【けいおん!】唯×憂スレ 3at ANICHARA2
【けいおん!】唯×憂スレ 3 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/02 22:12:45 /bK0JC3DO
携帯解除されましてただいま

151:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/02 23:24:44 eyZotDeG0
梓憂スレはあんなに伸びてるのにこのスレ全然伸びないね
池沼との絡みなんか誰得だし

152:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/02 23:31:33 VTR+5qZCP
今回は唯梓スレがフィーバー状態ですので。
唯憂はまだ大ネタ予定あるしね。
梓憂スレはそちらはそちらで楽しんでください。

153:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 01:42:16 oHOU9Qu+0
>>152
大ネタがあるという事はつまりは…

梓「最近の唯先輩と私の仲は盤石。唯梓・梓唯がけいおんの真実!!憂には悪いけど唯先輩は私の嫁!!
憂は私と唯先輩のチュッチュ(18禁)を歯軋りしながら見てるがいい!!アハハハハ」

憂「お姉ちゃん梓ちゃん大好きだからね♪梓ちゃんといちゃいちゃしてるお姉ちゃん可愛いよね」ニコニコ

梓「憂も正直に悔しがってれば少しは唯先輩といちゃいちゃ(ガラス越し)させてあげても良かったのに…。まあ最終回の唯先輩の告白イベントは憂は私達の横で見てたら良いよ。」


そして時は流れけいおん!!最終回

「…二人は永遠に愛を捧げ合う事を誓いますか」

唯「誓います。」

「新婦平沢憂は?」

憂「もちろん、誓います。」

「では、誓いのse…誓いのキスを…。」

唯憂「はい…。」チュッ

「…ではこれより二人は夫婦として苦楽を共にし、愛し合う事を神に認められた。」
パチパチパチパチ

澪律紬和「唯(ちゃん)に憂(ちゃん)おめでとう!!」

唯「みんなありがとう!!私達幸せになるから!!」



梓「どうしてこうなった…。」

こういう展開なんだよな?

で、式の後憂が梓に
憂「お姉ちゃんと私、結婚しちゃったけど二人じゃちょっと寂しいの…。そういえば私達ペットでも飼おうかと思ってるんだけど…。」

梓「……ゴクリ。」

という展開なんだよな?

154:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 07:12:55 ji7IEt3qO
看病回はまだか

155:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 07:16:55 CGJQptJ+0
まだ合宿もしてないんだからもっと先だろう
あと3話~5話ぐらい待て

156:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 07:53:02 ji7IEt3qO
U&Iってさ

YOU&I=あなたと私
YU&I=唯
U&I=憂

の三つの意味があるんだぜ

157:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 15:48:25 0HJwxeUFO

もし学園祭が最終回になるとしたらU&Iはかなり終盤だろうな。


一期の11話並に盛り上がるはず

158:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 17:10:45 CwUT9Vzu0
7話じゃね?1期の唯憂回

159:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/03 17:32:12 MAIMIXqp0
学園祭が最終話なら今のペースでも速すぎるだろ
10~15話くらいに来ると思う

160:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 00:16:32 OHlElAMVO
おねーちゃん♪

161:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 02:51:01 5Rri9KjjO
ちゃっちゃらちゃっちゃちゃらららら~ん

# 15 看病!

162:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 16:55:53 OHlElAMVO
唯憂が好きすぎて今日も頑張れる

163:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 18:44:40 fTmEWve20
その気持ちよくわかる

164:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 19:53:57 x7yvNSW70
ちゃっちゃらちゃっちゃちゃらららら~ん

# 99 結婚!

165:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 20:32:29 jMwHs+7q0
はやく2期の唯憂回こねーのかよ
まちくたびれてたわーーー

166:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 20:50:53 OHlElAMVO
>>165
毎回唯憂回だと思える俺勝ち組

167:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 20:53:12 ZdYSBNwT0
看病回じゃなくても前回だって唯憂だらけだったじゃん

168:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 20:53:14 E9OP3kTk0
二人が会話するだけでそれだけでいい

169:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 20:59:25 OHlElAMVO
>>168
はげどう
今回のご飯食べてるシーンとか微笑ましくって

170:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/04 22:43:04 OHlElAMVO
かりかり…かりかり…

なにやらひっかく音がする。怖い!
私は一目散にお姉ちゃんのもとへ走り出していた。

「おねーちゃん!!何か変な音が…っ!」
「ひゃあっ!?」

ドアを勢い良く開けると、なぜか驚いた表情のお姉ちゃんがいて。
気のせいか、頬が赤い。

「う…うい、ノックしてよ…」
「あ…ご、ごめん…ねぇ、変な音がしなかった?」
「変な音?わからないよー」
「そっか…気のせいか…」
「…ていうかうい、その格好」
「…きゃあっ!!」

そう、私は素っ裸なのでした…変な音を聞いたのはお風呂だった。

「いくら6月だからって風邪引いちゃうよ」
「う、うん…/////」

私は色々と隠して、直ぐに浴室に戻るつもりだった。

「……うい」
「え……?」

お姉ちゃんに後ろから抱き締められた。

「…どーしてくれんのさ」
「な、なにが…」
「私…さっき邪魔されたのといい、ういの裸といい…もう限界だよっ」

お姉ちゃんは私を抱きしめたまま、ベッドに押し倒した。

「お、おねーちゃん…」
「…またお風呂に入らなきゃいけないくらい汗をかくよ、うい!」




ちなみに変な音は近所の猫でした。

171:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 00:18:43 gbC+WsPm0
梓「違います、私はあの家の周りを警備してただけで、忍び込んで唯先輩と憂のグヘヘなシーンを見物しようだなんて思ってません。」

172:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 00:19:08 z7ICFBOe0
アウア……セフセフ

173:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 00:28:15 qob5kZtGO
>>171
おまえかwww

174:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 01:15:48 vsY1yl1u0
憂「梓ちゃん今年も軽音部で合宿行くの?」
梓「うん、またムギ先輩の別荘で3泊4日だって」
憂「へー、羨ましいな…。あっ、梓ちゃんお姉ちゃんのこと宜しくね」
梓「う、うん、分かった(羨ましい…?憂は予定無いのかな…)」
梓「ねえ…憂はどこか出かけたりするの?」
憂「んーん、別に普通だよ」
梓「じゃ、じゃあさ…合宿から帰ってきたら今度こそ動物園行こうよ!」
憂「うん、私も行きたい!約束だよ?」
梓「あ、うん!(言って良かった~…)」

~~合宿中~~

澪「どうした梓?ギターに力が入ってないぞ」
律「なんだ梓、夏バテか~?」
唯「あずにゃんが元気ないとヤダー(ぷにぷに)」
梓「やめて下さい!暑苦しいですっ!なんでもありませんっ!」
紬「ニヨニヨ(何故か全てお見通し)」

こんなの出ました

175:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 14:13:45 vsY1yl1u0
 、____       . . . .---. . . . . . .
    \: `ー.、,,. : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
   ,. : : >テ'´: : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : ヽ
. /: :/ ':/: : : : : : : : : : : : :/: ハ: ヽ: : : : : : : : ヽ:ヽ
': :/: :! f´/: : : : : : : : : : : : /! : | |', : ',、: : : : : : : : ヘ、_ヽ、
'7: : ハ .ハ : |: : : : : : ::/: / .!: / | ',: :',ヽ: : : : : : :',: ヘ  ̄`
. !: l : /7: : : :! : : : : : / :/__ l:/ | ',: :ト 、: :l: :}: : ',: :',
, {: |: :{ ! : : : | : : : : :/:/´~ l'   !  ヽ| ',: :|: :| : : | : |
 y': :`'! : : : {: : : : ://           ',::|: :| : : | : !
. /:_|: : :V: : : ',: : |: |'             __  ',ハ:,' : : ハ:リ  
´ ̄ヘ: : :lV : _ヘ: :!, ! ,r=三     イニミ、 |! : : ,' '  梓ちゃんと動物園、楽しみだなぁ♪
    ヽ: | `/,-、Nヘ!.〃´           .ハ:/l/
     ` { ' .'`!_   ゛゛゛    '  ゛゛゛ }リ ′
       > 、~ .、                 八
           ̄ヽ       ` ´   /
             `r 、     , イ
                }  ` ー ´{
      x――ヘ'、=-イ       i`ー --ァ-、x---、
    /      ヽ \__.    ,  - .//     ヽ
.   /          `>、`__ , </         .ハ
.   |  ヽ           ` ー   ´          l

176:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 21:47:43 qob5kZtGO
2人がただあったかあったかなのって需要少なくなったね

177:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 22:21:29 PglXPice0
いや、俺には十分需要があるぞ。
変に百合っぽいのよりは仲良い姉妹もいいなぁと思う。

178:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 22:21:53 5VSmKcPp0
全て受け止めてやろう

179:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/05 23:48:37 qob5kZtGO
去年は百合姉妹が少なくて需要は百合に重きがあった気がするけど
最近百合姉妹に満たされてるからか純粋姉妹がみたいなって感じ

180:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/06 20:22:40 2HbdFqqZ0
憂「お茶持ってくるからちょっと待っててね」
梓「うん、ありがとう」

梓「ベッドに巨大亀のぬいぐるみ…この前のホームラン賞の」
梓(憂はこの亀と寝てるのかな?大きいから抱き枕に使えるよね……ちょっとやってみよう)

梓(…フカフカして)
梓(ん、憂の匂いがする…憂を抱いたらこんな感じ…?)
梓(いやいや、…そ、そんな想像はいけない)
梓(しかも憂のベッドで)
梓(憂…)

憂「お待たせー」
梓「…っ!」
憂「あれ、寝てたの?その亀さん抱き心地いいでしょ」
梓「そ、そうだね(危な……って、いや別に疚しいことはしてないし…)」
憂「もう少ししたらお姉ちゃん帰ってくると思うよ」
梓「いいよ、急いでないから」
憂「そう?じゃ私もお姉ちゃん帰ってくるまで梓ちゃんと横になってよー」
梓「……(数学の課題持ってきたけど…黙っておこう)」

181:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 01:24:47 6xpxcyK10
「お茶持ってくるからちょっと待っててね」
「うん、ありがとう」
 梓を部屋へと案内した憂はそう言うと部屋を出て行った。
 休日の午後。梓は平沢家姉妹の一室である憂の部屋へと来ていた。
(ベッドに巨大亀のぬいぐるみが…この前のホームラン賞の)
 憂が来るまでの間、手持ち無沙汰な梓が部屋をぐるりと見まわしたとき、目に飛び込んできたのはベッドの上に横たわる大きな亀のぬいぐるみ―以前お泊まり会をしたときに手に入れたものだった。
 あれからもちゃんと大事にしてもらっていたらしい。
(憂はこの亀と寝てるのかな? 大きいから抱き枕に使えるよね……)
 梓はベッドの上にのぼり、ぬいぐるみへと手を伸ばし、そっと引き寄せて腕の中に納めてみる。
(ちょっと試してみようかな)
 そう思って抱きしめながら少し横になってみる。
(…フカフカして、あ…)
 甘いような、なんとも言えない香りが鼻先をかすめる。
(これって…憂の匂い…)
 彼女を抱いたらこんな感じなのだろうか、という考えが脳裏をかすめる。



 それと同時に、
(唯先輩が憂を抱いてるときってこんな感じなのかな…)
 そんな情景も思い浮かんでくる。
 唯がぎゅっと憂のことを抱きしめている。
 いつもの人のいい笑顔で。
 でもその笑みは普段の部の仲間や梓などに向けられているものとは少し違っていて。
 どう説明すればいいのだろう。そこには確かに強い絆が見て取れて、それはちょっとやそっとのことじゃ割って入ることができないもので。けれどそもそも中に入っていく必要もなく、遠くから眺めているだけでいいと思えてしまうもので。
 この人は妹を本当に愛しているんだなぁと感じてしまうのだ。
 そして抱かれているほうの憂の表情は、もっと印象的だ。
 口では少し恥ずかしいとかダメとか言っているけれど、その頬は緩みっぱなしで、ほんのりと桜色に染まっていて。なによりその姉を見つめる瞳が、普段生活しているときにはけして見せないものを宿していて。
 この子も姉のことが本当に好きで…それ以上に想っているのかもしれないと、見ていてそう思う。
 二人のそんな姿を見ていると胸の中に妙な気持ちが湧いてくる。
 二人が笑いあっているだけで、こっちも笑顔が浮かんでくる。
 心の奥底が暖かくなってくるような幸せな気持ちになってくる。

182:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 01:26:02 6xpxcyK10

 顔を見合わせているだけで、そのままキスしないかなぁとか。仲良く会話してるだけで、結婚しちゃえばいいのにとか。片方が片方の話をしているたびに、ごちそうさまですとか思ってしまう。
(…あれ?)
 平沢姉妹が仲良くあははーうふふーしてる状況を思い出したり妄想したりしていた梓は、ふとあることに気付いた。
(これ…、憂の匂いじゃ無い…?)
 さっきからガシっと腕でギリギリと締めあげていた亀のぬいぐるみから、いつもさりげなくそばに近寄った時にすーはーと堪能していた友人の匂いとは違うものがまじっていることに気がついた。
(私が間違えるはずがない。これって……)
 ―唯の、匂いだ。
 妹のほうの匂いを毎日チェックしている梓が姉のほうも嗅いでいないわけがなく、ぬいぐるみから漂う香りにかすかにまじっているのはいつも部活の先輩から拝借しているあの香りである。
 つまりこれは、
(唯先輩もこのぬいぐるみを抱いているっていうこと……?)
 よくよく鼻を押し付けて考えてみると今度ははっきりと二人の匂いを嗅ぎわけることができた。
 ここで一つの考えが梓の脳裏を横切る。
 自分の匂い、というものは自分では感じることはほとんどない。
 そしてこのぬいぐるみには二人の体臭が染みこんでいる。
 きっと二人がそれぞれこのぬいぐるみを抱くとき、互いの匂いを嗅ぎ合うことになるのだろう。
 今の自分のように一人でぬいぐるみを抱きしめるたびに、相手の匂いがするなどと思ってしまうに違いない。
(うっ…)
 何かがこみ上げてくる衝動を梓は慌てて押さえこむ。
 匂いなんてお互い抱きしめ合ったときにいつでも嗅げるだろうとか思うだろうが、ぬいぐるみごしというところがミソなのである。
 さらに梓は、そこではっと気づく。
(あれ…?)
 妙な違和感。
 亀の巨大ぬいぐるみに気を取られていてずっと視界に入っていなかったのだが、一人用の部屋ではおかしいものがここにはあるのだ。
(ま、枕が二つ…!)
 そう、一人用のベッドなのに、枕が二つも用意されているのである。
 梓の脳裏に、ゴゴゴゴゴと横文字が通り抜ける。
 ああ、まさか。
 いや、でも。
 一人で二つの枕を使っているなんて、非現実的な考えにもほどがある。
 そう、つまりここにはもう一つの枕を使うべき人間がいなければならなかったんだよ!
(なん……)
 梓の手がわなわなと震える。
 妄想のなかで幾度となくそういった光景は見てきていたけれど、いざそれが事実であると、紛れもない現実であると突きつけられると、その破壊力はとてつもないものである。
(か、カメラを取りつけてしまいたい…っ)
 犯罪者のそれである思考すら浮かんでくる始末である。

183:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 01:27:08 6xpxcyK10

 夜中、二人で一つのベッドを使って横になり、今日あった出来事を語り合う姉妹の姿などはもうたまらない。
 お互いむきあって見つめあっておやすみとささやき合うのも最高だ。
 姉妹である相手の匂いを温もりを感じながら、いつしか胸を高鳴らせて抱きしめ合う姿など絶頂すら覚える。
 梓の頭のなかに、壇上で腕を振り上げ熱く語る自分の姿が映し出された気がする。
(いやいや、…そ、そんな想像はいけない)
 思わず興奮してしまった頭を必死に冷却させる。
(しかも憂のベッドで…。憂…)
「お待たせー」
 ガチャりとドアが開いてお茶を持ってきた憂が入ってきた。
「…っ!」
 心臓が口から飛び出すかと思ったとはこのことである。
「あれ、寝てたの? その亀さん抱き心地いいでしょ」
「そ、そうだね…」
(危な……って、いや別にやましいことはしてないし…)
 平沢姉妹の匂いを嗅ぎ分けていたことや夜中の二人のあんなシーンやこんなシーンを考えていたことはやましいことではないはずである。
「もう少ししたらお姉ちゃん帰ってくると思うよ」
「いいよ、急いでないから」
 梓は内心の動揺を悟られないよう気をつけながらベッドから身を起こし机の上にお茶を置いていく憂を見る。
「そう? あ、それね」
「?」
「お姉ちゃんも気に入ったみたいで私の部屋に来るたびにそうやって抱きしめてるんだよ」
 ちょっとだけ頬を染めて嬉しそうに憂は語る。
「そうなんだ…」
「それでね、たまに寝るときに貸してほしいって言ってくるときもあるぐらいで」
(唯先輩、妹の匂いのするぬいぐるみを借りて何をするんですか…!)
 やはりこの家は危険なところだ。いたるところにそれが潜んでいる。
「お姉ちゃんも一人で寝るのが寂しいなら、私がいつでも抱き枕代わりになるのに」
 天然なのか自分の言葉がどういうものかわかっていないのか、憂は嬉しそうな笑顔でそんなことを言ってのける。
「あ、…梓ちゃん大丈夫!?」
 憂が驚きの声をあげる。
「だ、だいじょうぶ…」
 タラリと鼻から赤い物体が垂れてきていた。
 慌てた様子で憂が持ってきてくれたティッシュで鼻を押さえこむ。
「それより憂…。もっと唯先輩の話聞かせてくれない?」
「え、あ…うん。別にいいけど…」
 憂はまだ心配そうな顔をしていたけれどまたゆっくりといつもの平沢姉妹の生活のことを話し始めた。
(……数学の課題持ってきたけど…黙っておこう)

184:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 01:42:28 8nurnvbgP
梓憂スレで書いたのこっちに転載されて申し訳ない
昔からここのスレにも居るから心苦しいのだが…どうしたものか

>>181-183
おい、勝手に改変するなw

185:184
10/06/07 01:45:19 8nurnvbgP
梓憂スレで書いたのがこっちにも転載されて申し訳ない…だ
誤字ったぜ、バカヤロー!

186:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 01:47:34 6xpxcyK10
ついカッとなって…
ごめんなさい(´・ω・`)

187:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 02:16:17 cJj8ivdt0
>>186
死ね

188:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 02:31:40 6xpxcyK10
サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwww

189:184
10/06/07 02:44:27 8nurnvbgP
>>188
>>187はおそらく荒らしだ、構わないでネタあるなら書き手になってくれ
唯梓スレも同じことされてるがあそこは書き手が多いからなぁ

190:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 06:38:04 dH2ODxEIO
>>188
いや、激しくGJ

191:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 08:02:35 eWb/x4bj0
>>188
いやお前は実によくやった

192:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 08:47:59 zSFOywDO0
梓少佐に吹いた。今度は全文で頼むぜ!

193:184
10/06/07 09:37:34 8nurnvbgP
なるほどwww
その小ネタには続きがあるから、転載されたらまた書き直してやれ
梓憂スレの作者には悪いから報告しとく

194:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 12:16:43 eVuVDOIk0
今日、梓ちゃんが、私が以前バッティングセンターで取った
大きい亀のぬいぐるみを抱きしめていました・・・

寝る前に、そのことをふと思い出してしまって、ちょっと抱きしめてみたんです
「・・・・ん、ふー・・・」
気のせいかもしれないけど・・・胸の奥が梓ちゃんの香りで満たされるような、
そんな気がしました・・・
「・・・梓・・・ちゃん・・・」
私はそのまま、胸がきゅう・・・と締められるような感覚に陥ってしまい
下腹部が熱を持ち出しているのに気がつきました。そして私の右手は自然に、
自分の胸の先端を柔らかく撫でていて・・・

遠くから犬の鳴き声が響いてきて、我にかえったとき・・・体は汗まみれで、
顔がとても熱くなっているのを感じました

「梓ちゃん・・・ごめんね・・・」

別に悪いことをしたわけじゃないと思うんだけど・・・体中が罪悪感でいっぱいで、
それでも尚・・・梓ちゃんを思いながら体をほてらせている自分がいて・・・

この気持ちの正体を知っている人がいれば、教えてください。

私は梓ちゃんに・・・恋をしてしまったのでしょうか?

195:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 12:55:37 MdCddrzUO
この梓さんはまさに俺らの同士じゃないか!?


196:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 23:39:20 eVuVDOIk0
あずにゃんが憂ちゃんをレイプして関係がはじまってもいいよね

197:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 23:56:37 dH2ODxEIO
はいはい

198:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 23:57:05 gm9/1erL0
ここって憂梓スレだったの?

199:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/07 23:59:36 jIefxuC90
>>196は唯梓スレでも荒らしてるからスルーでおk!


200:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 00:35:43 SUlLpBgTO
以降は荒らしの別スレコピペはスルーね

201:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 00:48:26 qdqw2LvnP
>>193であんなこと言ったけど、スルーしてください

202:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 00:57:34 MjH7XnM60
>>198
ここは唯憂スレに偽装した憂梓スレです

203:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 05:27:18 V47oQrqK0
唯憂の朝
URLリンク(ranobe.sakura.ne.jp)

204:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 12:51:52 h93urIeg0
>>203
毎日こんなんかw ハァハァ・・・

205:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 15:35:10 mnrJdeUm0
これがまだ放映出来るレベル。

206:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 21:36:15 MjH7XnM60


台所に立つ私。日常的にやっているから手馴れたことだったけれど今日は段取りが上手くいかない。鍋がすでに沸騰して
いたことも気に留めず単調に手を動かしていた…危うく吹き零れそうになったところで慌てて火を止める。
「憂~、そろそろお腹減ったよ?」
火加減に気を取られていたところで、お姉ちゃんが私の肩越しに話しかけてきた。
「ごめんね、今日時間かかってて」
「ううん、いいよいいよ、作ってもらってるのにー。それに憂今日は放課後まで自習してたんだからさ」
「う、うん…」
お姉ちゃんの視線がある一箇所に止まった。
「ん?怪我したの?」とお姉ちゃんは自分の頬をつついて見せる。
「あ、これは、その…、転んじゃって」
「そうなんだ、憂が転ぶなんてめずらしいねぇ。…ちょっと待ってね」
救急箱の仕舞ってある場所にお姉ちゃんは向かっていった。途中、何もないところで躓いて転びそうになったのには私の
ほうが心配になったけれど。

「お姉ちゃん」
「うん?」お姉ちゃんはキズテープの箱を覗きながら「これでいいかなぁ」と一番小さなサイズの絆創膏を私の前に取り出
した。
「どうしようもないぐらいに失敗して、落ち込んだら…どうする?」
「え?何かあったの?」
「ううん、私じゃなくて友達に相談されて。えへへ、ちょっと聞いてみただけ」
「?………そうだねぇ、私は失敗ばかりだけど落ち込むことは少ないし…あんま考えないでよく休むかな?」
「休む…」
「だって元気になれば、また明日なんとかできるんじゃないかなーと思って」
治療を終えて私の顔を見ると、「さてさて、たまにはお姉ちゃんも手伝ってあげますか!」と立ち上がった。私は絆創膏が
張られた傷口を撫でながら、キッチンに向かうお姉ちゃんの後姿を見ていた。

207:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 21:37:12 MjH7XnM60
4時間前―。

「梓?梓なら忘れ物を取りに音楽室に戻ったよ」
放課後、それを聞いて私は階段を駆け上がっていた。二階、三階…、四階に続く踊り場のところで足を止める。足音で気
づかれたくない。私は静かに階段を上りきると、音楽室のドアノブに手を掛けた。入り口の脇にはギターが置かれている。
視線を奥に移すとその持ち主が机に並べた譜面らしきものを見比べていた。
「あずにゃーん!一緒に帰ろう」
「わっ!唯先輩!?さっき先輩達と一緒に帰ったんじゃ」
髪を下ろしただけなんだけど、梓ちゃんは私を完全にお姉ちゃんだと思っている。後ろから抱きついた格好だと髪のヘアピ
ンや足元のタイツがないとかは気づかれてないかな。
「あずにゃん、忘れ物?」
「今度の練習曲ですよ。前の譜面と一緒にファイルに綴じてしまったみたいで。唯先輩はちゃんと持ってますか?」
「え、…大丈夫、……だと思う」
「思う?…とにかく、先輩がリードギターなんですからしっかりしてくださいね」
「は、はい」
「じゃ帰りましょうか」
梓ちゃんが私の腕を振り解こうとしてる。もう少しお姉ちゃんとして会話したい…。
「あ、もうちょっと待って」
「…まったく、今度は何の遊びですか」
「え、と…」
梓ちゃんはちょっと迷惑そうにしていた。お姉ちゃんゴメン、お姉ちゃんの信用を落としちゃいけないよね。
「ごめんね、お姉ちゃんは先に帰ったんだ」
「……憂?」
「梓ちゃん、…私」
私は後ろから抱きついたままの格好で右手を梓ちゃんのスカートに手を当てた。指先が梓ちゃんの太ももに触れている
感触がする。肌を撫でると、梓ちゃんの身体が強張るのが分かった。
「な…何してるの?」
何故こんな行為をしているのか、私は説明しようと口を開くが…声が出てこない。
梓ちゃんはそれを聞き取ろうとして私を見ていた。私が梓ちゃんのことを好きだから……。言わなければいけない。分かっ
ていても言いたいことが出てこなかった。息苦しい感じがして、言葉の代わりに大きく息をつく。
「憂っ」
瞬間的に腕が振り解かれ、パシンッと乾いた音がした。
私は左の頬に痛みを感じながら、梓ちゃんの顔を見ることが出来ずに視線を落とす。
「あ…、ごめん」梓ちゃんが少し間を置いて呟いた。
「なんて言うか、、、その……。憂、私先に帰るから…」

208:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 21:38:06 MjH7XnM60


水槽のトンちゃんはいつもと変わらない。水底でじっとしているのは元気がないわけではなく、お腹が膨れているときは
エサを催促しない。水槽を間近で覗いていると視界に入る水中だけが、此処と別世界のように思えてくる。
「あずにゃーん!」
「うわっ!」
私は飛び退いた。抱きつけなかった唯先輩はいつもと違う私の反応に首を傾げる。
「あずにゃん、こんなところで何してるの?今お昼ご飯だよ?」
「わ、私は食べ終わったので。唯先輩こそ何しに来たんですか?」
「今練習してる楽譜を取りに来たんだよ。昨日持って帰るの忘れちゃって、あはは」
「…やっぱり忘れたんですね」
私は昨日の憂とのやり取りを思い出していた。憂に触れられた足をスカート越しに手をやった。今日はいつも一緒にいる
純に変だと疑われたくなかったから憂とは普通に接している。口数は少ないけれど…。
「今日は憂たちと一緒じゃないんだ?憂なんか変じゃなかった?」
「え、そうですか…?」
「昨日転んじゃったとか言ってたし…」
あのとき私は憂を叩いてしまった…足に当てた右手をぎゅっと握る。今朝、顔を会わせたとき傷になっていたようだったか
ら申し訳なく思った。純に「どうしたの、それ?」と訊かれたときも憂は転んだと話してた。
「よく知らないです…それとなく憂に聞いておきますから」
「ありがとう、あずにゃん!」
唯先輩の手は暖かかった、普段は見せないけれど妹を按じている姉の唯先輩を見たような気がした。

209:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 21:38:51 MjH7XnM60


「お、梓戻ってきた。早くしないと次の授業遅れるよ!」
他の人たちは移動した後で教室は私たち三人だけになっていた。梓ちゃんが机に戻ったのを見てから純ちゃんは一足先
に教室を出ていく。私は梓ちゃんが座って教科書を用意するまで待っていた。
「昨日のこともあるし、普段どおりに過ごすのは難しいよね」
「…うん」
「部室で唯先輩に会ったよ」
「え?」
「憂のこと心配してた」
そっけない口調で話す梓ちゃんの横顔を見ながら、私はどう返事をしようかと戸惑う。結局、返事はしなかった。
お姉ちゃんが心配してる……。今も一つの教室に梓ちゃんといるけれど昨日までとは違って、距離が急に遠くになったよう
に思える。心が痛い。お姉ちゃんにも、梓ちゃんにも、迷惑を掛けてしまった。私のことなど蔑んで鬱陶しく感じられている
かもしれない。
私は盲目的になっていた。友達を好きになって、昨日のような軽率な行動を起こして。梓ちゃんから拒まれているのは
態度からして瞭然なのだから、当然私は引くべきなんだ。それで解決する…。
「梓ちゃん、ごめんね…昨日今日とか色々」
「……」
「お姉ちゃんには、心配掛けてごめんなさいって言っておいて」
「…憂」
「…問題は、もう解決したから、大丈夫だよって……」
私は話しながら……泣いていた。もう自分は平静なんだと思いたかったから涙は拭わなかった。
胸から込み上げる感情を抑えようと努めて、俯くと涙が下に落ちた。これだけ人前で涙を流したのは子供のとき以来かも
しれない。
「ぜっ…」梓ちゃんの声と同時に椅子から立ち上がった音がした。
「全然、大丈夫そうには見えないよ…、先輩に大丈夫なんて言えない」
並んだ机の間を縫って、歩み寄ってきた梓ちゃんは私の腕に手を掛けた。
「泣かないでよ…憂………」
声はすぐ耳元で聞こえた。
「憂にもこんな弱さがあったんだね…憂の優しさも知ってる、私を必要としているなら…私は」
人に包まれると暖かい。愛情は両親やお姉ちゃんから教わったけど、同じ暖かさを感じる。
「私がなんとかするから、もう憂は一人で悩まなくていいよ」

210:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/08 21:39:56 MjH7XnM60


あー、これは遅刻だ……。
誰もいない廊下、教室の入り口脇に一人しゃがみこんでいる私は携帯の液晶を見ながらつぶやく。梓と憂が喧嘩になった
ら仲裁に入ろうとか思ってたけど、その必要はなくなったみたいで。自分が頑張ってどうにかしてやろうとまでは思ってなか
ったけど、私も一応友達ですから。それなりに気には掛けていたんだよ?
私は立ち上がり、静かになった教室を離れて授業先に向うことにした。
廊下を歩きながら、手に持ったままの携帯に気づく。メールだけは打っておくか…。
―私は先に行くぞ、サボるなら憂とキスしてる写真でも送って来い!
「さて、送信っと…」
本当に見たい気がするからね。
携帯を折りたたんでポケットに突っ込むと、私は教室を目指して急いだ。


end!

211:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/09 22:06:46 ZkJpdhdi0
ほす

212:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/09 23:36:14 zzxHcoU8O
う~ゆいうい~

213:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/10 01:08:36 4KNd8PhC0
一日一唯憂ネタが無いと宇宙の法則がみだれる。

214:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 10:10:38 TS5pNcWF0
タマランです
URLリンク(www.dotup.org)

215:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 18:58:24 1LzkOu6W0
>TVアニメ「けいおん!!」の作品を彩る音楽を収録した
>オリジナルサウンドトラックの発売が決定しました!
>
>2010年7月21日発売
>【定価】1,890円
>【品番】PCCG.01062
>
>●「けいおん!!」第6話「梅雨!」登場の童謡「あめふり」と
> 第8話「進路!」登場の童謡「うさぎとかめ」収録予定!
> 「あめふり」:平沢唯(CV:豊崎愛生)と平沢憂(CV:米澤円)
> 「うさぎとかめ」:平沢唯(園児)(CV:豊崎愛生)

サントラとはいえ唯憂のフルくる?

216:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 21:11:42 ZTgOcIwE0
>>214
タマランです

217:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 22:12:01 q5JXCpuxO
>>215
唯憂くるか

218:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:28:13 eER2j+6Y0
病み憂です。鬱展開注意

~~~~~~~~~~~~

どうも!平沢唯です。

突然ですが、私には妹がいます。
名前は憂といいます。
しっかりしてて、優しくて、私よりずっとお姉さんな妹です。
そして私と憂は、ほとんど二人で暮らしています。
というのも、両親は最近出掛けてばかりで、なかなか帰ってきません。
でも心配はいりません。
ご飯は憂が作ってくれます。憂の作る料理はとても美味しいです。
他の家事も、ほとんど憂がしてくれます。
私もちゃんと手伝ってますが、失敗ばかりで結局邪魔になってるような気がします。
でも憂は、そんな私に「手伝ってくれてありがとう」なんて笑顔で言ってくれます。
私は、そんな優しい憂が大好きです。

「ねえ、お姉ちゃん晩御飯は何がいい?」
「えっとねー・・・あ、シチューがいいなぁ」
「シチューだね、わかったよ」

いつもの会話。
いつもの日常・・・?

いいえ。
私は最近悩んでいます。
というのもなんだか最近・・・憂の様子がおかしいのです。
昨日なんか、「一緒にお風呂入ろうよ」なんて言われました。
もう中学校に上がる前には私も憂も一人でお風呂に入るようになってたのに。
でも、たまにはいいかな・・・と私は憂と一緒に入りました。

これだけではありません。
ここ数日、私は憂と一緒に眠っています。
夜になると憂が、怖い本を読んで一人で眠るのが怖い、と私のベッドに潜り込んでくるのです。
私は不思議に思いました。
そんな一人で眠れなくなるほど怖い本なんか、毎晩読まなきゃいいのに。

そして私は、その怖い本が気になり始めます。
どれだけ怖いんだろう。ちょっと読んでみたいな。
なので昨日憂がお買い物に行っている間、こっそり憂の部屋に入って、その怖い本を探しました。
憂には悪いと思いつつ――本棚や引き出しの中などを。
でも、残念ながらその怖い本は見つかりませんでした。
もしかして友達に貸しちゃったのかな。

でも、憂が怖い本を買って読むなんて、正直想像できません。
・・・やっぱり、最近の憂はなんだか変です。姉妹だから、わかります。

「お姉ちゃん、シチュー美味しい?」
「うんっ!美味しいよ~。よっ!料理上手!」

私は憂の作ってくれたシチューを食べました。
とっても、美味しいです。

219:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:28:54 eER2j+6Y0
お母さんが作るのより美味しいかも?

「お姉ちゃんは、料理の上手な人、好き?」
「え?もちろん好きだよ?毎日美味しいご飯が食べられるんだもん」
「そっか。よかったー」

・・・普通の、他愛もない姉妹の会話です。
でも、この何気ない会話にも・・・何か違和感。
私の気のせいでしょうか。

「ごちそうさまっ! さて、今日は宿題頑張るぞー!」
「うん。後片付けは私が全部するから、宿題頑張ってね。お風呂も準備が出来たら呼ぶから」

私は満腹になったお腹をさすりながら、自分の部屋に戻ります。
本当はちょっとギターの練習なんかをしたかったのですが、今日は宿題をしなければいけません。
私は机に向かい、気合を入れます。よし、頑張るぞっ!

・・・しかし、そこはやっぱりダメな私。
気付けば、私は机に突っ伏して眠ってしまっていました。
どれくらい時間が経ったのでしょう。
私は、憂に肩を揺すられて目を覚ましました。

「ん・・・んぁ・・・?」
「もう、お姉ちゃんったら・・・呼んでも返事がないから来てみれば」
「えへへ、面目ない・・・」
「お風呂の準備できたよ。はい、着替えとタオル」

私は憂から、着替えとタオルを受け取ります。
本当に私ってダメダメ・・・。
いいや。お風呂入って、スッキリして、すぐ寝ちゃおう。
宿題は早起きして朝やれば――

「あ、私も後から行くね」
「・・・え?後から?」
「うん。せっかくだから今日も一緒にお風呂入りたいなぁって・・・駄目かな?」
「う、ううん!駄目じゃないよ!一緒に入ろっ!?」

やっぱり、今日も一緒に入るんだ。
まぁ・・・姉妹の絆が深まると思えば・・・?

「ふぅ~・・・」

私は肩までお湯に浸かりながら、思いっきり足を伸ばしました。
熱くもなく、ぬるくもない。丁度いい温度です。
そんなゆっくりした時間を過ごしていると。
ガララ、とお風呂場の扉を開けて、裸の憂が入ってきました。

「お姉ちゃん、お待たせ」

そういえば、昨日と2日連続で憂の裸を見てます。
ここ数年、ずっと憂の裸なんか見てなかったのに。
プールとかでもタオルで隠してたし。
よく見ると、胸なんかも少し膨らんできてて――あぁ、憂も成長してるんだなぁ、なんて。

「お姉ちゃん、背中流してくれるかな?」
「ん、いいよ~」

私は一旦浴槽から出て、タオルを手に取ります。

220:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:29:43 eER2j+6Y0
そしてボディソープをよーく泡立てて、憂の背中をこしこしと拭き始めます。

「あ、そうだ・・・お姉ちゃん」
「ん・・・どしたの?痛かった?」
「ううん。その・・・タオルじゃなくて、お姉ちゃんの手で洗って欲しいなぁ、って」

私の手で、直接?
うーん、よくわからないけど・・・。
私はタオルを下に置き、手で直接憂の背中を洗い始めます。

「ごめんね、お姉ちゃん。テレビでこの方が肌にいいっていうから」
「あ、そうなんだ~。覚えとこ」

手がつるつると憂の背中を滑ります。
私はもう、身体も頭も洗っていたので、明日から手で洗うのを試してみようと思います。

「んっ・・・お姉ちゃん・・・気持ちいいよ・・・っ」

憂が変な声を出し始めます。
もしかして、くすぐったいとか?
うーん、力加減がよくわからないや。

「えっと・・・このくらいでいいかな?」

もう十分かな、と私は風呂桶のお湯で手を洗い、ボディーソープを落とします。

「お姉ちゃん、ありがとう」

あれ?憂、顔赤いよ?
のぼせちゃったのかな。いや、でもまだ憂はお湯に浸かってないし・・・。
なんて私は少し不思議に思いつつも、再び浴槽のお湯に浸かります。
憂の身体を洗って少し冷えた体が一気に温まっていきます。
私は、そのまま何となくボーっと身体を洗う憂を見ていました。

あれ。
憂ったら、タオルで身体を洗ってる。
手で洗う方が肌にいいんじゃなかった?

「ねー憂、手で洗った方が肌にいいんじゃ・・・?」
「えっ!? あ、あぁ・・・そうだね」

憂が慌ててタオルを置き、手で肩や足などを洗い始めます。
あはは。自分で言った事を忘れるなんて、憂ったらちょっと私みたい。
少し、和んでしまいます。
身体を洗い終えた憂は、今度は髪の毛を洗い始めます。

221:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:30:49 eER2j+6Y0
ちなみに、シャンプーは私が選んだもので、リンスは憂が選んだものです。

「・・・さて。お姉ちゃん、入るよー?」

髪を洗い終えた憂が立ち上がり、浴槽に片足を入れます。
それを見て、私は足を伸ばすのをやめ、憂の入れるスペースを作ります。
憂は軽く私にお礼を言うと、ゆっくりお湯に浸かっていきました。
二人も入っているので、浴槽から少しお湯が溢れます。

「昔はさ、よくこうやって憂と一緒にお風呂入ったよね~」
「うん。そうだね」

その後・・・私と憂は、昔のお風呂の思い出を語り合いました。
私は覚えてなくても、憂が覚えてたり。その逆も。
結局、お湯が少しぬるくなる頃までお喋りしてしまいました。

「・・・あ。今何時かな?」
「ハッ・・・私、早起きして宿題しないといけないのにー!」

そうだ。すっかり忘れてました。
明日早起きして宿題をする必要があったのでした。
私は急いで立ち上がり、風呂場から出ます。
そしてバスタオルで身体を拭き、パジャマに着替えます。
次に洗面台に向かい、歯ブラシに歯磨き粉を。
本当は何かジュースでも飲みたかったけど、そんなことしてたらもっと遅くなっちゃう。
あぁ、髪も乾かさないと。忙しい忙しい。

「憂、先に寝るね~!おやすみ!」
「あ、お姉ちゃん!?」

全て終わらせた私はパジャマ着始めていた憂にオヤスミを言うと、私は小走りで自分の部屋に。
時計を見ると、もう11時。だいぶ遅いです。
もう寝ちゃおう。明かりを消して、ベッドにダイブです。

・・・あれ?
枕が二つあるけど・・・あ、憂のだっけ。
私のとこに持ってきて、そのままなんだ。
憂、今日はどこで寝るんだろ。自分の部屋かな。それともやっぱり私の部屋?
まぁどの道、憂なら眠ってる私を起こさないよう気遣ってくれる・・・よね?
おやすみなさい、憂。
あ、一応目覚まし時計セットしておかなきゃ・・・。


そして。
少し時間が経ち、もう半分眠りかけてた頃。
ガチャ・・・という私の部屋のドアを開ける音と、人の気配。憂です。
そして掛け布団が少し捲られ、憂がベッドに潜り込んできます。
やっぱり、今日も私の部屋で眠るんだ。

「お姉ちゃん・・・」

憂が、私に抱き付いてきます。
シャンプーと、ボディーソープのいい香りがします。
・・・なんだか急に目が覚めてきました。

「・・・憂?」

222:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:31:29 eER2j+6Y0
「あ・・・ごめんね、起こしちゃった?」

私は憂の方を向きます。

「なんだか目が覚めちゃって・・・。少しお話しない?」
「うん、いいよ」

私は、ずっと気になっていたことを聞いてみようと思います。

「ねえ、憂はどんな怖い本を読んでるの?」
「ん・・・えっと・・・」
「私も読んでみたくて憂の部屋を探したんだけど・・・見つからなくて」
「・・・。」
「あ、勝手に部屋入って探しちゃってごめんね・・・?」

でも、憂は黙ったまま、一言も喋りません。
あ、あれ?ひょっとして怒らせちゃった・・・?

「えっと・・・ごめんね、お姉ちゃん。怖い本の話・・・あれは嘘」
「えっ、嘘?」

驚きました。
まさか、あの憂が私に嘘をつくなんて。
でも、なんで・・・?

「私・・・ただ、お姉ちゃんと一緒に寝たかっただけで・・・」

私と一緒に寝たかっただけ?
憂って寂しがりやさんだったっけ?
それとも、もしかして何か悩みがあるとか・・・?

「お姉ちゃん・・・私の話、聞いてくれる?」

憂が私の手をぎゅっと握ってきます。
その手は、少し汗ばんでいました。緊張しているようです。
なんだろう。重大な悩み・・・?

「その。私・・・お姉ちゃんのことが好きなの」

え?なんだ、そんなこと?

「うん。私も憂のことが好きだよー?」

嘘じゃないよ。
憂はとってもいい妹だと思う。

「・・・違うの。私は、その・・・お姉ちゃんのことが、恋人として・・・好きなの」
「え・・・?」

それって、どういう・・・
もしかして、これって告白・・・?
で、でも、私と憂は血の繋がった姉妹で――

「う、憂・・・?私達は姉妹だよ?家族なんだよ・・・?」
「そんなの関係ないよ。私は・・・お姉ちゃんのことが好き・・・」

突然のことに、頭がパニックになります。
私のことを驚かそうとしてるの?

223:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:32:10 eER2j+6Y0
いやでも、憂の声はとても真剣で。とても嘘や冗談には――。

「お姉ちゃん・・・好き・・・」

憂の手が、私のパジャマの中に侵入してきます。
そして、その手が私の下着を脱がそうとした瞬間。

「や、やだっ――」

私は思わず、憂の手から逃げていました。
憂・・・どうしちゃったの・・・?
いつもの優しい憂は・・・?
変だよ、憂・・・。

「お、お姉ちゃ――まぁ、仕方ないよね・・・。姉妹だもんね・・・。」
「憂・・・?」

憂が悲しそうに言います。

「でも・・・。私、お姉ちゃんを諦められないよ」

憂がそう言った瞬間。
ズン、という重い衝撃。憂が私に馬乗りになったのです。

「ちょ、憂・・・!?」

憂は黙りながら、今度は私の両手を掴みました。
そして両手を私の背の方に回し――何か紐のような物で縛り始める憂。
後ろ手に縛られた状態になる私。

「ごめんね、お姉ちゃん・・・」

え?え?
なんで私、憂に縛られてるの?
夢?これは何かの夢・・・?

「お姉ちゃん・・・好きっ・・・お姉ちゃんっ・・・!」

憂の手が、私のパジャマのズボンを脱がし始めます。
そしてズボンの次は、下着。
下着の次は?

お願い、憂・・・。
もうやめて・・・。

224:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:33:06 eER2j+6Y0
私は泣きました。
しかし、私の涙は憂には届きませんでした。
幸せな日常が、崩れていきます。
あんなに優しくて、大事な妹だった憂が、今では・・・。
両手の自由を奪われた今、私は憂の成すがままでした。


・・・。


そしてふと気が付けば。
窓から、明るい陽の光が差していました。
もう、朝のようです。

「お姉ちゃん・・・私、幸せ・・・」

憂はとても幸せそうでした。
一方、私はもう涙も枯れ、ぼーっと天井を眺めていました。

「お姉ちゃん、これからもずっと私と一緒に暮らそうね」
「・・・。」
「あ、家から一歩も出なくていいよ。退学届けも私が出しておくから」
「・・・。」
「軽音部のことも大丈夫。私がお姉ちゃんの代わりに入部するから」
「・・・。」
「だから、何も心配しないで。お姉ちゃんは私のことだけ見てくれてればいいから・・・」

憂が、私の頬にキスをします。
憂は笑っていました。
一晩で、私から何もかも奪った憂。
鳥の鳴き声が、聞こえます。

「あ、お腹空いたよね。今朝ごはん作るよ」

憂は、私を一人残して1階へ降りていきます。

この日より、私は憂の恋人としての人生を歩むことになります。


おわり


225:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:38:01 +EpvyCiq0
何で…何ですっきりとさせないんだ!!

226:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/11 23:44:46 sfkxVWb2O
>>224
これは……ナイスというか何と言うか、結末が気になる感じの作品ですね!

227:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 00:07:23 3cyY5PVKO
GJGJGJ!!
憂ちゃんは病ませたら一番だぜ

228:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 00:57:42 GOTWSOXe0
『はなきん!』

ベットに横たわり真っ白な天井を見つめてる私
明日は学校も休みで、本当なら楽しい金曜の夜だったはずなのに。
真夏の通り雨に打たれたように心は私の心はびしょ濡れだった。

唯『さいてーだよ・・・憂』



229:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 01:18:05 daQBVwBO0
このスレ的にはヤン憂もありなのか
しかし怖い終わり方ですね

230:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 01:20:27 GOTWSOXe0
憂『お姉ちゃん朝だよ~早く起きないと遅刻しちゃうよ?』

その日の朝も憂は私の目覚まし時計より5分早く私を起こしに来てくれた。

唯『う~い~・・・あと5分~・・・お姉ちゃんはまだお布団とお友達なのです・・・』

憂『お姉ちゃんったらしょうがないなぁ』

そんな優しい声とは違い、憂はカーテンを開ける。
梅雨の時期には珍しく目も眩むような朝日が私に降り注ぐ。

唯『う~い~っ・・・お姉ちゃん溶けちゃうよ~』

憂『えへへ~ごめんねお姉ちゃん、早くしないとご飯も冷めちゃうよ』

唯『ぶー、憂のお姉不幸もの~』

憂の困った顔が見たくなった私は少しふくれっつらで意地悪な言葉を投げた。

憂『それを言うなら親不孝ものだよ~ご飯出来てるから早く来てねお姉ちゃん』

そういって憂は私の部屋から出て行った。

231:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 01:46:11 GOTWSOXe0
気だるい体を起こして何とか洗面台に向かう。
洗面台の上には1つのコップの中に2つの歯ブラシが仲がよさげに並んでいる。
なんか新婚さんみただなぁと普段何も思わないような事を思いながら身なりを整え、
食卓に向かうといつものように2人分の朝ごはんが用意されていた。

唯『今日は目玉焼きとウインナーかぁ~しかもタコさんだぁ』

可愛い妹の可愛い料理に朝から幸せな気分だ。

憂『もぅお姉ちゃんたら今日も髪の毛寝癖ってるよ~』

そう言って自分のご飯も食べずに私の毛をといてくれる。
始めの頃は自分で直していたのだが、憂の暖かな手の温もりを感じたくて
最近はわざとそうしてるんだ。

唯『・・・なんか新婚さんみたいだねぇ憂』

憂の髪をとく手がとまる、きっと真っ赤な顔をしてるに違いない。

憂『お・お姉ちゃんそんなんじゃないよ、私たち仲の良い姉妹なんだから』

口ではそういっているが憂の手が震えてるのがわかる。今振り返ったら目を合わせてくれるかなぁ。
可愛いな~私の妹、もし姉妹じゃなかったら・・・
そんな変な考えがいつも頭をよぎるが表には決して出せるものではない。

232:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:11:13 GOTWSOXe0
