舞-乙HiME Part424at ANIME2
舞-乙HiME Part424 - 暇つぶし2ch119:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:26:12 vTP6ObLo
つーか、人に見せられるほどの文章じゃないのに、
該吉がうるさいから犬に餌やるつもりでやったネタを、
バカみたいにコピペすんな。

書いたのは俺だから一応著作権は俺にあるんだよ。
無暗にコピペするならエロパロ板規制解除されてもテメエにはもう餌やらん。

120:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:29:56 9dLWXlcD
野良犬に餌付けなんてするからだよ……

121:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:30:12 OwaOievL
>>119
ごめんなさい!許してください
犬のマネするからもっとお話書いてください
>>119様 もうコピペしないからもっと萌え話を書いてください

てか、規制解除遅すぎだろwwwwよほどショボイ回線なのか?

そもそも、マシロ解体といい、大まかなプロットはワイが作者やで!

あ、いや、俺は只管著作をこいねがう立場だから、大きく出ることは無いですけどね・・・

122:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:30:42 9wzhHyH1
>>118
だからシズルのことを叩いてる
シズル叩きってナツナオ腐女子に共通してるんだよな

123:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:31:56 wIsUD3+U
ナオ好きにはろくなやつがいねーな

124:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:35:45 RTLA6wAE
>>117

ゲェェェ
     ∧_∧
    (ill´Д`)
    ノ つ!;:i;l 。゚・
   と__)i:;l|;:;::;:::⊃
    ⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃

125:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:38:40 WEOWCnFD
>>117

ゲェェェ
     ∧_∧
    (ill´Д`)
    ノ つ!;:i;l 。゚・
   と__)i:;l|;:;::;:::⊃
    ⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃




126:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:44:07 9gdll3nK
>>117

   _____
  /;;;;:::::::::::::::::/
 ||;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ,ハ ゲエェェェ
 |: ̄\;;;;; (,,/⌒ヽ
 |:   |: ̄ ̄ 〉  ~
 |:::.._|__ U゙U_|
      ゲボァハーッ

127:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 15:52:00 y+bgsJyl
ナオ信者ってストーカー?

128:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 16:03:40 YXwn+pbj
ナオはシズルのことが好きだからなあ

129:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 16:07:49 9gdll3nK
>>119さん、↓こういう雰囲気のSSも書いて欲しいなぁ 参考にw

URLリンク(sigerublog.txt-nifty.com)

ナオの気持ち(人情SS)

学園長の部屋。
ナツキが、厳しい表情で立っている。その傍には、シズルの姿が。
重大事項を言い渡す時の慣例なのだろう、立会人としてエアリーズ共和国のマイスター・ハルカとユキノ大統領の姿もあった。
ナオの度重なる無断外泊が、とうとうお目付け役のマリアから直訴されたのだ。
ナツキの立場では、もはや放っておくことはできなかった。

「パールオトメ、ジュリエット。おまえに、言わなくてはならないことがある」
ナオは、先刻承知と言うように、余裕綽綽の態度だった。
「へえ?ニナのヤツが告げ口したんだ。あいつ、偉そうなこと言っといて、結局点数稼ぎかよ。ま、優等生ちゃんなんて、しょせんそんなもんだけどね」
「誤解するな、ナオ」ナツキが静かに言った。
「ニナは、むしろお前を庇おうとしたんだぞ。ナオ様の外泊には、ちゃんと理由があるはずです、ってな」
「へええ?」ナオは苦笑した。
「そりゃあ、ますます可笑しいや。優等生ちゃんらしからぬ愚行って奴だね。あたしはじっさい、街に出て思いっきり遊んでたのに、ね。
まあ、男の精を受けてオトメの資格を失うようなヘマはしないけど。あの蒼天のなんとかさんみたいな間抜けな真似は、さ」
「彼女のことを言うな!」
ナツキが激怒した。
「お前に、あいつの何が分るんだ!」
「はは、庇う庇う。無理しちゃ美容に悪いよ。彼女がオトメ失格になって、いちばん嬉しかったのは、直接のライバルだったあんたじゃなかったのかな~?」
「きさま―」
「どうしようっていうのさ。あたしを退学にする?どーぞ、あたしは構わないよ。どーせ誰も気にしないさ、あたしがガルデローベを追い出されたからって。
だって、優秀なニナちゃんがアルタイ代表でがんばってくれるだろうからね。あたしは、元々ここじゃいらない子だったんだ」
「ナオ、おまえ本気で―」

ナツキより先に一歩前に出たシズルが、音を立ててナオの頬を打った。
その勢いに、ナオは思わずよろめいた。
「何すんだよっ!」
「このお馬鹿さん!」
シズルはとてもとても低い声で言った。瞳には、切るような哀しみがあった。ナオは思わず息をのんだ。
「うちはもう……うちはほんまにもう、知りませんえ」
「シズル……どうか落ち着いてくれ、シズル」
「だって、だってナツキ。この子、うちたちの気持ちを、いっこも分りもしませんで……」
泣いていた。あの五柱の中でも最強を謳われた嬌嫣の紫水晶が、本気で涙を流していた。
ナツキも、いつもの冷静さはどこへ行ったのか、激しく動揺していた。
「分ってる、分ってるから、シズル……」
ナツキは、シズルをぎゅっと抱きしめた。
「ありがとう、ありがとうな。わたしのために」
ナオの方を見て、
「おまえもちょっとは察してくれ。わたしたちは、お前を処分したいなんて、これっぽっちも思ってないんだぞ。どうして分ってくれないんだ、どうして」


130:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 16:13:49 9gdll3nK

シズル、他の部屋に行って休もう。そうしよう。
ええ、ええ……。優しゅうしてな、ナツキ。
ば、ばか、それとこれとは……。


ナオだけが、取り残された。
ぶたれたばかりの頬を押さえて、茫然と立っていた。

とつぜん、ぽろっと涙が流れた。

それまで、呆れたように腕組みしていたハルカが、見かねて声をかけた。
「ジュリエット・ナオ。あなたも、調子に乗りすぎたんですわ。あの二人はマイスター・オトメなんだし、権力はあるんだから気をつけないと。―それにしても、いつも取り澄ましてるぶぶ漬けが、あんなに取り乱すなんてねえ。初めて見たわ、あんなの」

ナオは、ぽつりとつぶやいた。
「ううん、そうじゃないんだ。すごく不思議なんだ」
「ん?」
ナオは、遠くを見るような目をしていた。
「誰かにぶたれて、それでもちっとも痛くないなんてことがあるのかな……」

『はぁ?このコ何言ってんの?』ハルカは首をかしげた。
そしてユキノの方へ振り返った。そんなことがあるのかしら、とでも言うように。
ユキノはしっかりと頷いた。
『そのとおりよハルカちゃん、そんな愛もあるのよ。心が通い合っていさえすれば、そうだったら』

「力いっぱいぶたれたのに、何だか温かいなんて、そんなことが……」

「そうよ」
ユキノは、ハルカと顔を見合わせて、にっこり笑った。そして優しくナオの肩を抱いた。
「そんなことが、本当にあるのよ。心が通じてさえいれば……。だから、ジュリエットさん、今からでも……ね?そうしましょう。私たちが、一緒に行ってあげるから……」

ナオは、こくんと素直にうなずいた。


131:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 19:48:37 c6EEnI+H
五柱の中で最強のナオ

ウーナは素晴らしい学園長なのに、ナツキがクズすぎて泣ける

132:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/23 23:49:50 z/RVfyua
サラとミミって似てるよな。

サラナオもいいなぁ。委員長タイプのサラが天才的だけど不真面目なナオをちゅっちゅして指導してくれる話w

133:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:26:03 M2hgbHHM


ナツキ(ふぅ・・・サラに面倒事を全部押し付けられる事ができてよかったよかった)

134:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:33:36 lGM24XhP

マーヤ「おめでとう!学園長!」
  




135:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:36:29 HSmbBw26
サラとマーヤに可愛がられるナオ

それに嫉妬するナツキ

さらにそれに嫉妬してナオを虐めるレズル

136:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:37:18 4ZO57CsT

ナツキ「ありがとうマーヤ、やっとゴキブリみたいな粘着から解放されたよ」



137:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:39:08 QLiB01Ia


ナツキ「サラに、ありがとう」「ナオに、さようなら」「そして、全てのエアルの人たちに」「おめでとう」



138:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:41:30 REcH4fNW


ナオを嫌う奴って何なの

139:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:42:53 sOjiv4E0
舞衣「ナツキ~おめでとう!やっとアルタイの粘着から解放されたのね!
今日はパーティーよ!猫神らーめん大奮発しちゃう!」

命「ん!めでたいな!ナツキおめでとう!」

ナツキ「ありがとう。舞衣、猫神様!今日が私の新たな人生のスタートだと思う」

140:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:44:09 bcqlqWnE
クソワロタw

141:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:47:27 REcH4fNW
じゃあ、一人寂しくアルタイに帰ったナオチャンはママに会えるの?

はい、続きを考えてね

142:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:47:41 ke/ZQZom
シズル「おつかれさん、はいお茶」

ナツキ「ありがとうシズル、ふぅ~長かった、本当に長かった…うっ、うぅぅ」

シズル「ナツキ・・・」



143:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:50:28 tL9TTrNN
1週間後

舞衣「サラ?!!!ちょっと大丈夫?」
サラ「舞衣お姉さま・・・・私はもう駄目かもしれません」
舞衣「サラ!!!」


ヨウコ「サラさんはこの1週間でかなりのストレスを抱えていたみたいね。それが体を蝕んでいったみたい
    たった1週間でこのストレス・・・一体サラさんの身になにがったのかしら」

舞衣「アルタイの粘着だわ」
ナツキ「すまん・・・サラ・・・」
サラ「いえ、学園長の辛さが身にしみてわかりました」

舞衣「許せない!!!私の可愛い後輩をこんな目に!!アルタイを焼き尽くしてやる!!!」

144:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:53:08 UYznqbjz

舞衣の炎はツングースカ大爆発の約10倍の威力だった


アルタイの土地は一瞬にして灰になった

145:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 00:55:50 Bt40+C8G
>>121
そもそも2chに書き込む以上著作権保持者はひろゆき(=パケモン)だろうが。
がたがた言うなら書かん。

つーか、勝手にコピペする上に改竄までするなよカス

涙は「なんだ」で良いんだ。
URLリンク(dictionary.goo.ne.jp)
誤字じゃねーよ。

(恐らく中世日本語の/naminda/から/i/が脱落して/namda/に転訛したものと考えられる。中世まで日本語の濁音は鼻濁音)

文学的効果を考えて「なみだ」にしなかったのに、文筆の才(さえ)の欠片もないクズのテメエが本文改竄してんじゃねーカス
書いてもエロパロに投下すればまたエロパロまで荒らしそうだしな。
実際吉野サトケンスレ荒らしてるし。(かろうじて放置されてるけど)

てめえ死ね

146:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:01:40 zgoBETYs
>>144

まさに「汚物は消毒よー」だな

147:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:02:50 REcH4fNW


ナオチャンに嫉妬するレズル厨 ワロタ

148:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:05:32 kZ9gRK6p
シズル「ナツキ、最近うちにアルタイの粘着がまとわりついてるみたいどす」
ナツキ「なんだと!舞衣の炎で焼きつくせなかったのか」
舞衣「煙が融合して思念体として復活したみたいね!焼き尽くすんじゃなくて完全に消滅させるべきだったわ!」
命「まさに怨念だな!ん!」
サラ「上手いこと言いましたね」


149:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:06:25 5jkQOewa
アルタイの粘着ワロタw

150:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:08:16 uvBcNHm0
ナツキ「とりあえずシズルは学園長室にいてくれ、私がなんとかする」
シズル「ナツキ・・・」
ナツキ「シズルには指一本触れさせないさ」

舞衣「ナツキ、頼もしくなったね」
ナツキ「う、うるさい!」

151:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:15:45 +UNgZJFk

>舞衣の炎はツングースカ大爆発の約10倍の威力だった

クソワロタw

152:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:28:35 HBjcIFYt
そしてナツキは裏の顔「おまかせ退魔業(セイバーズ)」として粘着のアルタイに立ち向かっていった


ナツキ「光風法!如月!!」

153:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:36:31 REcH4fNW
ナツキ「よくもナオを… まさか、お前だったなんて… 信じたくなかったっ!」
サラ「シズルお姉さま。何があったのですか?回答によっては…お姉さまと言えど容赦しません」
ナオ「な、、なによアンタたち。余計なお世話だってn ゴホッ ゲホホッ 」

