10/02/09 01:21:05 VAr8tin/
「岬ちゃん。俺、岬ちゃんには感謝してるんだぜ」
突拍子のない俺の一言に岬ちゃんは驚いているようだった。
慌てふためく岬ちゃんの表情を見て俺はおかしくなった。
なので続けることにした。
「最近よく考えるんだ。岬ちゃんがいなかったら俺未だに俺は引きこもってたんだろうな、って」
「さ、佐藤くん。急にどうしたの？」
岬ちゃんは恥ずかしそうに言う。その仕草が可愛らしかった。
「岬ちゃんは俺の人生を大きく変えてくれた云わば救世主。愛のキューピットなのさ」
「それ、意味分からないよ・・・。」
岬ちゃんは赤面しながら呟いた。
「ちょっと臭すぎたかな。でもたまにはこういうのもいいだろ？」
「よくない！次言ったら罰金百万円だからね！」
お決まりのフレーズを岬ちゃんが叫んだ。
だから俺も叫ぶ。
「岬ちゃん！好きだ！俺と結婚してくれ！！！」
あまたの静寂。俺はおそるおそる顔を上げ、岬ちゃんの表情を伺った。
そこに浮かんでいた表情、それは・・・。
「はぁああああああああんんん！？ばっかじゃねーの！！！？？？きめええええ！！！まじきめえええんですけどプゲラッチョｗｗｗｗｗてめーみたいな青臭い糞童貞がこの私と結婚！？はああああああああああああああああ！！！！？？？
ふっざけんじゃねーーーーよばーーーーかああぁアァアアアアアアッァ！！！！引きこもりじゃなくなったくらいで調子こくなかすが！！！！私は今大学で超かっこいい彼氏とラブなの！！！分かる！？馬藤糞広！！！
あーきもちわるい、気分最悪なんですけど！！！どうしてくれんだよぉおお！？ぺっぺぺ、おえ。でも驚いた