08/11/04 12:52:54 eIZ22c8Y0
やーめーorz もっと健全に行こうよー
「大丈夫?」
そういって、私を支えてくれたのは、よく知っている筈の幼馴染の男の子。
けど、
「あ、ありがとう…」
眼鏡の奥の、深く澄んだ目、とか。
少し掠れた、低い声、とか。
背中に回された、細いけど力強い腕、とか。
何時の間にこんな「男」の子になっていたんだろう。
「どうしたの?どっか打っちゃった?」
心配そうに覗き込んでくる顔も、前よりずっと大人びていて。
少し、悔しい。
「ううん、大丈夫。ちょっとぼーっとしてただけ」
そういって、急いで離れてしまった。あ、ちょっと悪かったかな。
「そう?ならいいんだけど…気をつけてね」