ナツキ「答えろシズル!何とか言ってくれ、頼む、お前じゃないと… 一体何で…」
シズル「そうどすなぁ。ナツキを取られとうないから、じゃ足りへん?」
ナツキ「な、何を言う、私はお前を」
シズル「その子、わてのナツキの回りをウロチョロしよって、奪おうとしたさかい、思い知らせてやったんや、
ナツキは誰にも渡さへん。」
ナツキ「貴様ァーーーーーーー!!」
ドカッ バキッ グシャッ
サラ「お、お姉さま!私にもやらせてください!!」
ベキッ グサッ ドガガッ
シズル「ひぎゃあああああああああああああ!! なづき、わ、あげへん、ナオはんさえ殺せば、、」
ナツキ「まだ分からんのかあああああああああっ!!」
ゴッ ゴギャッ グショッ
シズル「いぎゃああああああああああああああ!!」
サラ「シズルお姉さま…あなたには幻滅しました。あなたにオトメたる資格はない!」
ナツキ「サラの言う通りだ。貴石はご真祖様にお返しする。触れるのも汚らわしいが…
お前の耳を切り取らせてもらう。悪く思うな。」
グサッ ジョリリッ
シズル「ウぎょええええええええええええええええぎぃいいいいやあああああああああああああああああああアアア!!!!!」
「ナツキ、嘘だと言うとくれ、堪忍して、ナツキ…」
ナツキ「今までの功績に免じ、裁判にはかけない。何処へでも好きなところへ消え失せろ」
シズル「好きなところ…? ナツキ以外何も要らへん。知っとるやろ? な、ナツキ…」
ナツキ「ペッ 汚らしい。反吐が出る」
「ナオ、すまなかった。私が迂闊だったばかりに…アイツのことは前から怪しいと思っていたのに…
信じたくなかったんだ。」
ナオ「なによ、アルタイに飛ばしたくせに。今更…なんだって…」
ナツキ「すまなかった。どうしていいか分からなかったんだ。お前の前だと、いつも、
どうしていいかわからなくなる。」
「でも今やっと確信した。お前が好きだ」
ナオ「やめてよ。そんな顔するから。。。隠せなくなっちゃったじゃない。
私も、アンタが好きよ、ナツキ」
サラ「ちょっとお二人さん!オトメたるもの、人前で恋愛沙汰はご法度。
ま、今回は多めに見ましょう。」


チャンチャン♪

154:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:43:13 POP//ZcK
ナツナオ信者って本当にシズルのこと嫌ってんだなw

155:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:45:45 xUSQ84Pr
>>153と似たようなSS、ナツナオファンサイトで読んだことあるから笑えない

156:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:48:23 5MLeeZ9Z
ナツキ「またアルタイの粘着がシズルを悪者にした妄想を繰り広げてるのか、まったく」
舞衣「シズルさんへの粘着、5年もしてるらしいわよ」
命「酷いな!」
サラ「キチガイですね」
マーヤ「ゴミクズだわ」



157:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:50:39 4zqxm7PS

ヨウコ「学園長!精神病院の手配できたわよ」
ナツキ「ありがとう、ヨウコ」
舞衣「アルタイの粘着を強制入院させるのね?」
ナツキ「ああ、ずっとキチガイ妄想を垂れ流すからな」
命「でもこのキチガイは一生治らないと思うぞ」
ナツキ「だから一生出てこさせないようにする」


158:革命烈士 ◆Ecz22rKivI
10/04/24 01:53:53 REcH4fNW
ざまあwwwwwwwwwwwwww

159:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 01:56:33 nw6c3UtQ
ナツキ「これでやっと平和が訪れる。おーい、シズルお茶」
シズル「はい」

ナツキ「シズルのお茶はうまいなこれからもずっと飲んでいたい、。わたしがおばあちゃんになっても」
シズル「まあ」

舞衣「やだーナツキプロポーズ?」


160:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 02:05:15 s2Y5sUXP
舞衣と命が経営するラーメンにナツキとシズルは年老いても一緒に通うんだろうな



161:革命烈士 ◆Ecz22rKivI
10/04/24 02:06:58 zntFKkrT
>>160
その前に、ヴィント内乱で恐慌になって破産。

ぼろっちい店は差し押さえられましたとさ。 チャンチャン♪

162:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 10:35:36 b0cHDTcM
シズルの一人称が間違ってるぞ

163:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 10:48:45 XTzvzNrO
わてw

164:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 14:02:21 XTzvzNrO
アルタイの粘着は5年もシズルに粘着してるのか

165:革命烈士 ◆Ecz22rKivI
10/04/24 15:35:04 c0oe4Mve
京都弁難しいですね。


166:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 16:40:52 c0oe4Mve
愚直なナオ


ルーピーナツキ

167:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 16:53:31 wogdcfTn
コテの付け外し
複数IDの使用
ニュー+での自演と同じ手法だな

168:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 18:14:40 DSDcXUZz
自演してなにが悪い

右翼勢力に報復するための正当な争議行為だ

169:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 18:19:21 T/AEE04x
自演は見破られたら何の意味もないんだぞ

170:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:17:12 aRf7+pC3
普通板違いって言わんかそれ?

171:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:24:42 wogdcfTn
ガチで親の教育がやばかったんだろコイツ
きちがいに目をつけられただけのナオを叩くのはやめようぜ

172:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:26:38 yYhgz86y
しかし何故キチガイ達はナオに惹き付けられるのだろう
革命烈士、長文、怨念、つぼまじん・・・

ナオにキチガイを惹きつけるセンサーみたいなものがあるんだろうか



173:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:29:09 DSDcXUZz
ルーピーナツキよりマシだろ。
ナオはやさしい子だから、ヘタレを放っておけへんかったんやな

ウーナみたいなエリート冷酷美女が学園長だったら、対立してて面白そうだwwww

174:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:30:08 wogdcfTn
自分の出来の悲惨さを誤魔化すための、反体制の象徴なんだよ
ラオウの元に出来損ないのモヒカンが従うのと同じ。

175:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:32:40 1UqgLB+j
革命烈士がいなくても、元からナオ信者のイメージなんて底に落ちてるだろ
tiaraway信者の暴れ様で

176:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:34:01 wogdcfTn
信者なんて架空の存在について語るお前も相当のバカ者だな

177:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:38:12 1q5f1WBt
ID:wogdcfTn

ナオ信者がさっきから必死だなあ

178:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:39:50 xPUcb3h6
まあ、つぼまじんっていうナツナオ信者が自サイトでシズル叩きしてたのは事実だし
tiaraway信者がシズルと進藤に嫌がらせしてたのも事実だし

革命烈士ってそいつらのやってることをただなぞってるだけなんだよな
まあ、それ以外のことで革命はたまに良いこと言う分、まだ革命のほうがましかもしれん

179:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:48:40 RyflaCSl
ナツナオが盛り上がってた頃って>>153みたいなノリでいつもシズルを悪者にして
盛り上がってたよな・・・

180:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:48:41 DSDcXUZz
ナオは反権威という点で革命的

181:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:56:50 DSDcXUZz
ナオチャンは五柱のアイドル的存在。



182:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 19:57:38 DSDcXUZz

マシロは何時ナオチャンに感謝するんだ?

そろそろ莫大な恩賞の知らせがあってもいいと思うのだが。

183:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 20:33:00 DSDcXUZz
ナツナオ
サラナオ
マーナオ

184:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 22:54:08 iS+w8UR4
>>183
シズナオは?

185:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:07:55 DSDcXUZz
>>184
シズルはね、ナツナオに嫉妬してナオチャンに嫌がらせして虐めるんだ

186:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:11:49 c0oe4Mve
ここは発想の転換で、虐められっ子な薄幸少女ナオチャンってのも良いかもしれんね

アリカも最初は、孤児で貧民だから貴族エリート学校内では差別されたわけじゃん。

だからナオチャンの場合もあり得るかな、と。w

で、それを助けるのが、マーヤお姉さま&ナツキどす~

187:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:18:52 c0oe4Mve
>>186
GJwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いいね!
チャングムみたいな設定で萌えるwwwwwwwww
コーラル時代から類稀な才能を発揮するナオチャン
気位の高いパールの一部の連中が「なにあの子 乞食のくせに生意気だわ」とか
言って陰謀使って虐待しまくる
でもパール№1のマーヤはちゃんとそれに気付いてて、虐めっ子どもを粉砕し、颯爽と登場。
それに密かに憧れを抱くナオ(でも恥ずかしいから認めたくないの><)


マーヤが五柱に選ばれたとき、密かにカッコイイなぁと思うナオチャン

自身も五柱に選ばれ、憧れが実現した嬉しさを感ずるも、気恥ずかしさで
ついつい口汚く不平を言ってしまうナオチャン かわゆす><

188:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:19:42 c0oe4Mve
クソッ
ID変え忘れたwwwwwwwwwwwww

189:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:29:11 NVmRk6QI

相変わらずナツナオ信者は糞ばかりだな

190:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:50:02 b0cHDTcM
アルタイのオトメ予備校出身っていう以上
国家からのバックアップがあるからそういうのは成立せんだろうな
むしろバックアップにあぐらかいてたわけだし
セルゲイに「もっと働け」と説教される程度には

191:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:52:01 UE7Yzd/E
>>190
>セルゲイに「もっと働け」と説教される

何話で?

192:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:52:26 kHXJPKXg

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/24(土) 23:47:50 ID:b0cHDTcM
擁護も叩きもバカしかいないんだよこのスレは結局
バーカバーカ


193:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/24 23:56:00 BZX2vsJ+

「革命烈士 バーカ バーカ」  で検索するとすごい面白い結果が出てくるんだけどw  


194:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 00:00:14 dNgNhCuZ
口癖なんだろうな。だからトリップ外して別人装ってもポロっと出てくる

195:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 09:22:54 GjnLrqkB
舞-乙HIMEってもう5年も前なのに、ここまで粘着されるなんて熱いな

196:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 09:29:07 GjnLrqkB
赤茶髪のアリカ、青髪のニナ、金髪のエルス…

こういう美少女がいっぱい出てくるアニメって大抵メインキャラは赤系統の髪だよな…
で2番手が青、3番手が緑か金髪

3人並ぶと信号機みたいだなあ
エルス消滅した時は泣いた

197:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 10:17:21 eNz2HhW+
>>193
ワロタ

198:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 12:09:47 jnLw+YVP
>>189
同意

199:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 15:40:40 nJigwD1c
ナツナオファンへの罵倒



同意



って自演レス、流行ってるの?

アホくさ

200:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 15:51:47 bi8vWjp3
革命烈士、ファビョるなよ

201:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:07:16 spYfQ47W
真性ガイキチコテの存在をいいことに、特定ファン叩く奴もクソだってばっちゃに言わせてくる

202:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:09:54 vRsBckdm
ナツナオ信者は叩かれてもしかたないことしてるけどな…

203:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:11:36 gmtb2oTH
ナツナオ信者って進藤に嫌がらせの手紙送ったんだっけ

204:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:13:23 Y/Dws3E1
>>201
なら、5年もずっとシズルとそのファンを叩いてるナツナオ信者もクソってことか

205:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:17:52 eoQLo6m/
ナツキ「ナオに手を出すな!  マテリアライズ!!」 シャキーン
ニナ「ナオ先輩に手を出すな! マテリアライズ!!」 シャキンーン

ゴカッバキッグシャボカスカグッシャン

シズル「ひぎゃああああああああああああああああああ 堪忍してどすううううううううう!!」

206:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:19:34 pRglxy4/
ナツナオ信者ってなんで5年もシズルに粘着して叩いてるの?
シズルや進藤に嫌がらせすると何かあるの?

207:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:25:00 rvyVhJH3
しかし笑えるよな
ナツナオ信者がレズ妄想してる間、千葉さんは旦那とセックスしてて中だしされてたんだぜw

208:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 16:45:18 yOOXGyii
>>204
ブーメランワロタw
ナツナオ信者による他キャラ&ファン叩き凄かったもんなw

209:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 18:43:51 eoQLo6m/
ナツナオ
サラナオ
マーナオ
ユキナオ


210:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/25 22:46:23 nAr133sr
もうなんでもいいよ

211:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 02:30:02 CtocevXh
ナツナオ好きはどうしていつもシズルを仲間はずれにするのか

212:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 03:19:39 QisKxu5Y
>>211
シズルが嫉妬してナオチャンを虐めるからさw

ナオ=シンデレラ
ナツキ=王子
シズル=継母
サラ&マーヤ=義理の姉

213:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 03:30:53 hNm6uhrL
シズルが嫉妬してナオを虐めるシーンなんてあったか?
そもそも会話すらしてないのに

214:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 04:05:31 QisKxu5Y
ナオ=シンデレラ
ナツキ=王子
シズル=継母
サラ&マーヤ=義理の姉



最高!
面白い話になりそうだ

215:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 08:47:06 AAferAGo
>>213
無印舞HiMEとごっちゃになってるんじゃ?

216:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 10:12:49 kG+s6FAV
無印にもそんなシーンはないけどな

217:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 10:20:54 DbFjgxIb
ナツナオ信者って朝鮮人と変わらないな

218:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 10:25:19 ziwctjh6
因縁つけていつまでも粘着叩きするのがナオ信者の特徴
長文も同じだよな
楯となつきに粘着して叩くw

219:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 10:56:20 SkZYeS5O
ナオってゴキブリを生み出す製造機みたいなもん?

220:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 13:27:36 AAferAGo
>>216
無印21話

221:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 13:50:15 awThoHUH
シズナツ信者って朝鮮人と変わらないな

222:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 14:49:24 nxP8uUso
>>220
何度見てもそんなシーンは見当たらないなあ

223:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 15:17:56 awThoHUH
シズナツ信者って朝鮮人と変わらないな

224:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 18:33:14 KbkvuuLI
>>222
ナオ信者は捏造ばかりするからな


225:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 19:26:58 w+ZQ9dVN
捏造とかまるで朝鮮人じゃないですか

226:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 19:36:44 PQU6LtvX
Wikipedia工作とかまさに朝鮮人と同じ

227:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 19:55:44 KjIjPYPw
確かに、シズナツ信者はチョン部落臭いよな

228:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/26 22:28:20 QJHF0Z8H
歴史捏造はナオ信者の十八番

229:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 00:48:14 DdP+Jkvv
ナオ信者は勝手に都合のいいように捏造して、「ウリは被害者ニダ」って叫んでるところは確かに朝鮮人と同じだ

230:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 10:44:59 ztgPyAGS
レズル信者は勝手に都合のいいように捏造して、「ウリは被害者ニダ」って叫んでるところは確かに朝鮮人と同じだ

231:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 10:53:16 nYk1Om62
いいこと書くな
胸がすっとした

232:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 11:27:15 emrWSMSA
歴史捏造はレズル信者の十八番

233:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 13:32:26 uWEUe9Cx
ナオ「あぁんっ!!」
ナツキ「ほらどうした、恥ずかしがってないで私に甘えろ」
ナオ「はあ? アンタ、バッカじゃないの?! 気持ち悪い!
なんでアンタみたいなヘタレに甘えなきゃならないのよ?///」
ナツキ「またまた~ そんなこと言っても、ちゃんと分かっているんだぞ
お前が、夜に独りで泣いてるって。」
ナツキ「アルタイで、嫌なことを思い出したんだな。辛い夢を見るんだろう。
すまなかった。お前が…普段は強がっていても、一人の…脆い女の子だなんて、
考えもしなかった。いや、強いて考えないようにしていたのかもな。…お前の顔を見ると、
お前の声を聞くと、不思議と何も手につかなくなるんだ。だから…お前にアルタイ行きを命じた。
すまん、ナオ。もう独りにはさせない。お前と、私のために。」
ナオ「…え?」
ナツキ「もう気付かないフリをするのはよそう。ナオ、私はお前のことが好きだ。
愛している。そして、私の予想が正しければ…お前も私のことが好きなのだろう?(ニヤリ」
ナオ「ちょ… 何勝手に決めてんのよ! 私はアンタのことなんて!
…わたしはナツキなんて!    …その…
…わたしもナツキが…      …好き、だよ///」

シズル「きいいいいぃぃぃぃぃ~~~っ!!! ナツキは、ナツキはうちだけのものやのに!!!
ナオはん、うちはアンタを殺すさかい、堪忍な!!! ハァハァ!! ちくしょう! このアバズレ…
ナツキもナツキや、うちとの誓いをやぶりよって、そんな餓鬼と…」

ナツキ「シズル…お前は何を訳分からんことを…?
私に何と言おうと構わんが(どうせ無能のお前はクビだし)、ナオへの侮辱は許さん。
あの子がどんなに心に傷を負っているか分からないのか!?」

シズル「うちの知ったことじゃねえええェ~どす~~!!! きええええええっ!!!」

ザシュッ ドサッ

ナツキ「すまんなシズル。ナオを守るためにはこうするしかなかった」

234:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 15:22:18 IUrxU9o2
なんだこれ

235:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 17:51:14 50kFZQ4W
革命烈士って女じゃね?

236:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 17:54:18 +Oto4afU
>>233
GJ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

レズルにはそれくらいの制裁が必要やな

237:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 18:22:39 I3JPOocA
レナとシズルも仕分けしろ

238:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 19:16:36 ZfpsZFv7
むしろナオだろ仕分けされるべきは

239:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/27 19:23:20 CJhwIEZM
>>237
同意
チート糞レナと基地害レズルは要らないよね

あとハルカもウザイ

240:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 02:44:13 5BU8iDU3
長文>革命烈士

人間の値段として、革命烈士は長文に劣ってる

241:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:33:05 1hUa4SGu
革命烈士>>ナツナオ冒涜厨

人間の値段として、革命烈士はナツナオアンチに勝ってる






>>240
よほど>>233が悔しかったんだねw

242:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:38:56 V31mZWGX
なんでトリップつけるのやめたの?

243:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:44:28 1hUa4SGu
俺は革命烈士ではないが

244:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:45:05 V31mZWGX
だれもおまえに聞いてないけど
なに反応してんの?w


245:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:47:24 BtFRCd98
ワロタw

246:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:52:53 NwcpQE/R
なんで話の肴が長文と革命烈士なんだろう…。

247:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:53:37 4POrBqac
ID:V31mZWGXは誰に聞いたんだ?
>>241>>242の間に何か文字が見えてるのかな?

248:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:55:00 bqLwGmM3
あらら
加勢に入っちゃったw


249:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:56:13 jgU7t625
>>246
そいつらに共通してること。
ちょっとつついてやるとすぐにファビョリだす。
面白くて仕方ないわ

250:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 11:58:31 xInFA0j8
ID:1hUa4SGuとID:4POrBqacって互助会仲間なの?
連係プレイが素晴らしいんだけど

251:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 12:00:31 TxKcv7Ox
>>250
クソワロタw

252:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 12:01:09 4POrBqac
書込が自演に見える人
信者の仕業に見える人
名無しがコテハンに見える人

ありもしない書込が見える人 ←New!

253:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 12:03:20 FVrmxMDg
ID:1hUa4SGuとID:4POrBqac

素晴らしきかな互助会

254:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 12:03:35 1hUa4SGu

レズル信者は精神障害者で至るところにアンチの陰謀が見えるらしいよ

255:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 12:07:12 NVCi/DNc
ナツナオ信者は今日も暴れまくりだな
さすが無職の巣窟

256:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 12:10:54 RR3cFeu1
ID:1hUa4SGuとID:4POrBqac

別人ならそれでもいいけどさ
毎日2chに張り付いてないで、いい加減、職でも探せよ

257:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 13:05:54 JGsYc59d
このスレってキチガイをつつくスレだよね
アニメのスレじゃなくて

258:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 13:07:50 QterAH1K
まともな話しようとてもキチガイに邪魔されるからな
なら、キチガイをつつくスレになるのも仕方ない

259:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 13:12:54 zhMisjgo
>>241
なあ、革命烈士よ
俺の書いたSS読みたい?

260:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 13:17:03 4POrBqac
本編の感想を書き込もうものなら「お前の理解は間違っている。バカは出てけ」って書かれるからな

261:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 13:26:10 DiBK1wHB
>>260
おまえはキャラの悪口しか書かないんだから当たり前だ

262:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 13:28:37 0fHISziY
>>259
読みたい。
約束通り、そろそろ投下していただきたい

あと、アオイ・ユキノ・ニナ等の不憫薄幸小説も欲しいですね

263:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 15:02:50 bc46pIZx
いや、259は俺じゃないぞ。
俺はどの道今忙しいし、エロパロに投下すると向こうまで荒らしそうなんで、当分期待しないことだ。

どーでもいいが、五七五板まで荒らしてるんだね、このキチガイ女。

264:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 20:53:29 8MMQdx8O
舞-HIMEは仮面ライダー龍騎の影響を受けてたっぽいけど
舞-乙HIMEは逆に仮面ライダーに影響を与えていたねw

カブトの天道の「おばあちゃんは言っていた」はまんまアリカの「ばっちゃが言ってた」だしw

265:コーラル51位@ガルデローベ
10/04/28 21:51:19 KvPMtneL
ばっちゃが逝ってた

266:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 21:52:31 kgbfNXr0
マシロを処刑するSS書いた奴ってシズルAV変態プレイSSの作者と同じ人?
真性の基地害だな

267:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/28 22:03:47 AUb4tPae
革命に餌やって煽ってるのはナツナオ信者の自演でしょ

268:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 00:43:37 H5KnjqaT
龍騎の放映中にはもう製作始まってたから
あんま影響とかないんじゃねーの

269:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:01:23 Z/so9k20
シズル厨のブログ巡回してきたが、キモすぎ…
ナツキを汚さないでくれ

270:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:07:36 QdLlWhp3
ナツキ信者独占欲強すぎワロタ

271:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:11:12 8I5jp+de
2次元キャラを汚すも汚さないもないだろ
どこまで入れ込んでんだよ
気持ち悪い

272:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:12:33 AyUh6N16
なつき信者のサイト巡回してきたけど、キモすぎ…

なつきをレイプしたり、輪姦したりする漫画ばっかり
なつきを汚さないでくれ

273:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:14:43 MO88WdjV
まだ革命烈士いるか?
いるなら俺の書いたSSここで晒すけど

274:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:24:33 5VVYtish
ナツナオ厨のブログ見たけどキモすぎるな…
ナツキがナオのマンコをフィストファックしてるSSがある

ナツキを汚さないでくれ

275:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:41:04 I4kS3fq1
1.
 久しぶりで天気のいい、月曜日の昼休み。
 結城奈緒はいつもの自分の場所、校内のお気に入りのベンチに向かって歩いていた。
 梅雨の合間の乾いた風を浴びて、制服の上着がひらひらとはためく。もうすっかり着慣れた高等部の制服の、
上着のボタンを奈緒は留めない。

 校舎から幾分離れてたどり着いた奈緒の指定席には、奈緒と同じく上着のボタンを留めないあいつが先に陣取っていた。
 奈緒はもう何度も、ここはあたしの場所だと主張したのだけれど、それでもなつきは週に数回はやって来る。
静かで眺めがいいから私も気に入ってるんだ、お前に独占させるつもりはない、となつきは言う。
 ここはあたしがご飯食べたり本読んだり、独りで静かに過ごすために選んだ場所だ。他人がいたら意味がない。
だからどこか別の場所を探さなくちゃ。そう思いながら、奈緒は毎日のようにここに来る。
だってここを先に見つけたのはあたしだから、なつきに譲るなんてしゃくだから、ここよりいい場所なんて他にないから。
考えつく限りの理由を口にしているが、本当の理由は言っていない。

 奈緒がベンチの前まで来ると、なつきが軽く右手をあげた。
「ちょっとそっちに寄ってくれる?」
 挨拶は返さず、つっけんどんに言った。
 なつきがほんの少しだけ体を脇に寄せる。もともとどう見ても奈緒のスペースを空けて座っていたのだけれど、
一言いわないと待ち合わせしてるみたいで、なつきがいるのを嫌がってないみたいで。
「まだ六月だというのに今日は暑いな」
 ベンチに腰かけた奈緒のすぐ隣で、サンドイッチ片手になつきが言った。確かに今日はやけに暑い。
「へー。あんたに暑い寒いの感覚あったんだ」
「なんだと」
「だってあんた一年中長袖のパーカーじゃん。季節感ゼロ」
「バカ、ちゃんと薄手とか厚手とか季節ごとに代えてるんだ」
「パーカーばっかりいったい何枚持ってんのよ」
 薄く笑って、奈緒は購買で買ってきたやきそばパンの袋を開けた。隣のなつきはいつもたいていサンドイッチだ。
サンドイッチ以外にマヨネーズ味のパンがほとんどないからだそうだ。
 しばらくお互い話もせずパンを頬張る。なつきと二人きりでいても、会話のない事に気まずい空気が流れなくていい。
話なんてしたいときにすればいいんだ。会話のための会話なんて無意味だ。
 やきそばパンが半分以上なくなった頃、なつきがふと思い出したように口を開いた。
「あ、そういえば奈緒。最近買った著者が別々の短編集にな、お前が好きだって言ってた作家の書き下ろしの小説が載ってたぞ」
「うそ、マジ? 面白かった?」
「ああ。他の何人かの中でも一番よかった」
「あんたもう全部読んだの? 貸して貸して」
 思わず身を乗り出して、パックの牛乳を飲もうとしたなつきの腕を掴んだ。奈緒の食いつきに、なつきは目を丸くした。
「あと少しで読み終わるから、今度持って来てやる」

276:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:41:57 yyyyqp2M
「今度っていつよ、あたし早く読みたいんだけど」
「分かった分かった。なるべく早いうちにするさ」
「だめ、明日。ねぇ、今日読んじゃって明日持ってきてよ」
 無意識のうちに甘えた声を出していた。自分で気づいて、奈緒は少し焦った。バカにされるんじゃないかと身構えたが、
なつきは微笑んでいた。奈緒の方を見てちょっと首をかしげ、しょうがないな、と言って小さく息を吐いた。
「明日だな。分かった」
「マジで? じゃ明日のお昼ここでね。約束だかんね」
 声が少し弾んだ。無性に嬉しかった。お気に入りの作家の書き下ろしが読めるから。それだけ、のはずだ。
「ああ。約束するから、手を離してくれ。さっきから飲み物が飲めないんだ」
 え? 奈緒は気づいていなかった。自分がなつきの腕を両手で掴んでいる事を。
「あ、ごめん」
 そう言いながら奈緒はすぐには手を離さなかった。思っていたより柔らかい感触を確かめてから、
最後まで指先を残しながらゆっくりとなつきの腕を解放した。もっと触れていたい気分だった事は、自分の中で黙殺した。
「ふう。やっと飲める」
 なつきは笑って、構内に茂る新緑の木々を眺めながら牛乳をすすった。
「綺麗だな、緑が」
「そうね」
 上の空で答えた奈緒は、ストローで牛乳を吸い込むなつきの唇を横目でぼんやりと見つめていた。


277:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 01:43:30 yyyyqp2M
続きはあとで

278:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 02:03:15 Z/so9k20
>>277
SS投下歓迎!
どんどん晒してけろ!

あと、俺の好みは薄幸ヒロイン
>>277
ナオは本が好きなんだよ あれで文学少女 いいね
ところで、
ナオが出てくれば無印でも全然おkなんだが、几帳面な連中がスレ違いだとか沸いてくるんじゃない?


279:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 09:29:59 /D2dXw1l
普通にアニメを見たら、なつきが奈緒も武田もどうでも良くて
静留だけを愛していることがわかりそうなものだがな
あと、舞衣が楯を愛していることも

長文と革命烈士って本当に似たもの同士だよね・・・

280:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 10:59:34 YHEiplL1
>>268
龍騎に限らず作ってる側が特撮好きそうだなってのは無印や乙見てて感じたな

281:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 12:35:44 /5/bh0E/
>>264
選別された戦士の中からさらにたった一人しか生き残れないなんてテーマは結構手垢付いてる気もするが。
俺的にはハイランダー悪魔の戦士ですな。

282:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 12:54:23 Ss5lzWMU
2.
 翌日、なつきは来なかった。
 校舎から少し離れたいつものベンチで、奈緒は昼休みの終わりを告げるチャイムを憮然として聞いた。
 腹を立てていた。
 読みたかった小説が読めないことに、約束をすっぽかしたなつきに、そしてなにより今日ずっと妙に浮ついた気分でいた自分に。
 今朝、身支度をしている時、奈緒ちゃん今日は機嫌がいいねとあおいに言われた。
午前の授業は上の空だった。四時間目が終わると教室を飛び出した。購買で昼食を買い、
ついでに醤油マヨ味のポテトチップを買った。なつきが喜ぶと思った。急いで教室を出たくせに、
早く行き過ぎて待つのが嫌で、時間を潰して普段より遅めに例の場所に行った。そわそわしている様を見られたくなかった。
 なつきはまだそこにいなかった。わざと不機嫌な顔をしてしばらく待ったが、そのうち表情を作る必要はなくなった。
昼休みが終わっても、なつきは姿を見せなかった。

 奈緒は教室に戻らなかった。
 ベンチに座ったまま、ぼんやりと空を見る。空一面の雲が少し霞んで見えた。昨日と打って変って今日は朝から肌寒い。
そのうちきっとまた雨が降る。
 なつきは約束を忘れたのだろうか。めんどくさいから来ないのだろうか。あたしと会うのが嫌になったのだろうか。
他の誰かの誘いを優先したのだろうか。

 こんな気分になるのは、自分が柄にもなく浮かれてしまったせいだ。
 うすうす自分でも気づいていた。うきうきしていたのは、読みたい本を貸してもらえるからじゃない。
 嬉しかったのだ。なつきが自分の気に入った本を勧めてくれた事が、初めてなつきと待ち合わせて会う事が、
なつきが自分のわがままを聞いてくれた事が。
 人を信じちゃいけないって、誰もあたしのことを大事にしてくれたりしないって、期待しちゃいけないって、
骨身に染みてたはずなのに。こんな風に心を無防備にすると、後で必ず傷つくって知ってたはずなのに。ばかだ、あたしは。
 もういい。寮に帰ろう。
 そう決めた奈緒の胸に、忘れようとしていた不安が再来した。
 本当は一番初めに心配したのは、なつきが事故にでもあったんじゃないだろうかということだ。
ある意味最も自分に都合がよく、同時に最悪の結果であるその想像を、奈緒は無意識のうちに心の中で黙殺していた。
だがその不安が少しづつ膨らんで来る。万が一そんなことになったらどうしよう。いったん気にしてしまうと、
居ても立っても居られない。辛いけど、それだけは確認しないと。
 奈緒が電話をしようとポケットから取り出したその時、携帯が掌の中でいきなり震えた。
 なつきからだった。

283:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 12:56:59 Ss5lzWMU
なつきは風邪をひいていた。
 薬を飲んだら寝てしまい、連絡が遅くなってしまったとなつきは律義に電話口で詫びた。奈緒はほっと胸をなでおろしていた
。事故とかでなくてよかった。それになつきは約束を忘れたわけでも、他を優先した訳でもなかったんだ。
ちゃんと電話までしてくれた。
 会いたい。今すぐなつきに会いたい。
「ねぇ玖我。もう本は読んだ?」
「え? ああ、読み終えたのは読み終えたが」
「じゃ、取りにいっていい?」
「本気か? 別に構わんが、明日じゃダメなのか」
 なつきがあきれたように言った。
「だめ。今から行くから」
「今からってお前、授業はどうするんだ」
「んなもん、どうだっていいでしょうが」
「……留年しても知らんぞ」
「あんたに言われたくないんだけど」


284:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:00:11 Ss5lzWMU
3.
 電話を切り、鞄は教室に置いたままで学校を抜け出した。途中でコンビニに寄り、買い出しをしてなつきの部屋に向かった。
 玄関でチャイムを鳴らし、膨れ上がったコンビニの袋は恥ずかしいので背中に隠す。ずいぶんと間が空いてから、
ドアがゆっくりと開いた。なつきは赤い顔をしていた。まだ熱があるみたいだ。
「執念だな、お前。ほら」
 約束の本をなつきが差し出す。無理やり押しかけたのは本のためではないのだけれど、奈緒はひったくるように本を受け取った。
「サンキュー。もう今日読むつもりでいたからさ、悪いわね」
「じゃぁな」
 そう言ってドアを閉めようとするなつきを、奈緒は制した。
「ちょ、ちょっと。あんた具合大丈夫なの? ちゃんと水分取ってる?」
「ん? ああ、まあな」
「なんか食べた?」
「いや、別に食欲もないし」
「……あのさ、ちょっとぐらいなら面倒見てあげてもいいけど」
 少し伏し目がちになりながらも思い切って言ってみた。本当はそのために来たのだから。
 はぁ? となつきが首をかしげる。
「お前、熱でもあるんじゃないのか」
「熱があんのはあんたでしょ!」
「耳を疑うような提案だが結構だ。お前に借りを作るとろくな事がなさそうだからな」
「なっ。こっちこそ本の事で借り作りたくないから言ってんの。断っても無駄だから」
「相変わらず自己中だな。まぁ、そんなに言うのなら面倒見させてやってもいいが」
「なによえらそうに。入るからね」


285:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:01:02 WXlhTxNg
なつきの背を押して部屋に入った。口は元気だがなつきの足取りは弱々しかった。
 なつきの部屋は天井の高い広めのワンルーム。中二階のような大きなロフトがあり、なつきはそこに寝ている。
この部屋に入るのは蜘蛛の巣を張ってなつきを待ち伏せた時以来だ。あの時より、ずいぶんと部屋の中は片付いている。
 久しぶりのなつきの部屋の匂い。なつきが毎日生活をして、少しづつ染みついた匂い。
なんでこんなに甘い匂いがするんだろう。あたしの部屋はこんなにいい匂いはしない。
「あんたアロマとかやってんの?」
 ロフトに続く階段を上るなつきに訊いた。
「パロマ?」
「それガスでしょ。お香とか」
「お香? うちには仏壇はない」
 そっか、じゃぁこの匂いはなつきの匂いなんだ。なつきは香水使わないし。もう一度、
すんすんと鼻をならして部屋の空気を吸い込んだ。やっぱりいい匂い。

 ロフトに敷いた布団にもぐりこんだなつきの枕元に、買ってきた飲みものを並べた。
「たくさん飲みなさいよ」
「なんだ、買ってきてくれてたのか」
 奈緒は答えず、近くにころがっていた薬の袋を手に取った。
「薬、さっきいつ飲んだの?」
「10時過ぎくらいかな」
「また飲まないとね。一日三回食後だって」
「じゃぁ飲む」
「だめよ、食後って書いてるでしょ。ちょっとは何か食べないと」
「食欲はないと言ったろう」
「聞き分けのない事言わないの。お粥くらいなら作ったげるけど」
「お前がか? 作れるのか?」
「バカにしないでくれる? あんたよりは家事するんだからね、あたし」
「お粥ぐらいで威張るな。チンするご飯が台所にある。もともと食える物を食えない何かにしないでくれよ」
「そんなあんたみたいな魔法使えないから」
 なつきのおでこに、コンビニで買った冷却シートを貼り付けて、ぴしゃりと叩いた。
「痛っ、もっと優しく扱え。私は病人だぞ」
 ふんっ、とそっぽを向いて、奈緒はそのままロフトを降りた。軽い足取りでロフトの真下にあるキッチンに向かう。
心が少し弾んでいた。なぜだろう、料理なんか好きじゃないのになんかワクワクする。
 なつきの家のキッチンには、ろくな食材も器具もない、はずだった。だってなつきは料理などできないのだから。
 でも違った、そこにはなんでもそろっていた。鍋、フライパン、お玉に菜箸、綺麗に整頓された調味料。それらが皆
、自分を歓迎していないように見えた。買って来た果物やジュースを冷やすため冷蔵庫を開けたら、
マヨネーズ以外の物までぎっしり詰まっていた。

286:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:01:59 WXlhTxNg
そして奈緒は見つけた、流し台の脇に掛けられた薄い紫色のエプロンを。
 持主は、きっとこのキッチンをこんな風に作り上げたひと。恐る恐る手に取ると、無言の圧力を感じた。
ここはお前の来るところじゃない、って言われた気がした。
 エプロンを着けた藤乃の姿を想い浮かべた。なつきのためにかいがいしく働く藤乃は幸せそうだった。
きっとエプロンが良く似合うだろう。
 どうしても気になって、エプロンを掴んだままバスルームを覗いた。洗面所に、歯ブラシは一つしかなかった。
ふっ、と肩の力が抜けた。少しだけ勇気が湧いたので、エプロンを着けてみた。

 鏡に映る自分の姿を見る。
 悪くない。似合うじゃん、あたしだって―。

 たかがお粥に悪戦苦闘した。
 ご飯をレンジで温めて、鍋で沸かしたお湯に放り込んだ。出汁、とった方がいいんだっけ? 慌てて探してみる。
鰹節のパックとだしの素があったので両方入れた。
 冷蔵庫にやたらと葱があったので刻んで入れた。葱は風邪に効くはずだ。味が薄いので醤油を入れてみた。
お粥は白くなくなったが、味はいうほど悪くない。
 こんなものかな……この辺があたしの限界だ。
 お盆に載せて慎重にロフトに運ぶ。決して上出来でない事は自分でも分かっているけど、
それでもやっぱり喜んでほしいと思った。欲を言うと、褒めてほしい。

「これは……」
 上半身を起こしたなつきが茶碗を覗き込む。
「お粥というより、ねこまんまじゃないか?」
「猫のエサ? バカにしてんの?」
「こういうのをねこまんまって言うんだ」
 ひとしきり憎まれ口を叩いてから、いただきます、となつきはレンゲで奈緒の作ったお粥を一口食べた。
 どきどきした。自分の作った物を食べられる時ってこんなに緊張するものなのか。寝床の脇に座り、
気のないそぶりをしながら、横目でなつきの様子を窺う。

287:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:06:28 WXlhTxNg
「……どんな感じ?」
「はふっ、あ、あふい」
「味のこと訊いてるんだけど。ていうかあんたバカ? 見るからに熱いもん一気に口に入れてどうすんの」
 はふはふ言いながら、やっとの事でなつきが口の中の物を飲み込んだ。
「うん。たぶん味は悪くない。そもそも、ねこまんまってのはうまいもんだ」
 褒められている気はしないが奈緒はほっとした。手料理をまずいと言われて泣きだす女の気持ちが少しだけ分かった気がした。
「ちょっと貸しな」
 ふた口目を食べようとするなつきから茶碗とレンゲを奪い取った。
「ちょっ、こら。まだ食べるぞ」
「あんたバカだからまた口の中やけどするわよ」
 奈緒は一口分をレンゲですくって、ふぅーと息をかけた。また味もよく分からないような熱さで食べられたんじゃたまらない。
「はい」
 なつきの口元にレンゲを運ぶ。なつきは目を点にしていた。
「な、奈緒……今日のお前やっぱりおかしいぞ」
「いいから、早くあーんしてよ。時間かけると恥ずかしくなるでしょうが」
 もうすでに恥ずかしいのを隠して、強い口調で言った。なつきは照れくさそうにしながら、案外素直に口を開けた。
なつきの口の中に少しだけレンゲを入れる。
 なつきはお粥を口にして、ちらりとうわ目で奈緒を見た。どきっとした。やばい、こいつマジで可愛い。
「あ、後は自分で食べてよね。もうだいぶ冷めたと思うから」
「当たり前だ。自分で食べる」
 茶碗をひったくり、黙々とお粥を食べるなつき。
 女の子が一心に物を食べている様は、とても可愛くてちょっとエロい。食い入るようになつきの唇の動きを見つめていたら、
不意になつきがこっちを見た。

288:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:07:00 YFR85LrG
「なにジロジロ見てるんだ」
「え? 可愛いなって思って」
 ぼーっとしていたので思わず口に出してしまった。
「なっ……!」
 なつきが目を丸くして固まった。
「冗談よ」
 平静を装って冷たく言った。
「く、くだらん事を言うな」
 熱で赤らんだ顔をますます赤くして、なつきは残りのお粥を食べ、茶碗とレンゲを奈緒に突き返した。
食後の感想は何もなかったが、全部食べてくれた事に奈緒は満足していた。
「じゃ、薬ね」
「自分で用意するからいい」
 その主張は無視して、三種類の薬を手のひらに載せてやる。
「はい、お水」
 なつきは黙ってカップを受け取ると、ぎこちない動作で薬を口にいれ、水を三口分使ってやっとの事で飲み込んだ。
どうやら薬を飲むのが下手らしい。なんか可愛い。
「じゃ、片づけてくるから」
 空になった茶碗を盆に載せて立ち上がる。
 ロフトを降りようとしたところで背中に声をかけられた。

