10/03/25 23:28:53 WtQQyS1Z
お盆に、先輩と3年前の高校生麻雀大会決勝戦進出校の親睦合宿に行った。
タコス(高卒自営業)も来ていた。
タコス「東横さんも大学生なのか!合宿の時はたくさんタコスをごちそうしてあげたんだじぇ!」
私 「覚えているっす」
タコス「どこの大学に行っているんだじぇ?」
私 「東工大、いえ、東京工業大学っす」
タコス「そうか、工業大か!高校時代部活に打ち込みすぎたんだな!でも浪人しなくてよかったじぇ!」
「東横さんと同じ学年のウチののどちゃん覚えているだろ!清澄から信大工学部だじぇ!(勝利者宣言)」
先輩「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
タコス「おーい、信大生こっち来るんだじぇ(原村和を呼ぶ)」
「東横さんも大学生だじぇ。のどちゃんとは副将戦で対戦したじぇ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい原村和が鼻高々でやってきた。
原村 「(尊大な態度で)東横さん、お久しぶりです、元気ですか?」
「あっ、加治木さん、こんにちは、私、今年から大学生になりました。」
先輩「そうか、相変わらず大きい胸だな」
原村 「信大に行っているんですよ(勝利者宣言)東横さんはどこに行ったんですか?」
私 「東工大っす」
ニヤついているタコスを尻目に、一瞬にして原村和の顔色が変わった。
タコス「東横さんに勉強教えてあげたらどうだじぇ?w」
原村 「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてください優希」
タコス「?」
動揺しまくりの原村和はタコスを速攻連れだした。
以後、原村和とタコスは、私達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な先輩の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした原村和と目があった。