10/07/01 23:21:08 Co4cp4Ks0
一方で憂は一生懸命に唯を探していた。
周りは楽しそうな笑顔の中
憂はただ一人泣きそうな顔である。
憂「もう!お姉ちゃんてば!離れるなって言ったはずなのに!バカバカバカ!!」
憂はやっぱり連れて来るんじゃなかったそう思った矢先。
あるものが目に留まる。
憂「あれはお姉ちゃんのお面…」
ボロボロの豚のお面が人混みから少し離れたところに落ちている。
こんな豚のお面なんてお姉ちゃんぐらいしか買う人はいないだろう。
そう思い憂はお面を拾い上げ、唯が近くにいるかもしれないと辺りを必死に見渡した。
憂「こんなにボロボロでどうしたんだろう…」
憂が不安に感じると森の奥からなにやら音が聞こえる。
不気味に感じたが良く聞くとそれは憂には自分の名が呼ばれているのだと気付いた。
憂「お姉ちゃん!?」
憂は必死に声の元に駆け寄る。
やがて地面にうごめく奇妙な何かを発見した。
憂「ヒッ!!…お姉ちゃん!?」
唯「ぁぅ…ぅ~ぃ…("p")」
そこには必死に憂の名を呼ぶ無残な唯の姿があった。