10/03/28 01:50:15 hP7/cqDy
内容など無くてもいいからとにかくモエ美少女
が羅列されてりゃ良いんです。その「口実」にバンドだか学園だか
いったお膳立てを用いて、あとはイナカ芝居…「青春」だか「ここが
武道館です」だか…を振りかけておけば、商品としては一丁上がり。
そして、ネットなどを駆使してCDや出版物などのグッズ商法でオタ男を
煽動し、この作品に群がれば「多数派」「勝ち組」の如き架空の
マスに加えて貰える!と煽り、“バンドワゴン効果”を人為的に作り出した
のです。
だから本作には「本作は神で他は糞」「本作のアンチは負け組の僻み」
などというイタい自我肥大に耽り、ネット上などで吠え立てる向きが
非常に多いのでして。
心地よくて甘ったるいモエ美少女アニメでただキモチヨくなっていさえ
すれば、入れ上げる自分自身は何の努力も無く自動的に多数派でエラくて
立派な存在になれたかの様な錯覚に浸れる…オタ男には夢の様なシステム
でしょう。その為には、本編それ自体は徹頭徹尾なにも無い事がむしろ
必要だった。作品自体の完成度としては、モエ美少女キャラクターの
見てくれによるツカミだけがその全て。後は「場外」で執り行われた
煽動プロモーションが、その「大人気」とやらの本質です。
「下半身と自意識の両方を同時にナグサめおっ勃ててくれるネタ」…
これこそが、本作の真の商品価値とヒット要因だと言えます。
似た様な絵柄のモエ美少女が、似た様にゾロゾロ出て来て、似た様に
ダラダラだべって受けを狙った類似作が、軒並み討ち死にしているのを
見ても明らかです。本作は、作品自体が受けたのでは無く、「場外戦」
が功を奏したのです。