09/03/17 08:32:18 EOB/tcnZ
試写会にて鑑賞。
ちゃんとプリキュアオールスターズだったなという一言に尽きる内容。
14人+小動物共全員にしっかり見せ場を作ってあるあたりが好印象。
小動物集合シーンは案の定カオスだったが
構成上、黒や夢の人など主役の主役格の台詞が
他に比べて割合多めで(特に夢の人と新人の真ん中)、
輝く命の人はどうしても出番少なめとなっているものの、
いずれもまあ仕方ないかと許せるレベル。
ただし、実際に画で見ると新人3人は先代に完全に迫力負け
なにをやらせてもショボい。
逆にいえば、先代組はいずれも
各シリーズ終盤レベルを維持したままで動いてくれる。
ここら辺は作り手側も演じる役者もかなり
意識してやっていたなというのが端々で伝わってきて、
それぞれのシリーズの空気を壊すことなく、
最終話からこの映画にそのまま繋げているという感じがイイ。
なかでも『ちょー短編』があったとはいえ、
実質2~3年ぶりの復帰となった『MH』『SS』組は
ブランクなど全く感じさせないコンビネーションぶりがたまらない。
個人的には、なぎさとほのかが全然変わっていなかったことが
素直に嬉しかった。
戦闘シーンは最初は単調だったが、中盤から終盤にかけての
各プリが集結するまでのくだりで一気にハジける。
とりわけ、プリキュア(新人除く)VS再生怪獣軍団の場面で
各プリキュアが自分達の主題歌にのせて
次々に駆けつけてくる様は、胸が熱くなる。
特に黒白の登場シーンは大塚氏の
「俺はあの時こういうのがやりたかったんだ」
という執念だか怨念みたいなものすら感じさせるぐらいの衝撃