とある魔術の禁書目録 アンチスレ part40at ANIME2
とある魔術の禁書目録 アンチスレ part40 - 暇つぶし2ch528:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/22 19:30:51 aj2vlik6
>>497-498
あまり変わらないけど原文ね


「学園都市の上層部っていうのは、二種類ある」
 土御門はコンサートホール前広場の人混みに紛れながら、小さな声で言った。
「真っ先に死ぬぺきクソ野郎と、真面目に働いているのにクソ野郎と同列視されている善人だ。
大抵の場合、そういうヤツは世渡りが下手で貧乏くじばかり引かされてるんだがな」
「……、」
 一方通行(アクセラレータ)は黙って土御門を睨みつけた。
「親船最中は学園都市の子供達に選挙権を与えようと訴えているらしい。この街の住人の大半
は未成年で、選挙権はないからな。オトナが上から決めた政策に文句を言えない。明日から消
費税を三〇%に増税しますと言われても、反論する場所が用意されてない。だからそいつを与え
てやりたいんだと。ハハッ、分かりやすい『目の上のたんこぶ』だろう?」
 土御門の口調は軽い。
「仮に子供達の選挙権が認められたら、『戦争』だって止められるかもな」
「馬鹿じゃねエのか、そンなにあっさり進むかよ。平和的だが現実的じゃねエな。暴力って言
葉をまるで理解してねエ」
「人種や男女の壁も、最初はそうだった。そういう問題が解決したのは、特別な有力者が一人
で全部片付けたっていうだけじゃない。もちろん多くの人間を導いたヤツの功績は大きいが、
何より『自分には力がない』と勝手に思い込んでるヤツらの意識が変わって、大勢が動いたか
らこそ、歴史はきちんと変わったんだ」
 土御門の言葉に、一方通行(アクセラレータ)は改めて広場を見た。
 休日にも拘らず、多くの子供達が集まっている広場を。
 土御門は小さく笑ってこう言った。
「お前がどう思っているかは知らないが、オレは親船最中には守るだけの価値があると考えて
いる。だから命を懸ける。ついて来いとは言わないが、止められる覚えもないな」


「○○は言った」程度の地の文をカットしたくらいで「悪意がみえみえ」とはな・・・


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