10/07/05 17:40:58 3Z/7aPUD0
>>531のようなネタを思いついたので、書いてみる。
元ネタは……藤原正彦の『遥かなるケンブリッジ』っつっても誰も知らんよな……。
優秀な数学者として尊敬しているんだが……。
高町なのはとユーノ・スクライアが、競争することになった。
だが、そのままでやっても結果は明明白白だ。
そこで、ハンデを設けることになった。
二人のスタートラインをずらし、なのはの10メートル後ろからユーノは走り出す。
さて、競争が始まった。
数秒も経たない間に、ユーノはなのはのスタートラインにまでたどり着いた。
だが、なのははその数秒の間に少し先に進んでいた。
一秒も経たない間に、ユーノはその地点に達した。
だがその間に、なのははほんのわずかと言えども進んでいる。
またたく間に、ユーノはその地点に達した。
だが、なのははほんのわずかと言えどもさらに前進している。
さて、ユーノはなのはに追いつくことができるのだろうか?
普通の人の回答「追いつけるに決まってる」
哲学者の回答「ユーノがなのはに追いつくためには、このような“追いかけっこ”のゲームを無限回演じる必要がある。ゆえにユーノがなのはに追いつくことはなく、それゆえ運動は不在である」
N.T.さんの回答「例えユーノくんがなのはに追いつくことがなくても、なのはとの距離はすぐに限りなく小さくなるの。そしたら、ユーノくんはなのはを抱っこしてくれるに違いないの! だから、ユーノくんはなのはに追いつけるの!」
……いやあ、ゼノンは偉大だねえ。