09/06/20 16:28:10
>>201
猫が姓、名はひろし、か。
ネコマタは猫又、と書く。ということはその伝でいくと
姓は猫、名が又、ということになるのだな。
タマという名の猫は多いが、マタは珍しいな。悪魔だからか?
おいマタ、この御客人に茶を―むっ、なぜ怒り狂って引っ掻くのだマタ!
>>206
……業斗に烏賊を供すれば、ふかふかモフモフと
あの毛皮を触って触って触り倒せ―
いやなんでもない。なんでもないぞ業斗。悪巧みなど露ほどもしておらぬ。
>>207
なるほど……我らが電車代にも事欠くときに貸してくれる金は、
こうした涙ぐましい努力の賜物なのだな……。
金王屋で金を貸して欲しいと思っても知らぬ振りをされるのも致し方ないな。
その弐百圓、貴重な臍繰りだ。そっとゴウトの蝦蟇口に入れてやってくれ。
>>208
ベルフェゴールか……奴はおそらく腹が弱いのだ、そっとしておいてやってくれ。
だがあのようにいつもいつも下しているようでは、戦闘の際力が入らぬのではないか。
……まあ悪魔もあまり近寄りたくはないかもしれないが。
ココアボール、なるものは知らぬ。名からしてチョコレイト菓子のようなものだろうか。
チョコレイトボール……む? 何かそのような類の者が以前此処を訪れなかったか?
>>209
御客人、それは白髪ではない、業斗の愛らしい髭だ。
だから抜こうとするのはやめていただきたい。
……いや、染めなくてもいい。