08/12/08 21:15:00 0
いかんいかん、研究に没頭している場合ではなかったな。
>190
今から人間の暦で50年ほど前になるか。
ちょうどなりたての頃でな、自信をつけさせる意味も込めて
老齢の夫婦を自然死に見せかけて、と言う依頼だった。
きちんと報酬を払ったまではいいのだが、財産分与の件で
依頼者と親族の間でごたごたが発生して潰れたという顛末だ。
ありがちな話だろう?
>191
やめておけ、すぐにばれてお仕置きされるのがオチだ。
前のギルドで実際にやった新入りがいてな、お仕置きに立ち会ったのだが
まぁそれは凄惨だったぞ?わずかな反抗も許さない、そんな気配を感じたよ。
その辺は裏社会の組織ならばごく当然の話だとも思うがね。
>192
いるぞ。どこに行っても大抵一人以上はいる。
偉いからと言ってデスクワークばかりやっている者ばかりじゃないという訳だ。
もっとも逆に、そうした点で出世して外に出ない不健康な幹部もいる。
現場を知らない連中は簡単に無理難題を吹っかけてくるから現場のウケは良くない。
しかしだ、その幹部がいないと色々と面倒になってしまうのも事実。
面倒事を引き受けている貴重な人材、そう思えば多少の大言は許してやろうという気にもなる。
>193 鴉
そんなに慌てなくとも、私の耳は逃げないぞ?
(言いながら大人しく撫でさせている。心なしか口許が緩んでいるような)
(しばらくして、満足したのか耳を触るのを止めた鴉を降ろす)
そんなに良かったのか?いまいちよく分からないが、期待に沿えたようで。
ん、違うのか?前に幹部が肉を値切っていたと聞いたのでな。
以前の値でさえ値切るのだ、値上がりすればさぞご立腹だろうと。
ふむ、だとすると皆目見当が付かんな。
>195 リュミエル
本当にそうなのか?実は意外と酒乱の気があるんじゃないのか。
ふむ、普段はああならないと言われてしまってはますます見たくなってしまうぞ。
だが口に出してしまった以上乗ってはくれんのだろう。
まぁいいさ、もうすぐ年が変わる・・・その時に浴びるほど飲もうじゃないか。
>196
あれをそういう風に表現するか、まぁ間違ってるとも言い切れないのだが。
だがお前は甘く見すぎだ、あの程度で壊れるようでは暗殺者などとても
続けられん。私の場合は最初に言ったとおり、地図が間違ってて
見当違いの場所を歩かされていたからだ。あまり方向感覚は良く無くてね。
>198
当然必修だ。組織の情報を漏らそうものなら血の雨が降るからな。
余計な被害を出さないためにも、所属する者は必ず受けねばならん。
もっとも既に受けた経験がある場合は、特殊な方法で耐性を調べて
基準を越えていれば免除される。私などがその例に当てはまる。
もっとも、実際の拷問は経験が無いのだが。基本的に無い方がいいに決まっているだろう?
ついでだ、たまには私からお前たちに質問をしよう。
この世で一番の拷問は何だと思う?個人で差があるだろうから答えは出ないが、
その個々の違いと言うものを知っておきたくてね。答えるのは、気が向いたら出構わんよ。
同業の者達も答えてくれると参考になるのだが、その辺はお任せする。