09/03/17 21:45:08 0
>>843 平井さん
僕は戦闘で負けないために勉強してる―その点は鍛錬と変わらない
《ユカリの謙虚な態度は非常に好印象です。先生が手取り足取りレッスンしてあげますね》
……いや。実技の定期試験科目なんて無いはずだ
《勉強会の途中に居眠りをしてもいいのですよ。服装は薄着を希望します》
僕と平井さんしか居ないのに平井さんが寝てたんじゃ、
勉強会が、ただの勉強になるわけだけど
《その時には私とコクトで仲良く教え愛をしましょう。ユカリには後でノートのコピーでも渡して―》
―教えあうって言えば、余裕が出来たら模擬戦闘訓練をするってのもいいかもしれない
絶対量が少ない"力"の運用方法のアイディアを教えてもらえたら助かる
【昼休みの屋上】
(フェンスに背を預けた姿勢で遠くの空を眺めて)
(時折、思い出したようにレタスサンドをかじる)
《……コクト。やっぱり、やきそばパンがよかったです》
まだ言ってるのか。パンなんてどれを食べても一緒だろ
《でしたら、やきそばパンを食べてもいいはずです》
入手難易度が違うから問題なんだ
昼休みになってから十秒以内に購買部の前に並ばなきゃ手に入らないんだから、
僕たちのクラスの位置から向かったんじゃ圧倒的に不利だ
《他のみなさんに習って、チャイムと同時に走ればいいのです》
僕は、走ってまで食べたいとは思わない
《私は、コクトを走らせてでも食べたいのです》
……メイヤ、それは不良の論理じゃないのか