09/06/26 00:35:57
>194 空豆
済まぬ…オシチに任せたが、焦がしてしまった…。
だが酒飲みならば、此処で終わるものでもなかろう。
此処での焦げた空豆を出汁に、次の酒宴で笑うが酒飲みと云うものぞ。
次回酒宴ありしならば、当のオシチに酌を頼もうではないか。
てちてちと羽ばたき乍ら首を振り振り歩くオシチの姿を楽しみにしておけよ。
酒の肴にするに此れ程、愛らしく眺めるものは他に無い。
>雷堂
…ぬかったわ。
手持ちの酒では足りぬ故、金王屋に仕出し注文したは迂闊也。
…いや、なんでもないのだ。
どうと云う事はないのだ…ちょっと多目に飲んだだけでな。
どうか内密に頼む。
よし槻賀多村三本杉に行くぞ、ゼニガットメンの効用を試さねばならぬ。
雷堂も、暇なら供をしてくれ。
…今回は電車賃は我が負担する。
…うぬも酒が飲める様になればいいな。
十四代目も交えて、下世話な話でもしながら、くだくだと飲んでみたいものだ。
我は目付役に過ぎぬ故。
うぬら欲する処に追従するが所存である。
赴く先が天か地かなど問わぬ…如何様にもなされよ。
云うてくれ。