憂『はい、終わりだよ~今日もバッチリだよ』

憂の困っている顔が私は大好きだ。
真っ赤な顔をして潤んだ瞳を見るとこのまま押し倒して、
私の気が済むまで憂を愛でたくなる。
そう・・・姉妹じゃなかったら・・・
こんな気持ちと毎日葛藤しているとなんだか苦しい。
そうだ!ストレス発散しなきゃ!ちょっと意地悪してやろう。
私の体はそんな考えより早く動いていた。

唯『う~い~っ・・・こんなことしてると何だか・し・ん・こ・ん・みたいだねぇ~』

顔だけでなく耳の先まで真っ赤に染まっていく憂はやっぱり可愛い。

憂『そんな・・・お姉ちゃん・・・私たちその・・・しま』

唯『へへぇ~憂はこのウインナーみたいだねぇ~真っ赤だよぉ~ほれほれぇ~あ~ん』

憂は一瞬口を開けそうになったけど直ぐに口を閉じて俯いてしまった。
手は小刻みに震えていて耳はさっきよりもっと真っ赤だ。

233:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:22:13 GOTWSOXe0
唯『あれあれぇ~憂ちゃん、耳まで真っ赤だけどお姉ちゃんは心配だなぁ~熱でもあるのかなぁ?』

憂に休む暇もなく言葉を畳み掛ける。
まだ憂は俯いたままだ。
えへへ~憂~今日は特別だよ~、私は心の中でそう呟きながらオデコをくっつける。
憂のオデコは本当に熱でもあるんじゃないかってくらい熱く、
息遣いも何だか荒い。
あれっ?憂本当に熱があるのかなぁ~?

唯『うい~だいじょ・・・』

憂『お・お姉ちゃん!私もう・・・が・・・が学校行くねっ』

憂はそういうとカバンを持って家を出て行ってしまった。

唯『あ・・・憂ごはん食べてない』

234:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:37:12 GOTWSOXe0
すいません、ちなみにエロ有り大丈夫ですか?

235:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:41:13 daQBVwBO0
大歓迎と言いたいところだがここはPINKじゃないんだなこれが

236:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:43:55 zbaPPBo8P
>>234
pink以外で露骨な表現はダメだよ、昔落とされたことがある

237:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:45:24 KZ+mfyUc0
避難所かピンクか
ちなみに激しく期待

238:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:45:57 GOTWSOXe0
そうなんですね、残念ですが了解です。

239:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:49:56 l31XgIQH0
百合スレ避難所行きがまぁオススメ…か?

240:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 02:55:03 GOTWSOXe0
酔った勢いで初SS書いているので、エロ主体でと思っていたんですが。
ボカシボカシでいこうと思います。


それにお弁当・・・今日は体育もあるのに体操着も忘れちゃってる。
ホームルーム始まる前に届けてあげなきゃ。
慌てんぼうさんで可愛いな~憂は、今日帰ったら抱きしめてあげなきゃなぁ
それとも次はオデコにキスかなぁ~?
今日は金曜日だしずっと憂と一緒にいられるからどうしてあげようか~
と物思いに耽っていたがとたんに現実に戻される。

唯『あ・・・洗い物するの私だ・・・』

と言っても遅刻ギリギリ常習犯の私にそんな時間はないので、
食器だけ水につけて急いで家を出る。

本格的な夏にはまだ程遠いが暑さに弱い私にこの陽射しはきつい。

唯『ほ・・・本当にとけちゃうよ・・・』

夏のアスファルトに落ちたアイスの気持ちが私にはよくわかる・・・なんとなくだけど。

律『朝からなんて顔してんだよ~唯』


241:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 03:10:27 GOTWSOXe0
唯『あれぇ~りっちゃん、おはよう』

このおでこがチャームポイントな彼女は我らが軽音部の部長さんだ。
気持ちが高ぶって突っ走ってしまうこともあるけど、友達思いの良い子で私のお姉さんみたい・・・
私と一緒に遅刻したり遊んだりする悪いお姉さんだけど・・・

律『あれ?今日は憂ちゃんと一緒じゃないんだな~』

唯『憂は今日先に行っちゃったよ~・・・』

暑さに負けている私はぐったりとして答える。

律『珍しいな~何か悪いことしたんじゃないか~唯?』

唯『そんなことないよ~・・・』

最近りっちゃんは、憂との事をよく喋る。
なんでかわからないけど、おはようの後は決まって、
憂ちゃんはお姉ちゃん思いだな、優しいな、弟じゃなくて私も憂ちゃんみたいな
妹が欲しかったよって。
確かに憂は物凄く出来た妹で私は憂がいないと何も出来ないかもしれないけど・・・

242:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 03:30:36 GOTWSOXe0
唯『そんなことないよ~』

律『ほんとかよ~?』

この悪びれのないりっちゃんの笑顔には私も勝てない。

唯『実は今日憂にちょっと意地悪しちゃったんだよ・・・』

今朝の出来事をりっちゃんに話すと、

律『ははぁーん、それは唯が悪いな、いくら姉妹でもそれはダメだぜ』

唯『うぅ~そんなことないよ~私にとって憂は姉妹以上の・・・』

律『ふふっ、でもそんな憂ちゃんだからこそ私は唯からうばっ・・・』

唯『りっちゃんなんか言った~??』

この時りっちゃんは、とても大事なことを言っていた気がする。
私たち姉妹の・・・私たちの将来を左右するようなとても大事なことを。

(私はここで気付いておけば良かったんだ・・・)

そんなことより暑さにやられていた私の身体はこの言葉を流す事を選んでいた。

私たちの歩く後ろからとても優雅な声が聞こえる。
そのおっとりとした声の持ち主は琴吹紬。


243:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 03:32:24 daQBVwBO0
なんだか長編の予感
過去を振り返ってる感じか

244:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 03:45:01 GOTWSOXe0
紬『あらあらぁ~お二人共朝から仲良しですね~』

金髪のロングヘアーに透き通った白い肌。
その姿は今日の太陽の暑さもこのムギちゃんの容姿に舞い上がっているんじゃないかって
思えてしまうほどだ。
私が男のだったら間違いなく惚れていたんじゃないだろうか。

唯『ムギちゃぁーん、おはよ~』

律『ムギィー実は唯が憂ちゃんにな・・・』

紬『あらあらぁ~そんなことが・・・』

何だかいつも以上にムギちゃんに力と拳が入っていたような気もしたけど、
その日の私はいつも通りに登校していた。

245:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 04:06:41 GOTWSOXe0
すいません、明日も仕事なのでもし大丈夫でしたら
また明日載せさせてください。
ちなみに『はなきん!』は、金曜日の夜仕事がある人の残念な気持ちを
平沢姉妹に乗せて書いてます。

246:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 04:20:36 zbaPPBo8P
>>245
投下待ちで飲みすぎたじゃないかwお疲れ

247:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 05:14:14 daQBVwBO0
かまわんがムギちゃんの口調だけ何とかしてくれ

248:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 15:22:28 TzQtQTGj0
ムギは敬語じゃない

249:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 16:18:31 TeAHVuXV0
強いて言えば丁寧語の方が近い

250:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 18:00:26 OBptdMg20
>>224

こんな感じのは結構好きだな

続きとか色々考えさせられるわ

251:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 19:45:00 SNBoe/NR0
ムギは頻繁にですます調になるから別におかしくないでしょ

252:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 20:15:13 rpFHJQRY0
結構違和感あるぞ

253:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 21:18:01 T2cDxh2s0
唯さん 澪さん は物凄い違和感だった。
でもそれ以上に澪の口調が・・・・・・

254:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 21:19:16 T2cDxh2s0
ごめん誤爆

255:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/12 23:36:46 76EkLrZZ0
そんなシスコンの憂が梓に恋していく過程が面白い
と、言ってみる

256:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 00:20:19 GOJ56ZLz0
昨日の続きです。


いつもと違う事といえば憂にお弁当と体操着を届けるだけ。

唯『じゃぁちょっと憂に届け物をしてくるよ~』

律『唯一人じゃ心配だな・・・そうだ私もついてったげる』

唯『意味わかんないよ~りっちゃん、もう学校なんだし遅刻の心配もないじゃん』

律『いやっ!私は唯の心配をしてるんじゃないんだぞ!唯が憂ちゃんに変なことしないように見張っておくんだ。
  わかったかね?唯隊員!』

唯『了解です!りっちゃん隊長・・・ってそんなことするわけないじゃん、ここは学校だよ~』

律『まぁまぁいいからさ、早く行かないと遅刻しちゃうぞ。』

唯『うぅ~わかったよ~』

紬『二人とも遅刻しないようにね?』

そういってムギちゃんが小さくガッツポーズしてたのも気になるけど、
今はりっちゃんの事だ。

やっぱりりっちゃんは最近変だよ。
りっちゃんは憂の事が、私たち姉妹が仲良くしてるのが羨ましいのかな?
りっちゃんがお願いするのなら私たち姉妹に入れてあげてもいいのに。
そしたら私にはお姉さんが出来て・・・
あっ・・・でも憂の私への優しさはもしかして半分個になるの?
でもりっちゃんは頼れる?姉御肌のお姉さん・・・
私は・・・そうしたら憂の優しさは全部りっちゃんにいっちゃうのかな・・・?
そんなどうでも良いことを考えながら私たちは2年生の教室に入る。



257:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 01:02:43 FdpDNT0q0
>>253
ムギの他の軽音部員やその周辺の人の呼び方は~ちゃんだな
唯ちゃん、りっちゃん(慣例)、澪ちゃん、梓ちゃん、和ちゃん、さわちゃん(慣例)

258:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 01:13:00 GOJ56ZLz0
教室に入ると憂はすぐに見つかった。
あずにゃんと何か楽しそうに話している。
私に見せる笑顔とは違うけどなんだか変な感情が湧いてくる。
ふふ・・・憂め・・・今日お姉ちゃんを置いていった罰を与えなきゃね・・・

唯『あずにゃーん!おはよ~今日も肌すべすべだねぇ~
  ふふふ~髪も良い匂いだねぇ~朝からお風呂入ってきたのかなぁ~』

あずにゃんにハグをするのはいつものことだけど・・・
なぜかあずにゃんは今朝の憂と同じくらいあずにゃんも耳まで真っ赤になってしまった。
そんなあずにゃんを愛でながら憂に視線を送る。
あれっ・・・なんだろう?
憂が俯くのはわかってたんだけどなんだかいつもの憂と違う。
震えているのはいつものこと・・・でもなんだか違うんだ。
顔は赤いというよりも鈍感な私がわかるくらいに青ざめてて・・・
肩が小刻みに震えてて・・・
憂のいつもの優しい雰囲気はどこかにいっちゃったみたい。
うぅ~私は憂の真っ赤な可愛い顔が見たかったのに。

梓『せ・・・先輩・・・朝からこんなことやめてください・・・』

259:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 03:24:37 bTozMHT/P
明日に続く?できれば完結させてから投下して欲しかった…

現在このスレは荒らされてる状態だから今からSS投下したい人は避難所がいいかも
皆そっちに行ってるはず

260:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 04:05:52 GOJ56ZLz0
>>259 
すいません、サッカーに見とれてしまってついつい。


いつもの私だったらあずにゃんのその言葉に茶化して応えていたかもしれない。
でも今日の私はあずにゃんの困った顔だけじゃ満たされないんだ。

憂の真っ青な表情・・・何を思ってるんだろう・・・
今日は本当に体調が悪かったのかな・・・?

梓『せんぱい・・・?』

あずにゃんは何か物足りなさそうな雰囲気で私に訴えているが、
私の意識は憂に全て飛んでしまっている。

憂『梓ちゃんっ!!お姉ちゃんから離れ・・・』

憂は私に何かを言おうとしていたが、
その瞬間りっちゃんが憂に何かを耳打ちしていた。

瞬間湯沸かし器ってこんな事をいうのかな?
憂の顔は青から赤へと一瞬にして変わっていた。

ほえっ!?うい~赤ってことは止まれってことなのかな?とかそんな冗談も頭をよぎったけど、
今の憂には聞こえないだろう。
りっちゃんが言ったことには大方予想がついていた。
朝の二人の一時。

唯『はい、憂、お姉ちゃんの愛の篭もったお弁当と体操服だよっ!』

憂『あ・・・ありがとう・・・お姉ちゃん。。。』

律『作ったのは憂ちゃんだろーが』

そう言ってりっちゃんは呆れた顔をしているが、
私には関係ないんだよ。

だってそこにはこんなに可愛い憂がいるんだもん。
あずにゃんをギュッとしながら渡している私がいうのもなんだけど・・・


261:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 06:25:08 qml8vddl0
憂「動物園は広いねー、どこから回ろうか?」
梓「このマップだと順路があるみたい」
憂「じゃその通りに行こう」

梓(日曜日だからカップルが多い…人目はばからず手とか繋げるんだな)
憂「こっちからだよ、梓ちゃん」
梓「えっ?ちょ、ちょっと憂!て、手!」
憂「どうしたの?」
梓「ど、どうして手繋ぐのかなと思って」
憂「え?なんとなく(もしかして嫌だったかな…)」
梓「別にいいけど(嬉しい…素直じゃないな私)」

262:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 14:12:26 ykdgsXxvO
本当この姉妹は微笑ましくてかわいいなあ
うーいー

263:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 17:14:09 GOJ56ZLz0
唯『ごめんねぇ~あずにゃぁん』

ギュッてするならあずにゃんよりやっぱり私は憂の方がいいな~
なんて思いながらあずにゃんを離す。

梓『・・・ぷはっ』

あずにゃんは何でか知らないけど大きく息を吸い込んで、
ぜぇぜぇ言っている。

律『唯~そろそろ教室行かないと遅刻だぞ、戻ろう!
  じゃぁまたな憂、あずさ』

唯『憂~体調が悪かったらお姉ちゃんに早く言うんだよ~?』

あずにゃんもなんか顔が赤いけど・・・まっいっか!
そういって教室を出て行く私たち、私たち?

唯『あれぇ?りっちゃん教室に・・・』

振り返ると何だか見慣れているようないないような景色が目に入る。

264:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 18:20:44 GOJ56ZLz0
りっちゃんが憂をギュッと抱きしめている。

この胸に込みあがってくる感情・・・

痛い・・・痛いよ・・・

息を吸うのも躊躇うくらいに胸が苦しいよ・・・

なんでだろう・・・私がいつもあずにゃんにしていることと一緒なのに・・・

仲良し同士なら誰でも出来ることじゃん。でも・・・

この感情・・・そう自分でもわかってるんだ。
憂を取られることへの嫌悪感・・・恐怖感・・・
そんな負の塊。

唯『り・・・りっちゃん!!!憂にそんなことしないでっ!!!』

出来るだけの声を振り絞って私は言う。

律『なんだよ~唯、そんなに大きな声だすなって。
  あずさちゃんだけに唯がそんなことしてたら憂が可哀そうだろう?』

265:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 18:50:45 GOJ56ZLz0
