08/10/20 05:10:04 b5Ii/XI30
こいつが一人で少女漫画やってて、なおかつ作者がそっちの描写に夢中だから主人公の影が薄くなるばかり
そしてそのせいで主人公の目的でありこの作品本来の主題である「哀れな魂の救済」は失われてしまった
それはゾンビ編の幽霊少女の扱いを見ても明らか
もはやこの漫画は完全に、ただの「リナリーを讃える物語」に成り下がっている
リナリーはアクマを救済したいと願う主人公の意思に理解を示して、それを支えるポジションになればよかった
そうすれば身内にしか興味の無い幼い状態から、アレンを通して大きな世界に目を向けることができただろう
主人公を支えながら自分も成長するという、実に王道なヒロインになれたはず
リナリーとアレンの間に信頼関係があれば、リナリーを描写しながらアレンも掘り下げられるし、物語の主題もぶれないですむ
でもこいつは「アレン君の左目なんか嫌いよ！」の時の状態のまま、哀れむのはいつまでたっても自分のことばかり
仲間仲間と言いながらアレンの意思は理解する努力もせず、姫扱いを享受するのみ
なんかまとまりなくなったけど、この漫画は破綻してるってことが言いたかった
そしてそれはこいつと、こいつを中心にすえた作者のせいってことが言いたかった