【リリカルなのは】ユーノ司書長はカワイイ111【無限書庫】at ANICHARA2
【リリカルなのは】ユーノ司書長はカワイイ111【無限書庫】 - 暇つぶし2ch50:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/27 23:21:14 X4OWMWD70
>>46
まあ、それも四年くらい前までの話で。
現在は、七万くらいする超高級品(頑丈さに定評がある)を利用してるから、なにが起ころうと傷一つ付かないがな!

……俺の顔が、やばいけど。

51:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/27 23:38:53 AYbyDyLT0
この週末の俺の行動

金曜夜
・前にこのスレでも少しだけ話題にでてた「Dies irre」というゲームの動画をニコ動で見る。
・厨二魂が揺さぶられた!
・司書長がこんな感じで詠唱して、必殺技的なものを出してくれたら萌え死ぬ!
・無ければ自分で考えればいいじゃなーい♪
・妄想開始

土曜
・終日妄想
・とりあえず設定だけは固めたし、ここまできたら詠唱も考えてみるか!

日曜
・ちょっと行き詰ったので本屋巡りやらでネタ探し

ついさっき
・ついに完成!

俺の休日が妄想で終わった・・・・・・
だが後悔はしていない(`・ω・´)

52:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/27 23:40:38 X4OWMWD70
おいおい、この休日一日中寝てた俺に比べりゃずっとマシじゃないか。
さ、早くその詠唱とやらを見せるんだ!

53:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/27 23:55:54 wlxfozbj0
ユーノくんの目が悪い談話ですか。


きつい目をしたSのように見えるユーノくんと実は攻められると弱いMのはやてさんのSSをだね。

54:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:06:24 AYbyDyLT0
せっかく作ったので今週の妄想の結晶を晒してみよう・・・・・・

注意)
・ユーノが単独で攻撃的必殺技を出すのに違和感を覚える人なので、すべて誰かとの共同詠唱魔法にしてます。
・どこかでみたことあるような技だけど気にしちゃいけない。
・詠唱は基本何かの歌や詩をそのまま流用(Diesの詠唱も歌をほぼそのまま使ってるしね)
・超意訳が入ってるけど気にしちゃいけない
・ドイツ語でウムラウトなどは省略してますがあしからず
・基本的に語学はダメダメなので、スペルミスや文法のミスはゴメンナサイ。


55:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:07:29 8y6evTAR0
with エリオ
『ブリューナク(Brionac)』

◎Das ist Unser Kampf:
 (これが僕たちの戦いだ)

○Sehnsuchtgeweiht durch alle Tage schweifen.
 (ただ憧れに身を委ねて、日々を漂い行くことが)

●Dann, stark und breit, mit tausend Wurzelstreifen
(それから 強く 幅広く、千万の根を張って)

●tief in das Leben greifen・・・・・・
(人生に深く食い入ることが・・・・・・)

◎und durch das Leid
(そして悲しみの向こうへ駆け抜けたい)

○weit aus dem leben reifen,
(遠く命を越えて)

●weit aus der Zeit!
(遠く時間を越えて!)

◎Kommen Sie an, mein speer "Brionac"
(届け我が槍、『ブリューナク』)

○ユーノ ●エリオ ◎二人で

跳躍突撃(突撃+次元転送)
エリオが最大まで加速した後にユーノが転送し、目標に突撃する。
砲撃魔法に勝る射程と近接攻撃の威力を併せ持つ。
相手にとっては、近場に(それも大抵は死角から)転送陣が出現したと同時に、
すでにトップスピードに達したエリオの突撃を受けることになるため、回避、防御が困難となる。
超高速の突撃手を精密に転送し、かつ突撃のベクトルをきちんと目標にあわせるよう誘導するのは
非常に難易度が高く、転送魔法のエキスパートでも使うのには非常に神経を使う。(そのための詠唱の長さ)
将来的にはキャロやルーテシアとの連携を目指し、現在はユーノが術式のカスタマイズなどを行っている。

技の元ネタ:デスラー戦法
詠唱元ネタ:リルケの詩集より


56:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:09:21 8y6evTAR0
with キャロ
『インシネレーション(Incineration)』

◎Behold, he shall come, saith the Lord of Hosts.
(見よ、神の使者たる彼は来る)

●But who may abide the day of his comoing,
(しかしその訪れに誰も耐えらず)

○and who shall stand when he appeareth?
(その顕現に誰も立ち得ない)

●For he is like a refiner's fire.
(彼は溶炉の火、すべての穢れを祓い清める)

◎Thier sound is gone out into all lands,
(その声はすべての地に広がり、)

◎and their words unto the ends of the world!
(その言葉は世界の果てまで行き渡る!)

○ユーノ ●キャロ ◎二人で

焼滅結界(召還+広域結界)
結界で指定された領域に、ヴォルテールの体内である灼熱空間を限定召還する魔法。
3000℃を超える超高温の空間が一瞬で結界内を満たすその特性上、回避不可。
また、派生技として内部を超高温高圧にした状態で結界を解除し、大爆発を起こすこともできる。
(圧力鍋のロックを急に解除したのと同じ原理)
物理的な破壊力を持ち、殲滅力は群を抜いて高い。反面、手加減は一切利かないため、
よほど相手の防御力に信頼を置いていないと人間相手には使えない。

技の元ネタ:前述のDiesより、「焦熱世界・激痛の剣」
詠唱元ネタ:ヘンデルのオラトリオ、「メサイア」より

57:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:10:41 8y6evTAR0
with ティアナ
『マダザリス(Mad as Alice)』

●Old Mother Goose, When she wanted to wander,
(マザーグースのおばさんが、散歩がしたくなったときにゃ)

○Would ride through the air on a very fine gander!
(旦那の背中にまたがって、空中を飛び回るんだとさ!)

●Jack's mother came in, And caught the goose soon,
(するとジャックのママがやってきて、マザーグースを捕まえると)

○And mounting its back, Flew up to the moon!
(その背中にまたがって、月まで飛んでいったとさ!)

○ユーノ ●ティアナ

擾乱結界(軽幻影+広域結界)
幻影魔法と結界魔法を融合させ、結界内の屈折率、音の反響、魔力反応などを微妙に「歪める」。
そのため、「当てたはずなのに外れた」「避けたはずなのに当たった」という感覚を相手に与え、距離感を喪失させる。
これがひどくなると精神的な動揺の他、車酔いに似た症状から空間識失調に陥り、
ついには自分から墜落することにもなる(特に高速戦闘を得意とする空戦魔導師)。
自分よりはるかに格上の相手をまとめて足止めし消耗させ、うまくいけば撃墜できる。
幻影を生み出すほどではないため、魔力消費量、効果範囲、持続時間に優れるが、
敵味方は無差別であるので味方が多いと使い勝手が悪い。

技の元ネタ:特に無し?(自分の車酔いの経験より)
詠唱元ネタ:マザーグース

58:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:11:37 8y6evTAR0
with スバル
『流転無常』(mutable one)

●「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」

○「娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」

●「おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし」

○「たけき者も遂にはほろびぬ、偏に---

◎「風の前の塵に同じ」

○ユーノ ●スバル ◎二人で

自在破壊(振動拳+検索)
ユーノが破壊対象を解析、その情報をスバルへと送り、さらに振動拳の共鳴周波数を最適化する。
より少ない出力で対象を完全破壊し、自身への破壊力のフィードバックも最低限に抑えることができる。
また、特定の部位だけの破壊、装甲の内部の破壊(浸透剄)、地面などに振動を伝えることによる間接打撃(遠当て)、
外部の定在波を取り込む(外気功)など非常にバリエーションに富んだ使い方ができるようになる。
振動拳の『真の姿』。
スバルとユーノの間の情報のやりとりのため、ケーブル状の魔力ラインを常につないでいる必要があり、これが破壊されると
使用不可能になる。また、ケーブル自体がスバルの機動の妨げにもなるという欠点もある。
これを克服するため、スバルがユーノを背負うというスタイルを考案するものの、見た目的な問題からユーノは渋っている。
でもスバルは超ノリノリ。

技の元ネタ:特に無し?
詠唱元ネタ:平家物語

59:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:12:43 8y6evTAR0
with ヴィヴィオ
『天地創造(Die Schopfung)』

◎Die Himmel erzahlen die Ehre Gottes,
 (御空は語る神の栄誉)

◎und seiner Hande Werk zeigt an das Firmament.
(神の御業は空にあり)

●Dem kommenden Tage sagt es der Tag;
(今日の日は明日に語り)

○die Nacht, die verschwand der folgenden Nacht.
(夜に行きて夜に語る)

●In alle Welt ergeht das Wort,
(此の言葉のみは)

○jedem Oh re klingend, keiner Zunge fremd,
(ものみなの言葉なり)

◎keiner, keiner, keiner Zunge fremd!
(無し、無し、通わざるは無し!)

○ユーノ ●ヴィヴィオ ◎二人で

聖王の総軍の顕現(???+???)
特定の聖遺物を全て身にまとい、ロストロギアなどの高魔力源を吸収することで発動。
ヴィヴィオが今まで接して『解析』してきた人間を、守護騎士システムと同様の原理で出現させ、指揮する。
最大で、同時にAAクラスの2万と783人の騎士を顕現、指揮するその能力はまさに圧巻。
ただ一人の戦力としてでなく、総軍の元帥としての数の暴力により、文字通り敵を駆逐する。
ユーノによる結界は、この能力の補助であると同時に、暴走によってヴィヴィオが「戻ってこれなくなる」ことを
防ぐための拘束としての意味合いが大きい。
聖王として生きることを放棄したヴィヴィオには本来必要のない魔法なのだが・・・・・・

技の元ネタ:Diesより、ラインハルト卿の創造、流出
詠唱元ネタ:ハイドンの天地創造より「御空は語る神の栄誉」

60:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:14:35 XPfH9HH50
>>51
司書長的な意味ではスレ違いだが、Dies iraeはマジおススメだな。
因みにDies iraeの詠唱は、主人公意外はオペラとかのクラシック作品から取られてるんだぜ(主人公は文学作品)。

ところでクラシックと言えばかのとらハでも使われた程のお決まりデートコースだが、
果たして司書長はそういったものに興味はあるんだろうか。

女の子と二人、荘厳なクラシックを聴きながら愛を深める司書長ってのも良いかもしれない。


61:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:21:20 8y6evTAR0
以上です。妄想垂れ流しすみませんorz
キャロの詠唱の訳のとこで「耐えられず」が「たえらず」になってましたね・・・・・・

少し補足というか蛇足。

エリオ
高機動型のエリオと定点型のユーノをうまくあわせるとしたらこれがいいかなぁ、という考えから。
雷資質をうまく生かす共同詠唱は思いつかなかった・・・・・・

キャロ
キャロには似合わないような暴力的な技がほしかったんやー
それの威力におびえながら制御するキャロもいいけど、diesのザミエル卿みたく、
葉巻くわえながら敵を焼き尽くすキャロも見てみたいと思う。

ティアナ
なんでマザーグースなのにアリスなのさーという自己ツッコミは入ったけど、
「狂った世界」というのを表すのにはやはりアリスという言葉が一番かなぁ、と。
車酔いって辛いよね!

スバル
Stsだと振動拳がただのナックルボンバー的なものになっているのが惜しくて、
せっかくの振動という要素をうまく生かしたいと思った結果こうなりました。

ヴィヴィオ
本編では聖王というのが「ただの強い人」というイメージになってるのが残念で・・・・・・
やはり王たる者、軍を指揮する絵が似合うと思うのですよ。
ラインハルト卿のを見て、「これだっ!」とぴーんと来ました!

ではでは長々とレス使ってもうしわけないです(´・ω・`)


62:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:25:26 7iyMakZq0
>>61乙!

……その調子で、隊長陣の詠唱も考えるんだ!

63:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:42:34 pKW3hemO0
>>57
乙!良く考えたなー。
にしてもティアナの呪文を見てたらシャナのマージョリーの即興詩を思い出したw

64:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:57:00 hEbD17Fn0
ブリューナクと言われると氷の結界に封じられていた最悪の海竜しか思い浮かばない俺はかなり毒されているようだ

65:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 00:58:24 rKwxuL+/0
ユ「シャボン玉飛んだ」(敵を結界で捕縛

ユ「屋根まで飛んだ」(そのまま空中に

は「屋根まで飛んで」(敵を捕縛する結界内に圧縮重力発生

ユ・は「壊れて消えた」(圧壊させつつ地面にたたきつける

と言うのをインスパイアして思いついてみた



66:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 03:24:34 GkVKHwvF0
>>57
乙。
なんかこの術を用いたSSとかみたい気がするけど、
完全シリアスの長編でしか出ないような壮大さだwww


67:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 07:36:43 YveV4dEXO
司書長の手印を見ると、密教系が出てくる…



68:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 08:02:13 3rDKOlU90
ゆ、ユーノの手淫……ゴクリ

69:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 08:39:00 oC7uv2K0O
なの

70:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 09:47:47 7iyMakZq0
あんたら、ホント仲いいな……。

もう、二人で奪っちまえよ。
司書長の貞操。

71:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 10:08:26 ucrKZvH50
ノ (*・ヮ・))

72:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 11:09:04 zV4JXLGo0
ちょいと人がいないこの時間の隙をついてSS投下するよ。
答えは聞いてない!!ってのは冗談ですが。
2レスぐらい借りさせていただきます。


雨や雪の降る天気の事を『天気が悪い』というけれど、
偶には悪い事ばかりではないようだ。

とある休日のこと。
その日、僕は地球の高町家を訪れていた。
魔法に関する事・僕が人間である事を黙っていた事など、隠していた事情を全て話した今でも僕と高町家の良好な関係は続いている。
全てを許してくれた上で、更に僕を本当の家族の様に見てくれるみんなには本当に感謝してる。
だから休日にはよく高町家にお邪魔するんだけど、今日は日曜日。
当然の事ながら喫茶店を経営している高町家の皆さんは出払っており、今日は遠慮しようかと思っていたんだけど、
『なのはが家に一人で居るから、一緒に居てあげてくれる?』
という桃子さんの鶴の一声で、僕はこの家に来ていた。
ちなみになのはは元々フェイト達と出かけるつもりだったらしいのだが、皆急用で予定が合わなくなり、なのは一人だけ暇ができてしまったそうだ。
それなら喫茶店の手伝いをしようかと言ったらしいのだが、それも近頃管理局の仕事で忙しい事を理由に桃子さんに断られてしまったらしい。
……桃子さんは僕が来る事をなのはには話していなかった様で、突然の訪問に驚いた顔で出迎えてくれたなのはの顔は少しだけ面白かった。

「ひまだよ~。」
「そうだね。」
とまあそんな事情で高町家には僕となのはしか居ない訳だけど、当然のごとく僕達は暇をもてあましていた。
元々予定が合わなくて突然家に居ることになったなのはは当たり前だが家でやる事など何もない。
僕も暇つぶしの道具など何も用意はして来なかったので、リビングのテレビをつけっ放しにしながらソファーに体をうずめていた。
何時もならこんな場面ならなのはから学校の事を聞いたりとか、僕の方から無限書庫で見つけた面白い話を言ったりするのだが、残念ながら会話は続かなかった。
なぜなら僕の方が士郎さんから借りた本を読んでいたからだ。
どうやらこの本は今世間で話題になっている本の様で、士郎さんも話題づくりの為に買ってみたそうだ。
しかし本人はお仕事中なので、士郎さんから借りて読んでいる最中なのだ。
「ユ~ノく~ん。」
「なんだい?なのは。」
と言いつつも僕の目はページから離れていない。
ゆえに、加速度的に機嫌が悪くなりつつあるなのはの表情の変化に気づかなかったのは、まあ自業自得と言うわけだ。
「……ユーノ君。」
「は、はい!?」
思わず返事が上ずってしまったのは、何時の間にか立ち上がって僕を見下ろしながら、妙に耳に残る声で僕の名前を呼んだなのはの気配の変化を感じたからだ。
「魔法の訓練、行くよ……。」
「う、うん。」
あれ?今日は体を休めるように桃子さんから言われたんじゃなかったっけ?と思いながらも、僕は反射的にうなずいていて、なのははもうリビングを出て行くところだった。
《ご愁傷様です。》
レイジングハートから届いた念話が、僕の頭に空しく響いた。

73:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 11:10:44 zV4JXLGo0
数時間後、いつもの場所で魔法の練習をしていると、ようやくなのはの機嫌も治まってきたようだ。
と言うより単に魔法にのめりこんできただけなのだろう。
なのはも一応桃子さんの言いつけは覚えている様で、魔力消費の激しい砲撃魔法等は控え、バインド系の魔法を練習している。
それならと、僕もできる限りなのはにアドバイスをして魔法の練習に励んでいたら、
「ん?」
「あ……雨。」
ぽつぽつとした感触を感じて空を見上げると、家を出たときよりもかなり空が暗くなっていた。
どうやら夢中になっていて二人とも気づかなかったらしい。
「うわ?!」
「ユーノ君!!とりあえずあの木の影に!!」
降ったと思ったら、突然雨脚が強くなってきた。
僕となのはは、近くにあった小さな木に二人で身を寄せた。
けれどその木は本当に小さくて、あまり雨宿りには向いていない。
「どうしよう……。ユーノ君」
「大丈夫だよ。なのは。」
僕はなのはに笑いかけると、ある魔法を唱えた。
「サークルプロテクション。」
僕たち二人を中心に半球形の透明な壁で覆われる。これでひと安心。
「ありがとう。ユーノ君。」
「どういたしまして。」
笑顔でお礼を言うなのはに、僕も笑顔で答える。
……あれ?でももしかして今の状況ってすごくなのはと近くない?というか肩くっついてない?
いやまてユーノスクライア落ち着けフェレットの時は肩の上に載ってたじゃないかそれと比べればどうってことでもなのはの肩から感じる体温が少し暖かくてしかもなんか良い匂いが「ユーノ君。」「な、何、なのは。」
よし、良く反応した。僕、グッジョブ。
「ごめんね、私が魔法の訓練に誘わなかったらこんな事にならなかったよね。」
え?いや、そんな事は……。それを言うならむしろ、
「それなら僕の方こそごめんだよ。元はと言えば僕が一人で本を読んでたのがいけなかったんだし。」
「でも、ユーノ君だって疲れてるはずなのに強引に連れて来ちゃったし……。」
どうやらだいぶ落ち込んでいるらしい。
実際なのはが結構寂しがり屋なのを忘れて本を読みふけっていた僕の方が悪かったと本気で思っているので、なんか申し訳ない。
「ねえ、なのは。」
だから、
「…なに?」
僕は、
「僕は、好きだよ。」
言ったんだ。
「え?」
「僕は雨の日も好きだよ。そりゃあ服はぬれるし、体は冷えるし、地面はぬかるんで転びやすくなるし、良い事はあんまりないけどさ。」
そう、良い事なんてほとんどない。
「うん。」
「でも、小降りの時の雨が屋根に当たる音は心地良い。今みたいに大降りの時もこうしてプロテクションを張って周りから切り取られたみたいな感覚もなんとなく好きだしさ。それに偶には思いっきり雨にぬれるのも楽しかったりさ。」
「……うん。」
「あと……。」
「あと?」
「今は大好きななのはと一緒だしね。」
……言った。言ってやった。今日の僕は自分で自分を褒めてあげたい。
……まあ、なのはが『友達として』って勘違いするってわかってるから言えるんだけどね。
「うん。ありがとうユーノ君。」
そう言って更に僕に身を寄せて、その上手まで握られた事に凄くドキドキしながら、僕達は雨が病むのを待ち続けた。

追伸、家に帰った僕達は魔法の訓練をしていた事があっさりばれ、桃子さんに叱られました。
なぜばれた?

74:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 11:22:23 zV4JXLGo0
ユーノの雨語りは俺の考えなので、イメージと違うという人は申し訳ありませぬ。
一応スーパーユーなのタイム支援という事で。
しかしSSというのは難しい。
二時間ちょい位かけた割には、クオリティの低さと短さに泣きたくなるorz

実は雨降ったときサークル系の防御魔法とか、結界魔法って便利だよなって思っただけなのに。
これもこれも教導官殿の呪いか……ってなんか窓の外にピンク色の光があふれて……。

75:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/28 11:34:25 20TMN+ls0
ユーノとアインスがユニゾンしてdiesの詠唱みたいなのやったら、ヨハネの黙示録みたいな詠唱になりそうだ。
というか副首領閣下のアレ。もしくは記憶力最悪の神殺しの「遊星落とし」

76:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 16:28:22 H1PwW7E+O
無限書庫にいるわた…アインスさんのユニゾン機能は壊れてそうな予感です…なのでユニゾンしたユーノの強さより

二人の子供の魔力光とか容姿とかもろもろを考えたいと望みますが構いませんね! ?

77:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 16:37:13 uTzoF/v4O
>>74
GJ!
スーツ姿で雨でずぶ濡れと言えばFateの葛木を連想させるぜ

78:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/28 17:03:08 20TMN+ls0
>二人の子供の魔力光
魔力光は緑。容姿は多分、髪型や顔立ちはユーノ、瞳や瞳の色はアインスさん。
得意技
召喚魔法(召喚されるのが悪魔大公や精霊王女、大天使)
魔法剣(御神の技+魔法)

ンデ、この子が唐突に未来からやって来る。

79:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 17:35:34 zV4JXLGo0
>>77
精神修行のために弓道を習う司書長とな?
腹ペコ剣騎士はやはり金髪つながりでフェイトさんだろうか、Fate的に考えて。
それとも剣の騎士繋がりでシグナムさんかな?

葛木さん並の渋さを表現するにはちと司書長は童顔過ぎるが、
シリアスな場面でははまりそうだな。
美形ってのは何やらせてもカッコイイから困る。

80:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 17:44:48 WjyKA2/80
>>78
それはどう考えても後の死亡ふらg(ry

81:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 17:48:51 GkVKHwvF0
>>79
未来から召喚された、あらゆる理想を体現した英雄。
英霊スクライアが肝心な時にポカをする家系のアリサに召喚されるのか。
もちろん記憶は失っているがな。

82:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 18:09:35 IW0e/1IH0
汗まみれのユーノきゅんとくんずほぐれつしたい

83:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 18:11:32 PlOU5NlB0
>>79
イクス「そこは声的に…」

84:名無しさん@お腹いっぱい
10/06/28 18:15:37 F8K+1dqI0
>>81
そこは中の人的にはやてちゃんやろー!?と、部怠長が息巻いてますが無害です?

ところで、
司書長がブログを始めました。みたいな電波受信したんだけど、電波送った奴誰だ?

85:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 18:17:52 3rDKOlU90
着信音は全てユーノくんボイス
壁紙はみんなと撮った写真を切り抜いたユーノくんとのツーショット
そんなユーノくん一色のなのはの携帯電話

86:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 18:25:11 lOAlSo8K0
>>84
俺じゃないけど追加の電波を受信した。
延々と仕事の愚痴を身元が割れない程度に書き連ねる司書長。
ときどき考古学関係の新刊の紹介をする司書長。
HNは何がいいかな?

>>85
ヴィヴィオにユーノ本人には言わせられない着信ボイスを言わせる教導官とか。


87:名無しさん@お腹いっぱい
10/06/28 18:42:16 F8K+1dqI0
>>86
「なのは、こんやはきみをねさせないよ。」
「きみがおぼれるくらいあいしてあげる。」

ヴィヴィオを使って、何て内容の着信ボイスを作ってるんだ教導漢は!w

88:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 18:51:56 eusePmW10
>>81
それってつまり未来の司書長が今の司書長を…
普通にありそうだな、動機は別物だろうが思い詰めやすいとこあるし。

89:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 19:04:13 ucrKZvH50
フェイトそんは対抗してもっと凄いの入れそう

90:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 19:30:33 zV4JXLGo0
>>88
司書長の固有結界と言えば無限の的に考えて『無限の本』見たいなネタは多いけど、
ここは某所のSSにあやかって『ただ一人の世界(Alone the World )』なんてどうでしょ?

91:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 20:14:05 PlWjbFff0
ユーノ君はアリサとかヴィータみたいな悪友系ツンデレにはS

92:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 20:19:41 7ZzZK50+0
とらいあんぐるヴィータの影響でヴィータはツンデレってイメージがなくなってるなぁ自分w

93:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 20:47:32 0dPjn8ji0
ぬ……黒色彗星帝国さんの「魔法少女恋愛事情」とらとメロンで委託始まってるぜー

94:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 20:47:59 iECnuShy0
>>79
葛木はあの渋さと貫禄で藤ねえとタメぐらいなのが恐ろしいからな……
ホロウで明かされた過去やら不器用さやら夫としてあろうとするあり方は好きだけど

駄目だ、完璧に新妻属性を発揮した嫁の方がインパクトあるからな
なのはだと恋人の時は変化なくて、妻とかになったらはちゃけそうなの誰かな~どいつもこいつも潜在的に幸せに飢えているキャラばっかだけど

95:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 20:49:35 lOAlSo8K0
>>87
そんないけない教導官を見た某執務官の反応。
①「ねえなのは、ヴィヴィオはまだ小さな子供なんだよ?それなのになんてこと言わせてるのかな。
  もしヴィヴィオが将来変な道に走っちゃったらどうするの?私の言ってること(ry 少し頭冷やそうか……」

②「いくら声が似てるからって他人に言わせるのは違うよっ!私はなのはみたいに卑怯者じゃないっ。
  正々堂々正面からユーノに卑猥な言葉攻めしてもらうんだ!!」

個人的に前者もありかなって思ってる。

96:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 21:21:33 rKwxuL+/0
>>94
ここは不遇な過去を持つ美人さんと言う事でアインスさんを押そう
アインス・シスクライアでございまーすって

97:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 21:29:40 mXOhaA9/0
>>93
thx

……で、探しに行ってみたら、出て来なくて焦った。
とらさん、カテゴリ間違ってるよー……

98:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 21:46:35 IW0e/1IH0
ユーノきゅん新婚旅行どこいこっか?

99:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 21:58:40 ojPNYSR10
>>96
アインス×ユーノは俺の大好物なのでそのカプもいいが……
問題はアインスさんの戦闘能力が某英雄王級と言うのが問題だ。

……あかん。しぐしぐがせいばーとして召喚されて、ユーノに懐いてアインスさんに拳骨もらう光景しか想像できねぇ。

100:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:00:33 PlWjbFff0
そのノリならしぐしぐはあさしんだろうw

101:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:13:07 wQpWRKxV0
>>100
いや、しぐしぐならニート繋がりでせいばーだろw

102:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:32:51 iECnuShy0
>>100
あのアサシンも門番という立場上で不真面目かつ女誑しだからニートとも呼べなくもないからな…

103:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:34:38 7K9UuFQ+0
しぐしぐはひらがなか……ま、いいけど。

その場合、アサシンは固定として……、俺の妄想では……。

せいばー:しぐしぐ(ニート剣士。戦えば強いし……多分)
アーチャー:アインス(なんか凄い)
ランサー:はやて(デバイスが槍っぽい)
キャスター:過去シャマル(策士的に。あと、案外愛に飢えてそう)
ライダー:フェイト(巨乳。後、一番目隠しが似合う)
バーサーカー:なのは(ファンから元のキャラを崩され、魔王が公式化しそうだから。もう、これ以上強くしなくていいのに……)

って感じかね?
(アサシン以外)女だらけの聖杯戦争……。

ちなみに、司書長は誰のマスターでもいいよ。
なに、ワカメ配役はいやだ?
バッキャロウ、あいついい奴じゃねえかよ!

104:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:43:12 S4m0O+9O0
>>103
それだとユーノきゅんがイリアになってしまう罠。
バーサーカーの肩に乗る9歳。

「おにーちゃーん」とお前らに向かって飛んでくるわけですよ。


105:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:48:12 iECnuShy0
>>104
ふと、9歳verのユーノきゅんがトペ・アインツベルンならぬトペ・スクライア遣らかす光景が見えるな…
問題なのは受け止める相手が主人公つながりで恭也にやっている電波光景が見えたんだが責任取れww

106:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 22:54:33 UaxEr9b90
>>104
そこは、ヴィヴィオがイリアだろう常識的に考えて。
なのはさんの肩に乗るうヴィヴィオ。まんまだな。

107:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 23:02:59 S4m0O+9O0
>>106
なのはさんはバーサーカーでもありジャイアントロボでもあるわけです。

108:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/28 23:05:30 bz3kr5pF0
「ユーノ君はヴィヴィオのサーヴァントにしてあげる。」
とか言って人形化するユーノ君と申したか

109:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:21:50 LbahFytR0
もう流れをぶった切ることにしか定評のない作者登場

魔導使い 第二話後編
出来上がったので投下しますです。

NGはタイトルで

以下 いつも通り注意点
※今回は司書長VSゼストさんです
※ゼストさんの性格が微妙に…
※司書長がなんか強いです
※文才g(ry
※メガーヌさん まだ空気です

以上のことに注意してご覧ください

110:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:23:32 LbahFytR0
「ここで貴方を倒して、僕がここにいたという事実を失くします」

その問いを聞いてゼストは瞑目して応える。

「本気、か?」

目の前の少年はぶれることのない声色で
「はい」
と応える。

その返答を聞くと、ゼストは本格的に臨戦態勢に入る。
わずかだが二人の間に膠着が生まれる。

ユーノは内心今にも気を失いそうなくらい、緊張していた。
目の前の男は、どうみても自分の遥か上を行くレベルの魔導師だ。
正攻法ではまず勝つことはできまい。
一瞬のうちに、意識を削りとられるだろう。

そう。「正攻法」では。

「あの時」から考えて考えて考え続けた戦い方。
自分には攻撃魔法の才能はない。
それは今までの人生と戦いで、いやというほどわかった。
だが、ないものをねだっても、あまり意味はないとユーノは思う。
だからこそユーノは自分の得意なものを最大限まで生かす道を選んだ。

自分に与えられたカード
高速処理 マルチタスク 並行処理 結界魔法 拘束魔法 転移魔法 防御魔法 検索魔法 速読魔法

しかし結界魔法 防御魔法 拘束魔法ではヴォルケンリッターの二人には及ばない。

他のものもどうみても戦闘向きではない。他人からみたら、器用貧乏という言葉が一番似合うだろう。

しかしそれは一面からみた結果だからだとも、ユーノは思う。

多面的に見れば、このカードでも十分戦うことは可能なハズだ。
理論はすでに組めている。あとはそれを実戦で活かせるかどうかだ。

ユーノは、少し身体を低くすると一気にゼストへと向かっていった。


111:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:25:23 LbahFytR0
「チェーンバインド!」

こちらに向かってきた少年の手から、翡翠色の鎖が放たれる。
ゼストは特に焦ることもなく、自らの槍でそれをあっさりと切り裂く。
目の前の少年もそれを予想していたのか、即座に逆の手から翡翠の鎖が放たれる。

ゼストは、全身の力を抜きそれを半歩のみの動きでかわすと、即座に全身に魔力を迸らせ、槍を両手で構える。
目の前の少年の顔が驚愕に染まる。





ドゴンッ!

その数瞬後、目にも写らぬ速度で繰り出された斬撃が、
目の前の少年の体を捕らえ、鈍い音を立てながら遥か向こうの訓練室の壁まで吹き飛ばした。

そのまま少年の体は壁に叩きつけられ、まき上がった砂煙の中に消えていった。

ゼストが行ったのは、何のことはないただのカウンターである。
最低限のみの動きで相手の攻撃をかわし、一撃必倒で斬撃をたたき込んだに過ぎない。
言葉にしてしまえば簡単だが、ここまでの動きを簡単にこなすには、かなりの鍛錬が必要である。
ゼストがS+ランクの実力を有しているのは、才能だけではなく、淀まぬ努力の結晶があるからともいえる。
普通ならば、これで勝負は決まる。
並みいる凶悪な次元犯罪者も、この一撃で沈んだものは数知れない。

しかし、だというのにゼストの表情は曇っていた。

砂煙がはれる、そこには翡翠色のひび割れたシールドと、何重にも展開された力場が輝いている。
そしてその中心に、少年はいた。
無傷というわけではないが、見た感じまだ戦闘を続けるには支障のない程度の傷しか負っていない。


112:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:27:11 LbahFytR0
(手加減したとはいえ、あれを防ぐか……)

ゼストは内心驚いていた。確かにさっきの一撃はAAクラス程度の一撃である。
彼の本気とは程遠い。が、まだ10歳程度の少年が先の一撃を防ぐシールドを張ったのだ。
それを実際に味わって驚愕しないというのが無理な話である。
しかし、真に驚くべきはそこでもないということ、ゼストは気付いていた。

(あの一瞬で、あれほどの防御を繰り出すとはな…)

自分がバインドをかわした瞬間は、確かに相手は防御の術式など組んでいなかった。
自身が一撃をたたき込む刹那のタイミングのみで、AAクラスのシールドを展開したということになる。
しかも、吹き飛ばされていた数秒の間に、フローターフィールドを何重にも展開し、衝撃を和らげた。
こんな芸当がこなせるものは、長く時空管理局につとめたゼストでも、一人も知らなかった。
目の前の少年は、まぎれもなく異端の処理能力を有しているということになる。

少年が立ち上がる、シールドを展開した腕をかばっていることから、何か傷を負っているのだろう。
ゼストは思わぬ場所で思わぬ才能に出会ったことに
わずかながら気分を高揚させ、今度は自身から少年に向かっていった。


113:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:29:03 LbahFytR0
ユーノはかなり焦っていた。
先の一撃はおそらく手加減されたものだった。
しかし、その一撃ですら自分の全力のシールドにひびを入れるほどのものだった。
もし相手が全力だったら、間違いなくKOだっただろう。

シールドを突き出した右腕がしびれてうまく動かせなかった。
骨に異常はないだろうが、少しの間は使い物にならないと、ユーノは自己診断する。

ドゥッ

「!!」
その音とともに、遥か向こうにいた男が自身に向かって突っ込んでくる。
本気のフェイトを凌駕するほどの速さだ。

わずか1秒足らずで、100M近い距離を詰められると、振り上げられた槍が自身のいた場所にクレーターを作り出す。

ユーノは飛行魔法を駆使し、槍が振り落とされる瞬間にまだ小柄な体を利用し斬撃をくぐりぬけ、空に舞い上がる。

「バインドネット!」

空中より、ユーノは地面にいる男に向かい8本の翡翠色の鎖を放つ。
しかしそれはただのバインドではなく、8本の鎖が例えるなら網のようにそれぞれが連結していた。
このバインドは発動スピードと有効範囲では普通のバインドに劣るが、近距離の相手にはかなり有利かつ確実な拘束性がある。
これはユーノ自身の自作魔法で、複数のバインドの配列を組み合わせて作ったものだ。
まだ改良余地はあるが、かなりの汎用性を誇っていると自負していた。


「えっ!?」

バインドを放った瞬間、確かにそこにいたハズの男はどこにもいなかった。

ゴゥ

自身に影がかかる。ユーノはそれに気づくや否や、
顔をそちらに向ける暇もなく手を頭上で交差させ、シールドを展開する。
足元にはフローターフィールドを即席で6重に展開する。

ガァンッ
強烈な音とともに身体に衝撃が走る。
「っぐ!」

視認はできなかったが、振り下ろされた槍がシールドと衝突し火花を散らす。
下で足場として支えているフローターフィールドと共に、シールドにひびがはいる。


114:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:31:17 LbahFytR0
「ぐぐぐっ・・」

苦悶の声が口から洩れる。
このままでは押し切られることは明白だ。
まだ痺れている腕も悲鳴を上げる。
いや、身体全体の骨がその重い一撃で悲鳴を上げている。

少しずつ力場ごと押し切られ、空中から少しずつ地面に近づいていく。
地面に足がついても、なおその力は衰えない。

「ガァァァァ!」

ユーノは普段の状態では考えられない叫びをあげる。少しだけ槍を押し戻す。
そして、『槍を防ぎながら構築した術式』を解放する。

「ポート!」

一瞬だけ翡翠色の光がともると、ユーノは男から30Mほどの地点まで転移をする。

「なにっ!?」

男が驚愕の声を上げる。
それはそうだろう。転移の術式は複雑なものだ。とてもじゃないが戦闘中に補助なしで作れるものではない、
とまで言われているのだ。
これはユーノの高速演算があるからこそ可能な芸当だ。
しかし、今のユーノにはどうでも良いことだった。
男は一瞬の驚愕から、わずかな隙を作っている。
そう、これはたった一度のわずかな隙。
これを逃せば勝利はない。

ユーノは痺れる両手を振り上げ『転移する瞬間に男の足元に設置した術式』を発動させる。

「ディレイド・バインドォ!!」

男の足元が翡翠色に輝き、そこから放たれた幾本もの鎖が男の四肢に絡みつく。

「はぁっ はっ!!」

荒い息を吐きながら、男を見る。
男はバインドからまだ脱出できずにいる。
(今だ…!今しかない…!)

魔力の連続の過剰使用で全身に鈍い痛みが走る。
だがとまるわけにはいかない。とまることなどできない。

(行け…!来たぞ!勝機が!)

ユーノはその痛みを吹き飛ばす勢いで最後の詠唱を紡ぐ。

「デト…ネイション!!」

ズドォン!

男の四肢に絡みついていた翡翠色の鎖が一瞬強烈に輝くと、その場で爆発した。

その爆発音とともに、ユーノは片膝をつく。


115:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:33:06 LbahFytR0
(……出来た。出来た…)

自身の誰にも負けないもの。
無限書庫の仕事でさらに研ぎ澄まされたその力。
自身の持つカードの中で、言うなればエースの位置に属する力。
並行処理 マルチタスク 超高速処理
このカードを使った、トリッキーな戦術。
とても戦闘魔導師とはいえない、情けない戦い方。
最後のものも、攻撃魔法ではない。無理やり補助魔法で攻撃したにすぎない。
普通の才能あるものからしたら、なんだそりゃとも思われるかもしれない。

だが、それがどうしたともユーノは思う。

魔導師の全ては魔力量や資質で決まるものではない。
発想と洞察力も、大いに含まれる。

あの男は、本気を出していなかった。それが勝負の決め手。
今までには存在しなかった魔導戦闘。
複数の魔法による、多重拘束。
息を尽かさせないで放たれる魔法。
一撃必殺も、全力全開も、自分の魔力量と魔法資質では無理だ。
仕組んで仕組んでようやく勝機を手に入れるまどろっこしいものだ。
だけどこれは、

ユーノの顔に一瞬笑顔がさす。

(初見で、手を抜いて勝てるような代物ではない)
そう。それが自分の勝利につながった。


はずだった

「なんで、かなぁ…」

目の前には槍を振りかぶった男。
自分は片膝をついた状態。
自分には避ける体力も魔力もほとんど残っていない。


116:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:36:49 LbahFytR0
目の前には槍を振りかぶった男。
自分は片膝をついた状態。
自分には避ける体力も魔力もほとんど残っていない。

(…スフィア・プロテクション)

ガキンと、槍が翡翠色の球体に接触する。
残りの魔力をかき集め、どうにか防御を形成する。
しかし、込められた魔力の薄さからか、すぐに亀裂が入る。

「惜しかったな…」

男が静かに言葉を発する。

「どう…して…」

話している間にもプロテクションの亀裂は進んでいく。

「簡単な話だ。爆発する一瞬の隙に離脱させてもらっただけだ」
ユーノは目を見開く。
(あの一瞬だけで…?)

