外よりはマシ。

>>8
2階に上がると視線は一層強くなり、これだけの喧騒にもかかわらず、不思議な静けさがある。
アタシはそんなピリッと張り詰めた空気が好きだ。
気分を良くして階段脇のテーブルに腰を降ろすと、のんびりと店内を右から左へ一瞥。
目が合った男が慌てて目を逸した。アタシが“誰”なのか、知っているらしいね。
情けないったらありゃしない。睨み返せとまでは言わないけどさ、もうちょい頑張りな。

『あーあ、今日はハズレか』そう思ってた途端、1人の男と視線がぶつかった。
最悪だ…よりによって“死神ラティフ”だよ。
巷じゃあ“生還者”だなんて大層な二つ名で呼ばれてる有名な奴だけど…
アタシはそうは思わない。奴は死神だ、奴と組んだらみんな仲良くこの世にサヨウナラ。


6年前…奴と組んだアタシの兄貴も、勿論例外じゃなかったよ。

21:名無しになりきれ
08/09/12 21:06:06 0
マシンガン兵が あらわれたぞ!

22:名無しになりきれ
08/09/12 22:08:25 O
>>19
海外発祥の、テーブルトークRPGの汎用ルールの事。
TRPGは大抵世界観や設定、戦闘ルールはセットだが、
ガープスはキャラメイキングと戦闘ルールが決まっていて、
後はGMの発送とさじ加減で色々な世界で遊べる。
ファンタジーでもSFでも、ロボットバトルでも。

国内ではガープス百鬼夜翔とかが有名。

23:名無しになりきれ
08/09/12 22:34:29 0
>>22
は?GURPSのどこが汎用?
色々な世界で遊べるってほどじゃないだろw

24: ◆5Kq11GJKws
08/09/12 22:34:50 0
ネイアラで一番賑やかな通り『キャットストリート』そこらかしこにごろつき共、そう遺跡探索者達がたむろしてる
月一番のアブナい場所だ、そんな場所に似つかわしくない、いや、今やそれほど珍しくもなくなったが恐らく未成年であろう少年が
何食わぬ顔で歩いていた。古代兵器が18歳未満の年端もいかない少年少女以外に動かせない。この事実がこの吹きだまりに少年がいてもおかしくないという奇妙な状況を生み出していた
「デザートオーシャン・・・ここか」
少年がある店の前で足を止める、吹き溜まりのなかでもとびっきりの場所、遺跡探索者の溜まり場である。少年を迷うことなく店内に足を踏み入れる
店内にはいると少年とは縁のない酒の臭いとタバコの煙が体を包み込んだ。一瞬、顔を歪めるが自分に視線が集中していることに気付き足早に二階へと上がる
「ここにいるのが探索者達か」
周囲を見渡しその異様な雰囲気に飲まれかけるがなんとか耐える
そしてその雰囲気に慣れてくるとこのピリピリした空気が何とも心地よく感じてくる
「これが俺が求めてたものだ」



25:アンジール ◆gyalxMCbGw
08/09/12 22:41:12 0
<キャラ作成用テンプレ>
名前: アンジール
性別: 男
年齢: 27歳
身長: 180
体重: 60
体格: 長身で痩せ型
性格: 極度に面倒を嫌う面倒くさがり屋。現実主義
経歴: 月面軍人、階級は少尉。
備考:

<機体作成用テンプレ>
名前: AM24(シューニャ)
サイズ:15m
運動: A
装甲: E
移動: B
地形適応:宇B:空C:陸B:海/
【武装】
ミサイル用デコイ
不器用格納ラック
簡易偏向シールド
【機体解説】
最近配備された高速戦闘用の軍用機体。
装備は特に決まったものはなく重量の問題をクリアすればどんなものでも使用できるようになっている。
また非常に簡易的な構造をしているため生産コストが安く整備性に優れ
個人でのチューンも専門知識があればそれなりにやりやすい。
これといって特徴もない機だが一つだけ特殊なMS(マニュピレイトシステム)を搭載しており。
これはヘッドギアを装着することによって脳に電気信号を送りこみ直接機体を操縦することができる。
しかし常人では精神障害を起こすほどのストレスが生じるため使うものは少ない。

26:ラティフ ◆8ASIij4r/U
08/09/12 23:35:42 0
ぼんやりと光る遺跡内部は広い。
20mから時には50m近いロボ群が徘徊してまだ広すぎる余裕があるのだから。
光っているのは壁に付着した光苔とも、組まれた石塊がその自重によって電気を発しているとも言われているが、そんな事どうでもいい。
ここは月面遺跡でも未到達エリア。
どこから沸いてくるか判らない超古代文明ロボが目の前にわんさかといる。
更に奥へ進まんと俺達は深く深く潜っていた。
このチームで潜るのも何度目だろうか?

「はは!おっさん!これがあんたの言う戦いの怖さって奴かい?」
先頭を行く餓鬼から通信が入る。
奴は古代文明ロボに選ばれた事もあり、怖いもの知らずで先行して行く。
奴の乗る【ミノタウロス】は重AM(アサルトマシナリー)と比べても遜色がない。
遠距離戦闘こそ不得手とするが、厚い装甲と圧倒的なパワー。
そして手に持つ巨大なハルバードを薙ぎ払う度に遺跡のガーディアン【土偶】を蹴散らしていく。
【土偶】が放つ光線に被弾しようとお構い無だ。

俺達のチームは【ミノタウロス】を攻城槌にして、他のメンバーがカバーしながら押し進んでいくスタイルでこの深部まで潜ってきた。
そして俺はチームの目だった。
元々強襲偵察機として作られたオクトバ61式に更にカスタマイズを重ねた各種センサー群がチームの目たらしめている。
このまま更に奥へ、最深部へいけるのではないか?
チーム全体がそんな熱気に中てられる中、俺は何か嫌な予感がしていた。
「おい、待て!何か嫌な予感がする!」
「おっさん、臆病風に拭かれたなら引退しなよ!このまま最深部までいってやる!行くぞ!ミノタウロス!」
根拠があって言ってることじゃない。
連日負け知らずで、今日も順調に来ている中、餓鬼がのぼせるのも無理ないだろう。
だが、20年。
20年、好き好んで鉄火場に首突っ込んできた俺の勘が告げていたんだ。
**ヤバイ何かがいる**と。

そしてそれは直ぐに現実のものとなった。

破壊された【土偶】どもの破片の奥から現われた見たこともない超古代文明ロボ。
大きさは俺のディープシーカーと変らない。
超古代文明ロボにしては小型な方だろう。
そいつの頭部が赤く光った瞬間、【ミノタウロス】の動きが止まった。
まるで石になったかのように、だ。

「な、なんだ!?動け!ミノタウロス!どうした!?」
それがクソガキからの最後の通信だった。
ミノタウロスの動きが突然止まり、俺達のフォーメーションが崩れた瞬間、【奴】の頭部から無数のチューブが伸びてきた。
瞬く間にミノタウロスにチューブが突き刺さり、そのあとはまさに悪夢だった。
あとからディープシーカーのセンサー解析で判った事だが、赤い光は超古代文明ロボ用のジャミング、そしてチューブはハッキングツールだったんだ。
突き刺さったチューブをチームの一人がレーザーで断ち切ったがもう遅かったんだ。
コントロールを奪われたミノタウロスは突如として俺達にハルバードを振るった。

最大のアタッカーを奪われた衝撃が不意打ちを許した。
次々と落とされていくチームメイト。
沸いてくる【土偶】ども。
俺はありったけのチャフやミサイルをばら撒きながら逃げてきた。

遺跡から這い出し、遺跡探索を管理する軍にデータを渡した。
奴は【メデューサ】と名づけられ、新型ガーディアンとして配信されるだろう。
だが、そんな事はどうでもいい。
またしても一人で生き残った俺は、ディープシーカーをバンカーに入れた後、有り金全部下ろしてカスタマイズの指示をした。
コストの高さと管理維持に金がかかりすぎる為、生産ラインには乗らない一品をつけるためだ。
それが特殊鏡面装甲。
光学兵器に無類の強さを誇るその装甲。
どういう原理でジャミングしているかはわからないが、光である以上、それも有効のはずだ。
今度あったら何があっても潰してやる!

27:ラティフ ◆8ASIij4r/U
08/09/12 23:36:03 0

>20
遺跡から帰った足で即デザートオーシャンに来たせいか、まどろんいたようだ。
もしかしたらこのままソファーで眠りこけていたかもしれない。
が、突然変ったサロンの空気が俺の眠気を払ってくれた。
目を見開くと、丁度階段脇の席に座っていた女と視線がぶつかる。
ビリッと来るような鋭い視線に完全に目が覚めた。

俺はにやりと笑い、グラスと葉巻を持って席を立つ。
名前は覚えていないが、仇名と噂は知っている。
その纏う雰囲気といい、十分だ。
「月面最大手軍需企業“トライアンフ”のテストパイロットが遺跡探索の店に来る聞いていたが、お前さんだったか。」
サロンに上がってくる以上、目的は一つだ。
声をかけながら、テーブルの上の端末に認証カードを差し込み、ディープシーカーのデータを出す。
既に更新されており、鏡面装甲バージョンのディープシーカーのデータが出るだろう。

「仲間を探していてね。それも最深部までいける奴だ。
良ければあんたのデータも見せてくれねえか?」
サロンではこうやって仲間を探す。
自分の機体データと共に、到達深度も出る。
そこで仲間足りえるか力量を測る訳だ。
トライアンフのテストパイロットなら最新の機体だろうし、それなりの腕もあるだろうと見込んでの事だった。

だが、俺はまだ気付いてなかった。
この目の前にいる女が六年前組んでいたキングの妹だなんて事は。

>24
丁度その時、階段から上がってきた少年が視界の隅に入った。
年の頃からして超古代文明ロボ乗りと見て間違いないだろう。
超古代文明ロボに選ばれるのは何故か18歳未満に限られる。
選ばれた後、18歳以上になったあとどうなるかまではデータにないが、な。

少年を一瞥したあと、視線を目の前の瞬間湯沸かし器へと戻した。


【ユーリ&エル&エンジール、ようこそ!ヨロシクね】

28: ◆5Kq11GJKws
08/09/13 00:03:25 0
>>27
(ヤバい、たまんねぇ!)
興奮を抑えられず顔のにやけが押さえられない
先ほどまで不安半分期待半分だったが今や期待で胸が満たされ少年は若さ故の無遠慮さで
二人の会話に割り込んだ

「おじさん、お姉さん遺跡探索に行くんですよね?是非僕も仲間に入れてくれませんか?」

ニコッと無邪気そうな笑顔と白い歯を覗かせながら単刀直入に話に割り込む

「これが僕の認証カードです」

自分の認証カードを机の上に置く

【挨拶が遅れました。よろしくお願いします】

29:エル ◆GtzExfc62I
08/09/13 02:00:36 O
>>27-28
奴はニヤリと笑って席を立った。間違いなくこっちに来るだろうね。
>「月面最大手軍需企業“トライアンフ”のテストパイロットが遺跡探索の店に来る聞いていたが、お前さんだったか。」
……ほら来た。しかも今日アタシがこの店に来るのを知ってるオマケ付き。

テストパイロットには2種類いる。新型“機”を試す奴と、新型“兵器”を試す奴。
アタシは後者、そのおかげで愛機に付いた仇名がハリネズミときたもんだ。
ヘッジホッグには元々あんなにゴチャゴチャと武器は積んでなかった。
最初は数十種類の火器を一括管理できる新型FCSの搭載実験だけだったんだよね。
今思えば100%アレが元凶だわ、うん。『マズい!』と気付いた時にはもう手遅れ。
済し崩し的に武装がドンドン増えてっちゃってね、はい立派なハリネズミの出来上がり!

