08/12/29 13:59:25 17e05teh
古典の授業
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清少が枕草子に曰く、
「過ぎにしかた恋しきもの、雛の調度」(枕草子第二十七段)と、
池の茶屋の遊び、またこせんりゅうてに田楽を焼き
だた中によがり泣きなどと、昔はもはらはやらしとか。
一日この茶屋に蓮を眺めてこの屋敷の、
何となく昔ゆかしくじゅんしんはつどうしけるまま、
青草や 若者どもの よがりあと
と、べほうだいを吐きながらつらつら思ふに、
不義の出会いは憚りなん、夫婦連れにて楽しまんになんぞ苦しきことあらんや
せい高からずやせふとらずなりよく、さながら揚柳の風になびくごとく
瓜実色にして顔赤みあって桜色なり。
耳のなり下ぶくれにして形よく耳のうち黒味なくきれいなり。
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芭蕉のパロが出てるから元禄より後で、漢文調でもセリフ調でもなさそうだから、
江戸中期以降の通俗小説なのだろうが、なんだろう
とりあえずHな話らしいw