08/12/27 20:34:58
>585
……いい年…。…確かに自分で「青春と言う様な年齢ではない」と前述したけれど…他人に言われると急に老け込んだ気がする。
不思議なものだね…。…そうか、いい年か。私は天翅の中では若い方だからついまだ若い気でいたけれど…
…少しショックだったよ…。
クリスマスであるか否かに関わらず、年中私の傍には音翅が付いているから心配は無用だよ。
……けれどいい年か、私も自分の年をそろそろ考えなければならないのだろうか…。
>586
喪失の恐怖を知らずに居られるのは幼き故に悲しき事。
…私も彼を失うとは思っていなかった。…彼が去った後に私に残ったのは憂いだけ…
…アポロニアス。君の腕は今は誰を抱き締めているのか…そう思うだけで私は狂いそうに妬ける想いを感じていたから、君を血に染めるしかなかった。
だけれどこの心に残ったのは安堵ではなく憂いと悲しみ、寂寥だけ…仄蒼き程にたた悲しき月の様な心。
今宵は月も見えぬ…今宵の我が心は夜に紛れ人知れぬ涙を流す事だろう。
>587
何故この場所には文豪が集うのだろうか…
…乾ききった瓦礫の街の中で、君達翅無しは尚も何かを捜すかい?
さて、人が神に勝とうとしたのかどうか…それは私にも分からぬ事。
しかしながら人は天翅に勝とうとはしたね。…殺戮の天翅の裏切りによりそれは叶うかに思われた…
…けれど翅無しは愚かだね。人が天翅に勝てる訳は無いのだよ…。地を這い、獣を殺して命を奪う野蛮にして愚かな生き物。
では、また後で遊ぼうか…翅無し共。ふふ。