プロテクションの亀裂がさらに進行する。

ユーノは目に絶望の色をともらせ、そして顔を伏せる。

槍が、プロテクションを貫通し始める。

117:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:38:12 LbahFytR0
「なら…」

ユーノは静かに言葉を発する。

「?」

ガシッ!

貫通してきた、槍の刃を両手でつかむ。
手に食い込み、血が流れるが知ったことではない。
伏せた顔から、闘志を込めた瞳で男を見やる。

「これなら、避けられませんよね?」

ゼストは目を見開く。
「お前!」

「デトネイション!!!!」

プロテクションが強烈に輝き、そして爆散する。



「ぐぅっ!」
ゼストは少し後退しつつも、思わぬダメージに苦悶の声を上げる。

だが、流石は歴戦の騎士か。即座に立て直し爆発した場所に目を向ける。
その爆心地に、少年は立っていた。
BJも破損し、体中から血を流しながら、顔に酷い火傷を負いながらも、
両目をしっかり開き、こちらを見据えて少年は立っていた。
まるで、倒れることの知らない狂戦士のように。

そして、ゼストは当初感じていた疑問の答えを見つけた。

(あぁ… なるほど。確かにこいつは歪んでなんていない…)

ゼストの目に陰が落ちる。

(こいつは… こいつは、まっすぐ過ぎるだけだ……)

ゼストは、無言で槍を下した。


118:魔導使い 第二話後編
10/06/28 23:42:16 LbahFytR0
以上で後編は終了であります。

如何でしたでしょうか 120%妄想保管の司書長は

まぁせっかく二話を前中後で分けたのに、なんだこのボリューム
って突っ込みはしないでくれるとうれしいd(あっ 石投げないで!

プロットの段階ではここまでやるつもりはなかったんですが、
なんか書いてる途中で面白くなってどんどん妄想が止まらなくなって
挙句の果てにこうなってしまいました

まぁ、一瞬でも楽しんでいただけた方がいたら嬉しいです

これで長かった(するつもりなんてなかったけど)二話は終了です
3話はちょっと回想かな やっとなのはさん出てきます
ホントにやっと…

では またお会いしましょう

119:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 00:06:13 zadREVUz0
魔導師は初速でマッハ0.3程度余裕なのか…
俺も頑張れば遠距離から一気に接近して
ユーノきゅんにキスぐらいかませるかもしれないな

120:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 00:10:13 UZirxmoN0
>>118 乙!

>>100
山門になぜか置かれている炬燵と申したか。
近づくと炬燵の中からにょろっと這い出して来るあさしんしぐしぐ。
こたつは電源がないのでればんていんで代用。
しぐしぐ自体が基本のんびりした性格なのでお茶とみかんを勧められる。
そして警告。
「奥さんめっちゃ強いから、喧嘩うらないほうがいいぞ。奥さんはユノユノといられればそれでいいらしいからな。」
いつの間にか聖杯戦争がユーノ争奪戦になってそうなのは何故だ。

なんでこんな電波ばっかり受信するんだ俺は。

121:魔導使い書いてる凡才 
10/06/29 00:11:16 QyyI1i2c0
>>109
そこまで計算されるとは予想のはるか上でした…
まぁ 転移ってチートもあるんだし それでなんt(ry

122:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 00:11:45 UZirxmoN0
>>119
お前にはまずこいつを師匠にしてもらう必要があるようだ。
っ『ゴキブ○』
こいつの加速力は半端ねぇからな。

123:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 01:33:16 kxDE9EutO
バキねたwwwゴキ師匠すかw
残念ですが、僕らはユーノのように華麗でやさしい加速がしたいのです
でも、しぐしぐならより素早くユーノに抱きつくために猫の動きを模倣しそうだ

124:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 01:36:29 8SZaKtmn0
>>122
うちはゴキブ○走法を思い出しますな。
しぐしぐならできるかもw

125:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 02:18:20 qJhkpCan0
ゴキブリ形態⇒ガウォーク形態⇒パトロイド形態

元ネタが分かった人は、きっと俺の親友。
言っとくが、マクロスじゃないぞ?


126:魔導使い書いてる凡才 
10/06/29 04:26:56 QyyI1i2c0
>>125
ミスフル思いだした作者がとおr(ry

127:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 04:35:57 qJhkpCan0
>>126
なんだ親友、分かってんじゃねえか。

シシカバ先輩だよ!

……ふと思ったのだが、猿野並みに変態な司書長ってのもアリじゃね?
てか、公式がそれくらいぶっとんでれば……案外、司書長はいい人過ぎるから妙な奴らに嫌われてるのかもね。

128:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 04:39:42 HndfnF2cO
司書長の寝込みを襲おうとしたがすでに教導官と寝てた

129:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 06:52:32 LJY/56B+O
誰もいない……
あと一時間レスがなければ、司書長は子供たちと朝食!

130:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 06:55:07 WK4DIKNT0
司書長「イナゴの佃煮は日本の料理の中で一番美味しいよもぐもぐ」

131:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 07:01:02 YjrahZXBO
>>130
キャロ「このお醤油と辛さとお砂糖の甘さの配分が最高ですよね」
ルーテシア「虫は最高の栄養食」

エリオ・ヴィヴィオ・リイン「…………………………………うぷ」

132:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 07:11:03 qJhkpCan0
…………おい。
せめて、メシくらいは幸せに食わせてやれよおまえら……。

後、俺のイメージでは司書長って、ゲテモン食うことはできるけど好んで食うタイプじゃないと思うんだが。
案外、朝食の好みとか普通にベーコンエッグにトーストだったりしそうだ。

133:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 07:31:03 gxNuFJ9iO
司書長にとっては虫はゲテモノでもなんでもなかったりな

自分の食べている物を見てヒク皆を見て、不思議そうな顔をする司書長


134:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 07:59:31 ayw4irOHO
>>132
同意

まあ、もう少し突っ込んで考えてみるならば。
そもそも放浪しているからといって、食料を現地で採取してるとは限らない件。
保存の効く食材は持ち歩いてるかもしれんが……普通は買うだろ。

つまり、司書長にとってののごちそうは、日持ちのする加工品ではない『新鮮な肉魚野菜を使った料理』!
あと、揚げ物とか好きかも。油を大量に使う料理は外では面倒だから、食べる機会が少なそうだし。

135:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 08:07:20 zjky/BFd0
>>118
乙です。

( 0MX)<この距離ならバリアは張れないな!を思い出した件。

136:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 09:03:27 zdyvmhI30
>>118
超乙です!!

いやー、ユーノの無理のない強化が実によく考えられていて良いですねぇ。

>>117
(あぁ… なるほど。確かにこいつは歪んでなんていない…)

ただ一途になのはの為にってあたりが、某正義の味方とはちがうとこなんでしょうかね。

137:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/29 09:44:14 VgKsCG/30
ふと思いついた司書長のマテリアル。
残忍な笑顔をしながら、冷酷非道なことができる『翡翠の殺戮者』
容姿はStS時の司書長から眼鏡を外して、髪を切って、目付きを鋭くした感じ。
服装はスクライアの民族衣装のブラックバージョン。

AS時には、表立った活動はせず、次元世界の狭間の「異界」で力を蓄えていた。
スカリエッティ逮捕後、現世に帰還する(同時期に無限書庫内でアインス復活)
司書長のスクライア一族の記憶も持つ為、ロストロギアの扱いもお手の物。
目的は次元世界に殺戮と破壊の恐怖を振りまく事。
司書長を凌駕する防御力に加えて、アインス並みの攻撃魔法も使いこなす。
それに加えて『異界』からおぞましい怪物達を数万単位で召喚し、自在に使役する。

ここまで考えて、司書長並みの頭脳+アインス級の戦闘能力+圧倒的な物量、こんな化物どうやって倒すんだという結論に。

138:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 10:28:12 1jis0U3i0
>>137
それはチートすぎるから、
ユーノきゅんらしくバインドと結界と回復魔法を応用した攻撃使う奴とか?
司書達の考察やアイディアとか見るに、普通にやれそうな気はするけどな…

しかし、闇の書事件を見るにユーノにクロノのマテリアルがいてもおかしくないのにな…
アルフは上手く設定しないとザフィーラと被るから仕方ないかもしれないとして

139:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 10:41:23 ahpqVLWU0
>>137
星光さんの前髪がユーノ風味、って話が前に出たなぁ
実は目立たないだけでクロノやアルフの要素もマテ子たちのどこかに混ざってたりして

140:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 11:21:47 5emh5zoI0
転移魔法極めればそれだけで無敵だと思うの
ディメンジョンウォールとかいしのなかにいるとか腹に爆弾転移させるとか即死攻撃だらけ

141:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 11:59:30 wuhn90IW0
そんなのしちゃったら司書長じゃない

142:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 12:24:03 ayw4irOHO
殺しもいとわない司書長って確かに違和感あるわな。
SSなんかで経緯なんかに説得力があれば別だが。


でも実際、転送魔法ってそこまで便利な代物じゃないだろうし。
対アルフ戦見ても、闇の書の闇戦見ても『瞬間移動』じゃない。
発動までに対象が効果範囲から離脱したら意味がない。

143:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 12:50:27 UZirxmoN0
>>123
にっきちょうのしぐしぐだときっとゆきの動きを模倣して猫のように可愛らしくユノユノに飛び付く方法を体得してそうだ。

>>124
パタリロwww
つまみ食いのためにたどり着いたのがきっとゴキブリ走法なんだな。


……なんか、しぐしぐあさしんと聞いて、しぐしぐのおなかをびりっと引き裂いて
真アサシンとして恭也兄さんが現れるのを妄想した。
恭「やはり腹から登場と言えば俺だろう。」
な「ってお兄ちゃん何してるのなの!というかそれはFateじゃなくてデモベなの!」
しぐ「ふう……さすがにこれはぽんぽん痛くなる。」
な「ってしぐしぐもそれでいいの!?ねえ、なんでそんな平気そうな顔してるの!?」
しぐ「まあおちつけ高町。とりあえず炬燵でくつろぐんだ。」
な「とりあえず病院だよっ!」
しぐ「炬燵で一晩寝れば治る。だが……ちょっとぽんぽん痛い。」
恭「っ「正露丸」」
しぐ「おお、これは伝説の薬正露丸!これさえ飲めばぽんぽんも大丈夫だ!」
な「……今日はもう帰るのなの。なんかやる気失せたの……」
しぐ「中に、誰かいましたよ。と言うネタにもなるな。」

なんだこのgdgd感は。

144:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 13:14:29 tpqVgBEu0
>>139
まあアルフは使い魔だからヴォルケンズ同様マテリアルは出来ないのかも知れんが
ユーノとクロノのマテリアルは居るのが自然だよなあ
慇懃無礼なマテリアルYとか熱血俺様なマテリアルCとか
オリジナルとの会話とかマテ仲間との会話とか想像すると面白い

145:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/29 13:26:49 VgKsCG/30
>慇懃無礼なマテリアルY
ラスボスとして登場してなのは達全員を圧倒。
「くだらない、弱くてくだらない。君達は僕に勝てると思っているのか? 
思ってはいないだろう、弱いからな。この世界に僕が永劫の闇夜をもたらしてやるのだ」
何か、すべ子さんよりもラスボスっぽい。

最後はユーノ&アインスさんの合体攻撃、どうですかアインスさん。

146:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 13:39:15 UZirxmoN0
>>145
非常にいい妄想ですね。
ただ、貴方の元に恐導漢と執務官とあるj……部隊長が飛んで行きました。
ご冥福をお祈りしておきます。

147:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 15:49:48 m8gaBFSaO
マテ子を倒しに行く途中に立ちはだかるマテリアルユーノ
「これ以上先には行かせない」

そしてユーノくんがさっそうと現れて
「僕がこいつを食い止める…だからなのは…先に行って」

こういうありがちな展開も大好きだわ

148:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 16:31:28 ayw4irOHO
>>147
そしてマテリアルユーノが護ろうとしているのが星光さんなんですね。


……互いにユーノというパートナーと組んでの同キャラ対決ってのも、なかなかだと思わないか……?

149:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 17:20:51 I0rhs+h00
本物だと、無茶をするなのはの背中をそっと支えるユーノ。

マテリアルだと、傍若無人なユーノを無言で、しかし陰日向に支えるなのは。



……あれ、両方とも最高じゃね?

150:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 17:26:53 mAIfJWig0
このスレで時々妄想されてる魔改造司書長な戦闘スタイルになるのかね>>マテリアルユーノ
砲撃は使えないけど、極細のバインドでぶった斬ったり、結界で押しつぶしたり

151:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 17:40:49 ayw4irOHO
マテリアルの性質上、本人に使えない魔法は無理な気がする。
性格がどれ程変わっても、魔力がでかくなっても、あくまで司書長が使える魔法、及びそれらの「無理のない発展系」じゃないかと。

152:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 17:45:59 I0rhs+h00
案外、戦闘方法は変わらない気がする。
バインドや結界を戦闘用に使うことは可能でも、やっぱり補助に使ってこその補助魔法だと思うし。
実際問題、鞭なんかを実戦で使うのは大変。

自分の予想としては、過去シャマル的な感じで作戦行動指揮とかやるのが一番似合ってそう。
単体戦力としてはそれほどでもないが……ってな感じで。

153:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 17:53:28 UZirxmoN0
>>149
むしろマテリアルのほうが恋愛に発展しそうなんですが……

154:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 18:05:54 sbmX4WIXO
>>148
星光「(ふふん)」
雷刃「(むーっ)」
統べ「(ぐぬぬ)」

こんな構図まで余裕で妄想

155:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 18:14:52 HndfnF2cO
フェイトそんは普通にマテリアルユーノに攻めそう

156:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 18:30:17 I0rhs+h00
本物Ver.
「いくよユーノくん! 敵陣突撃、中央突破!」
「ちょ、なのは!? 先行しすぎ……」
「エントリィイイイイイイイイイイイイ!」
「なのはぁああああああああああ!?」
~しばらくお待ちください~
「……う、ぐす、ひっぐ」
「もう、なのはは無茶ばかりして……。砲戦魔導師なのに突撃なんて、自殺行為も甚だしいよ?」
「う、だって……」
「だって?」
「……ゆーのくんに、いいところ……みせたかった……」
「……ハァ。まったく、なのはは……ま、そんなところもかわいいんだけどね。ちょっと、自重しようか?」
「ハイ……」
マテリアルVer.
「愚かだね……その程度の手駒で、僕たちを狙って来るとは。戦力分析もまともにできないのかな?」
「……守護者、慢心は禁物かと。その少数兵力で、敵は幾度となく我が陣営を打ち破っています」
「気弱だね、星光。これまでの失態は、この僕が前線にいなかったから起きたことだ。然るべき兵力を、然るべき場所へ、然るべき時に投入する……君は、僕以上の策士を知っているのかい?」
「……………………」
「ふん、だんまり、か。肯定と受け取っても?」
「……貴方以上の指揮官を、私は知りません。しかし……」
「しかし?」
「……敵軍には、貴方のオリジナルがいます。そのことを、ゆめお忘れなきよう」
「……ふん。ああわかった、せいぜい気をつけるとしようか」
~しばらくお待ちください~
「─なぜだ! なぜ、負ける!? 消える!? この僕が……全次元世界随一の頭脳を持つ僕が、なぜ!?」
「……守護者……」
「なぜだ!? どうして!? ありえない……こんな結末、こんな結末! 敗北など、あり得ないはずなのに!?」
「……落ち着いてください、守護者。戦局の趨勢は、もはや動きません……我々の、敗北です」
「ッ星光! 貴様が、貴様が敗北するから……貴様の敗北が無ければ、我々は勝利していた! 貴様は、スペック上あらゆる意味でオリジナルを凌駕していたはずだ! 肉体も! デバイスも! なのに、なぜ!?」
「……実戦は、機械では計測できません。理解してください、守護者……我々は敗北した。そして私たちにとっての敗北とは、すなわち死……」
「─貴様は! なぜ、そんなにありのままでいられる!? どうして泣かない!? 消えることが……死ぬことが、恐くないのか!?」
「恐いですよ? 恐ろしいですよ? この世に生まれた理由すら果たせず、消えていくのは……辛いですよ?」
「ならば、なぜ!?」
「そうですね……武人として、強い敵と戦えた。それもまた、理由の一つでしょう。しかし……」
「しかし!?」
「……不思議ですね。貴方の腕の中で死ねる、ただそれだけで……幸せなのです。……ただ、それだけで」
「……この、痴れ者が……ッ!」
「お互い様ですよ、守護者……」


……ううん、カオスになったなあ……。
ま、全てはMS Iglooが面白過ぎるのが悪いってことで……マテリアル編に異様に熱が入っちまったい、ハハハ。

157:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 18:35:45 bm4d7MbE0
数年前の正月特番でねね女太閤期ってのがあって、それの中では
木下藤吉郎は織田信長個人には気に入られていたけど、
農民出身なだけに他の同格の者からは嫌われていて、
家臣になってくれる人もいなかったから、苦肉の策として
故郷で農民やってた親族とかを家臣として取り立てたってのがあったのね。

ユーノスレの中では人気者でも、他所では嫌われ者なユーノ君の事だから
↑の木下藤吉郎と同じ様な状況に陥ってて、無限書庫の司書も結局殆どが
○○○=スクライアなのかもしれないね。

つまり自分が何を言いたいのかと言うと、変態司書なんて幻想だって事だよw

158:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 18:37:16 mURrpcIf0
>>156
マテリアルをユーノ君と絡ませようと妄想していた時期が俺にもありました。
ちくしょう……そんなモン見せられたらせっかく冷めてきた熱が再燃しそうじゃねぇかよ!


159:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 18:44:42 eayqLXUf0
>>157
オレ・スクライアですね分かります

160:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 19:00:59 UZirxmoN0
マテリアルユーノと星光さんのコンビ……
前に出てた守護者ってのを使わせていただきます。
守護者が星光の上位個体って設定で。
「ふん。劣勢だな、星光の。」
「守護者……。申し訳ない。貴方の手を煩わせてしまった。」
「僕があれを抑えつけておく。お前はそこで休んでいろ。(治癒魔法陣展開)」
「いくらユーノ君を模倣したって私は負けないよ!」
「ふん。砲撃しか能の無い魔道師が僕に勝てると思っているのか?」
「なっ……チェーンバインド……でも!」
「砲撃に移る事くらい簡単に予測ができる。アンチ・マギリンクフィールド展開。」
「(なっ……砲撃が収束できない……全力じゃなきゃ、多分ユーノ君のマテリアルのシールドは抜けない……
あの子はこの間にも回復してる。ダメ……このままじゃ……」
「どうした?もう打つ手がないか?魔道師。星光、お前ももう十分回復しただろう。あれを使うぞ。」
「了解しました、守護者。」
「(なっ……今度はまたバインド……でも今度のはさっきのと違う……)」
「これで終わりだ、魔道師。破邪の鎖に抗ってみるか?」
「(だめ……助けて……ユーノ君!」
「なのはぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ユーノ君!?」
「アンチ・マギリンクフィールド展開!」
「オリジナルか。確かにそれならばこの魔術の発動は阻害される。だが、今更現れた所で何が出来る。」
「なんだってできるさ……なのはが万全に戦える状況さえ作る事が出来れば……なのはに負けはない!」
「吠えたな、オリジナル!」
「なのは!全力全開でっ!その隙は僕が作る!この身に変えても!」

ここまで受信したあたりで力尽きた。
ごめん、後ろでしぐしぐがすねてるんで慰めてきます。

161:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 19:03:47 DRayj6PW0
耳をつんざく巨大な爆音、目を焼かんばかりの閃光。高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやての放った最大最高の合体攻撃
これには刺し物彼女等のコピーたるマテリアルも耐えられないと思われた、だが…

「なっ…!?」
「マテリアルがもう一人…しかもあの姿は…!」
「ユーノ…君…」

そう、彼女等三人を支える柱となった少年と酷似した、第四のマテリアル
翠壁の守護者

「守護者…また助けられましたね」
「ボクは来てくれるって信じてたよ!」
「ふん…毎度毎度遅いのだ貴様は、王を守る盾が遅れてくるなど何事か」
「ごめん…でも、もう大丈夫。僕が来たからには、きみたちに敗北はあり得ない」

三者三様なれど、共通して安堵と高揚の感情を見せるマテリアル三人、そしてそれに慈愛の笑みを向ける守護者
先ほどまでの危機を忘れ、勝利したかのような四人の振る舞いに、なのは達は小さく怒りを覚える

「ユーノ君のそっくりさんが増えたとしたって、まだこっちが負けたって決まったわけじゃないよ!」
「いや、もう負けてるよ、きみたちは…ね?」
「なに…?こ、これは!?」

最初に違和感を感じたのはフェイトだった。全身が重い、いつの間にか飛行魔法に振り向けている魔力の量が増えている
そして体内で生成される魔力の量がおかしかった

「体が…思うように…飛行も!」
「あんた一体、何をしたんや?!」
「AMF、って知ってるかな?その顔じゃ知らないみたいだね、魔法を使いにくさせる面白い魔法さ。砲撃や射撃や爆撃とちがってジャンルはフィールド、僕の一八番だからね。従来品よりすっごい強力だよ」

下弦の月のような笑みを、守護者は浮かべる。そのオリジナルたる少年は絶対に浮かべないだろうゾっとする笑みに、三人は震える
そしてその震え、恐怖による行動停止を狙い、守護者は次の札を切った

「なっ!?」
「バ、バインド!?」
「しかも、凄く頑丈…ブレイクが全然効かない!」

三人の少女の四肢を絡め取る漆黒の鎖。それは圧倒的な頑強さで少女たちの動きを奪い、そして接触面から魔力を吸い取って行った

「さて、君等はもう詰みなわけだけど…このままじゃ面白くないな」
「む…またあなたの悪い癖が出ましたね」

ため息をつく破壊者に、守護者はくっくっと笑みを深くする

マテリアルと言う存在は、基本的にベースとなった本人とは正反対の気質を持つ事が多い
守護者たる彼も例に及ばず、ユーノ・スクライアとは様々な点で反対である

「な、何を!?」

守護対象を守るためならば、敵対者には一切の容赦もせず、必要とあらばどんな残虐な手段だって断行できる

「こわいことはしないよ、ただ…」

「ただ…?」

そして…

「三人とも、僕のものになってもらうだけ、さ」

自身欲するものを手に入れるためには、手段を選ばないのだ
マテ司書長考えてみました。コンセプトは徹底的にドS。どうでしょう?

162:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 19:07:42 UZirxmoN0
投下しておいて何だが、マテリアルユーノにAMFは標準装備なのかw

163:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 19:23:13 COMUiQUA0
AMFってそこまで絶対無敵な魔法じゃないんだがなぁ……
そもそもあれって自身を守るフィールド魔法だからピンポイントでの展開とかできないはずだし

164:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 19:29:28 DRayj6PW0
闇の書の残滓補正+近距離に三人娘がまとまってる段階で高濃度のAMF展開+魔力ドレインバインド
と言う3コンボで自分は考えました
ついでに言えばAMFを三人とも知らないからこその油断もありますし

165:名無しさん@お腹いっぱい
10/06/29 19:29:31 8Bx1nufS0
>>156
お互い致命傷を受けてるんだけど、星光の方がダメージが酷く、そんな彼女に罵倒を浴びせながらも、
悲痛に歪んだ顔で涙を流しながら星光が消えないように必死で抱きしめる守護者と、
守護者に抱かれながら彼に見取って貰える嬉しさから、穏やかな顔で自身の消滅を受け入れてる星光の姿を幻視した。

これが「滅びの美学」というもの、なのだろうか・・・?

166:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 19:39:59 tpqVgBEu0
以前に出てた
「マテリアルユーノは星光さんと同じで口調がですます調」
って誰かのネタを元に慇懃無礼ってしたんだけど
(星光と違って丁寧だけど内心思いっきり相手を見下してる感じで)
その辺はスルーされててちょっと悲しい

ふと思ったが、マテリアルがオリジナルと正反対の気質なら
マテリアルYとマテリアルCは表面上凄く仲良さそうだったりするんだろうか

167:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:10:53 I0rhs+h00
そんな……そんなに投下ラッシュあると。自分もバトルシーン書きたくなるよ!

