08/12/29 03:55:25 ihGDqa7i
インタビューより
富野「パンツみせれば売れる、おっぱい出せば売れる、
そういう幻想に囚われているアニメ製作者が大勢いるんです。
声優だってオタクが喜びそうなのをまずキャスティングする。
声優に個性が求められなくなっているんですよ。とりあえず声当ててくれれば
いいわけですからね。だから似たような声が氾濫することになるわけです。
だいたいいくらオタクに媚びても、こんな状況が続けばオタクだってそのうち
見切りをつけますよ。そしてこの手法が商売にならないと気づいた時にはすでに
日本のアニメーション製作システムは崩壊しているわけです。
(中略)
つまり大人から子供までが楽しめるアニメーションが絶対的に不足しているわけです。
クレヨンしんちゃんやアンパンマンのようなキッズアニメのコンテンツは充実していますが、
そこから先がない。二足くらい飛び越えて、コアなアニメファンしか見ないような
作品に行ってしまうわけです。マンガとアニメが違うのはそこです。マンガはあらゆる層を
受け入れる作品が市場にある。アニメはそれがないんです。子供でもアニメオタクでもない
層をひきつける作品がないんです。」
前スレ
富野監督「このままでは日本のアニメは駄目になる」
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