>「仲間を探していてね。それも最深部までいける奴だ。
良ければあんたのデータも見せてくれねえか?」
ディスプレイに表示されたデータを面倒臭そうに見る。一応は建て前ってヤツさ。
『いかないか』と言われて『すごく…いきたいです』みたいなノリはアタシ的にNG。
それに何よりこの男が嫌いなんだよね。兄貴のことで恨んでるワケじゃないけどさ。
兄貴は弱かったから生き残れなかっただけ、そう自分に言い聞かせて今まで暮らしてた。
これからだってそうする。そんな風に割り切れるようになったのは…いつから?
とにかく、今アタシの目の前にいるラティフは名声通りの実力を持ったロボ乗りだ。
断る理由は無い……と思う。

だけど、胸焼けに似た何とも言えないモヤモヤが邪魔をする。
もしかしたらアタシは今でもこの男を憎んでいるのかもしれない。
幼い頃に親を亡くしたアタシにとって、たった1人の肉親を奪ったこの男を…
「へぇ…LEVEL4まで潜ったんだ。やるじゃん。」
よし、声は震えてない。いたって普通の調子のはず。でもモヤモヤはまだ消えない。
消えないどころかモヤはパチパチ火の粉を散らして燃え上がる炎に変わってた。

肉親を死なせた男が目の前にいる、許せるか?『答えはNo』
ここはケンカ禁止区域、我慢できるか?『答えはNo』
アタシが何て呼ばれてるか、知ってる?『瞬間湯沸かし器』
OKOK、やっぱりアタシってばコイツの事が死ぬほど憎いっぽいわ。

「で…またアンタは1人でノコノコとアホ面して戻って来た、と。」
立ち上がると同時に拳骨をブチ込んでやろうと、拳を握り締めたその時だ。
>「おじさん、お姉さん遺跡探索に行くんですよね?是非僕も仲間に入れてくれませんか?」
なんてマヌケな顔…ヘラヘラと笑うガキが、アタシ達の横に立っていた。
あんまりにも場違いなガキのアホっぽさに、燃え上がった怒りはあっさり鎮火完了。
>「これが僕の認証カードです」
そしてトドメの一言。こりゃダメだわ、暫くは火が着かないね。
完全に殺る気が削がれたアタシは、とりあえずガキが置いたカードとラティフを交互に見て…

「誰コイツ、ひょっとしてアンタの知り合い?」
アタシは苦笑いを浮かべてラティフに尋ねた。やっぱり今日はハズレっぽい気がしてきたよ…

30:エル ◆GtzExfc62I
08/09/13 02:06:27 O
>ラティフとユーリ
こちらこそ宜しくお願いしますね。
ユーリさん、本編ではバカ扱いしているけど、アレはあくまでもキャラクターの心情だからね。
そしてラティフさん、エルの兄の名前はまだ決めてないので、よければ名前を付けてくれますか?

31: ◆F0y9OSh.EU
08/09/13 10:23:30 O
名前:テオドール・ドレイク
性別:男
年齢:41
身長:167
体重:53
体格:中肉中背
性格:狡猾

備考:ロンドンに本社を置く政府系の国策宇宙開発企業 エア・シュリンセン社の幹部
軍による調査が失敗した事の批判の二の舞を恐れたイギリス政府より
月面で大幅な特権を与えられていたエア・シュリンセン社が政府に代わって
月面に眠る超古代の遺産を調査・発掘するよう命じられた

そして重役会の強い推薦の結果
若手幹部の筆頭であるドレイクに白羽の矢が立ち
大英帝国と女王陛下の威光を背に 月面へと派遣される事になった




32:ケイ&モエ ◆1CUc5Z2Dzk
08/09/13 10:39:44 0
<キャラ作成用テンプレ>
名前: AKB-KEI(アキバケイ)
性別: 男性型
年齢: 外見十台半ば
身長: 165cm
体重: 52kg
体格: 細身
性格: 演算装置なので頭はいいが何故か執事服を着ている
経歴: 表向きは少し変わった古代ロボ乗り。正体は古代文明期に作られた
ニ体一組の警護用ホムンクルス【サーヴァンツ】の片割れ。
何の警護をしていたかは永い眠りの間に忘れてしまった。
モエに搭乗時は文字通り頭脳となる。
最深部にたどり着いて遺跡に縛られたガーディアン達を解放するのが目的。

<機体作成用テンプレ>
名前: AKB-MOE(アキバモエ)
サイズ: 160cm/30m(可変)
運動:E
装甲:A
移動:A
地形適応:宇A:空A:陸A:海A
【武装】 特殊加工メイド服(見た目からは想像もつかない防御力を誇る)
モップ型万能ロッド
【機体解説】ケイの片割れ。メイド服を着た女性の姿をしている。
機体としては運動オンチだが様々な超常現象を発動させることが出来る。
警護用だけあって防御・回復系スキルを持っているのが最大の特徴。
ケイが搭乗すると精神連結する。ケイが搭乗していないときは超オバカ。

33:なりきり馬鹿を殲滅せよ ◆iMXnxknAbI
08/09/13 11:29:53 0
キモいぞなりきり馬鹿どもよ。

34:ゲイザム ◆G4B07rF5yE
08/09/13 12:22:38 0
名前:ゲイザム・オーグウェル
性別:男
年齢:37歳
身長:194cm
体重:110kg
体格:超絶筋肉質
性格:残忍で下品
経歴:闇闘技場出身の傭兵、逮捕歴がある
備考:「放たれた悪魔」の異名を取るスキンヘッドの傭兵
    敵は皆殺しにする主義で、無人ロボ相手でも機能停止まで攻撃を辞めない
    気に入らない相手は仲間すら謀殺する残虐かつ危険な人物である
    闇闘技場出身で、対人戦でもロボット戦でも戦闘力は高い
    楽しみなのは戦いで、遺跡の謎にはさほど興味は無い

名前:ギガンティック・ゴリラTYPE-37564
サイズ:25m
運動:B
装甲:S
移動:B
地形適応:空B陸S海B宇A
【武装】
3連装マシンキャノン×2(胸部にそれぞれ二基ずつ)
プラズマ式ロケットランチャー(左肩)
ギガントナックル(両腕)
アブソーブ・ギガントナックル(両腕)
プラズマ式レールガン(右肩)
ハイパワー・プラズマレーザービーム砲(腹部)
【機体解説】
闇闘技場時代に使用していたギガンティック・ゴリラを実戦用に改修したもの
強力なプラズマジェネレーターで動作し、パワーだけなら古代兵器にも劣らない
その名の通り、ゴリラを模した外観で腕部が異様に巨大で長い
各種プラズマエネルギーを応用した火器によって、中~遠距離の射撃戦を難なくこなす
また、接近戦でも圧倒的なパワーを用いた格闘攻撃で敵機体を叩き潰す
重厚な外観に似合わず運動性もそこそこあり、安定した強さを発揮する
現代兵器には珍しくバリアシステムを搭載していないが、圧倒的な重装甲はそれを補ってなお余りある
ちなみに、「TYPE-37564」とは正式な型式ではなく、パイロットの趣味である

【武装解説】
・3連装マシンキャノン
 近距離防御から弾幕形成まで様々な用途に使用される大型の実弾連射武装
 胸部に二基内蔵されており、カバーが開かれて縦に三つ並んだから銃口から斉射される
・プラズマ式ロケットランチャー
 左肩に装着された大型のロケットランチャー
 砲身が短いため射程距離は短いが、爆風が広いため単発で一定範囲を巻き込める
 弾頭の切り替えで、中~遠距離用の撤甲弾を放つことも可能
・ギガントナックル
 接近戦や移動などに威力を発揮する巨大なゴリラの両腕
 パンチやダブルハンマーなどで敵を叩き潰し、巨体を支える役割をも持つ
・アブソーブ・ギガントナックル
 アブソーブエネルギーを纏ったギガントナックル
 対古代兵器用に搭載された新機構で、触れた相手のエネルギーを吸収できる
・プラズマ式レールガン
 右肩に装着された折り畳み式のレールガン
 ロケットランチャーと同じく、弾頭をプラズマエネルギーの反動によって飛ばす
 そのため、初速が非常に速く威力が安定している
 距離によって砲身を展開し、射程距離を更に伸ばすことも可能
・ハイパワー・プラズマレーザービーム砲
 腹部に内蔵され、プラズマジェネレーターと直結した強力なビーム兵器
 発射時には砲身が展開され、一撃必殺の真っ赤なレーザービームを撃つ

35:ゲイザム ◆G4B07rF5yE
08/09/13 12:38:27 0
客「おい、知ってるか?
  あのデカブツ、また自分の仲間を無人ロボットごと粉砕したらしいぜ…」
客「マジかよ…
  あれが噂の悪魔って奴か」
???「おいおい、モヤシどもが俺様の陰口たあどういうこった、んん?
     俺様がそんな真似をする糞野郎に見えるってのかよ?」

ここは荒くれどもが集まるネイアラの酒場
奥の席にふんぞり返って酒をかっ食らっていた大男が立ち上がる
そして、自分に関してのヒソヒソ話をしていた飲み客に話しかけている

客「あ、いや、何でもねえよ
  なあ?」
客「あ、ああ!
  俺たちは別にアンタのことを悪く言っていたわけじゃねえぜ?」
ゲイザム「俺は地獄耳でな
      マルギコエだったぜ、雑魚どもが」
【そう言うと、飲み客二人の首根っこを掴んで外へと放り投げる】
【二人組みは転がりながら、そそくさと逃げていった】

ゲイザム「へへへ、あらぬ噂ってのは怖いもんだぜ…
      俺様ぐらいになると嫉妬しやがる馬鹿どもが多くて困るなあ」

36:ケイ&モエ ◆1CUc5Z2Dzk
08/09/13 23:19:50 0
キャットストリートを執事とメイドという場違いな二人組みが歩いていた。
もちろん僕、ケイと相棒のモエのことだ。モエが周囲を見回しながら尋ねる。
「ねーねーケイ君、ここが月面で最も賑わってる町だよね?」
「うん、そうだよ」
そう答えると、全力で抗議された。
「そんなはずないよ!
遊園地ないしお菓子屋さんもないしむさ苦しいオッサンばっかりでつまんないお……」
「いや、僕に文句言われても! ってゆーかどんなの想像してたっ!?
ここは遺跡探索者が集まる都市であってテーマパークではありまっせん!」
気を取り直して暫く進み、酒場【デザートオーシャン】の前まで来る。
「遺跡探索者が集まるって事は……てっちゃんもここに来てないかな?」
「去る者は追わずっていうでしょ? どっかで元気にやってるよ」
僕達は各地を渡り歩いて冒険者か何でも屋のような事をやっている。
てっちゃんというのは少し前まで一緒に旅をしていた古代ロボ乗りの少年のことだ。
名前はテセウス。三人+一体でほのぼのと旅をしていたんだけどある日
『てめーらほのぼのし過ぎなんだ、もっと刺激的な冒険がしたいんだー!』と叫んで
去っていってしまったのだ。
中から放り出され他らしい二人組みと入れ違いに店内に入る。

37:ラティフ ◆8ASIij4r/U
08/09/13 23:35:03 0
>29
『瞬間湯沸かし器』に声をかけ、自分のデータを見せたのだが、どうにも鈍いその反応に内心首を傾げる。
受けるにしても断るにしても、即断しそうなタイプだと思っていたからだ。
間抜けにもこの女が六年前組んでいたカネス・キングの妹でうちに俺への憎しみを抱えていたなんて知る由もない。
いや、このときもう少し時間があったのならば思い出したかもしれない。
だがそうそう都合よく時間は止まってくれない。
『瞬間湯沸かし器』の第一声に俺の思考時間はあっさりタイムアップを迎えた。
>「へぇ…LEVEL4まで潜ったんだ。やるじゃん。」
「・・・?」
レベル4。それを聞いて俺は思わず画面を覗き込む。
ディープシーカーのデータは最新版に更新されている。
だが、到達域はレベル4のまま。
俺は確かに未到達域まで潜った。
本来ならレベル5(レコード)かアンノウンになっていなければおかしい。
これじゃ「最深部までいける奴」なんて台詞がいかにも間抜けじゃないか。

>「で…またアンタは1人でノコノコとアホ面して戻って来た、と。」
そんな事考えていると、畳み掛けるようにかけられる言葉。
その言葉には棘どころじゃない、明確な敵意が篭っていた。
「あ”?」
基本的に温厚(なつもり)な俺でも、戦闘帰りでしかもチーム全滅した直後にこういわれればカチンと来てしまう。
俺と目の前の女の間にたちまち緊張の微粒子が充満する。