「ごちそうさま」

 奈緒は一瞬足を止めたが、振り向きもせず、返事もしなかった。

289:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:16:28 YFR85LrG
洗いものを済ませ、さっき買ってきたリンゴを剥いた。実のところリンゴを剥くのは初めてで、なかなかうまくいかない。
切り取った皮は分厚く、そして全然繋がらない。かなりの時間を要したが、ちっともイライラしなかった。
むしろ楽しいくらいだ。またなつきにあーんってしてやろうか。嫌がるだろうな。でもしよう。
 丸かったリンゴはジャガイモのような形になったが、切り分けるとそれほど不格好にはならなかった。
 鼻歌まじりでロフトに戻ると、なつきは眠っていた。
 ちょっと残念だけど、風邪を引いてるんだから寝た方がいい。ご飯を食べて、薬を飲んで眠ればきっとすぐ良くなる。
 掛け布団を首のところまで直してあげた。よく眠っている。
 早く良くなりなさいよ。
 そっと頭を撫でた。
 でも、もし治らなかったら、明日もあたしが面倒見てあげる。

 リンゴにラップを掛けて、冷蔵庫に入れた。
 ついでだからと、部屋の片付けをした。ロフトのゴミ箱に山盛りになっていたティッシュをゴミ袋に詰め、
居間に散乱していたゴミも拾い集める。脱ぎ散らかしていた昨日のパーカーや靴下も回収した。どういう躾を受けたのか、
なつきは脱いだら脱ぎっぱなしらしい。
 洗濯機の脇にあった籠に洗い物を放り込む。洗面所と脱衣所を兼ねたそこには、下着まで転がっていた。
少しだけ躊躇して、ブラとショーツを拾い上げた。黒地に赤い模様があり、ところどころレースになっている。
 ずいぶんと大人っぽいの着けてるんだな……。

290:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:18:15 6rbCFTyl
はっ、と我に返る。他人の脱いだ下着を握りしめて何をしげしげと見つめているのか。慌てて洗濯かごに放り込んだ。
危うく変態の仲間入りをしてしまうところだった。
 さて、せっかくだから洗濯もしてしまおうか。乾くかな? 季節が季節だし。そんな事を考えるのもなんだか楽しい。
エプロンなんか着けて、かいがいしく他人のために働くのもたまには悪くない。他人? やっぱなつきのためじゃなきゃダメかな。そんな気がする。
 ふと洗面台の鏡を見ると、上機嫌な自分が映っていた。
 そして唐突に思い出した。嬉々として身に着けているエプロンは、紫色。これはあたしの物じゃない。
ここはあたしの居場所じゃないかもしれないんだ

291:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:24:09 6rbCFTyl
ふいに玄関のチャイムが鳴った。
 だれだろう。宅配便か、集金か、それとも―。
 分かってる。きっとあいつだ。
 奈緒はキッチンを出て、ちらりと寝室の方を窺った。なつきが起きてくる気配はなかった。
 忍び足で玄関のドアに近づき、息を殺してドアスコープを覗いた。藤乃だった。綺麗な顔を心配で曇らせて、
インターホンの方を見つめていた。
 奈緒は静かに深呼吸した。ドアを開けたくなかった。あたしがドアを開けない理由はあるだろうか。
意地悪でも嫉妬でもない正当な理由が。ない、どう考えても。でも開けたくない。

 ドアノブに金属のこすれる音がした。
 えっ、何? 鍵!?
 奈緒が後ずさりする間もなく、ドアは静かに開いた。
 藤乃は奈緒の顔を見て、一瞬だけ驚いた眼をした。
「あら、奈緒さんも来てくれてはったんやね」
 落ち着いた口調だった。
「……えっと、何ていうか、その、行きがかり上」
 奈緒は混乱していた。ドアを合鍵で開けられたこと。藤乃が「奈緒さんも」って言ったこと。考える事が多すぎて、
自分の状況をうまく説明できなかった。
 藤乃の視線がすっと下がり、その表情が微かに陰った。奈緒は慌ててエプロンの裾を掴んだ。
「あ、ごめん。勝手に借りた」
「ええんよ。うちのもんやありませんし」
 嘘つけ。無闇に腹がたった。淀んだ頭の中が、得体の知れない怒りで統一されていく。
「でもどうせあんたが買ってきたんでしょ。違う?」
「……それはそうどすけど」
「そうやって少しづつ自分の物で、この部屋埋め尽くしていくつもりなんでしょ?」
 何を言ってるんだあたしは、と思いながら悪意を帯びた言葉が止められなかった。仕方なく精一杯意地悪な顔を作る。
「……そういう訳やありませんけど」
「なつき、もう寝たから」
 会話を打ち切り、あえて不慣れな呼び方で呼んだ。くだらない対抗心だとわかっているけど。
「具合、どないどす?」
「大丈夫よ。薬飲んでるから」
 藤乃の視線が奈緒を通り越してロフトに向いた。奈緒は遮るように体をずらした。

292:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:25:12 312DFNFl
「だから寝てるって。起こす?」
 藤乃は首を小さく振った。
「……ほんまに大丈夫なん?」
 藤乃がまた奈緒を見た。怯えた目をしていた。前にもこういう藤乃の顔を見た事がある。
なぜこの人が柄にもなくこんなに弱気なのか、奈緒は悟った。合い鍵を持ってはいても、
まだこの人はなつきの中に入れていないのだ。そしてあたしが今なぜここにいて、
なぜ自分のエプロンを付けているのか不安でたまらないのだ。
「あんたもしつこいねぇ。ただの風邪だって」
 藤乃の表情が強張った。睨まれたような気がしたのは、あたしに後ろめたさがあるからだろうか。
「ほな、うちは帰ります。奈緒さんこれ」
 差し出されたスーパーの袋には、水やら果物やらが詰まっていた。どうしていいか分からず、奈緒は黙って受け取った。
「なつきのことよろしゅうお願いします。奈緒さんも無理しはったらいかんえ」
「あんたにお願いされる事じゃないんだけど」
 藤乃の言い方が気にくわなかった。当てつけなのかもしれないし、本心なのかもしれない。いずれにせよ、気に入らない。
自分の方が酷い事をしている自覚はあるが、顧みる余裕はなかった。
 藤乃はもう何も言わずドアの向こうに消えた。ドアが閉まると同時に、奈緒は聞えよがしに音を立てて鍵を閉めた。

 固く閉ざしたドアに背をもたれ掛けて、しばらく呆然と奈緒は立ち尽くした。
 自分の中の、汚らわしいものに触れてしまった。徐々に罪悪感が襲ってきて、少し吐き気がした。
 あたしはいったいどうしたいのだろう。
 あんなふうに藤乃を追い返して、どうするつもりなんだろう。
 みつかるはずのない答えを求めて、なつきの眠るロフトに上った。
なつきは布団を抱きこむように横向きになって苦しげな寝息を立てていた。
 奈緒はそっと枕もとに正座をして、上からなつきの横顔を覗き込んだ。
 綺麗だな。
 この綺麗な横顔を独占したくて、あたしはあんな浅ましい事をしたのかな。
 奈緒は身じろぎもぜず、ただじっとなつきを見つめていた。いつの間にか陽が傾いて、部屋の中が橙色に染まっていく。
 んっ、と小さくあえいで、なつきがうっすらと目を開けた。
ぼんやりとした表情で奈緒の膝のあたりを見つめている。そしてゆっくりと手を伸ばし、紫色のエプロンの裾を弱々しく掴むと、
小さな声で甘えるようにつぶやいた。
「……いてくれてたんだな、静留」
 なつきは再び目を閉じて、安心したように安らかな寝息をたてた。

293:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:27:01 312DFNFl
奈緒は打ちひしがれていた。
 頭の後ろが鉛のように重い。
 今日ずっと一緒にいたのはあたしなのに、なんであいつと間違えるの? あんまりじゃない?
 心の中でなつきを責めたが、本当は分かっていた。悪いのはあたしだ。なつきの掴んでいる紫のエプロンは、
あたしの物じゃない。自分の居場所じゃない所に、ずうずうしく入り込んだのはあたしだ。
なつきがそばにいて欲しかったのはあたしじゃないんだ。
 ごめんね、なつき。藤乃はいないの。あたしが追い返したの。藤乃のエプロンつけて、藤乃の場所を奪ったの。
 涙がぽろぽろとこぼれた。こらえきれなかった。
 あんなに怯えた藤乃を傷つけて、追い返して、あたしは何が手に入るつもりでいたのだろう。
なつきが喜ぶはずがないのは分かっていたはずなのに。なつきに知れたら嫌われちゃうに決まっているのに。
あたしはばかだ、傷付きたくないから人を傷つける。結局は自分も傷つくしかないようなやり方で。
 蝕の祭の時だってそうだ。あたしがみんなを不幸に巻き込んだ。元凶はあたしだ。生まれてこの方、
あたしは周りの人間を幸せにした事なんてない。
 あたしは不幸をまき散らす。関わる人を傷つける。もう、やめよう。あたしは独りでいるべきなんだ。
 涙が止まらなかった。こぼれ落ちた涙が、エプロンとなつきの手を濡らす。なつきがまた目を覚まし、奈緒を見上げた。
「奈緒、どうした」
 奈緒は答えず、両腕を交差して泣き顔を包み隠した。
「泣いてるのか、奈緒」
 なつきの声が優しくて、ますますつらくなった。

294:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:27:57 Ss5lzWMU
ひっ。出すまいと堪えていた鳴き声が腕の隙間からもれた。なつきが身を起こした気配がして、奈緒は身を固くした。
 ひっ、はっ、あぐっ。いったん出てしまった鳴き声が、更に悲しい気持ちを増幅して、それにつれて声も大きくなる。
「どうした、何があった。話してみろ、泣いてちゃ分からないじゃないか」
 なつきがそっと奈緒の肩に手を添えた。なつきの手が暖かくて、涙のせきが溶けて崩れた。顔は腕で覆ったまま、
奈緒はあんあんと声を立てて泣いた。
 やめて、あたしに優しくしないで。あたしに関わらないで。あたし、なつきを不幸にしたくない。心の中で叫んだが、
なつきには届かない。願いとはうらはらに、きゅっとなつきに抱き寄せられた。
 風邪で発熱したなつきは、火傷しそうなほど熱かった。汗ばんだ柔らかい体から、なつきの湿ったにおいが立ち込める。
 優しくしないでと望んだくせに、奈緒はなつきの腕の中で溺れた。大嫌いな自分も、今までの事もこれからの事も
もうどうでもいいと思った。ずっとずっとこうしていたい。このまま時が止まればいい。

 部屋はすっかり薄暗くなり、涙もいつのまにか止まっていた。時間は止まってなどいなかった。
 なつきがゆっくりと抱擁を解いた。
「落ち着いたか?」
 声を掛けられて、奈緒は我に返った。問いには答えず、服の裾でごしごしと目の周りを拭き、着けていたエプロンをはずす。
「昔のことでも思い出したのか?」
 なつきに頭を撫でられた。嫌ではなかったが、頭を振り回して拒絶した。
「別に」脱いだエプロンをなつきめがけて投げつけた。「こいつがうらやましかっただけよ」
 胸に叩きつけられたエプロンを、なつきが怪訝な顔で見つめる。
「あたし帰る」
 奈緒が立ち上がると、なつきがスカートの裾を掴んだ。
「本当に大丈夫なのか?」
「……嫌い」
 なつきの手を振り払う。
「あんたなんか大っ嫌い」
「なっ……」
 絶句するなつきを残して、一目散にロフトを駆け降りた。
 テーブルの上に置いてあった鍵を手に取り、玄関に向かう。
「奈緒!」

295:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:29:50 Ss5lzWMU
ロフトの上から叫ぶなつきの声を背中で聞いた。
 振り返りたいのに。戻りたいのに。
 なんでこんな事になってるんだろう。もう自分でもよく分からない。
 なつきの部屋の空気をめいいっぱい吸い込んでから部屋を出た。鍵を掛けて、ドアの郵便受けに戻した。
 外はもうすっかり暗くなり、小雨が降り始めていた。
 独りぼっちでとぼとぼと、傘も差さずに歩く。
 今日はとても疲れた。
 朝から感情があっちこっちに振れ過ぎた。はしゃいで、落ち込んで、喜んで、悲しんで。
そして結局、奈落の底に沈んで一日が終わった。こんな思いをするくらいなら、
最初から何もない一日を過ごしていた方がましだった。
 少し離れた所で振り返り、なつきのマンションを眺めた。
 ここはあたしの来るところじゃなかった。
 また少し涙が出た。


296:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:32:34 Ss5lzWMU
4.
 あれから二日間降り続いた雨は、今朝になってやんだ。
 昼休み、奈緒はいつものベンチには行かなかった。きっと来ないとは思うけれど、なつきに会ったら困るからだ。
 代わりに中等部校舎の屋上に上った。屋上の入口の鍵を開ける四桁の番号を、奈緒は知っている。
ここなら誰にも会わずに済む。中学の時はよくここで独りで過ごしていた。
 独りぼっちの屋上で購買のパンを食べた。気分が下がっていると、味なんてよく分からない。
 手すりに両肘をついて、ぼんやり風華湾の方を眺める。曇り空に覆われた海は、まるで死んだように無気力な色をしている。
海が青く輝くのは、空が青いからなんだな。
 淋しくなんかない。以前はいつも独りで過ごしてたんだ。この一年くらいが特殊だっただけだ。独りの方が気楽でいい。
 あの日、藤乃がなぜあっさりと帰って行ったのか、今は分かる気がした。何かを手に入れようとして、
無理を通した後の喪失感を、あの人は知っていたのかもしれない。

