10/01/11 00:41:46 0latdxnf
「お姉ちゃんっ・・・」
うめき声と共に、悠貴はここにいない姉に助けを求めた。
残念ながら悠貴を助ける者はここにはおらず、悠貴自身と私しかいない。
悠貴は精一杯の抵抗を示してはいるが、それでも少しずつ私のタワーを受け入れ始めた。
少年と呼ぶにも、まだまだ華奢すぎる身体を組み伏せながら、私は得も言われぬ興奮を覚えていた。
すでにタワーは、先頭から第一展望台の付近まで、悠貴の身体に侵入している。
悠貴の身になって考えれば、今からでも解放するのがよいだろうし、辞めないまでも慣れるように少しずつ侵入していくべきなのだろう。
しかし、ド薄黒い感情で心を満たした私には、そのための余裕は既に無かった。
「我ながら惨いことをしているな・・・」
そう思いながらも、私は一気に根本まで、悠貴の身体の中にタワーを納めた。
「・・・っ!?」
健気にも耐えていた悠貴だったが、さすがに堪えきれずに、噛み締めた口を隙間から呻き声を漏らした。
続く・・・