>28
僅かに腰を上げた瞬間、とてつもない間抜けな横槍で緊張の微粒子が丸ごと吹き飛ばされてしまった。
>「おじさん、お姉さん遺跡探索に行くんですよね?是非僕も仲間に入れてくれませんか?」
信じられねえ。
普通ならこの空気で入ろうにも入れないだろうに、この餓鬼気付きもせずに割って入りやがった。

出鼻をくじかれ微妙に浮いた腰が酷く間抜けだ。
そんな俺の気まずさも知らず、この餓鬼は自分の認証カードをテーブルに差し出しやがる。
まあ、そのどくさくさに紛れて腰を下ろせたからよしとするか。
まさに興が削がれたが、それは『瞬間湯沸かし器』も同じようで、苦笑を浮かべて知り合いかと尋ねてくる。
「馬鹿いえよ。知るかこんな餓鬼。」
そういいながら餓鬼の出した認証カードを端末に差し込み、データを見てみると・・・
【ユーリミヤモト・機体阿修羅】
データを一瞥して直ぐに立ち上がった。
やはり古代兵器乗りで、機体自体かなりのハイスペック。
仲間としては使い出があるだろう・・・が。
今の俺は餓鬼と組む気にはなれない。

「坊主、お兄さんはまだ27と86ヶ月だ。おじさんと呼ぶんじゃねえよ。」
立ち上がりながら餓鬼に注意をしておく。
流石にこの年だから若くはないとは自覚しているが、おじさんと呼ばれると結構ショックなのだ。
「興が削がれた。けえるわ。」
そして『瞬間湯沸かし器』に軽く手を振り階段を下りていった。

>34
階下に降りるとなにやら騒ぎが起こっているようだが、今日は疲れた。
関わらないように裏口から店を出た。
お陰で折角のハゲとの再会を不意にしたわけだが、知らぬが仏。

近いうちにこの三人と再会するだなんて神ならぬ俺には知るところではなかった。


【ゲイザムさん、なんとなく知り合いという事にしておきましたが、どのような知り合いかはお任せします。
テオドールさん、ケイ&モエさん、ゲイザムさん、よろしくね。】

38:名無しになりきれ
08/09/13 23:36:42 0
ここってゴジラスレ?

39: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/13 23:37:33 0
ラティフが持ち帰ったデータは月面軍に大きな衝撃を与えていた。
新種ガーディアンの事もだが、その潜行深度に、だ。
月という星の中心に向かっている以上、その限界深度も算出される。
データを改竄し流出を抑えてはいるが、ラティフの到達した場所は月の中心点に迫るものだったからだ。

「とうとうゴルディアスの最深部への道が開けたわけですな。」
「ここまでこれば民間人の役目も終わったと考えていいでしょう。」
「うむ、ゴルディアスを封鎖の後、軍の特務部隊を派遣しますか。」
薄暗い会議室の中、居並ぶ軍首脳陣がデータを見ながら思考をめぐらす。
当初軍の捜索隊が全滅。
その規模すらわかっていなかった為、物質的・風評的損害を恐れ民間の調査団にも解放した。
いわば軍が民間人や傭兵達を梅雨払いに利用していたのだ。
しかしここまで到達すれば、あとは軍がゴルディアスを独占するべき、との意見が出るのも当然であった。

「しかし・・・このメデューサ、ですか。今までにないタイプですな。」
が、それに歯止めをかけたのは新種ガーディアンの存在だった。
この一言で会議室の空気が一変する。
ここに来て新タイプのガーディアン。
中心に何があるかすらわかっていないのだ。
もしもここで封鎖しておきながら部隊全滅などという目にあえばどうなるか・・・
「・・・中心に迫ったとはいえ、ルート確保されたわけではない。」
「しかもチームは壊滅したそうではないか。未だ危険性が高すぎる。」
「ここに来て新種が出てきたが、このタイプだけとは限りますまい。」
会議が膠着状態に陥ったとき、一人の将校が口を開く。

「皆さん、情報は力です。当初我々は情報がなく、痛手を被った。
かといって、このまま我々が何もしないわけにはいかない。
そこで、いかがでしょうか?民間探索者達でも腕利きを集め、彼らに一度中心まで行ってもらいましょう。」
「どういうわけだ?中心まで行かせてどうする!」
「いえいえ、中心がどういうところかさえ体験してもらえばいいのです。
彼らは土台・・・いや、礎となってもらい、我々はそのあと・・・」
姑息そうに笑う将校に、月面軍首脳陣が同意の意を表す。

「ですが、全員民間というわけにも行かないでしょう。私の所から一人人員を参加させてください。」
「・・・建前は実践テスト、ですか?よろしいでしょう。」
将校に了承を得て軽く頭を下げるのはこの場に合って軍人ではない男だった。
だが、軍にはなくてはならない男。
月面最大手軍需企業“トライアンフ”の専務だった。
彼の頭の中にはゴルディアス利権に食い込む算段と、新兵器実験。そして扱いにくいテストパイロットの始末。
一石三鳥の思惑が渦巻いていた。

しかし思惑が渦巻いているのは何も彼だけではない。
この会議室にいる人間全てに様々な思惑があり、人員派遣から既にそれは始まっているのだ。

40: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/13 23:45:06 0
>29
酒場からラティフが出て行ったあと、エレクトラの認証カードに通信が入る。
それは社長室直々の通信。
その文面は、ヘッジホッグの実践テストを兼ねてチームを組みゴルディアスへ潜る、というものだった。
チーム編成の為、明日の正午、月面軍第六基地へと向かうように、とのことだった。

短くも的確に用件を伝える通信メールにきな臭さを感じるかもしれない。

月面軍第六基地とは通称『港』と呼ばれ、ネイアラの南端に位置する。
ゴルディアスへ向かうには最短の場所である。


>35
酒場で酔客と一悶着を起こしていたゲイザムに一人の男が歩み寄る。
「相変わらず力が有り余っているようだな。」
溜息交じりに声をかける男にゲイザムは見覚えがあったろう。
闇闘技場時代、マネージャーだった男だ。
男はボトルごとゲイザムに差し出すと、話を切り出した。
「こんなところで雑魚相手に息巻いていてもストレスが溜まる一方だろう。
そんなお前に極上の餌を持ってきてやった。
ゴルディアス最深部行きのチケットだ。
ラティフは知っているな?奴のチームを全滅させた敵がうようよいる極上の修羅場だ。
しかもこれは軍公認でな。
思う存分暴れられるぞ?」
そういいながら、第六基地への通行証を差し出すのであった。


>37
ねぐらにしている安アパートへ向かうラティフの認証カードが光る。
通信は月面軍司令部から。
その内容は、ラティフの到達点が中心に近かった事。
そして、選抜チームを組んで中心にアタックするので先導役となって欲しいとのことだった。
文面を見てラティフは端末に到達深度の更新がされなかった理由を知ったであろう。


軍首脳部の様々な思惑の交差する中、極少数のロボ乗りや特務機関員、軍人にそのメールは配信された。
目的は様々ではあるが、目的地は皆ただ一つ。
ゴルディアスの中心へと辿り着く為に・・・
ロボ乗りは第六基地へと集う。

【皆さん、参加ありがとうございます。
嬉しい誤算というか、想像以上に人数が増えたので申し訳ないですがアプローチを変えさせてもらいました。
チーム編成で尺を取りすぎるとロボバトルに辿り着くまでにだれる危険性もありますのでね。
通信描写をしたのは三名だけですが、自分も受け取っていた、受け取っていないけど誰かにくっついていくなど自由に入ってきて下さい。
また、基地への召集がなくとも、ゴルディアス内で合流というのもアリで。】

41:ゲイザム ◆G4B07rF5yE
08/09/13 23:49:01 0
>>36
ゲイザム「なんだあ?
      なんで酒場にガキが入って来るんだあ?
      しかもモヤシ2本と入れ違いかよ、面倒くせえ」

大人の世界である酒場に如何にも場違いな二人組みが入ってきて驚いた
どう見たってガキにしか見えねえじゃねえか
ここじゃガキにミルクも出したりしてんのかよ

ゲイザム「おいおい、ガキにメスガキ、ここは酒場だ、分かってんのか?
      おまえらみてえなミルク飲み盛りのガキが来るとこじゃねえんだよ
      さっさと帰りな」

とりあえず鬱陶しいから帰らせるために言い聞かせる
ガキはウザったくて敵わん
正直苦手だ

42:ゲイザム ◆G4B07rF5yE
08/09/14 00:05:10 0
>>37
【分かりましたです】

>>40
>「相変わらず力が有り余っているようだな。」
ゲイザム「ああ?
       ウザってえなあ…
       てめえも同じように吹っ飛ばされ…
       …お、てめえは闇闘技場に居た時の…」

見覚えのある顔を目にし、直ぐに思い出す
記憶力は良くないんだが、こいつにゃ随分と世話になったからしっかり覚えている
昔闇闘技場に居た頃、俺のマネージャーをしていた奴だ

>「こんなところで雑魚相手に息巻いていてもストレスが溜まる一方だろう。
「本気なわけねえだろ?
 むしろその逆、ストレス解消のためだぜ」
>そんなお前に極上の餌を持ってきてやった。
  ゴルディアス最深部行きのチケットだ。
  ラティフは知っているな?奴のチームを全滅させた敵がうようよいる極上の修羅場だ。
ゲイザム「へへ、相変わらず話の早い男だぜ、てめえはよ
       ず~っと待ってたぜ、遺跡の奥に入れる日をよお!
       …しかも、ラティフの部隊を全滅させたってのか!?
       こいつは楽しみで仕様がないぜ!
       久々に好き勝手出来そうで、もう大満足だ
       ありがとうよ、感謝しとくぜ」

そう言うと、俺は通行証を受け取って上機嫌になった
ラティフは傭兵仲間で、前はよく仕事をしていた
ガキが気に入らないって点で馬が合って、よく古代兵器のパイロットがどうのこうのという話もした
ここ数年ほど会ってなかったが、奴もここに居たとはな
…ともかくも、ラティフは俺くらいには腕の立つ傭兵だ
そいつが居る部隊を全滅させたとなると、腕が鳴っちまって仕様がねえ

43:エル ◆GtzExfc62I
08/09/14 00:12:01 O
>「馬鹿いえよ。知るかこんな餓鬼。」
冗談じゃないと言わんばかりの即答に、つい吹き出しそうになった。
一瞬だったけど、確かにアイツは怒ったみたい。
アホ呼ばわりされた事に対してか、それとも……仲間を失った事に対してか。
それは分からない。本人じゃないとね。
ラティフはガキのデータをチラ見しただけで席を立った。
>「興が削がれた。けえるわ。」
ごもっとも。アタシもガキの機体情報を流し読みする内に疲れてきた。
こっちに背を向けたまま、ひらひらと手を振りながらラティフは帰って行く。

「ボウヤはもうちょっと大人になったらまたおいで。」
パネルを閉じるとカードをガキ…確か名前はユーリなんとかだったっけ?に渡した。
今日はハズレ…でもないかな。
ラティフの機体情報は見ることが出来た。本人と会って直接話せたし、とりあえず良し。
席を立つとポケットの携帯電話が鳴った。と同時に認証カードに1通のメール。
携帯の小さな画面に並ぶ番号は、トライアンフの兵器開発2課。
日付変わるまで電話するなって言っといたのに、一体何だろう。嫌な予感がするよ。

通話ボタンを押して電話に出ると、アタシはユーリに手を振りながら階段を降りた。

44:ケイ&モエ ◆1CUc5Z2Dzk
08/09/14 00:20:55 0
>>41
>「おいおい、ガキにメスガキ、ここは酒場だ、分かってんのか?
 おまえらみてえなミルク飲み盛りのガキが来るとこじゃねえんだよ
 さっさと帰りな」
「むむむ……メスガキとは失礼なのだ!ケイ君はガキだけどモエはガキじゃないぞ!」
なぜに僕だけガキ!?
そりゃー外見だけで言えば戦闘担当のほうが年上っぽいかもしれないけどさー。
「すいません、こう見えて古代ロボ乗りなんです」
余計な軋轢は避けるに限る。
モエの頭を下げさせながら認証カードを取り出して見せた。

