10/01/18 19:22:26 6Z8HudAY
─最初はレベルアッパー編の1クールで完結すると思っていたんですが、2クール続くとは驚きでした。
後半の時系列は、『禁書目録』の御坂妹が出てくる以前でしょうか?
水上 痛いところをつきましたね(笑)。原作の流れと照らし合わせると、6月ぐらいからはじまって、
とにかく8月10日までには終わっているんですよ。
そのあたりの展開は、こちらもうまく構成できたと思っています。
─美琴が上条に会った後ですよね。
水上 出会いは回想でやりましたからね。個人的には上条をあまり出したくないというのがあって(笑)
─上条があまり出ないことで、かえって存在感が出ていますよね。
水上 上条が出てくると「上条さん!」って。こうも盛り上がるとは夢にも思っていませんでしたから。
何、この上条待望論?みたいな(笑)。意外なリアクションに驚いています。
─「上条さんといえば説教」といわれますけど、第7話で美琴達を助けて何も言わずに
去っていくのが格好いいと大評判でしたよね。
水上 だって上条の説教って格好良さげなこと言ってるけど、相手の事情をまったく斟酌してないところもありますし。
だから、上条を出すときでも「出すけど説教だけはさせんぞ!」と妥協点を探りつつ(笑)。
─上条さんを出すと話が大きくなりすぎますしね。そういう意味では、美琴も力が強すぎて動かしにくい?
水上 超電磁砲を撃っちゃうと、ぜんぶ終わっちゃうんですよ。暴走機関車じゃないですけど、
風紀委員になって失敗する話もやりましたよね。
─性格的にも向いていませんよね。
水上 たぶん、撃った後で「ごめん」っていうタイプですね。
それを上条以外にやると大変なことになる。
─その辺が、単に力くらべじゃない頭脳戦の楽しさもありますね。敵に追い詰められながら、
逆にビルを倒壊させて逆転する黒子のような。
水上 美琴では出きない戦い方ですね。だからって黒子の話数のほうが見応えがあるのは
どうなのよと(笑)。