09/01/24 00:32:25 0
私は、常に分かりやすい文章を書いている。日本の刑事司法(注1)では、日本の刑事司
法の特質とされるものは、日本の特質とされるものと重なっているということをいったに
過ぎない。きわめて凡庸であるが、だからこそ、分からないということはありえない。分
からないといっている人(注2)は、謙虚に自分の読解力のなさを反省すべきであろう。
さらに、近代の刑事司法の弾劾主義をここまで歪めえたというのは、ある意味で才能だと
いうことも述べた。
丸山など戦後の知識人は、日本とは何かについて考え抜いたが、そこから脱出する(日本
脱出!)方法を必ずしも示していない。吉本のような、大衆が望むならそれでいいという
立場が、むしろ支持された(?)。安心社会から信頼社会へ、というは易しだが…。
社会の特質が、司法にも反映しているとすれば、大衆がこうした司法のありようを望んで
いたということであり、大衆と乖離しているという批判は当たらない。