08/11/09 16:24:18 x0ygOopy
>>626
まず確定しているのが数多くの作品を見てそれぞれの価値観を醸成し、その価値観に従って
作品の善し悪しを判断出来る人間に対して、絶賛される作品を情熱・時間・才能・費用などの
労力を費やして世に送り出すよりも、その価値観を醸成する前の子供を狙いうちした方が
少ない投資で効果を上げやすいという事。そしてその方が誰にでもやりやすい、参入しやすい。
禁書は電撃文庫のブランドとそれを支えた作家やそこから派生した奈須きのこらが醸成した
市場にのっかる形になっている。
過去の優れたアニメやコミックと格段に進行したグローバリゼーションで海外の市場も開けた。
1億2000万人を相手にしていたのが極端にいうと残り60億にもリーチ出来るようになった。
なんでもやってみればカネになる可能性がある。
芸術家がこの色はどうか、もうちょっと何とかした方が良いか、と時間をかけてもそれが
作品を見る人間にとって良いとは限らず、その場合、費やした時間は人件費を膨らませる。
必要なのは作品に対する何かではなく、市場でどれだけはけるか。
そこで作品にこだわりのない編集部の意のままに動く三流作家が重宝する。
2ch工作もアンチスレを叩きつぶすのに労力を費やすより他の作品の本・アンチスレで
宣伝して新しい顧客を得るチャンスを広げた方が良い。
アンチスレも本スレも意見を集約すれば売れる作品を送り出すのに有用な知識になる。
問題は禁書が海外展開する上で大きな障壁になる宗教関連のNGが入ってないか。