08/10/31 16:14:37 1pSi4qGH0
リクオは、「立派な人間」になるために、善行をします。
カナちゃんは、相手が苦しんでいたり、困っていたりするから、手を貸そうとします。
結果だけを見れば、リクオの方がより多く人の役には立っています。
ですが、自分のためと、相手のためでは、何かが違っていると思います。
(ま、実際はカナちゃんの思いやりは、あんまり結果へ結び付いていないのですが)
でも、たとえ言わんとする所がずれていたとしても、解決策にはならないとしても。
自分を心配してくれた人の一言には、やっぱり心を浮上させる力はあると思います。
後日譚
カナ 「あんたねえぇ~」
つらら 「うふふ、なぁに?弱虫さんv」
リクオ 「あぁあ、また…。二人とももうやめてよ~」
カナ・つらら「「リクオ君は黙ってて!!」」
リクオ 「……(_ _ ;)」
カナ 「今日という今日は許せないわね、一度、じっくり話したいと思ってたのよ…」
つらら 「あら、そう? いいわよ。で、どこで「話し合い」するの?」
カナ 「そうね…。駅前に新しい喫茶店ができたの知ってる?
せっかくだから行ってみたいと思ってたんだけど」
つらら 「喫茶店?ああ…、和風の喫茶店て評判の…」
カナ 「そこ、ありがたいことに個室だっていうのよね。
本格的なお抹茶とお菓子が出るっていうし、一人じゃ敷居が高いと思ってたんだけど」
つらら 「いいわよ。帰り道にも近いし、そこにしましょうか」
カナ 「葛切りがまた絶品なんですって。及川さんは好き?」
つらら 「大好き。さっそく行きましょう」
じゃあね、とばかりに席を立つ二人。
リクオ 「――……は?え? 何!?
君らついさっきまで喧嘩してたんじゃないの!?
もう女の子ってわけわかんないよ~!!」
リクオ、ぽんと肩をたたかれる。(巻あたりか)
女って奴ぁ…。
長文妄想すみません。以後控えます。