とりあえず適当な席に座って情報収集する。
座っているだけで情報が集まるのかって?
僕には普通の人には喧騒にしか聞こえない混ざり合った会話も認識する事が可能なのだ。
「なるほど……前から知ってはいたけど本当に危険な遺跡みたいだ。
やめるなら今のうちだよ」
確認しても意味はないと分かっている。
モエは『行くお!』と元気一杯に答えると決まっている。
が、答えは返ってこなかった。なぜならもうどこかに行っていたからだ。
「ああもう! 勝手にうろうろして!」
と、叫び声が聞こえてきた。
「藻前らやめろーーーーーーーー!!」
「ぐへへへへ、いいじゃねーか」
早速チンピラにからまれている。大変だ!
次の瞬間、確信に近い予想通り恐れていた事が起こった。
「うおりゃあ!!」
渾身のパンチで吹き飛ばされて壁にめりこむチンピラ。
いくら彼女が肉弾戦向きではないとはいえ力は人間とは比べ物にならないのだ。
「セクハラいくないお!」
あわてて駆けつけて事態の収拾にかかる。
「ダメでしょ、手加減しなきゃ! すいませんすいません!
今すぐ回復と修復して!」
「……はーい、ヒーリング~」
モエは膨れっ面で震えながら這い出てきたチンピラと壁に回復用ESPをかけた。
壁がみるみるうちに元通りになっていく。
周囲から驚きの声が上がる。
「あ、あれ?」
いつの間にか注目の的になっていた。まあこれだけ大騒ぎすれば当たり前か。
元気になったチンピラが呆然としながら聞いてくる。
「な……なんだ? そいつ」
答えるかどうか迷ったけど、回復系スキルを搭載している機体は珍しいはず。
もしかしたらこの騒ぎを見た人が一緒に行きたいと言ってくれるかもしれない。
「僕の搭乗機、AKB-MOEです!」
こんなオバカな奴だけど彼女を紹介する時には自然と誇らしげになってしまう。
本当は単なる搭乗機じゃなくて相棒なんだけど……ね。

【>ラティフさん&皆さん
はっちゃけた設定だけどよろしくねー!】

45: ◆5Kq11GJKws
08/09/14 00:44:01 0
>>37
「すいません、お兄さん・・・て、待ってくださいよ」
謝っている隙に下に降りていくラティフを追うとはしなかった
(チッ!腕利きだと思って声をかけたが失敗だったかこの女は逃がす訳にはいかねえな)

>>43
>>「ボウヤはもうちょっと大人になったらまたおいで。」
(ガキ扱いしてんじゃねぇよ!)
心の中で舌打ちし悪態をつくとエルまでもが下に降りていった
「っちょ!ちょっと待ってくださいよ!!お姉さん!」
二人に逃げられ一人その場にポツンとたつユーリに視線が集中する
居心地の悪さに耐えかねて後追うように下に降りる
一部始終を見ていた者達からは大爆笑が起こる
ユーリは顔を真っ赤にしながら降りるとそこにはそこで騒動が起きていた

【大丈夫、わかってますよ】
>>44
ケイとモエの騒動を眺めていた
「世の中おかしな奴らいるもんだな~」

【よろしくお願いします】

46:名無しになりきれ
08/09/14 01:08:04 0
このスレニート大杉

47:名無しになりきれ
08/09/14 08:57:31 0
名前:レイ・アーノルド
性別:男
年齢:17歳
身長:168cm
体重:103kg
体格:肥満体
性格:温厚(スイッチオン時:熱血)
経歴:地球生まれ、3歳の時に史上最年少で古代兵器のパイロットに選ばれる
備考:17歳にして体重百キロ超えの肥満少年
    少々思い上がっているところがあるが、本来の性格は温厚
    戦闘中にスイッチが入ると性格が変わり、暑苦しい熱血漢となる
    食べることが大好きで、コクピット内はいつもお菓子でいっぱいである
    また、太っているにも関わらず意外と運動神経は良い
    史上最年少の3歳という幼さで古代兵器のパイロットに選ばれ、一部地域では有名人

48:レイ ◆LCcrcOjRjc
08/09/14 09:22:11 0
名前:テクノ・ジャイアント
サイズ:50m
運動:D
装甲:A
移動:C
地形適応:空C陸S海A宇宙B
【武装】
格闘
レーザー・アイ
エンシェント・デバイス「レーザー・ガンビット」(パイロットの意思での使用不可)
自己修復機能
【機体解説】
テクノ隊の唯一の帰還者である運搬用のオートロボが持ち帰った謎の古代兵器
これまでに発掘された古代兵器の中では1、2を争うほどに巨大である
白く艶やかな装甲には、虹色に輝く古代文字のような象形が刻まれている
胸部には青い水晶球のようなクリスタルがあり、ここからコクピットに入る
目は赤い水晶球のようなクリスタルで、赤いレーザービームを放つことが可能
武装は少なく、戦闘時は巨体を生かしたパワー攻撃か目からのレーザーのみである
が、パイロットのスイッチが入って熱血な性格となった時にランダムで封印された武器が使用できる
他にも様々な機能があるとされるが、真偽は不明

49:レイ ◆LCcrcOjRjc
08/09/14 09:31:56 0
十数年前、アメリカ合衆国の期待を一身に背負って遺跡の最深部へと降り立った
その調査部隊の名は「テクノ隊」、隊長はテクノ・アーノルド
しかし、「変なロボットを見つけた」という交信を最後に通信は途絶
隊長テクノを含む隊員十数名は、その後全員戻ってくることはなかった
唯一、あらかじめルートを設定して遺跡の内外を行き来するオートロボだけが帰還した
そのオートロボに牽引されて、一機の巨大な古代兵器が地上へと姿を現した

一方、テクノの未帰還を悲しみ月へと足を運んだ妻子
遺品でもある古代兵器が突如動き出し、当時3歳だった隊長テクノの息子レイを見つめる
そして、胸部青い水晶球が輝き、3歳の少年を内部のコクピットへと誘う
ここに、史上最年少の古代兵器パイロットが誕生する

50:レイ ◆LCcrcOjRjc
08/09/14 09:58:15 0
整備「デカいなあ…
    これが噂のテクノ・ジャイアントとかいう古代兵器か…」
「見とれるのは構いませんが、こちらの指示通りの整備をしてくださいよ
 おたくが古代兵器の整備もするっていうから頼んだんですから」
整備「分かってるって
    任せとけって
    …まあ、史上最年少のパイロットと史上最大の古代ロボを同時に見てるんだ
    さすがの俺も少しばかし感激しちまってな」
【太った少年が、無駄に意気込んでいる整備員を心配そうに見つめている】
【不遜な態度に口の聞き方は気に入らないが、古代兵器の整備をしてくれるだけでも貴重だ】
【最初はどこを当たっても断られたからだ】

「ま、いっか
 正直言うとロボを置く場所が欲しかっただけだし…
 普通の整備員さんじゃロクに手出しはできないだろうし…」
【テクノ・ジャイアントは規格外の古代兵器の中でも更に規格外】
【まともな整備なんて最初から期待しちゃいない】
【内部メンテナンスに到っては、コクピットに入れる僕だけにしかできない】
【あの整備員ができることは、せいぜい外装を磨くぐらいだ】

「さてと、まずは情報集めからだね
 酒場に向かうべきだろう」
【そう言うと、手近な酒場へと適当に入っていく】
【未成年者なのに酒場に入るのは、ロボット乗りには大人が多いからだ】
【この街じゃ、未成年者が酒場に居てもおかしくはない】
【情報集めのためには、バーテンや大人のロボット乗りから聞くのが一番】

>>44
「………」
【店に入った途端に展開している光景に度肝を抜かれた】
【なんなんだ、この人たちは?】
【酒場での喧嘩は日常茶飯事でも、これはいささか常軌を逸している】
【殴られた人が壁にめり込み、さらにそれが元通りになったのだ】
【こんな非常識な真似ができるのは、古代兵器ぐらいにしか考えられない】
【でも、そんなロボなんかどこにも居ない】

「こ、これはどうなってるんですか!?」
【関わるまい、そう思っていた】
【が、持ち前の好奇心を抑えられず、思わず口が開いてしまう】

51:名無しになりきれ
08/09/14 10:40:16 0
ラティフの機体はバリアシステムが厨臭い
どこのヤタ○カガ○だと問いたい

ユーリとケイの機体は趣味性が入りすぎて引く
古代兵器だと誤魔化してもいささか世界観が違いすぎる

エルの機体は幾らなんでも火力が高すぎ
現実離れするにもほどがある搭載量は考えもの
あと、そんな大火力を遺跡内という地下の限られた空間内でぶっ放すつもりか?
生き埋めで終了ですごめんなさい

アンジールの機体は設定が主な舞台となる遺跡内とは噛み合わない可能性あり
エル機同様、遺跡内の限られた空間で高速で動き回るには無理がある
どちらも広い屋外向きの戦闘兵器

ゲイザムの機体はバランスを重視し過ぎ
欠点らしい欠点も無く、現代兵器と古代兵器の利点を余すところなく詰め込んでいる
「最強厨」の典型例と言っても過言ではない

レイの機体はデカ過ぎ
いくら古代兵器最大50mあると言っても、そのまま出すのはKYそのもの
30mが標準であるという設定をストレートに無視している

52:名無しになりきれ
08/09/14 10:43:36 0
こんなことは言いたくないが、おまえら素人だよな?
リアルさを抜きにしてもここまで問題を残しているというのは酷すぎる
明らかにTRPGには向かない人間だと思う
今のうちにやめておいた方が賢明だぞ?
ボロが出れば大恥掻くのは目に見えている

53:名無しになりきれ
08/09/14 10:57:06 0
さっそく湧いてきたか

54:名無しになりきれ
08/09/14 12:23:37 O
>52がお手本を見せてくれるそうです

55:名無しになりきれ
08/09/14 12:25:15 O
ロボだけにボロがでました

56:代理投稿
08/09/14 14:48:06 0
◆xK7dfy5P/g :08/09/14 01:31:16 ID:yrW4riHh
<キャラ作成用テンプレ>
名前:コウキ・ナグモ
性別:男
年齢:15歳
身長:155cm
体重:44㎏
体格:痩せ型
性格:迂闊、後ろ向き
経歴:機体発見から半年程度
備考:半年前までは普通の中学生でしかなかったが、
各地で古代文明のロボットが次々に起動する中避難中に
引き寄せられる様にロボットを発見してしまいそのまま搭乗、
戦闘を行い無差別破壊を引き起こしてしまった。この事件でナグルを
危険視した日本政府に拘束され元の生活に戻る事と引き換えに
無理矢理遺跡探索に駆り出された。本人いわく、自分の意思で
乗り込んだのではなく機体に操られた、だがその発言が
より一層危険度を引き上げた事にいまだに気づいていない。
また、交渉等の進行と監視を兼ねて日本政府からの依頼で
月面軍少佐『ジェリド・ミラ・カクーラー』が同行している。
   
<機体作成用テンプレ>
名前:ナグル
サイズ:約34m
運動:A
装甲:B
移動:B
地形適応:空A陸B海B宙A
【武装】
エネルギーブレード
ミサイル(中に詰まっているのは火薬ではないらしい)
胸部エネルギーキャノン
背部特殊兵装各種
【機体解説】
構成物質、動力源、内部構造など全てが不明な謎のロボット。
意思があるらしいが普段はそれが前面に出る事はなく戦闘中にのみ
パイロットであるコウキを半ば洗脳する形で操縦させているとのこと。
非常に禍々しい外観は見る者に恐怖を与える効果があるとされている。
コウキいわく、ナグルは本来の性能を全く発揮できておらず
またそれを発揮させる為に必要な物も分からないらしい。
最大の特徴は背中に付いている翼の様な形状の装備で、
センサー類でしか判別できない不可視のエネルギーを様々な形状に
変化させて放出、設置できる。一種の対ロボット用トラップであり
目視戦闘ではいやらしい戦い方ができる……が、近接戦闘は
機体的にもパイロット的にも不向きでありもっぱら後方支援用と言える。
またこの機体は人型ではあるものの下半身がなく、常時浮遊している。

