10/05/25 12:55:31 mF2I9epW
流れを無視。
「3番テーブルの客」っていうドラマがあって、同じ脚本で23回もやった。
ただし毎回新しい演出家が担当。演出が違うだけで全然違ったものになる。
それこそ笑い話にも悲しい話にもなる。筋がわかっているのに毎回楽しめる。
エンドレスエイトも演出と作画監督が毎回違う。
アニメ絵なので、違いが出にくいのはしょうがない。
もしかしたら演出家の方にならわかるのかも。試みとしては悪くない。
素人目にも手抜きだとわかるとは言うけど、逆に素人だからわからないってこともあろう。
それなりの労力はかかってるよ。
ドラマや映画みたいに予算と時間をかけれるなら違ったと思うよ。
でも悲しいけどこれ、アニメなのよね。所詮TVシリーズ、
出来上がった動画に演出家が「いやここはこうなんだよ」とか作り直させる
時間も無いだろうし。それが劇場版との違い。ドラマ、映画との違い。
TVアニメが社会的に低く見られてしまう理由。
そんな中でも8回ともそれぞれスタッフが苦心した上で作られている作品だろうから
そう責めることでもあるまい。
まあ消失を映画にすると決めた時点で出した苦肉の選択だったんだろうけどw
でも製作側は消失を映画並にリソースを注ぎ込んで製作すべき作品だと
判断したんだ。リスクを背ってでも。
予算や時間、人は湯水のように出てくるわけじゃない。これが日本のアニメの限界点。
それで消失の出来が良かったというのなら、成功でしょ。