08/07/28 06:31:59
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***虚無と混沌の空間***
何も見えず、何も聞こえず、それでいて激しいエネルギーが
渦を巻いているような世界。そこがどこにあるのか、人知を
超越した場所ゆえ誰にも把握することが出来ない……。
その中に、炎のような輝きを身にまとった一羽の鳥が出現する。
─「火の鳥」と呼ばれる存在だ。
時を同じくして、その空間に出現したのは
「光の意思」の顕現である「白い青年」、
同じく「光の意思」である金色の蝶セントパピリア、
少女の姿をした命の精霊クロト…そしてサイボーグ００１！！
サイボーグ００１「あななたちですね？ ボクをここに呼んだのは」
火の鳥「そう……時の流れが乱れはじめました。来るべきハルマゲドンへの
入口が開いたのです」
白い青年「天界へと向かうゲートも既に開かれた。神と人、生者と死者の
境界も失われつつある……」
セントパピリア「このままでは全宇宙、全次元の崩壊にもつながりかねない……
それを防ぐためにも、あなたに導き手となって欲しいの」
クロト「まず、閉鎖された歴史の道を一本作るわ。そしていくつもの道が
枝分かれし……混乱を分散させるの。そうすれば宇宙全体の崩壊は防げる」
００１「……分かりました」