律→あずさちゃん→あずさ でお願いします。


りっちゃんはもっともらしい事を私に言ったがそんな事で納得出来る程
今の私は穏やかではない。

唯『そ・そんなの関係ないじゃん・・・あずにゃんは友達、
  憂は私の・・・私の・・・大切な・・・』

律『大切な・・・?妹だからだよな~唯。ごめんな、ほらっ下級生達も見てることだし、
  さっさと教室戻ろうぜー』

りっちゃんは涼しい顔で教室をあとにした。
憂の方を見るとどうしていいかわからない、そんな複雑そうな顔をしている。
私は憂に声を掛けたかったんだけど下級生達の視線が痛くてすぐに教室を出た。

憂『おねえちゃん・・・』

りっちゃんにはすぐに追いついた。
でも何か気まずくて話しかける気にはなれなかった。
途中さわちゃんとあって、りっちゃんとさわちゃんはいつも通り何かじゃれあっていたけど、
私はさっきの光景が頭を廻ってて普段の私はどこかにいったみたい。
いつの間にか教室に入っていた。

266:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 18:59:43 GPK64TbsO
律 憂→憂ちゃんじゃなくていいのかな
一応

267:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 19:32:51 GOJ56ZLz0
チャイムがなってホームルームが始まる。
いつも通り授業が始まって学校での時間は進んでいく。

りっちゃんが憂を抱きしめてた・・・
朝のその光景だけが私の頭のをグルグル廻る。
憂は何であんな複雑な顔をしてたのかな・・・
いつもの憂なら顔を真っ赤にしてるはずなのにな・・・

時計はいつの間にかお昼を指していた。

澪『唯、今日は珍しく寝てなかったな~』

律『授業を聞いてるようでもなかったけどな』

唯『ほえ~?』

たわいもない話をしながら昼ごはんを食べる。
憂の作ってくれたお弁当はいつも通りおいしくて私の気分は満足なんだけど。
今日はやっぱりいつもと違うんだ。

そんな感じで私の学校は終わっていったんだ。

268:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 19:33:36 GOJ56ZLz0
>>266
そのようにお願いします。

269:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 19:57:05 GOJ56ZLz0
授業は終わって放課後になる。
ここからは私の楽しみにしているティータイム・・・いや軽音部の時間だ。

唯『皆~早く音楽室いこうよ~』

憂『お姉ちゃん!!』

私の可愛い妹の声ではあるが、3年生の教室で聞くのは珍しくてちょっとドキッとしてしまう。

唯『おぉ~憂~珍しい~体調は大丈夫だった?』

憂『えへへ・・・そんなに心配しないでよお姉ちゃん、
  その今日はもう帰るから晩ご飯何がいいか聞いておこうと思って・・・』

憂、今日は本当に何かあったのかな?
こんなことを3年生の教室に聞きにくるなんて、いつもならメールで聞いてくるのに。

唯『憂が作ってくれるんだから何でもいいよぅ~』

憂『うん!じゃぁ今日はお姉ちゃんの好きなお料理作って待ってるね!じゃぁまたお家でね。』

そういって憂は帰っていく。
縛った髪は犬の尾みたいピョンピョン動いて可愛い。

律『あー・・・やっぱり良いよな憂ちゃん・・・正直唯が羨ましいよ。』

りっちゃんはいつの間にか私の隣に来ていて、うっとりした表情で私に語りかける。

律『神様は意地悪だよな~幾ら好きになっても女の子への恋・・・
  世間ではそんなこと許されないんだぜ』

紬『そうよ~唯ちゃん、しかもあなたはお姉さん・・・でもっ!!それでも私はっっ!!
  絶対に最後まで応援するわ~』

気付かないうちにムギちゃんが私の肩に手を置いているが、
物凄く力が入っていてなんだか怖い・・・
朝もそうだったけど、もしかしてりっちゃんは私が憂と仲が良すぎるのが羨ましいんだろう。


270:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 20:28:58 GOJ56ZLz0
唯『もうりっちゃんもムギちゃんも勝手なこといったらダメだよ~早く音楽室にいこう!』

私はそう言って話をそらそうとした。

律『あっ!ごめんな~唯。今日は生徒会で部長会があるから部活行くの遅くなる』

唯『部長会・・・?』

紬『りっちゃん・・・今までそんなのあったかしら?』

律『えっとぉ~・・・実は行ってませんでしたっ!!』

唯『ちゃんと行かなきゃダメだよ~澪ちゃんにまた怒られちゃう』

律『へへっ!行ってなかったことは澪には内緒だぜ!それじゃ~行ってくるな』

りっちゃんは悪びれた様子もなく、いつも通りに笑って言う。
何でかちょっと不安になったけどそんなことないよね。
りっちゃんは部長会なんだから。

そして私はムギちゃんと二人で音楽室に行ったんだ。

271:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 20:48:54 GOJ56ZLz0
澪ちゃんとあずにゃんは先に来ていたようで、
各々ギターとベースの準備をしていた。

澪『遅いぞ~唯、ムギ』

梓『今日こそ練習するんですからね、先輩!』

澪『律はどうしたんだ?まだ何かやってるのか?』

唯『りっちゃんは今日部長会だってさぁ~』

澪『部長会?そんなのあったっけ?というか律はそんなの今まで行ってないんじゃ・・・』

さすが澪ちゃん・・・感が良い。女の友情とでも言いますか、私は澪ちゃんに嘘をつく。

唯『み・澪しゃん!部長会は今日が始めてなんだよ。和ちゃんも言ってから大丈夫!』

澪『う~ん・・・和はそんな話してなかったぞ?・・・』

一瞬場が静まって私はその空気に押し潰されそうになった。

澪『でもまぁいいか。今日は律がいないからみっちり練習できるな!唯覚悟しとけよ』

梓『そうです!先輩達は最近サボりすぎです!今日はティータイム無しでみっちりやるです』

唯『そ・そんなぁ~澪しゃん、あずにゃぁ~ん・・・ムギちゃぁん助けてよぉ~?』

ティータイム最後の砦であるムギちゃんに私はすがりつく。

紬『(よ・弱った唯ちゃんもいいわね・・・そんな弱った唯ちゃんが家で憂ちゃんに癒される・・・
  お姉ちゃん、、、よしよし、軽音部のティータイムは今日なかったんだね。
  そんな寂しそうにしてたらだめだよ~お姉ちゃん。。。
  しょうがいないなぁ今日は特別だよ!憂特製のプリンをあげる2つしかないけど・・・
  お姉ちゃんだけのプリンだから・・・おいしく食べて・・・ね・・・?
  あっ・・・
  ゴッ・・・ゴフーッ!!!!)』

唯『ね・・・ねぇムギちゃん、な・何言ってるの?』

ムギちゃんはなんかトリップしてるようで、
時々一人言を呟きながら顔が赤くなっている。

272:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 20:50:46 WqQV7AYU0
紬さんなら憂ちゃんの胸部にあるさくらんぼ乗せプリンの想像まで余裕だろ。

お前には期待してる

273:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 21:13:50 GOJ56ZLz0
>>272
ありがとうございます。


今日はムギちゃんは頼れそうにない・・・私のティータイムは無しか~・・・グスッ。

唯『うぅ~・・・ケーキにクッキーに・・・それとプリン~・・・』

紬『プリンは絶対ダメッ!!家に帰ってからよっ!!!!』

唯『わ・・・私にティータイムは必要なんだよ~・・・グスッ』

いきなり大声で怒られた私はシュンとなってしまう。
ムギちゃんからこんなに怒られるなんて・・・
ムギちゃんも練習しない私達に焦ってるのかな・・・

紬『(ハッ・・・私としたことが唯ちゃんに・・・でも今日は心を鬼にしなきゃ・・・)・・・唯ちゃん、私たち軽音部じゃない?
  ティータイムだったらいつでも出来るでしょ?だからやっぱりみんなで集まれるこの時間、練習も大切だと思うの?』

澪『そうだぞ~唯、ムギの言っていることが正しい。ティータイムだったらみんなで集まればいつでも出来る。
  でもみんなで練習するのはここでしか出来ないんだぞ』

梓『そうですよ、唯先輩!ティータイムはいつでも出来ます!それよりも今は私との時間・・・
  私達との時間を大切にしてください!!!』

澪ちゃんの言うことは確かに正論だった。
あずにゃんの言うことも正論だったけど顔を赤くしてるのはなんでだろう?

うぅ~今日はティータイムはあきらめるしかない。
その代わり帰ったら憂にいっぱい優しくしてもらうんだ。


274:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 22:14:40 GPK64TbsO
いいなあこれは
がんばってくれ

275:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 22:31:26 GOJ56ZLz0
観念した私はギー太を準備する。

澪『そうだぞ唯、文化祭まで先は長いが今年で私達は最後なんだからな』

梓『唯先輩、わからないことがあったらなんでも聞いてくださいね?
  ギターのことなら私が一緒に教えるです!』

ドラムないバンド演奏はなんだか変な感じだったが練習は充実していた。
ほぇぇ~やっぱりティータイム・・・私にはお菓子も必要だよ~。

途中そんなことを考えたけど、練習は無事に終了していた。

澪『ふぅ、今日は充実した練習が出来たな。最近じゃ久しぶりだ!』

梓『今日は満足ですっ!唯先輩もちゃんと練習していたんですね。ちょっと嬉しいです。』

澪ちゃんとあずにゃんは今日の練習に満足してるようでなんだかほっとした。
夏が近づいているにしろもう外は薄暗く、世界は夜に移ろうとしている。

唯『ほえぇ~もう真っ暗だよ~憂がご飯作って待ってるよぉ~』

梓『唯先輩、今日はティータイムもなかったしどこか寄って帰りましょう?』

澪『いいなぁ~それ!私もティータイム無しなんて言っちゃったけどちょっと小腹がすいたしな』

唯『賛成だよ~それでは行きますか!』

紬『・・・』

ムギちゃんは何も言わなかったけど私達は学校を出ようとしていた。
夜の廊下は暗くて何か不気味だ。
廊下の角を曲がって靴箱に向かおうとした時、何か影が動いたような気がして・・・
私はビックリして声を上げてしまった。

唯『わっ・・・』

影が私達に気付いてこちらに近づいてくる。
ゲームで言えばモンスターに気付かれて一環の終わり、そんな考えが頭をよぎったけど
その姿はなんとも可愛らしい和ちゃんだった。


276:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 22:43:10 GOJ56ZLz0
和『あら、唯たちは今帰りなの?遅くまで頑張ってるわね』

唯『和ちゃんも部長会お疲れ様だよ~、そういえばりっちゃんも今終わったのかな~?』

和ちゃんの姿を見つけて安心した私は、りっちゃんが部長会に行ってることを思い出した。
みんなももしかして忘れてた?

和『何言ってるの唯?』

唯『何って部長会だよ~、今日は何か大事な話があったんでしょ~?』

和は怪訝な顔をしてこちらを見ていた。

和『部長会って、そんなの先週にもう終わってるわよ?
  今日は生徒会の資料整理で遅くなっただけよ』

えっ・・・和ちゃん・・・何を言ってるの?
だって今日はりっちゃん生徒会での部長会って言ってたよね?
私のダメな頭ではまだ状況が整理出来なかった。

澪『うぅ~律のやつサボりやがったなぁ!やっと部長として・・・』

梓『律先輩最低です・・・』

紬『まぁまぁ澪ちゃん、梓ちゃん、りっちゃんにも何か大切な用事があったのよ』

澪ちゃんたちはりっちゃんへの不満をそれぞれ言っていたんだけど、
私の頭はまとまらない。
りっちゃんが部長会に行く前の不安の輪郭があらわになってくる。

そんなこと・・・ないよね?りっちゃん。

277:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 22:44:00 GOJ56ZLz0
>>274
すいません、ありがとうございます!

278:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 22:59:51 GOJ56ZLz0
澪『月曜日は律に説教だ!!』

梓『そうです~今度という今度は許しちゃダメです』

紬『まぁまぁ落ち着いて澪ちゃん梓ちゃん』

和『何か大変そうね、軽音部。まぁいいわ、唯、どうせなんだから一緒に帰りましょ』

唯『・・・(りっちゃん・・・りっちゃんは違うよね・・・私の友達だよね
  友達なら・・・そんなことしないよね・・・)』

私の頭は夜の闇よりも暗く包まれて、
皆が何を言ってたかもしれないけど、私の耳にまで全く届くことはなかった。

唯『私・・・帰る』

和『ちょっとどうしたのよ唯、一緒にかえ・・・』

澪『ゆ・・・唯~どうしたん・・・』

梓『唯先輩・・・私をおいていかないでくだ・・・』

紬『(そんなに・・・そんなに憂ちゃんに早く会いたいの?・・・
  私・・・今日の夜は唯×憂で・・・)』

皆の言葉を振り切って私は駆け足で学校を出る。


279:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 23:07:08 GOJ56ZLz0
すいません、見ていただいている人がいたらですが、
WORKINGとセキレイが始まりますのでしばらくぬけます。

280:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 23:23:34 GPK64TbsO
ええ~あんなおっぱいアニメ見てる場合じゃないよ
憂引っ張りだこ展開大好きなのに…

281:ワールドカップかいまく!
10/06/13 23:49:39 XHIGqPscO
お風呂上がりに何気なくニュースを見ていると、スポーツコーナーでワールドカップ特集が始まった。
そっか、もう始まってるんだよね。

憂「お姉ちゃんはサッカーどう思う?」
唯「うーん、とりあえず日本応援する!」
憂「そっかー。でも日本はなかなか勝てないんじゃないかな?」
唯「そんなことないよ!いい選手いっぱいいるし絶対勝つもん!」
憂「だけど最近の試合で4連敗してるよ?」
唯「う…じゃ、じゃあ賭けよう!日本が負けたら何でも言うこと聞いてあげる!」
憂「え…何でも!?」
唯「うん!その代わり日本が勝ったら憂に言うこと聞いてもらうからね?」
憂「……」
唯「憂?」

どうしよう、日本が負けたらお姉ちゃんがなんでも言うこと聞いてくれるんだ…
あ、あんなこととかこんなこととかそんなことまで!?きゃー♪

憂「えへへ…だめだよお姉ちゃん、そんなぁ…」
唯「憂、どしたの?」
憂「なんでもない!わかったよ、日本が勝ったらお姉ちゃんの言うことなんでも聞く!」
唯「じゃあきまり!うおお、がんばれ中田!カズ!トルシエ!」
憂「…一人たりとも代表じゃないよ?」

ということでごめんなさい、私はカメルーンを全力で応援します!

つづく?

282:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 23:51:12 XHIGqPscO
つなぎで投下しました
明日の試合後にまた書くかもしれません

283:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/13 23:57:23 zO5Kr+gd0
            ,       人i   
                 ノ:;;,ヒ=-;、
                (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
              ,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
              ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙) : : . 、
     ,. -…‐ 、 i|  . :´:i: 八 : :i^ヽ、: : :ヽ、: : :.\
   ∠:_:_: : : : : : ヾ/ ; : j:/  \!   `丶:ノヽ: : : :.ハヽ   あう~♪
      <:_:_;_ : : /: :/ : ;ヘ!/⌒     ⌒ヽ\: :! i :`ヽ    あう~♪
       /: :_:_j/:/: i: :i  ,ニミx     ィニミx ヽ:!: : : i:`、  
       ´ ̄ノ: : !: : !:.|,ィ?i:(_,、`     ,._)芯ヾ リ : : : i: :ハ
      ‐=彡.: : :i: : :i:.l{{ {li:rz:::}   .::..  {li:rz:::} }} '、: : : i : : !
        /: : : ;ヘ:: ハ!` ゞ=゚' (● ●) ゞ=゚ ′ ハ: :i :! : :ト、__,
        ./: : :i: !.: :ヽミ、 .::::::::::..   ()   .:::::::::.. {:::i:/!: : : i
        {: ; : :i.:!: :i : }       , == 、        !ノ::i: :li : !
      !ハ: :i:!: :|!: !        {r--、}         i::::/: :|:!: :!>