【突然失礼致します、この様な物でよろしければ参加したいと思いますがよろしいでしょうか……?】

57:アンジール ◆gyalxMCbGw
08/09/14 15:20:43 0
ネイアラの南端……ゴルディアス遺跡に最も近い場所である第六基地。
ゴルディアス遺跡に最短でいける、そのためか港とも呼ばれる場所である。
そして様々な機体と人間がすれ違う第六基地のドッグの一画にとある機体を見上げている男が一人…
男が見上げているのは昨日搬入された軍の新型高速戦闘用機体……
テストパイロットとして自分が乗ることになる機体を見に来たのだった。
「お、旦那じゃあありませんか。旦那がこいつに乗ることになるんですか?いいですね毎回新型機体を回されて…」
整備班の一人が親しげに話しかけてくる。旦那と呼ばれた男はフッと笑う。
「新型機など面倒なだけだ。毎回与えられる度に苦労して馴らさなければならない俺の面倒も考えろ」
そして差し出された認証カードを受け取り懐から出した軍用の携帯端末を使ってカードを読み取る。
機体情報が端末の画面に表示されていく。それを真剣な目で見ていく。親しんだ機体のように流し読みというわけにもいかないからだ。

「機体は高速戦闘を意識しています。武装も固定兵装をなるべく排除、
 簡易的なフレームを使用することにより強度を確保し生産コストを抑えめにしてあります。」
整備班の男の説明を聞いているうちにだんだんと疑問が浮かんでくるアンジール。
情報や整備班の男の話を聞く限り、この機体は明らかに量産向けだ。性能も平均……さらには高速戦闘……
不明勢力が数多く存在しまた狭い空間のゴルディアスに使うために開発したとは考えにくい。
「……気づきましたか。そうなんですよ。ちょっとおかしいんですこれは。」
アンジールの考えを見透かしたかのように説明をやめ耳元によってくる男。

「そう、今量産機なんて配備したって意味ない。だいたいこんなお世辞にも高性能って言えない機体…しかも高速戦闘用!?
 こんなんゴルディアスに送ったってボロボロになって戻ってくるのが関の山ですぜ。
 なのに再来月にはこいつは6機もロールアウトする予定になってる。おかげでうちのシフトまで大荒れだ!」
「文句を言うな。面倒なのは分かるが命令な以上何を言っても仕方がない」
男をたしなめるアンジール、しかし言っていることが分からないわけではなかった。
だいたいテストも終わって無いのにもう量産に入っている時点で不自然と考えないわけない。
軍は何かをしようとしている……アンジールも確信のようなものを持っていた。
しかし、それを口に出そうとは思わない、言ったところで証拠もあるわけではないし上の連中の耳に届かないとも言えない。
面倒事は何よりも嫌いだ。しかしそんなことは構わずに男は続ける。
「ままあ聞いてくださいよ旦那、こりゃあ俺の予想なんですがね。軍の連中はゴルディアスで何かを発見したんですよ!
 多分、凄い……そう……何かは分かりゃあしませんがそれこそ革新的な何かを……」



58:アンジール ◆gyalxMCbGw
08/09/14 15:21:58 0
そしてだんだんと男の口調に熱がこもってくる。

「軍はそれを独占するつもりなんですよ。いや、ゴルディアス事態を独占して新しい体制を作る気なのかも……
 だとしたら時機外れの屋外戦用の量産機の生産も新しい体制へ向けた軍備としてッ!!」
男の語りがクライマックスに達しようとしたとき、「そこまでだ」というアンジールの大声がドックに木霊する……
周りにいた幾人かはアンジール達を不思議そうに見つめている。だがそれらを視線を無視して静かにアンジールは続ける。
「それ以上は胸の中にしまっておけ…感が良すぎる奴は面倒事に巻き込まれる。知りすぎた奴もだ。
 いいか、俺は面倒が嫌いなんだ……お前は俺の機体をただ整備し俺は命令通りにこいつを駆るだけ、ただそれだけだ。」
その時、アンジールの認証カードが光る……メールでも来たのだろうか。アンジールはスペックカードを引き抜き男に返すと
自分のカードを差し込む。軍から一通のメール、要するにデジタルな命令書のようなものだ。
しかし、いつもと違ったのはそれが暗号コードを使ったメールだということ。
ただならぬ予感を感じアンジールはメールを読んでいく……内容は単純。
ゴルディアスの中心部、そこに派遣される部隊の編成を明日の正午に行う。
その場にアンジールも来るようにというもの……

「旦那?どうしたんですかい?顔色がよくないですぜ」
「……ゴルディアスの中心部に向かうことになるかもしれん」

その言葉に驚きを隠せない様子の男。

「どうやら俺もこいつを任された時から面倒事に巻き込まれていたようだな……
 早速だが命令だ。明日までに整備を終わらせておくこと、それとトライアンフから武器を調達しておくんだ
 そうだな、選べるなら選べるほどいい、できるだけ様々なものを多く取り揃えろ。
 くれぐれもあとで不足が分かって面倒なことにならないように……な、俺は面倒が嫌いなんだ。」
「分かりました旦那!他の奴らにも急遽シフト変更するように言ってきます!」
敬礼のポーズを取る整備兵に笑いかけてからアンジールはドッグを後にした。

【>ALL よろしくおねがいしますね☆】

>>51-52
君の遺跡内には向かないという言葉と屋外向きという言葉が実に助かったよ。
確かにうすうす向かないとは気づいていたんだ……
そこをはっきり言ってくれたから最初から遺跡探索用に作られていないという設定を思いつくことができたんだ。
おかげでGMさんの軍の陰謀と俺の機体の遺跡との噛み合わなさをうまくかみ合わせる事ができた。ありがとう。

59:ドレイク ◆F0y9OSh.EU
08/09/14 19:05:50 O
重役1「政府は我が社に月面の調査をしてくるよう命じてきた…」

重役2「月に眠る超古代の遺産とやら…にわかに信じがたいが…
我が社の利益となりうる物を他国や他の国の企業に奪われてはいかん…」

重役3「左様…我が社は月面における大幅な特権を有しているが
政府は今まで以上の権限を委譲してきた…」
重役4「そして、それらは本日
正式に女王陛下より我が社に与えられたのだ…」

【老人達が口々に割り当てられた台詞のように淡々と発した後
椅子に腰掛けていた小柄な男が口を開いた】

「では私は何をすれば?」

重役1「君にその陣頭指揮を取ってもらいたいのだ…」

重役2「つまり君は我が社の人間であると同時に女王陛下の名代として派遣される…」

重役3「月面に駐屯していた我が社の軍事部隊も今より自由に展開できる…
君には期待しているよ、ドレイク君…」

【深々と頭を下げ 決意を口にした】

「我が社の発展の為…
そして大英帝国と女王陛下の為に任務を遂行して参ります」

重役4「では早速だが月に向かってもらおう…」

重役1「アルラウネ号を使いたまえ…
女王陛下の期待を裏切らぬよう頼むぞ……」

重役2「月面軍には警戒を怠るな…
敵に回すと厄介な相手だ…」

【仰々しく一礼をした後
重役達が集う部屋を後にした】

「全てを牛耳れるのか…
この私がエア・シュリンセン社の名と大英帝国の威信を月面にまで轟かせてやろう……」


60:名無しになりきれ
08/09/14 20:00:09 0
>>59
おい、空気嫁よ

61:エル ◆GtzExfc62I
08/09/14 20:22:26 O
―トライアンフ月面工場、兵器開発2課
業界最大手の企業にしては古臭い雰囲気が漂うドック内にアタシの相棒が眠っている。
AM-TH6X……だった機体、今では昔の面影はカケラも見当らない武器弾薬の化身。
月面軍で正式採用されている火砲支援用の大型機は、更なる重装備によって1回り大きくなった。
軍にいた頃から乗っていたからこそ、変わり果てた今でもギリギリで乗りこなせる。
だけどもう流石に今回は無理かもしれない。
見た事もない巨大な砲身を背負うこの機体をまともに走らせる自信は無かった。

アタシはハリネズミを見上げる。ドックにはアタシ以外に人は居ない。
時計は夜の12時を少し周った辺り。従業員は皆とっくに帰ってる時間だから当たり前。
「人を呼び出しといて待たせるとかナメてんのかアイツは!」
イライラするあまり、近くに置いてあったモップを蹴り飛ばしてやった。
ポケットから認証カードを取り出すと、さっきも読んだ内容をもう一度読み返す。
「…どうしちまったのさ…パトリック…」
拭い切れない不安に、心臓を鷲掴みにされたような気分だった…


―2時間前、キャットストリート
『突然電話してごめんなさい!大事な話があるんです。今からドックに急いで来て下さい!』
発信者はアタシの機体を改造しまくってハリネズミにした張本人、パトリック=タカハシ。
「どうしたのさパティ、言っとくけど愛の告白なら間に合ってるよ。」
いつも温厚でのんびりした性格のパティが、妙に慌ただしい様子。
そんな彼を落ち着かせようと気ィ利かせてやったってのに…
『冗談言ってる場合じゃないんですよ!それと!いい加減その呼び方止めて下さいッ!』
とか怒る始末、こりゃ只事じゃあないとアタシも悟った。
「分かった分かった、すぐに行くよ。2時間ちょいでそっちに着くから。」
『うぅ…2時間ですか…なるべく急いで来て下さいね?!』
そう言うとパティは電話を切った。
最後の妙な“間”は何だったんだろう?胸騒ぎがする。アタシは車に乗り込むと、急いでキーを回した。


62:エル ◆GtzExfc62I
08/09/14 20:25:08 O
―再び現在
「驚いたかね?これが明日君の乗る機体だよ。素晴らしい仕上がりだろう、エレクトラ=キング。」
いきなり背後から声を掛けられて、アタシは飛び上がりそうになった。
「…アンタ誰だい?」
バッと振り返ると同時に身構える。声の主はパティじゃあなかったからだ。
生憎と武器は持っていない。だけど暗がりから歩いて出て来た男には必要なさそうだ。
この鉄臭いドックには不釣り合いな、いかにも高そうなスーツ。
「雇用主に対してアンタはないだろう。まぁ私は別に気にしていないがね。」
スーツの男がハリネズミが背負う巨大な砲を見上げた。
「“ガレキオン”だ。気に入って貰えただろうか、それが気になってな。君を呼んだ。」

嘘だ。すぐに分かった。コイツは嘘をついてる。
「……信じてないようだな。確かに君を呼んだのは我が社の優秀な社員であるタカハシ君だ。」
「パティをどうしたのさ、電話で話すアイツの様子がおかしかったよ。」
アタシは一歩踏み出す。後一歩でスーツ男に蹴りを叩き込める間合いだ。
「彼なら暫くの間休暇を取ったよ。そうだね…君がゴルディアスから帰還する迄、だな。」
「ハァ!?アンタさ、人質とかアタシに通用すると思ってんの?」
やっぱりパティは何か厄介な事に巻き込まれてる。っていうかアタシも同じくね。
本当は動転してたけど、逆に動転し過ぎて1周したっぽい。
自分でも信じられないくらい、アタシのセリフは冷静だった。

「…?妙だな。婚約者が人質になったというのに、随分と平気なようだ。」
『あれ?おかしいな』って顔になったが、気を取り直してスーツ男は携帯電話を取り出した。
「あぁ私だ。どうやら人質は意味が無いらしい。“始末”して構わないよ。『ご苦労だった』と彼につた…」
「ちょ!?待てコラ!!!」
しまった!と思った時にはもう遅い。スーツ男が意地悪そうにほくそ笑む。
クソッ!まんまと一杯食わされた!!コイツは電話なんて“かけてない”んだ!!
「少し安心したよ、君が正直者で良かった。さて、明日の“任務”について話をしようか。」


スーツ男は携帯をしまうと、アタシの肩を軽くポンと叩いた。アタシは…どうすることも出来なかった。

63: ◆GtzExfc62I
08/09/14 20:36:40 O
>>51
いい勘してるね。“生き埋め”だなんて。
ちょいとビックリしたww

64:ケイ&モエ ◆1CUc5Z2Dzk
08/09/14 22:54:43 0
>>50
>「こ、これはどうなってるんですか?」
話しかけてきたのは、立派な体格の少年。年齢的に多分古代ロボ乗りだ。
「彼女は人間そっくりな古代ロボなんだ。俗に言うところのメイドロボ。
それで人間サイズにもなるから場所をとらずに連れ歩けて便利ってわけ」
……といっても普通信じられないよなあ。
そこで、酒場のマスターが親切にも声をかけてくれた。
「ボーヤ達、遺跡初心者かい? あの遺跡は一人で行けるほど甘くないぜ!
……とはいえ2階に行ってもベテランさんには相手にされないだろうし
そこのテーブルで初心者同士自己紹介でもする事だな!」
マスターが指差した角のテーブルには、認証カード用の端末がついていた。
「あ、どーもです」
>>45
階段の横でこっちを見ている少年にモエが声をかけた。
「キミも仲間探し!? そんな所にいないでこっちに来なよ!」
角のテーブルの端末に認証カードを差し込み、機体データを表示する。
【ケイアキバ・機体AKB-MOE】
「こういうわけで本当に古代兵器なんだ」