 ぎしぎしと、背後で鉄の扉が開く音がした。
 屋上に鍵がかかっている事を生徒は皆知っている。誰も来ないはずなのに、何で今日に限って。
 溜息をついて振り返った。
 なつきだった。紙袋をぶら下げて、こっちに向ってきた。
「やっぱりここにいたか」
「く、玖我? なんであんたが来んの」
「いつものベンチはまだ濡れてたからな。お前は私と行動がかぶるから、たぶんここにいるんじゃないかと思って」
 あたしを探してたの? 何で? そう思ったが口には出せなかった。
「へー、あんたも使ってたんだ、ここ」
「ああ、中学の頃な。ここの管理責任者は迫水だから、鍵を開けるのは楽勝だった」
 なつきは奈緒の横に来て、手すりに背中でもたれ掛かった。奈緒は手すりに頬杖をついて、遠くの景色に目をやった。
 聞きたい事や言いたい事が本当はたくさんあった。でも当分会うつもりじゃなかったから、
頭の中から全部消していた。あたしは何が聞きたかったんだっけ。聞いてほしかった事はなんだっけ。
 ぽん、と肩になつきの手が置かれた。

297:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:33:15 Ss5lzWMU
「この前はありがとう。おかげですぐ良くなった」
「別に……」
 むこうを向いたまま答えた。
 結局迷惑を掛けに行ったようなものだ。勝手に泣きわめいて、あげく捨て台詞を残して帰ってきた。
「ほら、これ。泣くのに夢中で持って帰るの忘れたろう。いったい何しに来たんだか」
 貸してもらうはずだった本を渡された。ちらりと本に目をやって、奈緒は黙って受け取った。
ほんとはもう自分で買うつもりだった。なつきとは関わりを持たない方がいいと思ったから。
借りたら借りたで、返さないでおけばいい。
「返せよ」
「え?」
 思わずなつきの顔を見た。
「あげようと思ってたんだがな、ちゃんと返してもらう。そうしないと、
本と一緒にお前までどこかに行ってしまう気がするんだ」
「…………」 
「いつものところで会う時でいいから。いいな?」
 いつものところ……。もう行かないって決めてたんだけどな。
 なつきはあたしがいなくなると嫌なの? あたしは……。
「うん、わかった」
 よし、となつきがうなずいて、奈緒の頭に優しく手をのせた。
「この前泣いた時もそうだが、お前は自分の思ってる事を説明しなさすぎる。私は察しが悪いからよく分からないんだ」
 ああ、やっぱりなつきは底抜けにお人よしなんだ。人を悪く思わずに、何でも自分のせいにする。
あたしとは正反対だ。あたしは何でも人のせい。それが闘える奴と、逃げる奴の違いだ。
なつきは強い者に刃向って闘い、弱い者を庇う。あたしは逃げ回ったあげく弱い者を虐める―。
「お前ももうちょっと素直になれば可愛いんだろうけどな」
 ふう、となつきが息を吐く。
「……ごめん」
「い、いや別に責めてる訳じゃないんだ、それに今でも十分……その、可愛いぞ」
 奈緒の反応が予想外だったのか、なつきが慌てて見当はずれのフォローをする。
「なに口走ってんの?」

298:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:34:58 Ss5lzWMU
小声でしか言い返せなかった。実はちょっと嬉しかった。
「そ、そんな事より奈緒」
 手にした紙袋から、なつきが綺麗に包装された袋を取りして奈緒にひょいと投げた。
「わっ、な、何?」
 かろうじて胸でキャッチした。袋の中身は柔らかかった。
「今日は13日の金曜日だろう?」
「だから何? って……あ」
 本気で忘れてた。そうか、誕生日だ、あたし。なつきは覚えててくれたのか。
「お前の欲しがってたやつだ」
 なんだろう。あたしなんか欲しがってたっけ。
「開けていい?」
「ああ」
 はやる気持ちを抑えて、丁寧に包装を開いた。
 エプロンだ……。
 ピンクと白のシマシマ模様。胸の所に小さなひよこの刺繍がしてある。何これ、かわいいじゃん。
 それにしてもなつきは、結局あたしがエプロンを欲しがってると思ったのか。おしいけど、
ちょっと違うのよね。でもまぁいいか、自分でもびっくりするくらい嬉しいのだ。なんか色々ふっきれたような気がする。
「お、やっと笑ったな。気に入ってくれたのか?」
「よくあたしの好みの柄知ってたわね」
「いや……その、よくそういうの穿いてるからな」
 頬を染めたなつきの目線がすっと下がる。奈緒は慌ててスカートの裾を押さえた。
「バカじゃないの? 変態!」
「こっちこそ見たくて見てる訳じゃない! 少しは女らしく動いたらどうだ」
 エプロンを畳んで包み直し、なつきの胸に押しつけた。
「持って帰って」
「……気に入らなかったのか?」
「気に入ったわよ。あんたにしてはいいセンスだと思うわ。でもあたしが欲しいのは、エプロンの置き場所なの」
「は?」
「あたしのエプロン、あんたの家に置いといて。あの紫のエプロンと一緒に」
「別に構わんが、それだと意味がないんじゃ……」
「ばか。鈍感」
「なんだと!」
 かっとして身を乗り出したなつきの頬に、ちょっと背伸びをしてキスをした。 
「なっ……何を」

299:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:36:01 Ss5lzWMU
「お礼。素直になれって言ったのはあんたでしょ」
「そういう事は口で言―」
 最後まで言わせず、唇をふさいだ。
 なんてやわらかいんだろう。なつきの体温が直に伝わってくる。口の中になつきの甘い匂いが拡がる。
あたまがおかしくなりそう。
 なつきに振りほどかれる前に、自分から唇を離した。
真っ赤になったなつきが何か言おうとしているが、口がパクパクしているだけでなかなか声が出ない。
「……お、お、お前、」
「そういう事は口で、って言ったから」
「違っ……そういう意味じゃ……」
 なつきはさして怒らなかった。慌てて口元をぬぐったりもしなかった。
 よかった―
 まだ何か言いたげな、なつきの唇を人差し指で押さえた。
「ごめん。勘違いしちゃった」
「お前なぁ……」
 胸の鼓動が収まらないけど、気分はすっかり軽い。奈緒はまた、手すりに寄りかかって頬杖をついた。
 勘弁してくれ、とつぶやきながら、なつきが横にならんで手すりの向こうに腕を垂らした。
 空を見上げると、雲はいつの間にか薄くなり明るさを含み始めていた。
「明日、晴れそうね」
「そうだな」
「じゃあ明日は、いつものベンチでね」
「明日は土曜だぞ」
「あ、そうか。ならどっか食べに行く? 付き合ってあげてもいいけど」
 ふん、となつきが鼻で笑った。
「ああ、別に付き合わせてやってもいい」

 雲の切れ間から光がさし、屋上がふっと明るくなった。
 露を含んだ木々も風華湾の海も、太陽を浴びてきらきらと輝きはじめた。



300:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:38:53 Ss5lzWMU

以上です。
奈緒となつきを両想いにさせるには、静留を不幸にさせるしかありませんでした。
あと、なつきの性格を優柔不断&王子様並みのキャラ改編をしないと、どうやっても
話を進めませんでした。
私の力不足です。

301:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:43:17 Ss5lzWMU
まあ、革命烈士には喜んでもらえると思います。
「なつ奈緒のために静留が不幸になってる」という設定は大好物でしょうから。

また書きあげたら投下します。

302:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 13:49:03 Ss5lzWMU
あと、私は、なつき信者なので基本的に、「奈緒と静留がなつきの取り合いする」と言う設定です。
静留も奈緒もなつきのことが好きというのが私のSSです。

ストックがあるので、気が向いたらそれも投下します

303:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 14:00:27 swS3fb9l
うぜえ

304:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 14:01:08 Ss5lzWMU
>>303
感想ありがとうございます。
また、夜に投下します。
革命烈士さん、感想お願いします。

305:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 15:10:57 Cmh0KES0
なつ奈緒厨ってなつき信者なんだなと思った
奈緒と静留が勝手に牽制しあってるような書き方してなつきは悪くないって懐かしのパターンしかしないんだよな

306:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 16:06:10 pQgfl/Ld
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【147】
スレリンク(news2板)


307:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 19:56:45 q/BY9T9q
>>300
うわあああああああああああああああああああああああん
素晴らしい!

奈緒ちゃん頑張ったね(ヨシヨシ

シズルヲタに襲撃されなように気をつけてな!

308:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:10:56 q/BY9T9q
>>304
無印奈緒が幸せになれてよかった。

ってか君は、某ブログの主だよな?

ナオ、サラのSS、最高ですよ。
超薄幸ナオ@アルタイ篇とか書いて欲しいです

309:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:15:35 q/BY9T9q
>>304
俺は乙だけ拾い読みしてたので、紫のエプロンは投下されたのを初めて読んだよ



310:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:39:21 mqQqiPjv
革命烈士さん、ご感想ありがとうございます。
お褒めいただき、とてもうれしいです。

私は現在、忙しいので新作はまだ書き途中ですが、ストックをあげていきたいと思います。

311:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:40:12 mqQqiPjv
それでは、次は奈緒が静留に嫉妬するというSSをあげます

312:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:41:39 mqQqiPjv
ジュリアを葬った静留が去り、奈緒が這いつくばって泣きじゃくる間、なつきはその場を離れずにいた。
 声をかけるでも慰めるでもなく、ただ奈緒を見つめていた。
 
 ひとしきり泣き叫んだ奈緒が、未だそばにいるなつきを見上げる。
「何で助けたのよ・・・そんなこと頼んでないでしょうが・・・。ほっといてくれたらよかったのに!」
「・・・私がそうしたかったからだ」
 なつきは見上げる奈緒から眼をそらした。
「藤乃に人殺しさせたくなかったってワケ?じゃあ、あんたがやってよ・・・」
「ほっといてくれればよかったと、このまま野垂れ死にしてしまった方がよかったと、私も口にしていた」
「・・・なら分かるでしょうが。もうあたしには何もないのよ・・・」
「違う。私も今さっき気づいた。違うんだ」
「何が違うってのよ!」
 奈緒が膝をついて体を起こし、なつきのジャケットの裾を掴む。
 掴まれたなつきは奈緒の眼を見つめた。とても澄んだ瞳で。
「かあさんとの思い出と、それを滅茶苦茶にした奴らへの復讐。それだけが大事だと、他の事はどうでもいいと、
そう思っていた・・・。でもそうじゃなかった」
 小さく首を降るなつき。
「さっきの静留を見て怖くてたまらなくなった」
「そりゃ怖いっつうの、・・・あんな化け物女」
「そうじゃない・・・。静留を失うことが怖いんだ。優雅で、きれいで、
私の事をいつも気にかけてくれるやさしい静留が壊れていくのが怖いんだ」
 なつきの瞳が陰る。
「大切なものが・・・失いたくないものがたくさんあったんだ、私にも。静留が気付かせてくれた。・・・でも遅かった」
 悔いるような、自分を責めているような、悲しい瞳。
「今になってやっと分かった。私の事を好きだと言って、私に拒まれるのが怖くて、私を誰かに消されるのに耐えられなくて、
そうして静留が一人でどんなに苦しんだのかを」
「私にはもうそんなものないって言ってんでしょうが」
「奈緒、お前にもきっとある。大切なものが。今にきっと分かる。まだ遅くはない。それに気づいたら、
ちゃんと大切にするんだ。いいな?」
 そう言ってなつきは奈緒の手をやさしく包んで、そっと裾から引き離した。
「何?あんたいつから人に説教垂れる側になったわけ?シスターの後釜でも狙ってんの?」
「ふふ、生まれ変わったら、そういうのもありかもな」
 そう言って微笑むなつきは、教会に飾っていいほどに清らかで凛々しい。
「壊れてんの、あんたの方じゃないの?」
「壊れそうだったのが、壊れずに済んだんだ。みんなのおかげだ」
「やっぱり変よ、あんた」
 憎まれ口をきく奈緒に、なつきはいつものようにくってかかろうとしない。ただ愛おしい目で見つめている。

313:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:43:43 mqQqiPjv
「奈緒、もう会えないと思うが、元気でな」
 なつきが踵を返して歩き出す。奈緒は少し動揺した。
「ちょっとそれどういう意味よ」
 行かないで欲しい。そう思ったが口には出せない。
「・・・左目、すまなかった。謝って済むことではないが。」
 ゆっくりと立ち去りながら、少し離れたところで顔だけ振り返ってなつきが言った。
「またお前とケーキでも作りたかったな・・・。今度は食えるやつを」
 本心なんだよ、奈緒。そう心の中で呟いて、なつきは立ち去った。
 奈緒はそれを何も言えずに見送った。


 もう歩く気力があまりなかったらしい。奈緒が寮にたどりついた頃には、辺りはもう真っ暗だった。
 これだけ無断外泊を続けたのだ、あおいに根掘り葉掘り聞かれるかもしれない。面倒だな、
どうやって振り切って寝よう。そんな事を考えながら久方ぶりのドアの鍵を開けた。
 真っ暗だった。まだ寝る時間には早い、あおいはいないのだろう。
 助かった―そう思いながらダイニングの明かりを着けた奈緒は、
いつもより殺風景な部屋のテーブルの上に置かれた手紙を見つけた。
 あおいから、奈緒に宛てられたものだった。

 なおちゃん

 おかえり。ずっと帰ってこなくて心配してたんだよ。
 ケータイもつながらないから、お手紙書いておきました。今読んでくれてるんだよね?
 