      |  ヽリ: :l:!: :、        `ー‐∥′      /〃.:i!:|:i: :ヽ
            |;ハ !:ヽ: ヽ、      人       ,.ィ ヽ, /!:|::!⌒`
            | ソヽ:::/ :>-     . .(0__) r<⊂、 〈ノ:;ヘ|::!
          彡へu  ヽ、       /.     リリ
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284:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 00:06:04 yk7ZgTA90
>>280
ありがとうございます。
セキレイ途中から見はじめてよくわからないんですが、
なれなんなんじゃとか口調が良いんでみてます。

>>281
日本が勝って唯が憂に・・・っていう展開が良いです。

学校から家まで走りっぱなしの私。
梅雨の時期特有の嫌な空気がまとわりついて、
私の身体は汗でぐしょぐしょで、
おでこにへばりついた髪の毛をはらって一息つく。

家の居間には明かりはついていない。

憂・・・?ごはん作って待ってくれてるんだよね?

家の鍵を開けて玄関に入る。
いつもなら晩ご飯の良い香りと共に憂が迎えに来てくれるはずなのに
今日はそれもない。

急いで靴を脱いで家に上がろうとする私は見たくないものを見つけてしまった。
そこには憂の靴と見慣れているもう一組の靴があった。
今は誰のものかはわからないけど桜高指定の靴。

285:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 00:30:09 yk7ZgTA90
憂・・・そんなことない・・・よね?
2階の憂の部屋からは明かりがこぼれていた。
ゆっくり物音を立てないように私は階段を上がっていく。
心臓はその音が外にでも漏れているんじゃないかってくらい
今までに打ったことのないような脈を奏でる。

憂の部屋の前に着くといつもとは違う憂のうわずった声が聞こえる。

憂『や・・・やめてください。律さん・・・こんなこと誰も望んでなんかいません』

律『誰も望んでいない?そんなのは嘘だよ憂ちゃん・・・
  誰も望んでいなくても私だけは・・・この瞬間を待っていたんだ!
  ほらっ憂ちゃんの・・・真っ赤になってる』

憂『やめてっ!!!』

286:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 00:40:25 yk7ZgTA90
憂『や・・・やめてください。律さん・・・こんなこと誰も望んでなんかいません』

私は7並べで2とジャックを独占している。
この終盤の展開において私の作戦は完璧だろう。
憂ちゃんは心なしか震えている・・・あとパスが1回だけだからか?

律『誰も望んでいない?そんなのは嘘だよ憂ちゃん・・・
  誰も望んでいなくても私だけは・・・この瞬間を待っていたんだ!
  ほらっ憂ちゃんの手札真っ赤になってる』

憂『やめてっ!!!』

憂ちゃんはそう言ったが二人で7並べをしているんだ。
相手の手札が読めて当然である。
むしろ憂ちゃんはそれを気付いていないんだろうか?
唯に似てやっぱり天然なとこがあるんだろうなぁと思いながら私は2回目のパスを宣言する。
パスはあと1回だけだ。

憂『・・・律さん・・・やっぱりトランプは二人でしても面白くないですよ。
  早くお姉ちゃん帰ってこないかなぁ』

律『やっぱりそう?そうだよなぁ』

そう言って私は一つため息をついてベッドに横になる。



すいません、明日仕事がありますので今日は寝ます。
上の展開は冗談です。
もし良かったら続きは明日の夜にお願いします。

287:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 00:45:42 Euldfi2KO
冗談かよ…
安心するべきか喜ぶべきか…

288:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 05:24:50 ErjZ2mdE0
ひょっとして書きながら投稿してる?
余計なお世話かもしれないけど、全部書き上がってから投稿した方が・・・

289:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 15:06:58 /AuRHebO0
たまにはいいんじゃね
あんまり長すぎるとあれだけど

290:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 17:44:19 LmMR0jE50
もう長すぎてどれがどれだかわからん!!
これだとwikiに載せられないんだけど・・・

291:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 17:51:54 m7g3hZ3s0
取り合えず続けてもらって結末まで見ようぜ!!
こういう文句でせっかくのSSが潰れるのは勿体無い。

292:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 19:09:57 Euldfi2KO
つまり唯憂は至高

293:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 19:47:12 T/xJSj4n0
>>290
IDで抽出すればいいじゃない
ID:GOTWSOXe0
ID:GOJ56ZLz0
ID:yk7ZgTA90
が「はなきん」作者だから

294:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 19:49:54 /AuRHebO0
>>292
なにを当り前な

295:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 22:17:00 renrsDY60
もう夜だってのに…

296:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 22:21:44 SBE7POGr0
>>295
はなきんの作者さんは12時過ぎないと書き込みませんよ
まったり待ちましょう

297:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/14 23:45:58 m7g3hZ3s0
このままでは日本が勝って憂が唯さんの性奴隷になってしまう…。

298:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/15 00:53:00 z8cpa42L0
唯「わーい!日本が勝ったよー」
憂「やったね、お姉ちゃん!」

…どうなるんだホントw

299:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/15 02:35:03 SbS2V61KO
パソコンが規制かかったみたいなので携帯から。
>>288
すいません、ここからは書き溜めて載せます。

>>289 >>290 >>291 >>295
本当にすいません。仕事さっき終わりました。
日本も勝って新たな唯×憂が見れそうで嬉しいです。
もうすぐ終わりますので、是非もう少しお付き合いください。


今まで聞いたことのないような憂の声が響いて
さっきまでの緊張に変わって恐怖が襲ってくる。
りっちゃんは憂にまた何か言ってるようだったけど私の耳までは届かない。

気付かれないように息を殺してドアの隙間からそっと中を伺う。

その瞬間、私は自分の声が洩れそうになるのをこらえる事しかできなかった。

部屋の中にいる憂は四つん這いで床に倒れていて、
りっちゃんは憂の背中を覆っていた。
小さな頃に偶然見てしまった犬の交尾のような・・・
二人が下着さえも付けずに交わっているのを見て、
何でかわからないけどそんなことを想い出す。

ドサッ・・・

乾いた音が耳に届く。

唯『えっ・・・?』

しまった・・・あまりにも唐突な出来事に私はカバンを床に落としていたのだ。

300:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/15 02:54:54 SbS2V61KO
>>296
待っていただいてありがとうございます。
もう少しで終わりますので是非最後までお願いします。

301:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/15 16:49:06 xxDntYty0
憂ちゃん…

302:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:07:48 +KcSRLfl0
書き溜めてきました。無駄に長いですがお付き合いください。


憂『うそ・・・おねえ・・・ちゃん?』

律『・・・ゆ・・・い?』

そこから私の記憶は曖昧で、よく覚えていない。
二人と視線が交わって、青い顔をした憂が子羊のように震えてて、
りっちゃんはなんだかちょっぴり勝ち誇ったような顔で私を見据えてた。
憂は何か私に伝えようとしていたみたいだけど、
私はりっちゃんの目線が怖くて・・・憂のこんな姿を見てるのがなんだか虚しくて・・・
自分の部屋に逃げ込んだんだ。

憂『違うの、待ってお姉・・・』

震える手でなんとか鍵を閉めてベッドに横になる。
真っ白な天井はいつもと違って歪んで見えた。

知らないうちに私の妹はあんなに大人になっていたのか。
私が帰ってくるのを知っててあんなこと、しかも私の親友のりっちゃんと・・・

唯『さいてーだよ・・・憂』

人生で初めて口にした言葉・・・
単純で汚い言葉、そして最愛の妹を罵る言葉・・・
私一人の部屋で嗚咽だけが大きく聞こえる。


303:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:09:39 +KcSRLfl0
律『憂ちゃんいるー?』

律さんが家に来たのは私が夕飯の準備を始めようとしたころでした。
お姉ちゃんが軽音部で練習しているのに
部長の律さんが家に来るなんておかしいなとは感じていました。
でもお姉ちゃんが言うようにあの悪びれのない笑顔には私も勝てません。

最初は私の部屋で話をしているだけでした。
律さんは何だか嬉しそうに話しかけてきますが、
それよりもお姉ちゃんのためにご飯を作りたかった私は、それとなく相槌だけ打って話をあわせます。

律さんは私のそんな態度なんて気にもせずにずっと話しかけてきました。
ご飯が遅れちゃうよ。そう思った私は話を唐突に切り上げます。

憂『律さん、ごめんなさい、お姉ちゃんもそろそろ帰ってくるから夕飯の準備しますね?
  律さんも良かったら食べていってください』

そう言って私がドアに手を掛けたときでした。
ドアが見えなくなった変わりに私の前には律さんがました。

304:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:11:10 +KcSRLfl0
あ~そういことだったんだ。頭を打ったみたいで意識が遠くなる私はそんなことを思っていました。

律『つれないな~憂ちゃん、私の気持ち知ってくるせにさ~』

気付いたときには私は下着さえも付けていなくて、
まるで交尾でもしているような雌犬みたいに床に這いつくばっていた。

カシャッと携帯のカメラを撮るような機械音が耳に響く。
窓を見ると外はもう真っ暗だ。
身体の自由は効かないし、初めてだけど私は段々変な気持ちが湧き上がってきていて、
この状況が早く終わればいいような終わらなければいいような
半ば自暴自棄のような感じになっていた。
ただそんな状況でも願うことは一つだけ。

305:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:12:24 2uEL0FtZO
昨日から全身から汁と言う名の汁を垂れ流してまってた

306:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:12:39 +KcSRLfl0
お姉ちゃんまだ帰ってこないでね。

憂は大丈夫だから。我慢できるから。

でも運命ってやっぱりそんなに優しいものじゃなくて、
部屋の外からドサッとした乾いた音が響く。

あぁお姉ちゃん帰ってきたんだ。

帰ってきたんだ・・・

私はハッとして我に帰る。
こんな姿をお姉ちゃんがみたら・・・
心臓が張り裂けそうになる。

違う違う違う。こんなの違うの。
私じゃないの。

憂『違うの。待って、待ってよお姉ちゃん』

お姉ちゃんは私の言葉も聞かずにどこかに行っちゃいました。


307:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:13:53 +KcSRLfl0
その瞬間、この世から私の存在が消えればいいな・・・私の頭はそんな陳腐な思いで埋め尽くされてしまいます。
私が消えてしまえばお姉ちゃんもこんな思いをしなくてもいいのに。
こんな最低な姿をお姉ちゃんにさらして、
私はこれからどんな顔をしてお姉ちゃんと向き合えばいいんだろう?

こんな汚れた妹をお姉ちゃんはどう思っているんだろう。

律『これで邪魔者はいなくなったな~憂』

もう私はこんなことなんてどうでもいいのに・・・
この人は私の初めてを少しずつ奪っていく。

私が、私が我慢すればいいんだよね。

憂『・・・』

律『・・・なんだよ~せっかく唯から奪ったと思ったのにそんなじゃ面白くないなぁ』

そういって律さんは私の頬を打つ。

バカだな~律さんはわかってないよね。
もうそんなことどうでもいいんだよ。

308:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:17:22 +KcSRLfl0
律『はぁ~・・・せっかく唯から憂を手に入れたのに・・・
  そんなんじゃ面白くないんだよ!!!』

律さんは何回か私の顔を平手で打ったが私は何も感じない・・・感じない。
それから律さんは強引に私の身体をもて遊んでいたが、
お姉ちゃんがいなくなって何の価値も持たない私にはどうでも良かった。
途中律さんの唇が私の唇に重なりそうになったが、
何とか首を捻ってそらす。

律『身体は許してもキスはさせないって、憂、お前おかしくないか?』

憂『・・・』

やっぱり律さんはバカだ。身体は奪えても心までは奪えないんだよ・・・
例えお姉ちゃんが私のことをキライになっても・・・私は・・・

309:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:18:52 +KcSRLfl0
>>305
ありがとうございます。もうちょっと短く出来たらいいんですが、
どうやって短くしたらいいかわからないんでもう少しお付き合いください。

310:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 00:48:41 fVdeVodD0
律さんが外道過ぎる!!

311:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 01:00:54 +KcSRLfl0
律『・・・今日はもういいや・・・憂?このことは誰にもいうなよ?
  言ってもいいけどその時は・・・な?』

そう言って律さんは携帯をかざす。
私はもう特に何も感じることはなくて、
ただカーペットが自分の血で汚れているのが汚なくて
洗ったら落ちるかなって思っていた。

律『次はキスくらいしてこいよ?』

何か勘違いしてるのかなこの人?
律さんはそう言って帰っていった。

そうだ、ご飯作らなきゃ、お姉ちゃんおなか空いてるよね?
身なりを整え私は台所へと足を向けた。

312:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 01:02:50 +KcSRLfl0
さいてー・・・か・・・わかってたんだよ。
さいてーは誰かって。

憂がさいてーなの?・・・違う
じゃぁりっちゃんがさいてーなの?・・・違う

じゃぁ誰がさいてーなの・・・?ねぇ?誰がさいてーなの??

うるさいなぁー!そんなこと知ってる分けないじゃん!!

ほえっ?知らないんだ?じゃぁ私が教えてあげるよ~!
さっき先生から習ったばっかりなんだぁ~
忘れないうちに教えてあげる~

唯「うんたん♪うんたん♪唯はさいて~♪うんたん♪うんたん♪
  妹を見捨てたさいて~の姉♪うんたん♪うんたん♪」

唯『うるさいっ・・・うるさいっ!!違う!そんなことないよ!!
  二人を邪魔したくなかっただけなの』

 「ほえっ?私の憂を見捨てた唯ちゃんがそんなこと言っていいのかなぁ?
  怖くて何も出来なかっただけでしょ?・・・ねぇお姉ちゃん・・・何で助けてくれなかったの?・・・私の身体汚れちゃったじゃん・・・」

・・・私は自分の叫び声と一緒に目を覚ます。
寝汗で服はビチョビチョで気分も最悪で・・・

憂『お姉ちゃん大丈夫?ご飯出来たよ。食べよ?』

唯『う・・・うん。』

今までの出来事は夢だったんだろうか・・・
そんな考えが一瞬頭をよぎったけどやっぱり現実だったんだろう。

二人で食卓についてご飯を食べる。
いつもなら二人で今日の出来事を喋ってうるさいくらいの夕飯が
今日は静寂に包まれている。
憂の顔はちょっと腫れていてなんだか痛々しい。


313:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 01:29:03 +KcSRLfl0
