08/08/15 07:53:56
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「それでも「光」はあるとは思いますね。」
と、ドロシー博士は突如としてつぶやく。
「あの銀河バイブルの一編に書かれていた光のことか。」
嵐山長官がその光の意味に気づいた。
「その通りです、『太陽の3番目 青き輝き持つ子 世界が一つに重なり 邪悪なる炎が蘇る時 その輝きを失い 全銀河は闇に包まれ終焉を迎える・・』
その銀河バイブルの一節です。」
ドロシー博士が銀河バイブルの一節を歌う。
「その闇の中の「光」と言うわけですね。」「多分、そうだと思うわ。」
キカイダー・ジローが銀河バイブルの一節の光について何か気づき、ドロシー博士がそれに答える。
「闇の中の光・・・。」「アスカさん、どうしたのですか?」
アバレブラック・アスカがつぶやき、隣の席に座っていた凌駕に伺われる。
「多分、その光とは人の心の中にある光と闇でしょう、その光の面を信じていたのです。私達の力であるダイノガッツは心の光から生まれる物です。」
アスカは淡々と語り始めた。
「心の光、もしかするとさっきのウルトラマンが現れたのもそれなのかい?」
パンドーラが訊ねる。バルカンベースの面々も008でのウルトラマンAの復活を見ていたのであった。
「そのウルトラマンという巨人に関しても人の心の光が届いたかもしれません。」
アスカがパンドーラに答える。
スターピースの奇跡だという事に気づくものはいなかったが、スターピースの奇跡も人の心の光に届いたものであった。
「人の心か・・・・なんともときめかせてくれるな・・・。」
アバレキラー・仲代未琴がその話を聞いて呟く。