 私、休学して、チエちゃんと一緒にしばらく学園をはなれることにしたの。
 なんかいろんなことが起きてて、でも何が起こってるか分からなくて、とっても怖いから。
 なおちゃんが戻ってくるのかわからないから、先に行くことにしたけど、もしこれを読んだら、
 私のケータイにメールか電話してね。絶対だよ。しばらくの間は学園の近くで連絡待ってるから。

 ごめんね、なおちゃん。つらい事とか、相談したい事とかきっといっぱいあったんだよね。
 私がちっともおねえさんじゃないから、なおちゃん何も言えなかったんだよね。
 でも信じてね。なおちゃんがどこにいるのかわからなくて、私本当に、本当に心配なんだよ。
 だから待ってるからね。会っていっぱい話そうね。

 頼りない先輩のあおいより

314:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:44:40 CQ0of9in
そっか、・・・あおいどっか行っちゃったんだ。
 いいのに、別に私の事なんか気にしなくたって。
 でも、でももし本当に心配してたらちょっとかわいそうだよね。電話くらいしてあげないとね・・・。
 そう思ってから奈緒は気づいた。携帯を静留に壊された事を。
 そしてもう一つ気づいた。・・・あおいの声が聞きたいのは自分の方だと。
 
 同室になってすぐ、あおいに番号とアドレスを交換させられた。あおいからはちょくちょくメールがあったが、
一度も返したことはなかった。
「なおちゃーん。返事くらいしてよぉ」
「くっだらない。どうせいやでも顔あわせんじゃん」
 いつもそう言っていた。メモリが一杯になったら消そうと思っていた。大事なものだと、思っていなかった・・・。

「こういうことなの?なつき・・・」
 テーブルの横でうずくまり、奈緒はいつしか眠っていた。


 朝早く、寒さで目覚めた。いつの間に眠ってしまったのだろう。
 目が腫れている。頬がガサガサになっている。泣いてたのかな?私。
 
 寝ぼけた頭でしばらくぼんやりとしていた。
 淋しかった。
 もう分かっていた。ずっとずっと淋しかったのだ。気づいてないふりをしていただけ。いや、とっくに気づいていたのに、
無理やり否定していただけ。人を攻撃することでそれをごまかしていただけ。
 淋しい。淋しくてたまらない。
 誰かそばにいて欲しい。
 できることなら・・・。

315:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:45:22 6iLM8qZw
ハッとして奈緒は立ち上がった。昨日のなつきの言葉を思い出していた。なつきは死ぬ気だ。自分が消えるのを承知で
、藤乃のチャイルドを倒す気だ。分かっていたのに昨日は止められなかった。行かないでって言えなかった。
 いやだ。藤乃のためになつきが消えるなんていやだ。

 
 もう身も心もボロボロで、昨日は歩く事さえままならなかったのに、それでも奈緒は走った。
 校舎に向かっていた。あの二人の共通の場所、生徒会室に。

 校舎に近づくと、ガラスの砕ける音が聞こえた。生徒会室の方だ。もう始まってしまったのか。
 生身の体で、あの二人を止められるはずもない。だが二人の間に入れば、なつきは私を撃てないだろう。
藤乃が私もろともなつきのチャイルドを破壊してくれる。そうすれば藤乃が勝ち残る。なつきは消えない。それでいい。
 
 その時、林の梢の上からデュランの頭があらわれた。大きい。なんでそんな大きくなってんの?
 いた―。焼け崩れた教会に、二人が争いながら入っていくのが見えた。
 まだ遠い。早くしないと間に合わないよ。急がないと!

 悲痛な思いで奈緒が教会にたどり着いたその時だった。デュランが弾薬を装填する巨大な音がした。
 え?!
 見上げた奈緒は見た。その銃口が、もつれ合う清姫の中心を完全にとらえているのを。
 「待って!やめてよ!お願いだから!」
 
 弾が発射された音はほとんどしなかった。清姫の内部にすべて吸収されたからだ。そして次の瞬間、
閃光と爆音と爆風がほとんど同時にやってきた。


 人で言う即死だったのだろう。相討ちしたデュランと清姫は自らの破片をまき散らすことなく光とともに消えた。
 奈緒は爆風で吹き飛ばされ、もんどり打った。痛みは気にならない。それより―。
 もういないのは分かっている、でも。
 「なつき!」
 ありったけの声で叫びながら、教会に飛び込んだ。
 「なつき!出てきてよ!なつき!なつき!」





316:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:47:17 6iLM8qZw
奈緒は泣いた。

 薄暗い焼け跡で、ひとりで。 ひとりぼっちで。
 
 昨日何もかも失ったと思っていた。
 
 なつきは違うと言った。
 
 その通りだ。 昨日泣いてた私のそばにはなつきがいた。
 
 今はもう、いない。
 
 悲しい。
 
 なつきの事がどんなに大事だったか、今本当に分かったから。
 
 だって私、なつきが消えてしまった事よりも、藤乃が消えた事の方が悲しいんだ。


317:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:49:32 6iLM8qZw
>>305
そうですね。
おっしゃる通りです。
私はなつき信者ですから、なつきが悪者になるようなSSは書きたくないんですよ。
静留と奈緒が常になつきを取り合ってて欲しい。
なつ奈緒のSSを書くときには、どうしても静留が不幸になってしまいますね。
「静留なんかいなくなればいい」という気持ちで書いてます。
そうしないと、奈緒がなつきと結ばれませんからね

318:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:50:50 m0xXb/HK
阿久根スレ

451 :革命聖烈士 ◆Ecz22rKivI :2010/04/29(木) 20:17:07 ID:2UR8yL3N
公務員て搾取したお金で高給貰ってるってばっちゃが言ってた

319:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:58:26 6iLM8qZw
窓の外の風景が、荒涼とした砂の世界から陰鬱な雪景色に変わった。船内のアナウンスがアルタイ領に入った事を告げている。
 ナツキはふぅ、と小さく溜息をついた。
 ナオのやつ・・・
 いったい何がどうしたと言うんだ。生意気で、可愛げがないことは分かっていたが、
あそこまで聞き分けのないナオは初めてだ。
 シズルが遺跡調査にかこつけて会いに行ってやれと言わなければ放っておくつもりだった。
まぁ会ったところでどうなる訳でもないと思うが。また昨日のような調子だったらどうしてやろう。
 まったく・・・人の気も知らないで。私がどれだけ心配したと思っているんだ。

 あの時、SOLT会議の最中に、ナオが遺跡で戦闘を開始したとヨウコから緊急連絡を受けた。
「何?ナオが?」
 思わず立ち上がったナツキは、そのまま会議を中座してヨウコの報告を聞いた。
『さっきサロゲートシステムに認証要請があったの。たった今こちらでローブ展開反応をキャッチしたわ』
「敵は?どういう状況だ」
 ヨウコの近くでイリーナが、高次物質化反応を捉えたと叫んでいるのが聞こえる。
『ノイズが多くて詳細がまだ分からないけど、チャイルドと交戦中のようね』
 ちっ、とナツキは小さく舌打ちした。あんなところにまで現れるなんて。
「ヨウコ、そっちの回線をフリーにしてくれ」
『了解』
 返答と同時に研究所の音が全てナツキの耳に飛び込んでくる。
『・・・二体です!・・・相手は二体います!』
 反応を分析しているイリーナが叫んだ。
『一体は不明。データにありません。・・・もう一つは・・・大きい・・・あっ!』
「どうした!」
『・・・照合データとほぼ一致しました・・・真祖様の型です!』
「なんだと?!」

320:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:58:52 5Pv/yP6c
最悪だ。二体、しかも一体がシズル達を斃した本命とは。いかにナオの能力が高いといっても分が悪すぎる。
「ヨウコ!撤退だ。すぐに撤退させろ!」
 逃げきれるか?光線を出す相手に背中は見せられない。相手が二体では退却するのも極めて困難だ。
『ナオさん!・・・聞こえる?撤退して!・・・ナオさん?』
「繋がら無いのか?!」
『かなり空間が歪んでるみたい・・・。GEM通信程度の出力じゃまともに届かないわ』
 様子を見守るしかないのか。あの遺跡が本拠地だったなんて・・・。また私のミスだ。
現有戦力をすべて投入しておくべきだった。サロゲートシステムもあと数本あったはずだ。
サラとマーヤも行かせるべきだったのだ。
 ナオ・・・頼む。
 勝ってくれなどとは言わない。頼むから無事で帰って来て欲しい。お前まで失ったら私は――。
『破絃の尖晶石、出力上昇!エレメントモードが発動しています!』
 戦闘が佳境に入っているのか。やられないでくれ、ナオ。
『消滅しました!!』イリーナの声が大きくなる。
 一瞬どきりとしたが、イリーナがすぐ言葉を繋いだ。
『チャイルドの一体、高次物質反応消滅しました!』
 ナツキは大きく息を吐いた。いつの間にか息を止めていたらしい。気がつけば携帯電話を持つ左手が汗ですっかり濡れていた。
握りしめていた右手の汗を裾で拭い、携帯を持ち替える。
「よし・・・。後は本命だけか」
 さすがナオだ。二体いると厄介だが、組し易い方を倒すことで退却できる可能性が高まった。
あいつの事だから逃げるチャンスには敏感なはずだ。まさかここから深追いはしないだろう。
「ヨウコ、ナオの位置はどうなっている。後退を開始しているか?」
『まだね・・・。引き続き交戦しているみたい。動いてはいるけど離脱している様子ではないわ』
 早く退くんだ、万が一にも無理はしないでくれ・・・。祈るような気持で目を閉じたナツキの耳に、
イリーナの悲鳴が突き刺さった。
『・・・うそ!!そんな・・・』
「どうした!!」
『やだ・・・やだよ・・・』
「何をしている!状況を報告しろ!!」
 うろたえるイリーナに怒鳴るナツキも我を失っていた。
『マイスターナオのGEM反応が・・・消えたわ』
 ヨウコが静かにそう告げた。

321:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 20:59:53 CJAFkvwE
シマシマ団と言うらしいナオの手下達の決死の回収作業により、翌日にはヴィントに戻る船にナオを乗せることができた。
どうしても貨物室に収容させる気にならず、無理を言って自分の客室に入れさせた。
 客室は政府高官向けの個室。ナオと二人きりになるのは久しぶりだった。
「・・・一年振りの二人旅だな」
 変わり果てた姿のナオ。
 話掛けたところで、いつもの憎まれ口が返って来るわけではない。余計につらくなるだけだった。
「はぁ?何のんきな事言ってんの。相当ヤバいんじゃないの?今の状況」
 動けるならきっとそんな事を言ったであろうナオの、冷え切った固い髪を撫でた。
 若いワインのような赤い髪も、赤毛に映える薄い緑の瞳も、ほんのり桜色した肌も、全部灰色になってしまった。
「すまなかったな・・・ナオ」
 ナオは前を向いて攻撃した状態のまま石になっていた。逃げる気など毛頭なかったのかもしれない。
ナオに功名心などはない。本人は否定するかもしれないが、五柱がやられてただただ黙っていられなかったのだろう。
 ・・・ナオはそういう奴なんだ。それなのに、いざというときはすぐ退却するようにと言い含めて置かなかった事が悔やまれてならない。
「あんたの命令に素直に従う訳ないじゃん。同じだって、結果は」
 そう言い返されそうな気がしたが、ナオは何も言ってはくれない。
「体が元に戻ったら、本当にまた二人で旅でもしないか?」
 ナオの頭に手を置いたまま、独りつぶやく。
「ドライブがいいな。また私が運転しよう。・・・大丈夫だ、急ぐ必要なんてないんだ。もう谷に落ちたりなんかしない」
 いつかの失敗を思い出してくすっと微笑んだナツキの頬に、涙がひとすじ流れた。
こぼれた雫が、ナオの胸元に落ちて沁みた。
「約束だからな、絶対に連れて行くからな」
 だから必ず――。
 怒りと悲しみと寂しさがナツキの決意をより固くする。負けてたまるか。
「ナオ、少しだけ待っていてくれ。あの連中は必ず殲滅してやる」
 シマを荒らした奴らには落とし前をつけさせないといけない。そうだろう?ナオ。


322:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:01:50 CJAFkvwE
まもなくホームに学園長を乗せた船が入って来るはずだ。
 昨日の事は謝ってしまえと、昨夜さんざんマーヤに言われた。
「そんな事できるわけないじゃん。あたし人に謝った事なんてないのよ?」
「ほんとは謝りたいくせに。ごめんね、って言ってみなよ。間違いなく学園長あせるわよ。かわいいぞ、きっと」
 バッカじゃないの?と言い返したが、それも悪くないなと思っていた。でもだめだ、
いざとなるとどんな顔して謝ればいいのか全く分からない。それ以前にどんな顔して出迎えればいいのか。
 雪を裂く船の音が聞こえてきた。もう着いてしまう。どうする?何て言えばいい?
 船は見る見る近づいてくる。頭の中では候補の言葉がぐるぐる回る。
「いらっしゃい」「何しに来たのよ」「おはよう」「お疲れ様」「結局ヒマなの?」・・・「昨日はごめん」
 耳を刺す騒音も手伝って思考が停止した時には、すでに船はホームに入ってしまっていた。
エンジンを止めた船が急に静かになって我に返ったがもう遅い。結局どうするか決められなかった。
 船のドアが音を立てて開く。この時間のアルタイ着の便に客は多くない。4~5人の客を見送ると、出口にナツキの姿が現れた。
 すぐに目が合った。
「ナオ!」
 やけに明るく呼ばれて、気が動転した。返事もしないで思わず顔をそむける。
 どうしよう。ナツキが近づいてくる気配がする。いつまでも横を向いている訳にもいかない。何か、何か言わないと。
 意を決して前を向くとナツキの姿は見えず、ナオの頬にナツキの頬が触れた。
 知らぬ間に抱きしめられていた。
「ちょ、ちょっと何すんのよ」
 あれだけ迷った第一声は結局こうなった。
「生意気だろうが、言う事を聞かなかろうが、動くナオはいいな」
 何を訳の分からないことを。
「寒くて脳みそ凍っちゃったんじゃないの?」
「ふふ、お前はやはりそうやって憎まれ口訊いてないとな」
 ナツキは嬉しそうに笑って、さらに強くナオを抱き寄せる。
 恥ずかしくて、両手でナツキの胸を突いて抱擁からのがれた。手に胸のふくらみの感触が残る。
よく見れば今日もナツキは学園長服だ。
「バッカじゃないの?なんでそんな薄着なのよ!ここどこだと思ってんの?」
 今あたしの顔は真っ赤だ。かろうじてそれは認識できた。
「ん?ああ、確かに寒いな・・・。コートなら持ってきた。それよりナオ」
「な、何よ」
「調査はヨウコ達に任せて、温泉にでも一泊しよう」
「はぁ?」
「車で行こう。レンタカーはあるかな」
「何のんきな事言ってんの?」
 どうしたというのだろう。訳が分からないけれど、ナツキはやけに幸せそうな顔をしている。
「船の中でいろいろ思い出していた。お前との約束も」
「あんたさっきから意味分かんないんだけど」
「一段落したら旅行しようって言ったろ」
「そんな約束した覚えないけど?」
「したんだ。お前が聞いてなかっただけだ」
 一方が聞いていなかったら約束とは言わないだろう。でも今のナツキにはそんな理屈は通りそうにない。
ナオの手を握ってさっさと歩き始めてしまった。
「ほんとに行く気?」
 引っ張られるようにしてナツキに付いて歩く。
「ああ、もちろんだ。運転は私がするぞ」
「あんたまだ懲りてないの?せっかく拾った命が無駄になるでしょうが」
「いいじゃないか。万が一の事があっても一緒に死ねるぞ。独りで石になるよりマシだろう?」
 ナオは答えなかった。俯いて、握られている手を握り返した。
 
 大丈夫。そこまで望んでないから。ちゃんと返してあげるから。


323:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:03:13 CJAFkvwE
「ん?何か言ったか?」
 半歩先を歩いていたナツキが一瞬振り返る。
「別に」
 よかった。来てもらえて。
 もうこの道中あれこれ考えるのはやめておこう。
 明日、別れ際に拗ねたりしないように、それだけ気をつけよう。
 つないだ手のあたたかさを覚えておこう。
 この寒くて暗いアルタイで、思い出せるぬくもりがあるのは幸せなことだ。
 昨日の事を謝るのはもうやめた。
「ねぇ」
 ナツキのそばに近づいて、耳元で声をかけた。
「どうした?」
 振り向くナツキ。
「ありがと」
 ナツキがあっというまに赤くなった。
「お前、熱でもあるんじゃないのか」
 そう呟いてぷいっと向こうを向いてしまった。
 やっぱ可愛いな。
 ・・・返すの、やめとこうかな。


324:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:11:32 CJAFkvwE
以上です。
またあと、とっておきの作品が2作あるので
しばらくしたら上げに来ます

なつきハーレムは最高です

325:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:20:03 cwPGnfUr
なんだこれ
ナツキがナオの肩を抱くとか、ありえないだろ
「ナオと一緒に死ねるぞ」とかナツキがそんな台詞言うと思ってんのか?
ナツキという名前の別人じゃねーかよw

326:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:29:31 wn2iZrzT
そのSSここには一部しか載ってないけど、一番笑えるのは、ナツキがナオの肩を抱いたり、「一緒に死ねるぞ」と言ったりした
数分前にナツキがシズルにキスしてることだろw

ナツキがモテモテならもうなんでもいいんだろ

327:革命聖五柱 ◆Ecz22rKivI
10/04/29 21:35:00 EZoPomzo

>職人殿

『ピースメーカー・ナオ  第二話』が一番良かったぜ

ヘタレ可愛いナツキw

328:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:37:25 c7L49w9Q
だから、私はなつき信者だって言ってるじゃないですかw
なつきさえ幸せなら、はっきり言って、静留さんや奈緒ちゃんがどうなろうといいんですよ。

言ってしまえば、SSを書く上でのコマにすぎません。



329:革命聖五柱 ◆Ecz22rKivI
10/04/29 21:37:50 EZoPomzo


ジュリエット・ナオ・チャンは最強五柱かわいい

マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームは我侭女王かわいい

ユキノ・クリサントは大統領かわいい



330:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:40:23 c7L49w9Q
>>327
ありがとうございます。


331:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:43:56 c7L49w9Q
>>308
すみません
今書いてる次回作はナオチャンが主体の話ではありません。
今度は舞衣がナツキに惚れて、嫉妬したりする話です。

ナオはどちらかと言うと、舞衣に嫉妬される側ですね。
それでちょこっと出てきます。

命には今回、不幸な目にあってもらいます。
ナツキと一緒にいたい舞衣に捨てられてしまいます。

楽しみにしててください

332:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:45:34 S/n/0S8I
430 :革命聖五柱 ◆Ecz22rKivI :2010/04/29(木) 21:44:00 ID:hNOPcpq/0
シズナツ厨ってブログで下品なSSや妄言を書いてるからムカつく

「俺たちは公式カプだから偉い」的な態度でナツナオを見下す傲慢な連中だ

こんどシズナツ厨サイトを見つけたら突撃してやろう




333:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 21:54:48 JUdO8O4F
ああ~舞衣のナツキへの片思い話を書いた後、書きたいことがたくさんあります。

次は、ナツキがナオのオマンコを舐めるSSを書いてみたいです

334:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 23:10:06 mxqSy8CJ

静留かわいそう…
酷いSSだな
ナオ最低だ

335:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/29 23:28:30 GbCVq7dd
オナニーいらね

336:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 08:13:01 7wqQwyZs
>>277
投下したのまだ全部読んでないがこれは中々上手い。
ま、がんばれ。

エロネタが書きたくなったらエロパロを「吉野」でさがしてみ。
閑古鳥だし歓迎されるぞ。

337:277
10/04/30 09:31:41 1dqrOkLk
>>336
申し訳ありませんが、エロパロ板みたいな最底辺のゲスの集まりの場所に
投下するつもりはありません。
私はグロSSというものが大嫌いでして。
あなたのようにグロ趣味じゃないんですよ。

そして、あの板は武田厨や怨念を生み出したゴミ溜めですので
なおさら行く気がおきませんのであしからず。

338:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 12:30:43 zXuUdfiy
全ての悪質な厨はシズルとナツキと舞に関係しているよな

革命烈士だけが正論を言ってるような気がする

やはりナオって賢者を呼び寄せる良キャラなんだろうね

339:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 13:36:47 2AizoYv1
>>338
完璧に同意

340:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 14:17:26 yU4zTv/w
そんな馬鹿な

341:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 14:21:56 7wqQwyZs
>>337
そうか、君の考えは分かった。
これからもがんばれよ。

342:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 15:10:53 HQIh7CwK
ナオ信者が必死に否定してたけど、革命烈士って某ブログのSSをちゃんと熟読してるし
ただのからかいとかじゃなくて本当にナオ信者なんだなと思った

343:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 16:01:15 SorzsSvD
対立軸としてヴィント王国=正義側ってのはどうなんだろうね
封建制&絶対王政な上に、マシロは貧民だけじゃなく一般庶民にも嫌われまくってるじゃん
(あの、逃亡時に凄い憎悪の篭もった顔で密告した女性とかw)

我々日本平民の価値観からすれば、共和制でしかも善政やってるエアリーズを
軸にしたほうが分かりやすいよね。

まあ、吉野は捻くれ者ってことですかね。
アリカは馬鹿だから、思想的に調和しないようなマシロとかコテコテの権力者とも
折り合いがつけれるのだろう。何も考えてなさそうだしね。

それはともかくとして、レナサーバ破壊するアリカ、感動したなぁ。
髪下ろしたほうがかわええよな 静かに泣くマシロもいい。

アリカは普段の性格はともかく、感情が激しいときの表情だけでシコシコできそうだ
萌え~^^

アオイさんの株も爆あげですね。
マシロがアオイに謝罪して感動の再開を書いて欲しかった。
もうあれだね、マシロはアオイさんに逆らえないですね。ちゃんと功績に報いてあげろよ

それと、革命さんの視点の鋭さには毎回驚かされますね。
凡百のオタ系ブログや、怨念・長文・武田・シズナツ公式厨とは、全く格が違う。

ウーナ・シャムロック好きなんですね 私もです。
へたれナツキは見習うべきですね

344:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 16:22:33 7wqQwyZs
なあ、誰か構ってやれよ
にしてもGWに…

345:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 16:47:22 2AizoYv1
>>343
名作に出会った時の興奮が伝わってきますね

346:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 17:09:16 +VOUC/b4
>>344
ニートの革命烈士にGWなんか関係ないだろ
毎日が日曜日なんだから

347:277
10/04/30 17:15:50 EndMYwkT
それから、ID:7wqQwyZsはコテ外してますけど、朱胥山ですよね(^ ^ )

348:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 17:27:31 EndMYwkT
「あたし、学校辞めることにしたから」
 昼休み、ベンチで一人パンを食べていたなつきに、ふらりとやって来た奈緒が告げた。
「は? 何をいきなり。正気か? 辞めてどうする」
「別に。とにかく辞めるの」
「ああ、辞めろ辞めろ。お前の頭じゃどうせ高校の授業にはついていけんだろうからな」
 手で払うようなしぐさをするなつきを見る奈緒の頬を、涙がひとすじ流れた。
 なつきは慌てた。
「お、おいお前まさか本気なのか、どうした、何があった」
「いいのよ、もう」
「お、お前急にそんな……」
 さよなら、と小さくつぶやいて、奈緒は走り去った。なつきは呆然としてそれを見送った。




349:名無しさん@お腹いっぱい。
10/04/30 17:28:43 EndMYwkT
「舞衣!」
「どうしたのよ、そんな大声出して」
 学生食堂で昼食をとっていた舞衣達のもとに、なつきが息を切らせて走って来た。
「聞いてくれ、舞衣」
「とりあえずちょっと落ち着いたら? ぜーぜーいってるじゃない」
 舞衣の言葉には構わず、なつきが続ける。
「奈緒が、奈緒が学校辞めるって言うんだ」
「え? 奈緒ちゃんが?」
 舞衣は一緒に食事をしていた千絵とあおいの方を見た。
「えぇー、それなら奈緒ちゃん毎日のように言ってるよ? 朝起こすたんびに、もういい、もう今日で学校辞めるって」
 あおいがのんびりとした口調で言う。
「そんな冗談めかした言い方じゃなかったんだ。私が適当にあしらったら、その、あいつ……泣いたんだ」
 なつきが拳を握り締めながら泣きだしそうな顔でうつむく。
 一同しん、とした中で千絵があぁ、と言う顔をした。
「……ははぁ。なるほど」
 小さくそうつぶやいて千絵が舞衣に目配せをする。
「あぁ、そゆこと」
 うなづき返した舞衣に、なつきが詰め寄った。
「何だ舞衣、お前何か心あたりでもあるのか?」
「いやー、前々から相談はされてたんだけどね」
「お、お前知ってたのか?」
「そっかぁ。奈緒ちゃん決めたんだね。つらい決断だっただろうな。けっこうあれで悩んでたみたいだからね」
「そんな……私は何も聞いてないぞ。一体どうしたっていうんだ」
「なつき知らなかったの? うーん、本人が言ってないんだったら、私の口からは……ごめん」
「お前達も知っていたのか?」
 あおいに耳打ちをしている千絵に向き直り、なつきが訊いた。
「うん、あおいと一緒に相談を受けてね。ね、あおい」
「あんなに悩んでる奈緒ちゃん、初めてみたよぅ」
 ドン、となつきがテーブルを叩いた。
「お前達なんでとめないんだ! 先輩だろう? 相談を受けたんだろう?」
 三人を交互にみまわすなつきは苛立っていた。
「やー、でもさ、奈緒ちゃん頑固だし」
「奈緒ちゃん、私の言うことあんまり聞いてくれないんだよねぇ」
「あたしは、基本的に本人の意思を尊重する主義だからね」
「くっ……もういい」
 落胆した様子で、なつきはその場を去った。

「いやぁ、舞衣くんのアドリブには恐れ入ったよ」
「あたしこんな日に学校にいるの初めてだから、千絵ちゃんの合図がなかったら気付かなかったかも。
普通の学校って今日は休みだもんね。でもなんかちょっと可哀そうだったかな? ほら、なつきってあんなだし」
 舞衣が頭を掻く。
「奈緒ちゃんも相変わらず人が悪いよねぇ」
 あおいがケラケラと笑った。


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