「屑が……たった一人で、僕と星光に勝つ? 若いね、若すぎる」
「オリジナル……あなたは、強い。しかし、戦略眼が……視野が、致命的に狭すぎる」
「……ッ!」

 新型マテリアル発見の報を聞き、いち早く現場に急行したなのは。
 そこにいたのは、星光の殲滅者と新型……ユーノにそっくりの、マテリアル。
 そして、二人によって撃破された巡回中だったと思しき武装局員。
 彼らの肉体は、ほぼ全員、それと知らなければ分からないほどに原型を留めていなかった。

「ああ……また、新しいガラクタが来たね。もっとも、今回のは……少し手直しすれば、使えそうなものだけど」

 ユーノのマテリアル、翠壁の守護者の言葉は、彼の姿がユーノに似ているからこそなのはの神経を逆なでした。
 端的に言えば、彼女は、汚されたように感じたのだ。

 ユーノ・スクライアという少年が、目の前の存在によって。

「その姿で……」
「?」
「その姿で、その声で、その瞳で……!」

 ゆえに。
 高町なのはは、二人のコンビネーションで完膚無きまでに叩きのめされた今となっても、戦闘を続行する。

「私の前に……、私の耳に……、私のことを……、立つな! 汚すな! 見るなぁああああああああああああああ!」
「……フン、星光?」
「心得ました」

 渾身の力を込めた、突撃。通常戦力ならば塵も残さず消し飛ばし、今現在相対する敵ですら弾き飛ばすことが可能な“ハズ”のチャージ。
 だが、それは、目前の敵に至極あっさりと受け止められる。
 同格二人を相手に劣勢を強いられたなのはは、今、疲弊しきっていた。
 対してマテリアルの二人は、守護者の的確な指示および補助魔法で疲労を最小限に抑えているため、さほど消耗していない。

「ッ、私は! 私は、あなたとは理解しあえると!」
「それは、貴方の幻想です。所詮我々は敵同士……意思の疎通は、あり得ません」
「分かりあえなくても! あなたが、こんなこと……!」
「しないとでも? ……そうですね、確かに、こういうのは私の趣味ではない」
「じゃあ!」

 なぜ、と、なのはは問う。
 その疑問の答えを半ば理解しながら、しかし、大声で。

 その返答は、別の方向から聞こえてきた。

「ああ、これは僕の発案だよ。君たちの歩哨を、わざわざ生かしておく理由なんて皆無だからね。殺した方が、あとくされが無い」
「あ─あなたは、あなたはぁあああああああああああああああ!」
「……やれやれ、本当に……愚かだね、君は」

 我武者羅になって振り上げたデバイスは、しかし、星光によって難無く受け止められ。
 その隙に、守護者が作り出したバインドによって、なのはの体は縫いとめられる。

「し、しま……!」
「油断大敵、ですよ?」
「─へ? っあ……」

 気づけば、目前には星光のデバイスと、その先端に収束する魔力光。
 回避、防御、カウンター……全ての選択肢をふさがれたなのはには、もはや、甘んじてその砲撃を受ける他になすすべはなかった。

168:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:12:33 I0rhs+h00

「……まず、一人……」
「ルシフェリオン……」

 目前に迫る、圧倒的な死のイメージ。
 彼女には、分かった。敵の、守護者の性格から考えて、今ここでなのはを生かすはずがないことを。
 ついこの間まで平凡な少女であったなのはは、そのプレッシャーに耐えきれずに目をふさぐ。
 死を意識し、その瞼の裏に浮かんだのは……。

「ブレイカー」
(……ゆー、の、く……)

 直後。
 強烈な衝撃が、なのはの総身を打ちすえた。
 猛烈な……しかし、予想よりは弱い衝撃。
 全身に鈍く感じる痛みは、しかし、彼女の体が未だ五体満足であることを如実に語る。

「……あ、れ……?」
「……ふん、遅かったな」
「……………………」

 その結果を、なのはは疑問符を掲げ。
 守護者は納得と共に。
 そして、星光は無言をもって、受け止めた。

「あたた……やれやれ、凄い威力だ。なのは、大丈夫?」
「……ゆー、の、くん?」
「うん。……助けに来たよ、なのは」

 舞い降りたのは、翠壁の守護者のオリジナル。
 ユーノ・スクライア。

「全力でないとは言え、あれを防ぎますか……敵推定戦闘力の、上方修正を行います」
「遅いな、騎士失格だよ。屑とはいえ僕のオリジナルなんだからさ、もう少し頑張って欲しいなあ……」

 そう言いつつも、一旦なのはとユーノから距離をとるマテリアル。
 彼らは、理解していた。
 戦局は、今、もはや、どう転ぶのか分からなくなったことを。

「……なのは、いける?」
「う……、うん! いけるよ! ユーノくんがいっしょなら……どこにだって、いけるんだから!」
「よし、その意気だよなのは」

 旗色は未だ悪く、打開策は見当たらない。
 しかし、不思議となのはには勝利の確信があった。
 それは、あるいは……。

「それじゃあ……反撃開始と行こうか?」

 隣に立つ少年に対する、“想い”の芽生え。


169:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:12:37 gxNuFJ9iO
雨が激く降ってるなぁ…


傘を忘れた司書長を迎えに行くと言った電波が

俺的には
迎えにきたはいいが、傘を一つしか持ってこなかったのと身長が全く釣り合わなかったので司書長におんぶされて帰るしぐしぐ
といった感じか

170:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:13:55 UZirxmoN0
>>166
普段は仲がいいように見えて互いを軽蔑しきってるYとC
普段は仲が悪いように見えてなんだかんだで互いを信頼しあってるユーノとクロノ。
戦ったらユノクロの圧勝になりそうだな。
ユーノとクロノが一緒に戦ったら
「フェレットもどき!もっと後ろに下がってろ!」
「うるさいっ!そっちが前に出過ぎるから僕も前に出ざるを得ないんだよっ!」
とか憎まれ口叩きながらも絶妙のコンビネーションで3人娘同時相手ですら完封しそうな勢いに……

171:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:15:09 I0rhs+h00
……あっれ? 戦闘してない?
個人的に、AMFって「いらない子」ってイメージが強いんで……魔力無効化エリアならまだしも、魔力結合解除エリアじゃ、ねえ。
裏道が多すぎる。

>>166
ごめんよおおおお、自分イメージのマテリアル司書長だよおおおおお!
……うん、統べ子さんとキャラが被ってるね、うん。

でも……なんか、俺様ってか「僕様系」だと直感的に思ったんだよ、マテリアル司書長……。

ごめん、許して。

172:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:19:50 COMUiQUA0
そういやマテリアルの性格がオリジナルの正反対って公式だったっけ?

173:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:21:14 UZirxmoN0
>>169
可愛らしいなぁ、そのしぐしぐw
「ユノユノ~、傘を持ってきたぞ!」
「ありがとうしぐしぐ。でも、傘一本しかないよ?」
「む……しまった。私としたことが不覚だった。」
「一緒に入っても……しぐしぐの身長だと濡れちゃうねえ。」
「私はいいのだ。ユノユノさえ濡れなければ。」
「そういうわけにはいかないよ。よいしょっと……(しぐしぐをおんぶ)」
「ゆのゆの~。やっぱり背中が広いな!男らしいぞユノユノ!」
「あはは。それじゃ、一緒に早くおうちに帰ろっか。」
「うむ!」

こんな光景を妄想した。
んで、ユノユノの背中で
「ユノユノ、蛙さんが鳴いてるぞ!」
「アマガエルか。この季節の風物詩だよね。」
「ユノユノ、そこのパン屋のあんぱんが絶品なのだが……」
「今食べたら夕食が食べられなくなるからだーめ。」
「('・ω・‘)」
「そんな顔しないの。今度の休日、一緒に焼きたてのやつを買いに来て一緒に食べよっか。」
「!流石ユノユノだ。優しいな。そうだな。奥さんと一緒に来て、皆で公園で食べるぞ!」

とかそんな光景を妄想したわけだが。

174:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:39:44 GH5hsxOYO
>>172
オリジナルと性格は違うけど正反対っていう感じじゃないな

175:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:47:27 x6FJOwqT0
マテ子達に司書長取られたらどんな気持ちなんだろう娘達は

176:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 20:50:12 8IivIQa60
俺の中ではユーノのマテリアルはチンピラなんだけどなあw

177:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 21:08:44 IVALKJpX0
司書長が着ているコートのフードにしぐしぐをすっぽりと投入して傘をさすって電波送ったの誰よ?
フードから覗くしぐしぐが異様に可愛いじゃねーか。

178:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 21:09:05 M3mwrkpq0
ルルーシュみたいに
計算高そうに見えて肝心なとこで抜けてるイメージ

179:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 21:14:23 UZirxmoN0
>>177
それはいい電波だ。

なんだろう、どんどんしぐしぐが『しぐしぐ』と言う生物になって行ってる気が……

180:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 21:22:03 YudYBPkl0
>>178
スカ「(声的な意味で)出番と聞いて!!」
フェ「なっ!?監獄は!?監守達はどうしたの!?」
スカ「壁は予算不足でボロボロだったし、監守達には君達の写真をあげたらOKだった」
フェ「でもここから先は!」
スカ「それは残念。せっかくウーノに撮らせたスクライア司書長がシャワー浴びてる写真が」
フェ「私は何も見なかったよ」
スカ「毎度あり」

181:魔導使い書いてる凡才 
10/06/29 22:03:36 QyyI1i2c0
>>167
>>168
の方に全力でGJを送ります
個人的には好きな展開なのでww

えぇ~ もう定番となっている流れぶった切りを使います
魔導使い 第三話が出来上がったので投下したいと思いますです

誰もいないようですが、一応許可の確認を…
10分返信なかったら自動的に投下しますですw

なんか今回の話すごい消耗した…

182:魔導使い第三話
10/06/29 22:14:59 QyyI1i2c0
10たったので投下
NGはいつも通りタイトルで

以下注意点
※文才がないです
※文才がないです
※文才がないです
※文才がないです
※文才がないです
※なのユーです
※少し設定が無茶すぎます
以上のことに注意してご覧ください

「どういう…つもりですか…」

身体を支配する激痛に耐えながら、下した槍を見つめユーノは男に問いかける。
男は槍を下したまま静かに答える。

「そのままの意味だ。これ以上、お前は戦えない」

男の言葉を聞いて、ユーノは顔を歪める。
確かにその通りだった。
先の自爆でのダメージもそうだが、自身の魔力はすでに枯渇寸前のレベルだ。
これ以上の魔力行使と戦闘継続は、下手したら今後の人生にも関わる後遺症を残す可能性がある。

だが、ここで自らの敗北を認めるということは…

ユーノは目を細める。
(僕の、やろうとしていることが全て無に帰すということじゃないか)

そう思うと自然とためらいが消えた。

頭が痛い。知ったことか。
身体が上手く動かない。そんなの関係ない。
手に至ってはもう痛いのかすらわからない。逆に都合がいいじゃないか。

ユーノは細めていた目を見開く。

「■■■■■■!!!!」

もう言語としては成り立たない叫び声を吐き出す。
魔力を使用しようとするだけで、身体中に拒否反応が出る。
目から、鼻から、耳から、血が流れてくる感覚があるが、気になどしない。
気にしている暇などない。あるものか。

そうして見開いた目を男に向けようとした瞬間、首筋にすさまじい衝撃が走った。
(えっ?)
かろうじて振り向くと、紫の長い髪が一瞬だけ見えた。
それが、ユーノの意識を失う直前に見えた最後の記憶だった。


183:魔導使い第三話
10/06/29 22:16:44 QyyI1i2c0
~なのは撃墜事件から数日後~

なのはの面会許可が下りた日、朝方のうちに一回仲間内みんなで一緒にお見舞いに行った。
しかし朝方のせいであまり時間も取れず、フェイトが泣き出したりなんやりでなのはと会話することは叶わなかった。
ユーノはどうにか仕事を片付け、面会可能時間の終了一時間前という、結構ギリギリの時間にもう一度会いに行った。
本当なら仕事を投げ出してでも病院に向かい、すぐにでもなのはに謝りたかったユーノであるが、現実はそう簡単にはいかなかったのだ。

病室に着くと、そこには先客がいた。
「あっ、ユーノ君!」
ベッドに横たわっているなのはが嬉しそうに声を上げる。
その声に反応して、先客もこちらに顔を向ける。
「ユーノ」
「ユーノ君」
フェイトとはやてだった。嬉しそうななのはに対して、
二人の表情は長い付き合いだからわかるのだが、少しばかし暗かった。
ユーノはその理由をすぐに理解した。
「良かったぁ。もう今日は来てくれないのかと思っちゃったよ」
とても嬉しそうになのははこちらを見ている。
そう。どうみても「偽りの笑顔」を顔にかぶせながら。
「ごめんねなのは。中々仕事が片付けられなくてね…」
ユーノはなるべく笑顔を作りながら、返事をする。
「ううん。ユーノ君が忙しいのはわかってるから、来てくれただけで私は嬉しいよ」
偽りの笑顔でなのははやんわりと断る。
話がひと段落した時、ベッド脇の椅子に座っていた二人が立ち上がる。
「ごめんユーノ…。私たち、この後少し手続きがあるから…」
「わかった…。あとは…」
「ごめんなぁ…」
小声でそう交わすと、フェイトとはやてはなのはにまた明日来るね。と笑顔で別れを告げた。


184:魔導使い第三話
10/06/29 22:20:14 QyyI1i2c0
二人を送ると、なのはと二人きりになった病室でユーノが口を開いた。
「ねぇなのは」
「私は大丈夫だよ?」
何が、と聞く前になのはが言葉を繋ぐ。
「怪我したときは怖かったけど、今はもうなんともないし。
元はと言えば、なのはが無理をしたからこうなっちゃたんだから、どうしようもないよ。
シャマルさんが言うには、もしかしたもう魔法も使えないし、
歩けなくなるかもしれないらしいけど、うん、なのはは大丈夫。ユーノ君は心配なんてしなくて良いよ。だから…」

パァンッ!

