09/03/17 08:34:55 EOB/tcnZ
共闘するプリキュア同士のパワーバランスも絶妙で、
能力差や得意不得意を崩さず、
個々の持ち味を最大限に強調させることで、
一人一人を適材適所しっかり動かしていたと思う。
なので、誰か一人が突出するわけでもなく、
かといって皆が皆同じように見せるわけでもない、
この食わず食われずのバランス調整が良い。
この点に関してはシリーズ通して関わってきた大塚氏が
ファンにもスタッフにも配慮していい仕事をしていたと思う。
ただこの場面で力を使い切ったのか、
このあとの肝心のラスボス戦はやや息切れ気味。
毎度恒例の舌戦+勢い重視、
『ちょー短編』にお子様参加ネタを加えて膨らませただけの
至って予想通りの内容で良くも悪くも目新しさがない。
一瞬だが途中に各シリーズの名場面(かな?)が挿入されたのは○。
お約束といえばお約束だが、
どうしたって個々のキャラを掘り下げる余裕がないなかで
こういう場面を挿れて抽象的に
キャラ同士の信頼関係を描写しているのは素直に嬉しい。
長々と書いてしまって申し訳ないが、
結論からいえば、かなりファン向けの内容になっていたと思う。
一応話の中心となるのは新人組だが、
実際に話を動かしていくのは先代組。
各キャラの配置には
相当気を使っている感じだし、
「おまえらこういうのが見たかったんだろ」的な
要素を
詰めに詰め込んであるので、
輝く命の人を黒並に戦わせろとか、
あいつも出せこいつも出せとか
高望みをしなければ、
歴代シリーズのファンなら決して
見ておいて損はない内容だと思う。
既出かもしれないけど、ラスボスの声優は
まあ豪華声優には違いないが、
至って普通。というか過去のシリーズ出演者。
この人とやり合うときの
なぎさの心境は幾ばかりか