07/09/27 01:19:32 O
>>31の続き。
´[‘ー‘]「ふふっ…そうですね、実は私の…」
´[‘ー‘]「私の先祖はあなた方武田家の軍と戦った事がありましてね…」
∑(`・ω・´)「我々と戦った事があると?それは一体何時の頃でござるか?」
´[‘ー‘]「桶狭間にて今川義元が戦死した数年後、武田家が駿河に攻め込んだ際に…ですかね。」
(;`・ω・´)「…あの時でござるか?あの時は確か某も参加しておったが…高町と名乗る者が今川方に居たという様な記憶がござらぬが…」
´[‘ー‘]「…いやいや、私の先祖は高町姓ではありません。それに高町姓は元々桃子の実家の苗字なので…私の元々の苗字は『不破』でしてね…」
(`・ω・´)「…不破?確か美濃の国の豪族にその様な名前の一族が居た様な…」
´[‘ー‘]「…いえいえ違いますよ、美濃の不破と私の先祖の不破とは赤の他人ですよ。私の先祖の本来の苗字は『御神』といいまして不破はその分家なんですよ。」
(`・ω・´)「…御神?…うむむ…何処かで聞いた様な聞かない様な…。それはそうと士郎殿、その話が事実ならば貴殿の先祖は今川家の家臣だったという事でござるか?」
´[‘ー‘]「まあそう考えても構わないかと思います。…もっとも今更駿河攻めの借りをここでお返ししようなどとは思っていません。…先にも言いましたが私個人の剣士としての欲求で手合わせしたいと考えて今ここに居る訳ですし…」
…そう言い終わると士郎は両手に一本づつ通常の木刀より短い小太刀サイズの木刀を持った…
´[‘ー‘]「…ではそろそろ始めましょうか?」
(`・ω・´)「…そうじゃな(…手にした木刀の先端を士郎に向けて構える)…」
(`・ω・´)「武田晴信が家臣、山県三郎兵衛尉昌景…いざ参る!」
´[‘ー‘]「…永全不動八門一派、御神真刀流・小太刀二刀術、高町士郎…お相手致す!」
(`・ω・´)「…其れが貴殿の剣術の流派の名…でござるか。」
´[‘ー‘]「…そういう事です。では…」
…遂に戦国の武士と平成の世の剣士の仕合(…試合に非ず。)が始まろうとしていた…
…次回に続く…のか!?