65: ◆5Kq11GJKws
08/09/14 23:20:35 0
>>64
「・・・俺?」
得体の知れない連中に突如声をかけられびっくりしなんとも間の抜けた表情で流されるままにテーブルに座り
データをざっと見る
>>【ケイアキバ・機体AKB-MOE】
(こんな物まであるのか古代文明は!!)
心の中で驚嘆しながらMOEをまじまじと見つめる
「あ、そうだ!俺のも見てくれよ」
古代兵器乗りということは自分と年齢が近いということもあり先ほどの二人とは違ったくだけた口調になる
(ま、こいつらで妥協するか・・・)
自分のカードを端末に差し込む

66: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/14 23:38:59 0
>42
「それは何よりだ。では、明日。存分に暴れてくれたまえ。」
上機嫌になったゲイザムを満足気に眺め、男は席を立つ。
役目を終えたといわんばかりに早々にこの場を去るつもりなのだ。
が、それとは裏腹に男が進んでいくのは人ごみの方向。
男は一つの確信を持ってその中へと進んでいく。

>44>50
人垣を掻き分け最前列に辿り着くと、倒れたチンピラと介抱するメイド。
そしてそれを見守る少年。
>「僕の搭乗機、AKB-MOEです!」
実にシュールな絵だ。
目の当たりにしたメイドの怪力もヒーリング能力も驚きに値するものではある。
が、如何に超古代兵器ロボとしても、一般には等身大の姿では説得力がない。
>「こ、これはどうなってるんですか!?」
男の隣で巨漢の少年が誰に聞くともなく呟く。
それに応えるケイ。そしてそれに便乗するユーリ。

人込みが消え、日常に戻っていく中、男は確信が事実に変ったと笑みを浮かべていた。
男には真実の姿が見えていたのだから。
「運命、という奴だよ。レイ・アーノルド君・・・。」
相変わらず人のごった返す中、既に目当ての四人はテーブルへと移動している。
誰に言うわけでもなく、その姿を見ながらボソリと呟くのであった。

>45
「なかなか面白いものを見せてもらったよ。」
四人の座るテーブルに男が歩み寄った途端、違和感を覚えるだろう。
まるで酒場であって別の場所に来たような。
周囲の喧騒が酷く遠く感じられる。
「戸惑うだろうが気にしないでくれたまえ。なに、知覚障害の障壁を張っただけだから。」
そう告げる男の顔が人のそれから水晶の髑髏へと変った。
言葉とその姿が告げる通り、男は人間ではなかったのだ。
水晶の髑髏の力で光の屈折を操り、姿も自由に変えていると説明を付け加えた。

「私は見ての通り人間ではない。ホムンクルスという奴でね、超古代文明の遺産だよ。
もっとも、今は軍のエージェントもしているわけだが・・・。
君達に声をかけたのは私と同じホムンクルスであり、君は阿修羅に選ばれた者だからだよ。」
この酒場には他にも超古代文明ロボ乗りははいる。
なのになぜユーリとレイ、そしてケイとモエのテーブルを選んだのか。その理由は語らない。
もっとも、敢えて「阿修羅」の名前を出すことが理由となるのだが、それ以上の事は語りはしなかった。

そして四人にゴルディアス最深部へ行くチームが編成される旨を伝え、それに参加するように勧めた。
強制ではないが、断れないことを男は知っている。
それぞれの目的を達成する為にこの話を断れないことを知っているのだから。

明日の正午、月面軍第4基地へ来るように、と。
そして去り際にこう加える。
「レイ君、コックピットにお菓子を持ち込みすぎるのは感心しないな。」
レイは三歳で超古代文明ロボに選ばれたアル意味有名人である。
が、それも地元での事。
この月で、しかもレイ以外は入れえぬコックピットの内情すらも言い当てて男は雑踏の中へ消えていった。

67:エル ◆GtzExfc62I
08/09/14 23:52:57 O
―午前10時、月面第六基地
予定時刻より2時間も早く着いてしまった自分に少しウンザリした。
1秒でも早く、あのクソ野郎とオサラバしたかったのも確かだけど、それはまだ我慢できる。
アタシは何がなんでもこのミッションに失敗する事が出来ないからだ。
遅刻して『置いてきぼりでした』じゃ話にならない、絶対に成功させなきゃダメ。
「まだ他の連中は来てない…か。」
あぁもう!!もどかしいったらありゃしない!!
イライラするけど、ぼーっとしてると余計に思考はマイナス方向に爆走するだけ。
ミッション完遂の為にもう一度“任務”の内容と機体を確認する事にした。


―午前2時、兵器開発2課格納庫
「……なるほどね、それでアンタは大儲けってワケかい?反吐が出そうだわ。」
“任務”の全容を聞いたアタシは開口一番にそう言い切ってやった。
「それは違うな。君は少し勘違いをしている。私にとって重要なのは、人を殺す兵器は
 人の手によって創られなければならないという事なのだよ、エレクトラ君。」
スーツ男は哀しげに首を振る。
「我々が創る兵器こそが人を殺し、報復は更なる兵器を求める。戦争の環だ。我々が
 拡げてきた環は、月面戦争の終結から縮小を続け…そしてあの“穴”が現われた。
 今や月面軍は我々の環から外れて、あの穴から新たな力を手に入れようとしている。
 そうなればやがて我々の生み出した兵器が人を殺す時代は終りを迎えるだろう。
 それが私には赦せないのだよ、人を殺す兵器は人が創らねばならない。
得体の知れぬ文明が人を殺すことを認める訳にはいかないのだ。それは正しき戦争ではないのだからな。」

………狂ってる。コイツはマジで頭イカレてんだろうね…もう言葉も出ない。
最低最悪の演説垂れ流して満足したのか、スーツ男は一息ついた。
「アンタさ、マジ狂ってんよ。」
これが精一杯。てゆーかこの言葉以外に出せるモノがアタシの語彙には無いから。
「ありがとう、私にとって最高の賛辞だ。しかし先程は気にしないと言っておいてなんだが…」
スーツ男は咳払いして
「やはり一介のテストパイロットが創業者をアンタ呼ばわりは世間体が悪いな。」

少し困ったような顔でスーツ男…いや、
トライアンフコーポレーション会長、リーベル=クラインが苦笑した。
そういえばコイツの顔どっかで見た事あるなって思ったんだよね。確かに本人だわ。
TVで見た時は普通のオッサンだったけど、まさかこんな“キ印”だとは知らなかった…



68: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/14 23:54:10 0
コウキさん、レイさん参加ありがとうございます。
よろしくお願いします。

【月面遺跡ゴルディアスについて】
月は直径3500キロ程あります。
それが丸ごと遺跡だと思ってください。

遺跡は旧ランペイアを丸ごと飲み込んで現われました。
ゴルディアスの入り口は直径30キロに及ぶ大穴が開いています。
入り口は縦穴となって約300キロほど続きます。これは【大回廊】と呼ばれています。
その間無数の横穴があり、その内部は複雑に入り組みながら、徐々に内部へと進んでいきます。
通路の平均的な広さはキロ単位ですので、基本的に広さに困る事はありません。
勿論場所によって100メートルを切る場所もあり、下手すると数メートルの場所もあります。
逆に、【広間】や【倉庫】などと呼ばれる大きな空間もあります。
踏破された場所はほんの僅かであり、どこから超古代文明ロボが出てくるのか、中心には何があるのかなど謎に包まれています。

場所の広さはそのときの描写で決めちゃってOKですので、思いっきり暴れるのも良し、不自由さをトッピングするのも良しです。

●ここらで今の状況を整理。
敢えて二手に分けてみました。
計らずも現代ロボと古代ロボ組に分かれましたねい。

【軍からの召集・第六基地】
ラティフ・強襲偵察機
エル・砲台
ゲイザム・アタッカー
アンジール・高速移動

【謎の男からの誘い・第四基地】
ユーリ・アタッカー
ケイ・回復
レイ・巨体

【未定】
ドレイク・独自戦力
コウキ・少佐預かり

次のレス辺りから時間軸を進めて召集場所パート→遺跡へGOといった感じで考えています。
ドレイクさん・どちらと行動を共にしても、第三勢力として部隊展開してもOKですが、機体データを投下していただけるとありがたいです。
ユーリさん・名前欄にユーリを加えていただけると見やすくて個人的にはありがたいです。
コウキさん・少佐の立ち位置次第でどこから入ってもOKです。第六基地組みは厄介払いな意味合いも含まれてしまっている愚連隊色が強いです。

我ながら少々強引な話運びですが、不慣れな為これが一杯一杯です。ご理解頂けると感謝の極みです。

69:エル ◆GtzExfc62I
08/09/14 23:54:20 O

―再び現在、月面第六基地
「よし、ジェネレータ出力も異常無し…っと。」
モニタをチェックし終わって、シートに凭れ掛かる。ちょっとだけ緊張がほぐれた。
そのせいで眠気が襲ってくる。結局一睡もしてないんだから当然だ。
新武装はアタシの予想より遥かにブッ飛んだ代物だった。主に重量的な意味で。
実弾兵装ばかりのハリネズミは、機体重量の2割を弾薬が占めている。
そこにバカみたいなデカブツ載っけたら動くワケねーよ、ってアタシはブー垂れた。

その辺は向こうも考えてたようで、セパレートウェポンラックは外付けのスラスターになってる。
でもこれでようやくトントンだ。動くようにはなったけど操縦がサッパリ安定しない。
旋回なんて死ぬほど神経磨り減らしながらじゃないと、ウェポンラックが根本からポキリだよ?
人をバカにしやがって!おかげで迫撃砲は全マガジン空っぽだよ!!
以前から付けてくれって頼んでたバリアフィールドも、重量過多でハネられたし!!
朝までトライアンフの演習場で実際にハリネズミを動かして、出た結論は最ッ悪だった。
癖の無い機体は乗っててつまらない、かといってエッジが利き過ぎてるのも困る。
ただでさえ失敗は許されないミッションに、今のハリネズミは未完成品レベルの出来。
AMに乗ってもうすぐ10年になるアタシも、流石に頭が痛むよ。
こんな状態のハリネズミを見たら、パティはきっとキレる。『なんぞこれ!!』みたいな。


「お、来たね。」
アタシは今日組む事になってる攻略チームの詳細をまだ知らされていない。
遠くからこっちに向かって来るあの機体は…


70: ◆GtzExfc62I
08/09/14 23:59:08 O
>>68
ヒィッ!!先走ってすみません!!


