08/10/09 00:07:58 0
何となく思ったが、ここを訪れた者達に出身(出典作)はあるのだろうか。
私の場合は…ある者と、その友人が協力して書いた小説に戦い抜いた
一年の軌跡が記されているのだ。多少欠けている記録や文面があるのが不安だが
ここでの質疑応答には問題なく答えられる筈。
思い出というのは形に残っているにしろそうでないにしろ、大切にしておきたいものだね。
>>76
主な敵国は隣国全て…いや、世界の国を敵に回そうと皇帝はお考えらしい。
私の属するラーゲルクヴィスト帝国は世界最大規模の六万の兵を有する
最強の軍事国家でもあるのだ。と、ここで終わってもあれか。
6つある隣国でも特に敵対心を露にしているのは南東のカザノヴァ国だな。
カザノヴァ国の実権を握っている摂政アークバイン殿は力で国を制するという
皇帝と似た思想を持っているそうなのだが…恐らく敵視の理由はそれだけではない筈だ。
一兵士の私には知る由もない事だろうがね。
どこの国の兵かは不明だが…
戦場にふらりと現れては、無差別に人を殺していく正体不明の青年や
各地で要人を暗殺したり争いを止めている剣士の少女がいるのだ。
青年の方は見た事もない獣を引き連れており、交戦した時には私の部下が簡単に
殺されてしまった…何者かは判らないが、あれは恐ろしい敵だな。
剣士の少女は過剰な武力を行使する者や圧政を強いる者をことごとく葬っている事から
一部で英雄視されている。しかし、我が国にも剣を向けるというのならば、如何なる理由が
あれども戦わなければならないだろう…。
友好を結んでいる国はない。
だが、平和を願うからこそ友好を結ぼうと積極的に働きかけてくる国…いや、民族はある。
遥か東の地方で生きる、国を持たない風変わりな者達、それがキュヴィエ族だ。
彼らが何故あんなにも好意的に接してくるのかは判らない…しかし、彼らの考えに
賛同する民がいるようだ。詳しくは知らないが、人のいない所に生きようとも神はいるとか
何だとか今一つ理解出来ない事を言っていたかな。