08/09/20 21:16:17 0
ギアスの作品分析では「アニメージュオリジナル」の
上遠野浩平(ブギーポップシリーズ原作者)インタビューが鋭かったな。
彼によると、このアニメの本質は
「ルルーシュが明確な反逆精神を持ち、そして実際に反逆し続ける」ことにある。だから、
「主人公のルルーシュ以外に、実はストーリーにとって重要なものは何もない」
言い換えれば「とにかくルルーシュを困らせるためだけに、全てのものが存在している(笑)」
だからルルと絡むキャラは、同格ライバルのはずのスザクですら、実は語るべきドラマがない。
つまりスザクが終盤までルルと共闘しないのは、彼と対立し困らせるため。
だから、本編の超展開は「ルルーシュを反逆させる」という一点で筋が通っている、ということになる。
一方で、ルルと直接絡むことのないキャラ・背景はどれだけ個性的でも問題がない。
だからロイドやラクシャータのような学者系のキャラは異様なまでに立ちまくっている。
まあ詳しい内容は「アニメージュオリジナル」を立ち読みでもしてくれ。