09/08/07 12:47:16 uM/+CKKz
>>176
大体は合ってる。補足するね。
2つの物体が重力によって結びついて公転しているときは、双方が、もう一方の物体を中心として周囲を回っている。
これは質量が大きかろうが小さかろうが同じ。要は観測点の位置によって変わるだけの話。月から見れば、地球が回っているように見える。
ただし、その公転半径は質量に反比例する。
したがって、月は地球より大きな半径を描く。だから地球が動いていなくて月が動いているように見える。
厳密には、地球も月に振り回されてるが、その半径は月のそれに比べて極端に小さい。
室伏(地球)がハンマー(月)を投げるとき、質量の大きい室伏の体がハンマーに対して小さな円を描くのもこのため。
仮に、月と地球が同じ質量だった場合、月と地球は同一の円周上を、円の中心を対角線上として回ることになる。
ヘリコプターがぶんぶん羽を振り回しているのに回転軸がぶれないのはこれが理由(羽の質量と半径が同じだから)。
これらは太陽と地球の関係、太陽と火星の関係、銀河の中心と太陽の関係、人工衛星と地球の関係等にも全て当てはまる。
また、当然のことだが、地球と火星にもこれが当てはまる(相互関係が弱く影響はほとんどない)。
>>173
三行半じゃだめ?
簡単に言うと、質量を変えることなく重力を変えるのというのは、ほぼ不可能。
ただし、現在において理論上(机上)ではは可能ということ。
あの飴玉は、火星の中を光の速さに近い速度で動いていることになるんじゃないかな。
重力以外の力を擬似重力として転用した場合はこの限りではない。
例えば、オニール型のスペースコロニー(ガンダムでの地球に落ちた例のあれ)なんかは、回転遠心力を転用して擬似重力を創っていたんじゃなかったかな。