10/03/06 18:12:09 9RJS5pTr
良い点
スネ夫達が語る人魚の解説シーン
人魚はジュゴンを見間違えた物、というのは無理がある。という意見で人魚の存在感を増している所は藤子SFっぽくて良し。
ゴーホームオルゴールを投げる等、原作アイテムを上手く使っている。
魚群が町を好き勝手に泳ぎ回るところは面白く演出していると思う。
ダメな点
設定の説明シーンが長すぎる。しかも語られる情報量が多い。しかも消化不良に終わる。子供はもちろん大人でもダレる。
全体的にキャラの意図が不明確。
例えば星座を見に行く時にスネ夫が「星が一杯あってどれだか星座だかわからない」というのは割と最もな話で
それを他のメンバーが責めるという展開にしたのはよくわからない。
そこでドラえもんの道具の登場、ということには出来なかったのか。
これにより、星座を見に行くというエピソードが無駄に終わっている。
話の展開が終盤メチャクチャで黒こげになっていたドラとドラミが次の瞬間復活していたり
「ただのサーフボード」なる道具で皆自在にサーフィンしている所など、訳がわからないシーンを上げたらキリがない。
バトルシーンも迫力不足、というか非常にわかりにくく
何故人魚の剣がいきなり敵の目の前に現れて呆気なく奪われるのか、とか
ラスボスが幻の海を見せられているという演出がわかりにくいとか
本当に脚本と演出が緑の巨人伝と良い勝負なくらいに酷い。
映像だけは面白い緑の巨人伝の方がまだマシかもしれない。
ひとことで言えば、駄作映画だった。