09/05/01 17:14:58 Je9I1/N80
1、ベジータ様はまことに偉大なる御方。初登場時には殺害した宇宙人を食されていたが、もともとあの星の連中は異形の存在で戦闘力も高く
全宇宙にとっての脅威となるのは明白だったので偉大なるベジータ様は先手を打って成敗しに行かれたのだ。
こちらが攻めねばあの戦闘力の高い昆虫の様な異形の宇宙人は必ず牙をむいて来たであろう。つまりは自衛の為である。
2、慈悲深きベジータ様は部下のラディッツに生き別れとなった実の弟カカロットとの感動の再会をさせる為に地球へ送り込まれた。しかし
カカロットと力を合わせて地球に平和を取り戻させるはずが無関係な農夫を殺害するという凶行に出る。ベジータ様はラディッツの命令違反を
嘆いておられた。地球に住む悪人をカカロットと共に倒し平和を取り戻すべしとのベジータ様の命令に背いた結果、死んだラディッツを見捨てるしか
無かった。「泣いてラディッツを切る」ベジータ様は心では泣いておられた。殺された農夫はドラゴンボールで生き返っていないのだ。
3、地球人をクンッで大量殺戮した大悪人ナッパを諌めた。ベジータ様はナッパの残虐さにほとほと手を焼いておられた。
そこでこれ以上の殺戮を止める為にナッパを処刑したのだ。結果として将来ナッパに殺されるであろう多くの人々の
命を救う事となった。あのまま生かせておけばナッパは必ずまた大殺戮を繰り返しただろう。ベジータ様はそれを未然に防いだのだ。
ナッパのクンッで殺された地球人はピッコロ大魔王・セル・魔人ブウに殺された人達と違いドラゴンボールでも生き返っていない。
4、栽培マンを処刑したのも同じ事。栽培マンによる地球人殺しを防ぐ為。その後栽培マンは将来妻となるブルマの恋人ヤムチャを殺害するわけだが
ベジータ様はもう一匹の栽培マンも処刑するべきだったと長い間悔やんでおられた。後に自分の物となるにしても、女を悲しませる事になり深く後悔した。
5、ナメック星でベジータ様は悪の帝王フリーザを倒して宇宙に平和を取り戻す正義の味方になられた。しかし、ナメック星人達はベジータ様が
永遠の命を手にする事を拒否した。べジータ様といえど、永遠の命なくしてはフリーザに勝ち目はなかった。ベジータ様は泣く泣くナメック星人達と
戦うしか方法が無くなってしまった。本当は子供まで殺したくなかったのだ。ベジータ様はフリーザを倒す救世主だったのに・・・・ナメック星人達は
それを理解できずあの様な結果となった。決してベジータ様の本意では無かったのだ。そして、彼らもまたドラゴンボールで生き返る事も無かった。
6、人造人間18号とベジータ様が戦っている時に、トラックの運転手が恐れ多くもベジータ様をひき殺そうとした。ベジータ様の攻撃により爆死したが
アレは正当防衛である。彼もドラゴンボールで生き返る事は無かった。
7、べジータ様の平和に対する涙ぐましい貢献にも関わらず、愚かにもあの世はべジータ様を悪人と判断し、べジータ様は地獄に逝かねばならなかった。
しかしやはり正しきものは報われるのである。べジータ様は善人と判断されなおし、見事御復活なされた。極悪人ならば生き返れないのだから。
だがべジータ様がお頼みになったにも関わらず、元気を分けなかった地球人共はまことに恩知らずである。
天下一武道会でベジータ様の攻撃の巻き添えになって殺された観客は結果として生き返ったのでもちろん無罪放免である。