08/12/27 16:54:12
>580
……アポロニアスが…胸の大きさに釣られたと言うのかい?
彼は我等天翅を裏切った罪で処刑される事になっていたのだよ、…それは彼も覚悟して居た筈の事…
そんな覚悟を決めるほど…胸に魅力があると言うのかい?所詮パッドで膨らませただけの胸に?
そんなに…そんなに…っ!?
…それじゃあどうすれば戻ってきてくれるんだい?私に胸を付けろと?嫌だよ…美しくないじゃないか…
アポロニアス、目を覚ましておくれ。胸などただの脂肪の塊だよ。増してやセリアンのパッド入りのまやかしの胸なんて何の価値も無いよ。
>581
…何か、か。…だが翅無しの心に純白は存在しないだろう?
大事なものを手に入れたら、喪失の恐怖が同時に芽生える。
我等天翅の翅の様な純白には染まりきれぬのが人間というもの…故に、人は弱い。
赤は美しき色だよ。…彼が殺戮の天翅と呼ばれていた頃に大地を染めた色。
蒼は憂いの色…彼が去りし後の私の心を映す、悲しみと孤独の月光の色…。
>582
何だい?…ふふ、「呼んでみただけ」などと可愛い事を言っていると連れ去ってしまうよ。
>583
…っ…?…誰だい?私の臀部に触れるのは…やめたまえ。変態が。
私に気安く触れるのではないよ、翅無し風情のくせに。
君は生命の樹に植えてあげよう。両翅殿のプラーナにでもなるが良い。
私に触れていいのはアポロニアスと音翅だけ。例外として小天翅のする事だからね、双翅も許そう。
それ以外は許可を取ってから触れたまえ。幾ら私の翅がふかふかしていて触り心地が良くても、勝手に触れるのは許さぬよ。
翅は私の性感帯でもあ…いや、…何でもないけれど。
…今日も翅無しの世界は寒い様だね。精々元気でいておくれ、プラーナが摂取出来なくなっては我等も困るのでね。