09/03/09 20:16:12 WDBYXkGm
7話の作画ですが、「あれま、これは」という嬉しいものだったんで、苦笑するしかなかったですが。
赤根監督の近作には「ノエイン」があって、りょーちも氏の起用もその流れにあるし、2のEDもアレだから、
いつかどこかでああした豪快破調アクションに行くのは、言ってみれば折り込み済みだと思ってました。なので、
「来た来た」というのが自分の反応なのです。
騒いでる人は、事前の調査が足りてないってだけじゃないのかなという気もするんですが、それは言っても仕方のないことだろうなあ。
あとアニメの原理、止まってる絵を連続させて「生きてるように見せる」ポイントは、予定調和になるアクションの流れや時間の間隔を
「崩すこと」にあって、たぶんディズニーの教科書とかにもそれは書いてあるはずです(ツブシやノバシを含めて)。
だから不定形になるメタモルフォーゼにあこがれる作家(手塚先生とか)も多いし、『ポニョ』とかもそっちの路線で、
「崩壊」はむしろ賛辞に直結する可能性も高いので、「崩れたから悪」というのは短絡的にすぎます。
まあ、そんなことを言っても、どのみち「好き嫌い」の問題なので、騒いでる人に向かってこういう主張をしても、
燃料にしかならない可能性が大なのが憂鬱ですね。「高い目線でモノを言いやがって、
だってオレたちはガマンならないんだから」とか言われて、もっと内圧を高める気がするんですよね。