09/11/12 14:25:01 rCHcjxxF0
「ほらほら、麗檬。早くしないと、幼稚園に遅れるわよ?」
「わかってるーっ。ママーッ。カバン取ってーっ」
「もうっ…。ここにあるじゃない」
バタバタバタッ…
「美柑ママーッ。あたちのハンカチはーっ?」
「えっと…イヴちゃんのハンカチ…って、ヤミさんは?」
「あたちのママァ? ママはねぇ、パパとちゅーしてたぁ」
「なっ…なんですってぇっ!?」
「遅くなってごめんなさい」
「ママァッ。あたちのハンカチーッ?」
「はい。イヴのハンカチは、ママがちゃんとアイロンをかけておいたから」
「わぁいっ。ママッ、ありがとーっ」
「ちょっ、ちょっと、ヤミさんっ! 抜け駆けしないって、約束でしょっ!?」
「えっ? あっ…」
「イヴちゃんに聞いたわよっ。リトと、キスしてたって…あっ! リトっ!?」
「ち、遅刻するっ。今日は朝一で大事な会議があるんだっ…ぷぷっ」
「ん~~~っ…」
「あーっ! パパとママ、ちゅーしてるーっ」
「み、美柑…」
「ぷはっ!!」
「なによぉっ。アタシが見てない隙に、ヤミさんとキスしてたんでしょ?
抜け駆けは、許さないんだからっ」
「ち、遅刻っ…」
2:名無しかわいいよ名無し
09/11/12 14:25:28 rCHcjxxF0
ガラガラガラッ…
「パパーッ!!」
「あーっ! ずるーいっ!! あたちもーっ!!」
「うっ…。遅刻っ…」
「ふふ、みんな可愛いです…」
「やっぱり、アタシももう一人欲しいかも」
「…美柑こそ、抜け駆けは許しませんよ。
美柑が結城リトと子作りをするのなら、その時は私も同席させてもらいますから」
「ぶっ!!」
「えぇーっ。そんなことしたら、またヤミさんに赤ちゃんができちゃうかもしれないじゃない」
「結城リトの子供でしたら、私は何人でも大歓迎ですから」
「うっ…。それは…そうでしょうけど…」
「ハッ、ハハッ…。いってきまぁす…」
3:名無しかわいいよ名無し
09/11/12 14:26:30 rCHcjxxF0
「リトったら。なんだか、ふらふらね」
「美柑のせいじゃないんですか? 結城リトは仕事で疲れているのに
あんなに激しく求めたりするから。なにごとも、ほどほどにしないと」
「な、なに言ってるのよっ。ヤミさんこそ、妊婦のくせして、すっごいことしてるじゃないっ」
「いいんです。結城リトに浮気させないために、必要なことですから」
「どうだか。アタシには、ヤミさんがしたくてしてるようにしか見えないんだけど…
それに、リトのあっちのことは、ちゃんとアタシが面倒みてるから、大丈夫よ。
ねーっ!? リトーっ!?」
「ううっ…。美柑…あんな大声で…」
「パパーッ。あっちのことってなにーっ? パパは麗檬のママに面倒みてもらってるんだーっ」
「イヴのママも面倒見てるって言ってるもーんっ」
「あうあうっ…。二人とも、そういうことは…」
「結城リト。二人をお願いします」
「麗檬ーっ。イヴーッ。ちゃんっとパパの言うこと、聞くのよーっ!!」
「「はーいっ!!」」
「これじゃ、毎日が楽しくて、仕方ありませんね」
「…よーしっ。麗檬っ。イヴッ。ママたちに、ごあいさつだぞーっ」
「「うんっ」」
「それじゃ、みんなで…いってきまーすっ!!」
「「いってきますぅっ!!」」
「いってらっしゃい」
「いってらっしゃーいっ!」
4:名無しかわいいよ名無し
09/11/12 14:28:03 qtvGAJ/0O
いい加減にしなさいよ
5:名無しかわいいよ名無し
09/11/18 20:40:18 5vIxtTvQ0
>>1
続きマダー?(チンチン