けいおん!!始まりましたのでちょっと抜けます。



憂『お姉ちゃん・・・今日の』

唯『憂!お姉ちゃん今日疲れたからさ・・・もう寝るね?』

憂の言葉を遮るように私は言う。お姉ちゃん聞きたくないんだ・・・そんなこと。

唯『じゃぁ・・・おやすみ』

そうやって席を離れたときだった。
思いもよらない力で腕を引っぱられて憂の顔と正面で向き合う。
私は今どんな表情をしているんだろう。

憂『・・・さっきのこと見ちゃったよね・・・?』

唯『えぇ~なんのことかなぁ、お姉ちゃん寝てたしわからないよ』

憂『そう・・・律さんと私のこと見た・・・よね?』

そういうことは聞きたくないんだよ?憂。

唯『へへ~わからないよ~憂~何を言ってるの?』

聞きたくない。聞きたくないんだよ。

憂『私、律さんに襲われちゃった。ごめんね、お姉ちゃん』

聞きたく・・・聞きたくないよ。
ごめんねって何?
私の頭は真っ白になって卒倒しそうになる。

314:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 01:56:54 +KcSRLfl0
唯『憂~いくらお姉ちゃんに心配してほしいからって
  そんな嘘をついたらダメだよ~』

憂『最初はね、お話してただけなんだよ?ホントだよ?こんなことしようって思ってなかったんだよ。お姉ちゃん。
  ご飯作ろうと思って部屋を出ようとしたらいきなり律さんに襲われて。
  それで私の初めて奪われちゃった。でもね・・・お姉ちゃん』

唯『聞きたくないよ・・・憂・・・やめてよ・・・』

憂『私さ、ファーストキスだけは律さんにあげなかったんだよ。
  偉いでしょ・・・?心まで律さんに奪われたくなかったんだ』

唯『だから・・・そんなこと・・・聞きたくない・・・』

泣きたいのは本当は憂だってのもわかってた。
でも私は涙を我慢することは出来なくていつの間にか泣いていた。
私があの時逃げずに止めていたら憂はこんな想いをしなくて良かったのかもしれない。
後悔の念に激しく襲われる。

憂『そんなに痛くなかったから心配しないで・・・ね・お姉ちゃん?
  ただ・・・お姉ちゃん・・・こんな汚れた妹・・・嫌かなって?
  それが・・・心配で・・・』

憂の身体は震えていて、目からは涙がこぼれている。

憂『お姉ちゃん・・・私のこともうキライだよね?でもお願い・・・
  お姉ちゃんの言うとおりにするから・・・
  ワガママも言わないから・・・毎日良い子でいるから・・・
  こんな汚れた妹でも傍にいさせて・・・ね?』

315:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 02:29:17 xGjYKFwxO
不愉快たがらもう書くな。
りっちゃんも嫌いじゃないし胸糞悪い。
自慰は自分のサイトかどっかで書けば?

316:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 02:35:53 KMsOV+p90
もー我慢できん
こればかりはいわせてもらう
大幅なキャラ改変はVIPでやれ

317:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 03:44:54 m8nlAbHr0
寝落ち・・・だと・・・?

318:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 07:33:08 qfh6yVOR0
今回憂の出番なしか…

319:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 08:13:57 NlDGhDht0
憂でなかったなー残念

それと続き書いてくれよ

320:勝利の味はキスの味
10/06/16 08:36:28 1fyPsZhgO
こんにちは、平沢憂です!大変です、サッカー日本代表が初戦のカメルーン戦で勝利してしまいました!
まさかとは思ってましたが、本当に勝ってしまうなんて…にわかには信じられません!
せっかくお姉ちゃんに聞いてもらうことを考えてたのに…やる時はやるお姉ちゃんが応援したからなのでしょうか!

唯「それじゃ憂、約束通り言うこと聞いてもらうね?」
憂「う、うん…」

まぁお願いといってもお姉ちゃんのことだし、アイスが食べたいとかそういうのに決まって…

唯「あのね、私憂とちゅーしたいなぁ」
憂「え…えぇっ!?」
唯「だめ?どうしてもいやなら無理にとは言わないけど…」
憂「え、や、やじゃないよ!何でも言うこと聞くって言い出したのは私だもん、ちゃんとするよ!」
唯「ホント?ありがとー♪じゃあいくね?」
憂「う…うん…」

お姉ちゃんは私の両肩に手を置くと、ゆっくり顔を近づけてきた。少し赤らんだほっぺは、りんごみたいでとてもかわいい。
あ、私すごくどきどきしてる…お姉ちゃんもおんなじなのかな…?
チュ

唯「……」
憂「ど、どうだった…?」
唯「これが勝利の味なんだね!なんだかすごく甘いよ」
憂「あはは…そっかー」

321:勝利の味はキスの味
10/06/16 08:37:42 1fyPsZhgO
唯「こんな味、もっと味わいたいなぁ…次も日本勝てば味わえる!」
憂「でもさすがに次のオランダに勝つのは厳しいんじゃないかな?」
唯「む、戦う前からそんなんじゃ勝てる試合も勝てないよ!私は絶対勝つと思う!」
憂「…じゃあ、また賭ける?」
唯「よっし!そんじゃ今度日本が負けたら私、一日憂のものになるよ!」
憂「えぇ!」
唯「ワールドカップだもん、それくらいの気迫でいかなきゃ!うおおー!」

…オランダ戦は土曜日の夜。どうやら今週の日曜日はすばらしい一日になりそうです。



322:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 08:40:14 yaSQ9tFpO
もうvipでやった方がいいんじゃない
エロもかくさず出来るしあっちのほうが感想もらえるよ

323:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 08:40:45 1fyPsZhgO
一応>>281の続きです。
少し遅れました。日本が負けるとばかり思ってたので憂が唯をゴニョゴニョする話しか考えてませんでした!

324:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 09:47:00 2uEL0FtZO
避難所はどうなんすか

325:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 10:51:17 DdJbPWFJ0
>>314
俺はこういうの好きだけど
避難所のほうが静かかもね

326:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 13:05:29 97RqGQAoO
避難所ってどこ?

327:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 14:20:15 2uEL0FtZO
はなきんは続けんの?
りっちゃんがレイープじゃなくてただ迫っていたところを唯が止めるって展開にすれば大分違ってたと思うが

328:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 14:44:54 m8nlAbHr0
別に展開に文句はつけないけど何日もまたぐのはよくないね

329:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/16 16:52:47 qfh6yVOR0
避難所は>>2
他にもできそうなとこあるのかね

思いつきで書き始めたってところでこうなることはわかってて言わなかったが
SSは計画的に

330:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 00:06:26 Yx28hfvs0
>>321
マジで日本勝てとw負けても美味しそうですw

本当に色々迷惑お掛けしてすいませんでした。
最後は避難所ですがあと2レスで去ります。
次にSS書くときがあれば本当に気をつけます。
ありがとうございました。

331:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 00:24:22 MFNqkap00
このままSS職人になってもいいのよ

332:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 00:29:59 S70oVeI5O
憂ちゃんにかわいそうなことをしないであげてほしいのよ

333:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 03:18:29 DZ7rkwip0
URLリンク(iup.2ch-library.com)

334:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 04:13:32 ZbaIOs2HO
唯になりたい…

335:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 07:13:23 ncFfx5aS0
>>333
周りの屑どもとザメーンが無ければ良質な絵なんだけどな

336:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 10:07:16 7UtfcI8i0
なぜ毎週このふたりの絡みがないのか不思議
正直公式にすべき

337:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 16:41:29 +yO9b7J10
>>336
けいおんが18禁アニメになるから。

338:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 16:59:39 hTVvJ0aV0
なってもいいじゃない

339:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 17:49:05 K5EWBIOt0
けいおん!!DC版として有料配信ですね

340:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 18:39:41 JO4C+LaZO
>>339
ディレクターズカットじゃなくてドリームキャストかとおもっちった テヘッ

341:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 19:52:21 d6ZkIgFA0
けいおん!!DC版
・お風呂シーンの湯気が減少
・通常版ではカットされた澪への乳揉みシーン追加
・もちろん他キャラのお風呂シーンもあるよ!
etc...

ですね?わかります

342:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 20:03:06 l+Ypwg4XO
・毎日の唯と憂が一緒にお風呂に入っているシーンの追加
・唯と憂が一緒に寝ているシーンの追加
・唯と憂が一緒のベットでえ(ry

343:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 20:28:29 +yO9b7J10
DC版の10分は唯と憂のキスシーン(一回)に使われます。

344:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 20:30:51 +yO9b7J10
あとDC版はトンちゃんが亀から不定形の触手生物へ変更されます。

345:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/17 21:05:21 ZYL7rUP40
梓→憂を書いてくれないものか
飢えて死にそう

346:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/18 01:46:51 a2amwgu00
>>345
【けいおん!】梓×憂スレ
スレリンク(anichara2板)に池

347:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/18 01:56:43 ut0u3lJxP
>>345は荒らし梓憂スレのコピペだ

348:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/19 14:22:27 lYsGpxXpO
やべぇ
サッカー緊張してきたな


349:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/19 21:40:53 lh95HUQb0
よし、唯は一日憂のものだ。

350:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/19 22:34:17 lYsGpxXpO
憂ちゃんの言いなりか…ゴクリ

351:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 00:08:21 2d0j6DOx0
逆に日本が勝って大番狂わせな展開も見たかった気もするが…
まぁ、どっちにしても期待してる。

352:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 00:34:59 XaubC5Xz0
ウヒョー
URLリンク(ranobe.sakura.ne.jp)

353:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 00:51:08 J1d/X9El0
憂はぜったいお姉ちゃんの髪型にして鏡にうつしてオナにーしてるw

354:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 03:00:49 CeJ2J7Jv0
あれいつのまに二人はサッカーで賭けしてたん

355:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 10:00:38 R2KfDPW70
セルフgifで補給しようぜ
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356:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 15:41:59 nJv3728K0
>>355
うちで放映された時は憂はパジャマ着てなかったんだけどパジャマはコラ?

357:名無しさん@お腹いっぱい。
10/06/20 16:02:52 CeJ2J7Jv0
>>356
どこだよ、今から引っ越すわ

358:負けても得られるモノ
10/06/21 00:18:00 Qu49XjLlO
日本とオランダの熱戦から一夜明け、私はベッドの上で思いを巡らせていました。
それは途中出場の俊輔の動きの悪さについて…ではなく、私がお姉ちゃんにしてもらうことについてです。

憂「お姉ちゃん、今日一日私のものなんだ…ど、どうしようかな…」

そう、私たちは賭けをしていたのです。日本が負けたらお姉ちゃんは一日私のもの…つまり何でも言うことを聞いてもらえるのです!
でも何を聞いてもらおうかな。いざとなると浮かばない…
ううん、遠慮なんてしたらお姉ちゃんに失礼だよね、これはお姉ちゃんが言い出してくれたたことだもん!よし、それじゃ…

唯「ういー」
憂「きゃあっ!な、なに!?」
唯「なんでそんなにびっくりしてるの?まあいいや、さぁ、脱いで!」
憂「え…ええっ!?そんなまだ早すぎるっていうか、心の準備ができてないっていうか…」
唯「憂はお着替えするのに心の準備がいるの?確かに起きた後はめんどくさいけど」
憂「え…お着替え?」
唯「うん!日本負けちゃったら一日憂のものになるって約束だったもんね。今日は憂のためにがんばるよ!さぁお着替えお着替え!」ゴソゴソ
憂「だっ大丈夫!一人でできるから!」
唯「え、でも…」

バタン

359:負けても得られるモノ
10/06/21 00:20:00 Qu49XjLlO
うぅ、私なにやってんだろ、せっかくのチャンス…じゃない、お姉ちゃんの心遣いを無下にするなんて!
でもいきなり服を脱がされるなんてびっくりしちゃったな。お姉ちゃんたら大胆…

唯「ういー…」
憂「ごめんね、まだ何聞いてもらうか考えがまとまってな…お姉ちゃん?」

お姉ちゃんはしょんぼりとした表情で私の部屋の入り口に立っていました。
さっきはあんなに元気そうだったのにどうしたのかな…?

憂「お姉ちゃん、どうかした?」
唯「うん…私、やっぱり約立たずだなぁって。憂のためにがんばろうと思ってたのに断られちゃった」
憂「そ、そんなことないよ!さっきはいきなりだったから驚いちゃっただけだよ」
唯「うん…」
憂「…そうだ、じゃあ一つ聞いてもらおうかな。ちょっとそこに座って?」
唯「う、憂?」

私は正座したお姉ちゃんの太ももに頭を乗せて横になりました。そう、いわゆる膝枕です。
私が一番して欲しかったこと…それはこんな風にお姉ちゃんにそばにいてもらうことなのです。

憂「ふう、やっぱりお姉ちゃんの膝枕は落ち着くなぁ」
唯「ホントにこんなんでいいの?」
憂「うん。最近はなかなかこういうことできなかったから」
唯「そっか…」


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