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同人ネタ注意
527 ：恐い話：2008/12/28(日) 14:47:41 ID:jp/2hond
原稿中、もうこれ以上起きて作業しているのは無理だと悟り就寝。
自分は夢の中で目の前に花畑が広がる庭で優雅に紅茶を楽しんでいました。紅茶匂いが苦手で飲めないのに。
空になったカップを置くと突然スッと白い物体が現れました。白い布に身を包んだブリ天でした。
そのブリ天を見つめていると、何故かだいぶ前に死んだ犬が重なって見えました。
自分は昔から犬と一緒に暮らしていて、最初の犬は真っ白くてフワフワした小さい犬。
その子は自分が小さい頃に死んでしまい、次に飼っていたのも真っ白くてフワフワした二代目。
自分の家の犬は何故か名前を受け継ぐ決まりで、どんな犬種でも名前はずっとぽちくん。
今飼っているのは三代目で、この時現れたのは二代目のぽちくんでした。
二代目は私が一番長く一緒にいた犬で、見つめていると段々と涙が出てきました。
（”・ω・）「なにを泣いているんだ。紅茶おかわりいるか？」
（ ；д；）「飲みます」
（”・ω・）「体は大丈夫か？お前は昔から無理をする子だったからな」
（ ；д；）「大変だけど平気です」
（”・ω・）「そうか」
しばらく話していると顎髭をたくわえたお兄さんがクッキーを持ってやってきました。
初代ぽちくんでした。
（ ´∀｀）「やあ、久しぶりだねぇ。大きくなったねぇー」
（ ；д；）「相変わらずフサフサですね」
（ ´∀｀）「あまり周りに心配かけたらダメだからねぇ」
（ ；д；）「はい」
気づいたら目が覚めていました。とりあえず側で寝ていた三代目を抱きしめました。
ふと日付を見てみると、二代目の命日でした。
お盆はとっくに過ぎたけど、もしかして会いに来てくれたのでしょうか。
あと、何故か机の上の原稿が紅茶まみれになっていました。
締め切り二日後＼(^o^)／