08/11/03 20:54:40 ONh4CJhe
【『今日の5の2』におけるスク水に関する一考察】
『今日の5の2』を見てしみじみ思った。スク水は、小学生が着るものだ、と。
昨今、「スクール水着」が「スク水」と略称になったことを受け、「スクール水着」が単なる一着衣ではなく、
「性」を感じさせるものになった感がある。これはいかがなものか、と私は思っていた。
水泳でスクール水着を着るなど、もはや失われた過去、見えざる幻想、
あたかも転校生がみな美人であるかのような「ベタ中のベタ」であって、
現実にはなかなかお目にかかれないものである。
しかし、「失われた過去」だったからかもしれない。
そして、「当時は気づけなかった魅力」の虜になってしまっていたからかもしれない。
「スク水」は「一コスチューム」へと変貌し、「ナース服」「チャイナドレス」「婦警」などと並ぶ
「性的ななにか」を内包する着衣へと“出世”していた。
だが私は30を超えて、それこそ「三十路岬」の先端に立ち、この『今日の5の2』でしきりに登場する
女子の「スク水」を見て思ったことがある。それは決して、エッチな目で見てはいけない、ということだ。
ハッ! そうだ、スク水とは、「スクール水着」だったのだ、と。
原点回帰である。
あのアニメのあのシーンを見るたびに、「よいですなあ、スク水」とか
「見せてもらおうか、現代アニメーションの粋を結集して描かれた、スク水の性能とやらを」とか思ってはいけないのだ。
だってちゃんと小学生が着てるんだもん!
それは、志村けんが地方出身の労働者を演じるがごとくの「説得力」と「神秘性」にみちみちているのだ。
ごく自然、当たり前のこと、清水健太郎が逮捕されるくらいわかりきっていることであり、
そこによこしまな目を通してみてはいけないのだ、と。
私は『今日の5の2』を見るたびに頬を張られるような気持ちになるのだ。「お前は汚れている」と。
ですのでみなさん、スク水をエロいものだとは決して思わないように。
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