71:ラティフ ◆8ASIij4r/U
08/09/15 00:28:52 0
昨夜のきな臭い通信。
普段ならなかなか眠れるものじゃないが、疲れていたせいで泥のように眠れたよ。
お陰で目覚めも快適。
早速ハンガーへ行き、新たなる鎧を纏ったディープーシーカーに乗り込む。

きな臭い話ではあるが、今の俺には大歓迎だった。
もう人生の半分以上を鉄火場で過ごしているんだ。
平穏な休暇より、危険な戦場にいるほうが落ち着く。
それに、仲間探しの手間も省けたというものだからな。

ディープシーカーを駆り、第六基地へ。
鏡面装甲だからこれでもかと言わんばかりに陽光に輝く光の球に見えるだろう。
我ながらドエライ機体になったと思っていたが、上には上がいることを直ぐに思い知る事になる。
軍滑走路に鎮座するハリネズミを目の当たりにしてしまったのだから。

>69
まずはデカイ!
機体自体、重AMなのだろう。
だがそれ以上に大きく見せるのはもはや機体本体が見えなくなるほどの武装の数々。
そして圧巻なのは巨大な砲身。
こっちが有り金全部はたいて鏡面装甲に仕立てたってのに、これを見てしまうと腹が立つのを通り越して笑いがこみ上げてくる。
どんな奴が乗っているのか見たくなって、通信器にスイッチを入れる。
画面に映し出されたのは・・・なんと昨夜の瞬間湯沸かし器だった。

「あひゃひゃひゃひゃひゃ!どんなトチ狂った奴が乗っているかと思えば、お前か!
いくらトライアンフのテストパイロットったってそりゃやりすぎだろ!
どこに被弾しても誘爆必至じゃねえか。」
もうこれは仕方がない。
通信始めて俺の第一声は大爆笑だった。
一通り笑うと、ヘッジホッグの隣にデープシーカーをつける。
並べるとヘッジホッグの大きさが改めて際立つものだ。

コックピットから出て、上を見上げて呼びかけた。
「よう、妙な縁だな。まあ軍人ども引き連れて最深部行くよりゃ気が楽だ。」
まあ、なんだ。
瞬間湯沸かし器の俺への微妙な感情や、置かれている立場なんてさっぱり知らないわけだしな。
随分と間抜けに見えたかもしれないが、仕方がないことというものだ。


>70 無問題ですよー。

72:レイ ◆LCcrcOjRjc
08/09/15 00:34:38 0
>>64
「はあ…、そ、そうなんだ…
 まあ、古代兵器なら仕方ないよなあ…」
【何だかよく分からない連中だが、どうやら古代ロボとその乗り手のペアらしい】
【現在、古代ロボは人間形態になっているため、外見は人間そのもののようだ】
【普通じゃない古代兵器の中でも変り種かもしれない】
【とりあえず、自分自身を納得させる】

「ああ、ありがとうございます、バーテンさん
 では、遠慮なく…」
【とりあえず道が開けると確信し、迷わずテーブルへと向かう】
【認証を開始すると、向こうの二人組のパーソナルデータが表示される】
【ケイアキバ・機体AKB-MOE】
【男の方がパイロットで、メイドの方がロボットらしい】

「僕の名はレイ・アーノルド!
 これでも、史上最年少で古代兵器のパイロットに選ばれたんだよ
 君たち古代兵器乗りの間じゃ有名人、知らなきゃ恥ずかしいよ?」
【誇らしげに自己紹介を行う】
【パーソナルデータが表示される】
【レイアーノルド・機体テクノジャイアント】

>>65
「やあ、君
 君は確かユーリくんだったよね?
 僕はレイ・アーノルド、史上最年少で古代兵器乗りになった身さ」
【丁度居合わせたユーリのパーソナルデータにも目を通し、自己紹介をする】
【一緒に旅をする相手は、抜け目無く把握しておかないと恥を掻くからね】

「お互い、頑張って遺跡の謎を究明していこうよ
 よろしく!」



73:名無しになりきれ
08/09/15 08:11:50 0
ばきゅーむ

74:ドレイク ◆F0y9OSh.EU
08/09/15 11:41:29 O
名前:アルラウネ
全長:370m
運動:F
装甲:S
移動:E
地形適応:空A:陸ー:海ー:宇宙:S

【武装】
主砲
副砲
対物ミサイル
機銃

【備考】
エア・シュリンセン社が保有する大型重装甲艦
 表向きには地球ー月面間の物資輸送という名目で建造された為
機動兵器や作戦に必要な軍需物資を大量に搭載でき、
艦内では本格的な機体の整備や補給を行う事が可能
しかし、拠点として使用できる反面
機動性は無いに等しく
それを補う意味で従来より装甲を厚くし 敵の猛攻を防げるよう改良した。
また 輸送艦という名目上、政府要人や社の重役が利用する機会も多く
内装は他の艦に比べ非常に豪華に仕上がっており 居住性も快適さを追求された造りになっている。


75:名無しになりきれ
08/09/15 18:45:10 0
>>74
整合性のない機体だね

76:名無しになりきれ
08/09/15 19:54:10 0
自分が乗る機体をまず考えろよ
戦艦なんてせいぜい二の次だろうがよ
あと、戦艦作るにしてもGMと相談するぐらいしろよ
そこまで言わなきゃわかんねえのか?

77:名無しになりきれ
08/09/15 20:02:06 0
なに?戦艦ひとつでいちいちGMに相談しなきゃいけないの?
それとも>>76が偏った考えの持ち主なの?

78:名無しになりきれ
08/09/15 20:03:22 O
>>76
スパロボスレの二の舞を演じさせる気かよW


79:名無しになりきれ
08/09/15 20:31:05 O
戦艦とかどうでもいい、スパロボ組のグダグダをなんとかしろ

80:名無しになりきれ
08/09/15 20:32:56 0
よくねぇよ!

81:名無しになりきれ
08/09/15 20:36:15 0
>>75-80
スレ主の判定を待て、で 糸冬 了。
荒らしじゃないんなら続きはこっちでやれ

なな板TRPG系スレ雑談所
スレリンク(charaneta2板)l50

82:名無しになりきれ
08/09/15 21:23:13 0
>>77
良く見てみろ
設定が明らかに他のと違う

83:名無しになりきれ
08/09/15 21:25:01 O
>>82
で お前はGMなのか?

84:エル ◆GtzExfc62I
08/09/15 21:30:29 O
>>71
モニタを見て最初はパーツの一部が反射してるだけだと思ってたんだけど…違った。
近付いて来るにつれて、その機体そのものが鏡で覆われてる事が分かった。
「うおっ!まぶしっ!!何あれ!?悪趣味にも限度ってモンがあるだろ!!」
照り付ける陽射しに煌めくずんぐりむっくりなフォルムは、まるでミラーボールだ。
「クソ!まだ目がチカチカする!」
アタシが文句を言おうと通信回路を開く前に、向こうから通信が来た。
>「あひゃひゃひゃひゃひゃ!どんなトチ狂った奴が乗っているかと思えば、お前か!
いくらトライアンフのテストパイロットったってそりゃやりすぎだろ!
どこに被弾しても誘爆必至じゃねえか。」

ぶっちーん!!

よりによってコイツかよ!!モニタ越しにゲラゲラ笑うクソ野郎に怒りは臨界突破。
モニタに映るアホ面に全力で拳を叩き込む!憐れな画面はヒビが走り、ザーザー砂嵐。
「ああぁ!!!しまったあぁ!!!!」
なんてこったい!通信用のモニタがオシャカじゃん!!
速攻でハッチを開けて外に出ると、ハリネズミの隣りにラティフの機体が停まった。
あの野郎ッ!!兄貴とモニタの無念、今晴らしてやる!!

>「よう、妙な縁だな。まあ軍人ども引き連れて最深部行くよりゃ気が楽だ。」
「やかましいわボケッ!!!“必殺”と書いて必ず殺すと読むッ!!!!」
ノコノコ出て来たラティフに向かって、タラップの上から飛び降りた。

落差3m、アタシの全体重を乗せた怒りの飛び蹴りが、ラティフに牙を剥く!!

85: ◆GtzExfc62I
08/09/15 21:34:41 O
>>75-83
まあまあ皆さん落ち着いて。ここはドレイクさんに任せましょうよ。
彼だって何も考えずにキャラクターを作ったわけではないでしょうし。

86:名無しになりきれ
08/09/15 21:45:35 0
>>85
何も考えてないからあんなキャラなんじゃね?

87:名無しになりきれ
08/09/15 21:45:41 0
>>85
そういう安易な妥協が荒れを招くのよ、分かる?
スパロボスレがどうなったかをよく思い出せや

88:名無しになりきれ
08/09/15 21:48:14 O
リュコスを思い出してしまった

89:名無しになりきれ
08/09/15 21:49:06 0
>>87
無関係な名無しが喚き散らす方がよっぽど荒れを招くな
スパロボスレがどうなったかよく思い出せよ

90:名無しになりきれ
08/09/15 21:52:29 0
>>85
お前がドレイクを快く思ってないのは分かった
だが雑談所に誘導してるのに何でコテのお前が台無しにするんだよ
頼むから後ろから撃つような真似をしないでくれ

91:名無しになりきれ
08/09/15 21:58:50 0
>>90
おまえの誘導した雑談所ってなな板のTRPGスレ全体について論じる場じゃん
勝手にここ専用にすんなよ
普通、雑談所ってのは別個でまたスレ立てするか外部に立てるもんなんだよ
おまえこそ人を後ろから撃ってんじゃねえよ

92:名無しになりきれ
08/09/15 21:59:19 0
うわぁ・・・エスパーとか初めて見たw
マジきめぇww 

93:ドレイク ◆F0y9OSh.EU
08/09/15 22:01:09 O
GMさんに一任します



94:名無しになりきれ
08/09/15 22:03:23 0
こういう流れを見ると>>89は真理だなと思う
別にLは何も間違ったことは言ってないのにな

95:名無しになりきれ
08/09/15 22:05:26 0
>>91
あそこは気に入らないキャラの吐き出しスレも兼ねている
つーか本スレこれ以上汚すなって言う話だろう常考
荒らし乙

96:名無しになりきれ
08/09/15 22:06:37 0
GMの返答なんか待つ必要は無い
KYなドレイクの行為でここが荒れたのは紛れも無い事実
ドレイクはさっさと責任とって消えろ
まともな人間ならこの場に居られないはずだ

97:アンジール ◆gyalxMCbGw
08/09/15 22:08:02 0
アンジールが自室に戻ってからは朝が来るのは早かった。
少しばかし仮眠を取り思想にふけっている間に瞬く間に時間が過ぎた。
「こんな時間か、そろそろ行くとしよう。」
時計は午前10時を示している。朝といって間違いはない。
アンジールの言葉を整備班が守っているのならばそろそろ整備も終わり装備を調達できているころだ。
「それにしても……チームの編成か。面倒な奴がいなければいいんだがな」
アンジールは軍服を来て携帯用端末と護身用の銃を胸にしまい溜息混じりに自室を後にする。
と言うのもアンジールはすでにこの任務に回されるのが体の良い当て馬だということを理解しているからだ。

第六基地のドックに着くとそこには駆け回る整備兵の数々と
コンテナや並べられ様々な兵装がラックに掛けられている。いずれも昨日の時点ではなかったものだ。
アンジールはそれらを眺めながら自分の新しい機体の元へと歩いて行く。
途中で昨日の整備班の男がアンジールの方に気づき走ってくる。
「どうですかい旦那!できる限りのことはしましたぜ!」
その言葉に今一度並べられた武器を見ていく、まさに揃えられるだけ揃えたといった感じで数々の武器が並んでいる。
最新型のレーザーガンまで置いてあるのだから相当苦労したのだろう。心なしか整備兵の顔は疲れきったように見える。
「……そうだな、完璧だ。機体の様子もいいようだし…早速乗らせてもらおうか」
どうぞどうぞっ、と整備兵はアンジールを誘導しコクピットまでいくための階段を上っていく。
コックピットハッチが機械音とともに開いていく。中の座席は様々な計器と機械に囲まれ狭そうに思える。
「さ、どうぞ」という整備班の男の言葉に従いアンジールはAM24の座席に座りこみ計器やスイッチをいじっていく。
するとアンジールの目の前のモニタが光りシステムが移動しはじめた事を伝えると同時にハッチが閉まっていく。
モニタからは一般人にはとても分からないようなさまざまな情報が表示されていきメインカメラからの映像がつながる。
どうやらシステムは動作不備などはないようだ。整備班が昨日一日かけて頑張ったのを思い浮かべながらアンジールはヘルメットをかぶる。

「どうですかい旦那ぁ!ちゃんと動いたでしょ?」
ヘルメットから先ほどの整備兵の声が聞こえてくる。
聞こえた方にメインカメラを合わせるとそこには通信機を片手に喋っている整備兵の姿が鮮明に見える。
ノイズも少なく視界も十分に良い、メインカメラの状態もオールグリーンのようだ。