乾いた音が病室に響く。
ユーノの手が、無意識になのはを叩いてしまっていたのだ。
そしてそのすぐ後、ユーノはなのはの体を抱きしめていた。
なのはは一連のことが起こっても、ポカンとすることしかできなかった。

「えっ?えっ?ユーノ君?」

抱きしめられたなのはは目を白黒させている。

ユーノ自身も、実は今の状態に困惑していた。
これは算段があってやったわけではない。身体が勝手に動いてしまったのだ。
『何をやっているんだ。お前はなのはに謝りにきたんじゃないか』
しかし、口からは思っていたこととまったく違う言葉が出てくる。

「無理…しないでよなのは…」
「え?」

なのははキョトンとしている。

「君の笑顔はさ、そんな無理やり塗って固めたようなものじゃないでしょ?」
ビクンッとなのはの身体が強張る。
そんななのはの身体を、ユーノはもう少し強く抱きしめる。

「そ…そんなこと…」

ユーノは意思とは裏腹に言葉を繋げる。

「怖かったならさ、怖かったって言って良い 
辛かったなら、辛かったっていって良い 
そうやって無理しててもさ、みんな逆に心配になっちゃうだけだよ?」

なのはの身体が震えている。

「でも、なのはが… なのはが無理しちゃったから…、みんなに迷惑をかけちゃったんだよ…? それなのに… そんな…」

「うん。そうだね」

ユーノは否定ではなく肯定をする。

「なのはが無理しちゃったから、今回みたいなことが起きてしまった」

『そうじゃない。自分がなのはの異変に気付けなかったから。いや、元よりなのはに魔法の世界なんて見せてしまったからだ。なのはが悪いわけじゃない。』
だというのに。

「そして、なのははまた今も、無理しちゃっている」

口からは意思とは全く違う言葉が漏れてくる。



185:魔導使い第三話
10/06/29 22:23:19 QyyI1i2c0
「ッ!!」

なのはが目を見開く。

「なのははまた、みんなに心配かけさせたいの?」

なのはは弱弱しく首を横に振る。

『何故?自分はなのはを責めている?』

「なら無理はしないで?僕じゃなくても良い。フェイトでも、
はやてでも、誰でも良い。ちゃんと自分を伝えなくちゃ。みんな、なのはのことを大切な仲間だと思ってるんだよ?」

『やめろ!!やめろよ!!!』
ユーノの心は叫び声をあげる。
しかし、身体は言うことを聞かない。

首筋に冷たい感触がする。
それが涙だということに気付くのに、時間はかからなかった。
「……ょぉ…」

「なのは?」

キュッと、なのはの手が服を掴んでくる。

「…怖かったよぉ……」

それが限界だったのか、なのはの瞳から一気に涙があふれ出てくる。
その表情には、まさに絶望が宿っていた。
そこからなのはの叫びにも近い弱音が続く。
死ぬかもしれなかったという恐怖。せっかく頑張っていこうと思っていたのに、
魔法が使えなくなるかもしれない苦しみ。今までの努力が消えてしまうかもしれないこと。
何よりも、せっかくの素敵な出会いが、全て意味のないものになってしまうかもしれないこと。その全てがたまらなく怖かった。

ユーノはなのはを抱き締めながら、その全てを受け止める。
頭の奥底で、こんなことをしている自分を責め続けながら…。

一通り終わると、なのははユーノから離れた。
その表情は、先とは違い、とても穏やかなものだった。

「ありがとう… ユーノ君…」

186:魔導使い第三話
10/06/29 22:25:36 QyyI1i2c0
ユーノは首を横に振る。
「ううん。謝るのは僕の方だよ。ごめんね?ぶっちゃって。痛かったでしょう?」
『違う。お前が謝ることはそんなことじゃないだろう』
ユーノの手が、少し赤いなのはの頬に触れる。

「うん。ちょっと痛かったかなぁ」

なのはは苦笑して、でも、と続ける

「なのはの先生からそれを教えてもらえて、とても嬉しかった… かな?」

そういうと、なのはの目がトロンとしてくる。

「眠くなっちゃった?」

ユーノが問うと、なのはは恥ずかしそうに首を縦に振る。
まだ絶対安静なのだ。体力も万全ではない。
そんななのはを、自分は叩いたのだ…。

「ごめんね… なのは」

やっと本当の意味で言えた言葉。
しかし返事はない。なのははベッドの上で、穏やかな寝息を立てている。


病室を出ると、ユーノはまっすぐ自室へ向かった。
そして自室に着き、洗面台に行くと鏡に映る自分が見えた。
無言で、その鏡に近づくと、思いっきり鏡の中の自分をぶん殴った。
ガシャァンという音とともに、鏡の中の自分が砕け散る。
ユーノは顔を伏せ、目から涙を流しながら叫ぶ。

「なに…、やってんだよぉ!!!!!」

その咆哮は、誰にも聞かれることはなかった。


187:魔導使い第三話
10/06/29 22:31:42 QyyI1i2c0
以上で3話は終了

今回はなのユーのターン… とは言い難い
ユーノ君 心身分離状態です
意思と行動が完全に逆ですね

まぁ結果としてなのはの心を少し救えてしまったのですが

ユーノはそんなこと考えず 最後の描写で自分を責めてしまいます
この辺りは次回で解決する予定です

プロローグ並びに一話冒頭では自分を罪人と称してますが
ゼスト戦では 義務でも責任でもなく想いで戦うと言っています
何故こういう相反した考えができているのか これも次回で解決します

どうみてもプロットミスだろっといわれそうですが 
なんのなんの ここら辺はちゃんと成り立ちますぜw(という夢を見たんだ)
いやちゃんと解決するよ?

まぁ 長くなりましたがまた次回会いましょう

PS こういう系の話かなり消耗する…
素直にあんな描写をきれいにまとめれてたKAN様すげぇと思った今日この頃…

188:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 23:00:12 zadREVUz0
サッカー日本が負けたらユーノきゅん諦める

189:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/29 23:00:34 NAfl3Mrx0
>>176
二人称が「チート」な某リリカル過ぎるユーノがまさしく、マテリアルユーノだと思う。

190:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 00:42:03 bryUk1TY0
>>189
同意。あの世界のクロノもいいキャラしてたからなぁww

191:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 00:53:02 N5XZbngx0
>>180
ダメだこの執務官、はやくなんとかしないと……。

>>187
GJ
撃墜事件ssでなのはを叩くユーノって斬新かも。
そのくらい強く言わなきゃまだまだ無茶しそうだからなぁ、なのはって。

>>189
アリサにヤクザキック喰らわせる主人公なんて見たことねーw

192:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 01:22:26 SlGUNNsv0
チンピラなマテリアル司書長かぁ。
白髪で不健康そうな肌で弁が立って猫背で
一生懸命な人間が大好きでCVグリリバな人しか思いつかん。

193:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 01:54:07 BdXXXrDx0
>>192
俺はチンピラの司書長で
某TOSの某アホ神子みたいなのを想像した

194:魔導使い書いてる凡人
10/06/30 01:57:31 ZUjuNcCM0
>>189
激しく同意
ホントに面白いし
続きがかなり気になる…

195:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 02:12:58 lnEvO+C50
チンピラ司書長は間違いなくアロハシャツを着てるな。
ジェームス・ホワンというかリチャード王というべきか。

196:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 02:45:25 w1GwbtdEO
>>195
マテユーノ「元気ですね、何か良いことでもあったんですか」
マテユーノは無気力系という可能性はないか?
そうでなくとも勝つ可能性が低いと諦めて独立生存が可能になる方法を探す

そして石仮面とかみたいな進化アイテム作ろうとするの

197:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 03:20:32 bYf/4qI9O
>>188
残念だったな、駒野

198:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 10:13:07 GS4n7BjRO
マテリアルがどんな性格をしていても、目指す部分(存在意義)は皆一緒だからねぇ……
その根元に反したら、もはや「マテリアルですらないただのオリキャラ」だし。

寡黙で最小限しか話さず、淡々と必要なことをこなすマテユーノを夢想した……なんか盾の守護獣と融合してるような気もするが。

しかしこれだと、星光さんと2人、無言カップルになりそうだな。

雷刃「黙ってばっかでつまんなーい……」
闇統「辛気臭い奴らめ……」

199:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 10:52:35 86tGC8hc0
>>198
「守護者……」
「……言わなくていいよ、星光。自分の体だ、自分が一番良く分かる」
「そう、ですか……」
「…………」
「……御自愛、下さい」
「……分かってる」

……こんな感じですか?
個人的に、マテユーノは不器用だと思うんだ……司書長とは別の意味で。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 11:27:43 bbYY0Uz00
>>198
マテクロノが一番騒がしかったりしそうだな
常時スーパーマテクロノタイム、みたいな感じで

そんなマテクロノを鬱陶しがりつつ、何だかんだと本当にさり気無く手を貸してやるマテユーノとか

あれ、マテクロユノの方が正統派ヒーローしてないか?

201:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 12:47:14 Fje7WtclO
>>173
和むなぁ…
いっそのことシグナム≠しぐしぐと言うか、
シグナムから分離されたプログラムエラーの塊がしぐしぐとかな



202:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 13:07:56 qqMzXU6o0
ユーノ君と昼食なの

203:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/30 16:54:46 q+EUQDch0
そういえば、司書長ってデバイスと相性悪いんだったか。少なくともレイジングハートは使いこなせなかった。
だが「デバイスが全く扱えない」という結論にはならない。インテリジェントデバイスは無理でも、ユニゾンデバイスはいけるんじゃないか。
デバイスに地球の技術を応用した魔力増幅装置とかをつけてもらってだな・・・あれ、夜の眷属の血をひく某お嬢様が反応したぞ。

204:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 17:04:32 3Gdw0iP+0
>>203
や、フツーに次元世界製技術でよくね?
あの世界、文化的には地球に劣るって言われてるけど……あれ、ガンダム世界の地球連邦みたいな世界だろ?
技術的観点においても、文化的習熟度においても、けして地球には劣らない……むしろ技術的観点のみから見れば、地球は大きく水をあけられてるんじゃないか?

……と、考えてたら、何故か夜天の嬢ちゃんとその一族が反応したが……俺は知らん。

205:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 17:08:24 VzivMq/40
相性悪いってのは二次創作だろ。本編でそんな描写は無い。
レイジングハートはユーノの意思に従ってなのはのデバイスと為っただけで調整してデバイス組めば問題ない筈

206:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 17:11:48 IlOrLJTi0
リインⅡとユニゾン?
この形態を名付けるならシルトツヴァイといったところか
しぐしぐとリインⅠならフラメアインスで

207:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 17:37:08 75BF7vZS0
つまりユーノくん専用のデバイスを作ってあげればおk
恋人であるなのはちゃんボイスで

208:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 17:59:17 3Gdw0iP+0
>>207
「りょうかーい、起動します!」
「うーん、頭がぁ……メインCPU熱量、増大中だよぉ……」
「もう、マスター! 間合いが遠いよ!」
「ふにゃあああ……マスターの魔力、温かい……」

「……マリーさん、あの、これ……」
「ああ、デバイスの音声はなのはちゃんの声にしといたから。人格も似せてみたんだけど……」
「正直……僕の使う魔法とは、相性が……」
「あれ、別のが良かった?」
「いいえ!」
「ふふ……そう言うと思った」



おまけ:星光Ver.
「システム機動、御指示をお願いします」
「メインCPU熱量増大……耐久、レッドゾーンに入ります」
「マスター、本機は敵勢力への接近を具申いたします」
「……幸せです、マスターの魔力に包まれているだけで」

209:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/30 18:00:43 q+EUQDch0
アインスをデバイスにして、彼女を通して異世界からの来訪者・侵略者と会話し、ある時は戦う司書長。
ユーノ「ミッドチルダを乗っ取るつもりか!?」
『君達にはお馴染みの論理だろう。確か弱肉強食といったな』
こんな感じで。

210:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:02:40 fsCa1ZkN0
何が御馴染みなのかさっぱりわかりません
管理局アンチの方ですか

211:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/30 18:05:51 q+EUQDch0
アンチでもないんだが、ただ、弱肉強食=人間にはお馴染みの論理という意味だったんだが。
会話の元ネタはウルトラマングレート。司書長の場合、宇宙人との対話とか出来そうだな。

212:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:06:30 GS4n7BjRO
>>203
ユニゾンデバイスが廃れたのは融合事故の多発が原因じゃなかったか……?
はやての例があるとはいえ、ベルカ適性が高いことも問題ない理由だろうし……
いや、その例があっても、リイン誕生からユニゾンデバイスが普及してる様子がないところを見るに、色々問題あるんだろう。
リインにしろアギトにしろ、ヴォルケン以外とじゃ相性なさげだし。
ゼストほどの騎士ですら、良好って感じじゃなかったしな。


それに魔導関連のノウハウが皆無の「地球製の科学技術」が魔導技術に、しかもユニゾンタイプに応用できるとはとても……
最初からユーノが使うこと前提でインテリなりストレージなり組めば、普通に使えると思うけどね。
いや、お嬢様を絡めたいという執念だけは伝わるが……

213:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:12:05 Xs5x//vW0
>>203
ドラクエⅢの武道家は棍棒とか一般の武器も装備出来るんだけど何故か攻撃力が下がる。
だから武道家専用装備が手に入るまで素手で行くのが良かった。

ユーノ君がデバイスと相性が良くないんじゃなくて、ユーノ君に合ったデバイスじゃなかったってだけだよ。
ユーノ君がレイジングハートを持つのはドラクエⅢの武道家に剣を持たせる様な物。
だからドラクエⅢの武道家に対する○○○の爪とかに相当するデバイスじゃないとダメなんじゃなかろうか?

