【らき☆すた】木冬かがみが大学でぼっちになっているようです 26at CCHARA
【らき☆すた】木冬かがみが大学でぼっちになっているようです 26 - 暇つぶし2ch135:寂寥の渦1
09/09/19 22:33:23 XX1K6Gog0
みさお「よっし! やっと授業終わったぜ」
あやの「みさちゃん、お昼からほとんど寝てなかった……?」
みさお「そうだっけ? あ、そだ。あやの、今日は何か予定あんのか?」
あやの「う~ん……特に無いかな」
かがみ「あれ? 今日もデートじゃないの?」
あやの「柊ちゃん、そんな毎日デートしてるみたいな言い方しないでよ」
みさお「そうだぞ~、あやのは週1って決まってんだから」
あやの「みさちゃんまで……」
かがみ「そういえば峰岸のお相手ってどんな人なの?」
みさお「………………」
あやの「………………」
かがみ「あれ? どしたの?」
みさお「いや、なあ……?」
あやの「ねえ……」
かがみ「何よ? 気になるじゃない」
みさお「柊ってさ、5年も同じクラスだった割にはウチらのこと、全然知らないよな」
かがみ「え? いや……何よ急に」
あやの「み、みさちゃん……」
みさお「ってかずっと同じクラスだったこと自体、柊は気付いてなかったんだよな」(2・73)
あやの「みさちゃん、私たちのこと”背景”って言ったくらいだもんね」
かがみ「ああ、いや、それはさ……」
みさお「どうせあのチビッ子たちの方がいいんだろ~。この薄情者~」
かがみ「ちょっと待ちなさいよ」
あやの「柊ちゃん?」
かがみ「前から思ってたけどさ、同じクラスだから仲良くするって別に決まってるわけじゃないでしょ?」
みさお「……は?」
かがみ「だからさ、人の交友関係なんてそれぞれなんだから、私が薄情者なんて言われる筋合いないっていうの」
みさお「…………」
かがみ「だろ? 私がどこのクラスの誰と付き合おうが私の勝手じゃない」
あやの「柊ちゃん、それは言い過ぎだと思うわ」
かがみ「峰岸、日下部の肩持ちたいのは分かるけどさ」
あやの「柊ちゃん、友だちは似たタイプが集まるって認めてたでしょ?」(2・92)
かがみ「…………?」
あやの「試験勉強してた時のことよ。あれって泉ちゃんと妹ちゃんを私たちに重ねてたのよね?」
かがみ「うっ……確かに……」
あやの「あの時、ハッキリ”友だち”って言葉を使ってたわ。だけど……」
かがみ「…………」
あやの「さっきのみさちゃんへの言い方―友だちに対する言葉とは思えないわ」
みさお「そ、そうだぞ! あやの、よく言った!」
かがみ「な、なによ、2人して……」
みさお「柊って結構ウチらに対しては距離置くよな」
かがみ「そんな事ないじゃない。もしそうだったら今だってこうやって話してないわよ」
あやの「苗字で呼び合ってるのがその証拠よ」
かがみ「だ、だったらそれはそっちも同じでしょうが。私のこと”柊”って呼んでるじゃないの」
みさお「聞いたか? ”そっち”だってよ。完全に線引いてる証拠じゃね?」
あやの「そうね…………」
みさお「さっきの試験の時の話だけどさ、あやのがお菓子作るの得意だってあの時まで知らなかったんだよな?」
かがみ「……そりゃ……そういう話する機会なんてなかったし」
あやの「5年も?」
かがみ「…………」
みさお「その割には結構ズバズバもの言うよな。特に私にはさ」
かがみ「な、なによ? この上まだ何言うつもりよ?」
みさお「あやのに”私の教育間違ったんじゃないか”とか、無計画で自堕落だとか」(3・27)
あやの「言ってたわね、確かに。それにズボラだとも」(3・67)
かがみ「わ、悪かったわよ……。っていうかよくそんなに憶えてるな」
あやの「言った方は忘れてても、言われた方はよく憶えてるものよ」
かがみ「た、確かに……」
あやの「う~ん……」
みさお「どした?」
あやの「さっきから考えてたんだけど、やっぱり柊ちゃんから壁を作ってるような感じがしてきたわ」


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