「ああ、問題はない。今機体の状態を確認しているが歪みもなく駆動系の調子も完璧だ。
 他の整備班の奴らにも言っておいてくれ。いい仕事をしたな……と」
「へへっ、了解しました。それで旦那、武器類はどうするんですかい!?」
アンジールは武器類の方に眼を持っていく、これだけあるのならばよりどりみどりというものだ。
「そうだな、じゃあそこのARNA051とR-200をもらおうか、それと格納用ラックにAN041を二丁ほど積んでおいてくれ。
 ……そんなところだろう。用意してくれたお前たちには悪いが……この機体に大量に積むのは自殺行為だ。」
選んだのはアサルトライフルに先ほど見えた最新型のレーザーガンそして格納用のハンドガンを二丁。
この機体の機動性を確保するために若干軽装備だがそれも仕方がない。
「わかってますよ。おいお前ら!通信聞いてたな!?作業に取り掛かるぞ!!」
そして整備班達がクレーンなどを使って装備をアンジールが掴める場所へと運んで行く。
アンジールは操縦桿を握り慣らしを兼ねて装備を受け取っていく……時刻を見ると11時……あと一時間余っている。
余った時間で操縦練習でもしようとアンジールが思っていると思いだしたかのようにいつもの整備兵が叫ぶ。
「あ、そうだ忘れてた、お前ら!AM24にアレをつけろ!!早くしろ!!」
そしてすぐに運ばれてきたアレ……どうやら外見上は腕の側面に取りつけるもののようだが……
アンジールが何なのか理解に苦しんでいると整備兵が説明の通信をしはじめる。
「旦那、これは俺達からの選別ですぜ、まだどこにも出回って無い最新鋭のレーザーサーベルです。
 最深部まで行くんでしょう?弾薬が尽きたら話になりませんからねぇ!」
そして腕部にレーザーサーベルが取り付けられAM24は真の完成を迎えた。
機体を固定していたロックが解除され整備兵達は一回敬礼をするとドックから走り去っていく。
「やれやれ……お前たちは面倒が好きだな。それじゃあ行ってくる。」
そして鉄の巨人は地響きを立てながらドックを後にする。



98:アンジール ◆gyalxMCbGw
08/09/15 22:09:53 0
>69>71>84
ドッグを出て通達された場所へと機体を歩かせると向こうではすでに二機が集まっていた。
一機は曲線が目立つまるで玉のような機体。鋭く尖ったナイフのようなイメージのAM24とはまるで真逆。
もっとも曲線は弾をはじくのに最も適している形だからこちらが正解なのかもしれない。
そしてもう一機は禍々しさすら感じるほどの兵器の塊…まるで戦争でも起こそうと言わんばかりだ。
どちらも軍では見かけたことがないことから傭兵かテストパイロットと言ったところだろう。
「やはり……体の良い当て馬だな俺達は……」
コックピット内で誰に言うわけでもなく呟くアンジール……できればこのまま作戦など無視したそうだ。
しかし逃げ出すわけにもいかない。更に二人に近づいていくアンジール。
すると何やら早速仲間割れでも始めたのかパイロットの一人が叫びタラップの上から飛び降りるのを目撃する。
「全く、これだから急造メンバーは面倒なんだ……」

99:名無しになりきれ
08/09/15 22:15:14 0
>>90
そこは全体の相談所であって避難所ではないから
あなたが荒らしになりますよ?

100:名無しになりきれ
08/09/15 22:20:29 0
>>99どう見ても貴様が荒らし

>>100get

101:ゲイザム ◆G4B07rF5yE
08/09/15 22:39:18 0
ゲイザム「おせえんだよ、おい!
       いつまでも待たせるからこうなるんだぜ!」

元マネージャーの男が手配してくれた輸送トラックのハッチを抉じ開けてやった
もちろん、ゴリラのパワーでだ
トラックの運転手が真っ青な顔をしている
このノロマ、ハッチが開くのがアホみたいに遅くてイライラしやがる
闘技場の入場ハッチみたいにもっとこうパーッと開かないもんか

整備員「ゲイザムさんですね?
     連絡は受けております
     そちらの機体は我々の方で整備を…おげっ!」
ゲイザム「ゴリラの整備がてめえらモヤシに出来ると思ってんのか?
       俺様がやるから設備だけ使わせやがれ」

鬱陶しい整備員を殴り飛ばしてやる
愛機をメンテナンスタワーに付け、自身の手で整備を始める
こいつは外見に見合わずデリケートな機体だ
構造を知り尽くした俺様でなけりゃまともな整備なんて出来やしねえ
特に、プラズマジェネレーターは下手すると暴走の危険性だってあるからな

ゲイザム「さてと、整備も一段落着いたし、同じ任務に就く仲間とやらに会いにいくとすっか」

俺様は上機嫌で兵器搭載デッキへとゴリラを進ませる
既に、3機の機動兵器が配備されていた
一つは見覚えがある
ラティフのディープシーカーだ
もう一機は、やけにゴテゴテしたデカブツだ
機動兵器としてはデカい俺様のゴリラよりも更にデカい
気に入らねえが、不思議なことに嫌いだとは感じない
最後の一機は、俺様の嫌いな如何にも高速戦闘用という風体のモヤシマシンだ
戦いを勝利に導くのは圧倒的なパワーとタフネス、スピードなんかじゃねえ

102:名無しになりきれ
08/09/15 22:41:28 O
アンジールはAC好きなのかな?

103: ◆AGE0/R6Aiw
08/09/15 22:42:24 0
お待たせしましたー。
んでは、鶴の一声です。

【戦艦について】
今回は何の問題も無し。
>68で大酸勢力として部隊展開してもOKと書いてありますのでね。
というわけで、ドレイクさんよろしくお願いします。
以上、終了。

【これからの参加する方について】
現在、軍召集組、妖しげなクリスタルスカルスカウト組、エア・シュリンセン社、遺跡ガーディアンの四勢力となっています。
ここまでは想定範囲内、つまり、私が何とか整理できる範囲という事で。
さすがに第五勢力となるとちょっと厳しいので、勢力として参加したい方はご相談ください。

では、以降、感想等の雑談は>81の雑談所で。
私への質問や判断が必要な議題であれば以下のスレでお願いします。
基本的に日参できるような体制をとっておりますので、24時間以内には回答できると思います。
議論討論スレッド@千夜万夜
URLリンク(yy44.kakiko.com)

ドレイクさんは一度覗いてみてくださいな。
ちょっと相談があります。

追伸:ALL>書き込む前に一度まとめサイトの代理投稿スレをチェックしていただけるとありがたいです。
  規制で書き込めない参加者いますし、いつ誰がそうなるかわかりませんのでね。助け合っていきましょ。

まとめサイト【千夜万夜】 URLリンク(verger.sakura.ne.jp)

では、皆さん、引き続き楽しみましょう。

104:名無しになりきれ
08/09/15 22:45:33 0
「鶴の一声」って自分で言っていいの?
日本語おかしくない?

105:ゲイザム ◆G4B07rF5yE
08/09/15 22:51:56 0
>>71 ラティフ
ゲイザム「よ~お、ラティフ、久しぶりじゃねえか
       数年ぶりってところか?
       まさかてめえまでこの作戦に参加してるとは思いもしなかったぜ」

女と言い合っているラティフに声を掛ける
ゴリラの頭部が開き、そこから顔を覗かせて下に居るラティフに手を振っている
こいつが味方だというのなら心強い
何せ、一緒に仕事してた仲だし俺様くらいに腕の立つ奴だ
普通の奴とは信頼度が違う

ゲイザム「また昔みたいに暴れてやるか?
       がははははは」

>>84 エル
ゲイザム「おい、そこのメス
       俺様はラティフと話してんだ
       横槍入れてんじゃねえよ」

飛び蹴りを放っている女に言い放ってやる
デカブツから降りてきたところを見ると、そのパイロットらしい
あんな男らしいメカのパイロットがメスだとは思わなかったぜ
世の中不思議なもんだ
とにかく、鬱陶しいからトラブルなら後回しにしてほしいもんだぜ

>>98 アンジール
ゲイザム「おい、てめえがあのモヤシのパイロットか?
       俺様はゲイザム、そしてこいつは愛機の皆殺しゴリラだ
       そんな打たれ弱そうなメカで生き延びれると思ってんのか?
       くれぐれも俺様の足を引っ張るよう真似するんじゃねえぜ?」

モヤシマシンのパイロットには、相応の態度を向けておく
生意気そうな小僧で助かったぜ
罵り甲斐もあるってもんだからな

106:◇xK7dfy5P/g
08/09/15 22:52:47 0
>39
腕利きを集めるために酒場に向かっていたジェリドの認証カードに
軍上層部からの通信、つまり命令が送信された。内容は細部こそ違うものの
ラティフに伝えられたものとほぼ同じものだった。
「ちっ……どういう事だ?
 さっきまであれだけ自前で民間協力者を募れとかほざいておきながら……!」
ジェリドは月面軍のエリート部隊『ディアナーン』に所属するパイロット。
軍学校を主席で卒業し、模擬戦でも2000回負けなしのレコードを持つスペシャルだ。
戦場の空気も経験しているし、生死の境をさまよった事も両手で数えられない。
ただのペーパーエリートでなく現場を知る、本物のエリートを自負しているのだ。
それが、何の悪い冗談かうじうじしたクソガキのお守りを押し付けられて……
しかもそいつの代わりに交渉やらまでしなくてはいけないのだ。軍人の仕事じゃない、と
苛立つのも無理はない。それに加えてこの朝令暮改、口調も気分もお肌も大荒れ極まりない。
だがそんな荒れた気分も内容にきちんと目を通していく内に幾分かは収まった。
ラティフと言う男が到達深度を更新した、と言う事が添えられており
その為急きょ命令を変更せざるを得なかったと言うわけだ。
「はぁ……仕方ねぇ。一杯やりながら交渉したかったがお偉いさんの命令を
 無視ったら干されるからな……クソガキにこの事も伝えにゃならんし、帰るか。」
上の命令には不承不承ながらも従うあたりジェリドは世渡り上手かもしれない……

月面軍第五基地……ネイアラの南西に位置するこの基地ではもっぱら
新技術の開発や古代技術の解析が行われている。コウキと共に運び込まれた
ナグルも基地のハンガーに無理やり固定されて(当然ながら規格が合わないため)
解析中である。もっとも解析班の懸命の努力も空しく何一つ満足な結果が出ていないのだが……
分かった事と言えば、コックピット周りの計器類や仕様、規格が他の古代文明ロボと比較して
現代ロボにかなり近い事、だがメーターは何を指しているのか分からないし
操縦システムもちんぷんかんぷん、これでは報告書など上げられようはずもない。

「おい、コウキ。喜べ、明日探索チームを第六基地で編成する事になった。
 うまく行けば、一回潜っただけで自由の身になれるぞ?」
ジェリドは嫌味ったらしさと苛立ちが半分ずつの笑顔で、与えられた部屋の隅で
自分の殻に閉じこもっているコウキに声をかけた。だが返ってきた言葉は
『そんな、うまく行くわけないじゃないですか……
 ジェリドさんはいいですよね、後ろで見てるだけですから……』
と言う代物。それを聞いたジェリドの顔は自然と怒りに染まっていった。
ただでさえいらついてるところにこのヒネタ台詞、
比較的短気なジェリドでなくてもカチンと来るだろう。
「なんだとこのクソガキが!もっぺんぶん殴られたいか!?」
『やや、や、やめて下さいよ……』
ここに来るまでに都合三回コウキは殴られている。
いつまでもウジウジしてるその態度がジェリドの神経をいちいち逆撫でするのだ。
上層部からの命令でなければとっくに宇宙に放り出している。
「自分の身は自分で守るのが戦場なんだ、当然俺も戦うんだよ。
 言っとくがな、お前のお守りなんかしねぇぞ。死んでも誰も損しねぇんだからな、
 疫病神のお前が死んでもな!」
『……』
奇跡的に死人こそ出なかったが、結果的に町一つ瓦礫の山にしてしまった
コウキにはそれ以上言い返すことはできなかった。その上コウキのストレスに反応したらしく、
抑留中にナグルが突然起動して抑留所とその近辺も吹っ飛ばしているから余計に、だ。
「いいか、集合は明日の正午だ。今の内に準備を終わらせとけよ。
 寝坊なんかしやがったら、修正一発じゃ済まさねぇからな!
 後は一応規則で遺書を書く事になってるんだが……お前にはいらねぇな。
 読む奴なんかいやしねぇもんなぁ。まぁそこは好きにしろ。あばよ。」
言いたい放題言ってジェリドは部屋を後にした。
残されたコウキはと言うと……
『……なんで、僕がこんな目に……僕は、僕はただ……』
ウジウジと不毛な不平不満を虚空に吐き出すばかりだった。


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