214:名無しさん@お腹いっぱい。:
10/06/30 18:14:40 q+EUQDch0
>魔導関連のノウハウが皆無の「地球製の科学技術」が魔導技術に、しかもユニゾンタイプに応用できるとはとても……

リリカル世界の魔法って超科学に近いらしいから可能かなと思ったんだが、無理かな。

215:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:15:16 kZgSpYFZO
そんなことよりユーノ君とユニゾンしたい

216:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:20:16 3Gdw0iP+0
>>214
>リリカル世界の魔法って超科学に近いらしいから可能かな

横スレすまんが。
それってつまり、ビクトリア朝期の機械工に現代最先端の戦車の改良を任せるようなもんじゃね?
色々な意味で、無理があると思うよ。


217:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:21:11 3Gdw0iP+0
……ごめん、スレじゃなくてレスだった。


218:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:24:58 xXgz1jhI0
最近変態司書を見ると安心するようになった。

でも教導官殿がそっちに行ってるのは止めない。怖いもん。

219:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:25:48 IlOrLJTi0
公式設定だと結界魔導士はデバイスをあまり必要としないらしいからなぁ

220:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:30:54 Xs5x//vW0
変態司書が翠色の巾を身体に巻いて翠巾の乱を起こしても
あっという間に鎮圧されてしまいそうな気がする。

221:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:41:50 GS4n7BjRO
技術格差がありすぎると、応用も厳しいだろうしなあ……ぐるりと巡って原点回帰的な何かを……無理か……
まあ(管理局を非認知の)管理外世界との技術交流自体が管理世界的には違法だろうけどね……魔導技術等の流出云々は、色々不味かろうし……



>>220
そもそも司書長がそんな馬鹿げたこと許さんだろ……

222:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 18:55:33 3xsv7vrk0
シンプルなストレージを最大限につかいこなすっていう方がいいなぁ
中二的カッコよさがあって

223:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:05:06 owjwkQRx0
クロノ「…」

224:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:05:22 Fje7WtclO
司書長のデバイスか…

某頭からレーザーをだすビルダーみたいな、完全自立行動型攻撃用が一番じゃね?




本日発売のコミックの表紙に司書長がいるって本当?

225:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:07:20 8aAMzPRJO
>>216
『原作設定が生きてるなら』という付帯条件がついてしまうけど、忍ならやってくれそうな気がする
10年単位とかの長い年月はかかるだろうけど、現代の水準から見てもオーバーテクノロジーな
自動人形の技術を限定的とは言え解析してみせた訳だし

226:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:20:27 Xs5x//vW0
>>221
メガゾーン23に出て来たセリフを思い出した。
部下A「一口に言って敵の兵器は我々の50年先を行っています。」
上官「かと言って今更後には引けん。戦うだけだ。」
部下A「相手の武器が手に入った以上、数日でノウハウを物にする事は可能です。」
部下B「敵の力は我等にとっては未知数だ。作戦はどう立てる?」
部下A「前回、500年前の戦いでは勝負は互角と記録にあります。しかし現時点では武器の技術差が50年。
    当然数の上でも劣ると思われます。それに敵との人種的な差をどうするかが作戦を立てるにおいて
    最も重要な点であると思われます。」
上官「良いか貴様等! 良く肝に銘じておけ! 後は無いんだ! 勝つ為の事だけを考えろ!」
部下A「申し訳ありません!」


何だかんだで地球とミッドではメガゾーンとデザルグ位に絶望的な差がありそうだ。

227:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:23:02 uxGRf8JJ0
>>224
ちゃんと居るぜ! 横顔だけどな!
そしてアニメイト限定版のブックカバーは背中合わせのユノクロだぜ!w

228:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:49:53 xXgz1jhI0
>>227
緑屋の仕業か!

……もし4期がアニメ化されて、司書長の声がほっしーあたりになってて、ユーノやクロノのボーイズサイドの話作ったら
腐女子の皆さまが大挙して押し寄せてきそうだなぁ……。

シャ○「計画通り(ニヤリ)」

229:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 19:55:50 75BF7vZS0
>>208
知ったときは恥ずかしさでもだえたなのはさんだけど
だんだん、ユーノくんにベタベタと露骨に甘える自分そっくりな声のデバイスに
イライラするようになるなのはさん

230:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 20:16:29 kXrsHPVH0
>>229
なにその可愛いなのはちゃん。さっすがユーノ君のお嫁さん候補だね!


231:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 20:24:26 h7xcaOAd0
>>228
封印指定ロストロギアを奪い地球へと逃げた犯罪者
捜査を担当する事になったクロノは、ロストロギアへのアドバイザーとしてユーノを、武装隊に復帰していたヴァイスと部下のグリフィスを連れ、別件で同一犯人を追っていたエリオ、ザフィーラと合流し地球を訪れる
現地の地理や状況に詳しく、近接戦闘能力も高い恭也を同行させ、犯人を追うのだった
と言うちょっとシリアスな、推理や捜査6割バトル4割くらいのOVA展開はどうでしょう

232:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 20:41:54 xXgz1jhI0
>>208
なんとなくそのデバイスの名前、ユーカリなんじゃないかとか思ってしまった。
ユー×カリじゃないよ!

233:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/30 21:17:01 GOF8GBGP0
M=) コソコソ……
今からリハビリ代わりの即興ネタ、一発あげます
やばいここ来るのも久しぶりだ

234:No Smoking
10/06/30 21:18:46 GOF8GBGP0
M=) 

235:No Smoking!!(1)
10/06/30 21:21:15 GOF8GBGP0
―ユーノ・スクライアはヘビースモーカーである。
大量の本を扱う無限書庫の司書長としてそれはどうかという意見もあるだろうが、実際そうなのだから仕方ない。
そもそも喫煙するようになった理由が仕事のストレス解消というのだから、ある意味では書庫が原因と呼べるかもしれないが。

「…………」

さて、そんな彼の喫煙を知っている者は実は非常に少ない。それこそ片手の指の数で足りる程である。
何故かと言えば理由は簡単、「バレたら止めさせられる」。これ一本に尽きた。
なにせこのご時勢、ミッドチルダでも喫煙者に対する向かい風は強い。
公的な場所での喫煙は限られた場所以外では禁止。飲食店などでも全面禁止の波がどんどん広がっていく。お陰で喫煙者の肩身は日に日に狭くなっていく始末である。
そんな今、知り合いに日に数十本消費するというユーノのヘビースモーカーっぷりを知られればどうなるか……結末は言うまでもない。仕事関係以外での唯一の楽しみを奪われるわけにはいかないのだ。
一つ。限られた極一部の場所を除いては喫煙をしない。キツくても我慢する。
一つ。喫煙中の通信はSOUND ONLY。映像をつける前には煙草関係をきっちりしまう。
一つ。お楽しみ中室内は常に空気清浄機全開。ファ○リーズ必須。匂いは絶対に残さない。特にたまに遊びに来るヴィヴィオにバレたら非常に拙い。

「…………」

その他「ここまでやるか」というような努力をしつつ、彼はこの秘密を守り通してきた。よって前に言ったとおり、彼がスモーカーである事実を知る者は非常に少ない。
知っているのは、司書長と考古学者、双方の仕事での補佐をし、喫煙習慣隠蔽の手助けもしてくれている彼の秘書。
以前司書長室に来た時狼形態であったが故、人形態でならわからなかっただろう僅かな匂いで気づかれてしまったザフィーラ(当人曰く、「他者に迷惑をかけない限り個人の嗜好に口を出すつもりはない」とのこと)。
同じくヘビースモーカーであり、時には友人として煙草の銘柄の話に花を咲かせることもある司書の一人。
そして―。

「……あの。にこにこして目の前にずっといるの止めてくれませんか、シャマルさん」

今、彼の目の前にいる女性のみである。



236:No Smoking!!(2)
10/06/30 21:22:41 GOF8GBGP0
「ユーノくんが今口にくわえているものを離してくれたらすぐにでも離れますよ?」

「やです」

「じゃ、離れません」

「離れてください」

「やです♪」

このやりとりももうお馴染みになってしまった光景である。先程書類を持ってきた彼の秘書も今の光景を見た瞬間、「またか」といった顔で呆れた顔をしていた。
まあ彼女がユーノの喫煙を知ってからは暇さえあればこうしてやってきているのである。そんな感想が出てくるのも致し方ないだろう。

「大体煙草は肺を始めとして全身を蝕むんです。お酒にも近いことがいえるかもしれませんが、あちらは適量なら寧ろ人体にいい面も沢山あるくらいです。
ですが煙草は違います。たとえ一本でも確実に体にとって悪影響を及ぼすんです。
それを日に何十本も! このことがどれだけ貴方の健康を損ねているか、ユーノくんだってわかっているんでしょう?」

「わかっていますがやめません」

「どうしてですか!」

だん! と司書長室の机を叩く。このやりとりもこれまで何度繰り返されたかわからないほどだ。
ふう、とこれまた何度目になるかわからない溜息をつき、小器用に煙草は咥えたまま、ユーノは呟く。

「そう言われても唯一の楽しみですし。それに他の人に迷惑をないはずです。ずっと見てきたならわかってると思いますけど」

「そう思っても迷惑をかけるものなんです。例えば副流煙とか」

それまでとは若干違う切り口で攻めてきたシャマルに、しかしユーノは慌てず騒がず、煙が出ていない煙草を掲げながら言った。


237:No Smoking!!(3)
10/06/30 21:24:40 GOF8GBGP0
「家で一人の時ならともかく、人前では基本的に無煙のものしか吸ってません。同席しているのが喫煙者だけって時は例外ですが。
これでも色々と我慢しているんですよ? あんまり喫煙習慣のこと広まるのもイヤですから」

「それを抜いても書庫で喫煙っていうのはどうなんです? 本に触れる職業でスモーカーというのは絶対よくありませんよ。というかそもそもここは火気厳禁でしょう?
前にシグナムとアギトが追い出されてましたよ?」

「あれは火とか言う以前に何が理由なんだか書庫内で喧嘩し始めたからなんですけどね。しまいには魔法まで使い始めてましたし。
……それはともかく、これは電子タバコですよ。だから実際に火がついてるわけじゃありません。勿論吸うのもこの司書長室でだけです。そもそも火のつく煙草自体、
司書長室に入ったら秘書に一時没収されるんですよ? 『万一吸われては困りますから』って」

言って彼はシャマルの手の甲に煙草の火元を軽く押し付けた。一瞬怯んだ彼女だったが、実際に熱くないことにすぐ気がつき、ほっと肩をなでおろす。確かにこの煙草なら万が一にも発火元となることはないだろう。
さすがは司書長、本のことも考えず喫煙に耽るということはなかったらしい。
よく見れば今二人がいる部屋には本が一冊もなく、書類も机の中に収められているのか見られない。
煙草の匂いがついて喫煙が知られる可能性がある、ということも考えた上なのだろうが、気を遣っているのは本当なのだろう。
とはいえ、こうもあっさり返されては喫煙習慣を止めさせたいシャマルとしては面白くない。

「でも煙草を吸うと健康が…」

「健康を維持したいならこの職業止めてますって。業務は不定時気味かつ残業過多、さらには暗い上に無重力、黙っているとあっという間に視力と筋力が大変なことになりそうな環境。
健康被害云々で言うのならこっちもなかなか大したものですよ?」

「これなんかいい例です」と言いながらユーノは眼鏡の縁を指で軽く叩く。事実彼の視力は書庫で働くようになってから落ちたのだから仕方ない。
む、と声を詰まらせるシャマル。だがしかし、それで止まるようなら彼女とてとっくに説得を諦めている。



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