10/05/06 17:31:06 Fo5HP0PM0
>>292
確かに昔の梓はプロには向いてなかっただろうな
梓自身心のどこかでそのことには気付いてたからこそ、唯達の演奏に惚れたんだろ
唯達は自分に足りないものを持っていて、それは今まで自分が心の拠り所にしてきた「真面目に練習すること」だけでは手に入らないもので、それでもすぐにはそれを認められない
そんな葛藤を描いたのが1期9話だろ
それ以降の話では、海で一番はしゃぐ梓とか(これは梓の真面目さの表れともとれるが)、自発的に猫耳をつける梓とか、梓が段々今まで持ってなかったものを掴んでいく過程が、少しペースは速い気もするけど描かれてるじゃん
そして11話ではムギが担当していた、「この5人でなければ駄目」ってことを示す役割を、12話で梓が引き継ぐことで、梓は初めて放課後ティータイムの真の一員になったわけだ
慕う対象が澪から唯に移っていったのも、今までの生真面目な梓から抜け出して、唯の魅力に気付けるようになったことの表れだろ
その流れは2期でもつながってるし、「この5人でやりたい」って素直に言えたり、澪ほったらかしてラスクガリガリやってる梓を見てると、俺は今の梓がプロに向いてないとは思わないけどな
新入部員集めに誰よりも熱心になったり、トンちゃん飼うためにわざわざ本読んだり、真面目な部分はまだ残ってるけど、その部分はその部分で決していらなくない梓の本質であり魅力であるわけだし
今の梓は欠けていた部分を補いつつあるって感じを受けるな
5話の梓が、トンちゃんの世話忘れたり、バッティングセンターで少し違和感ある行動を取ってたのも、5人で放課後ティータイムだと思ってたのに、4人で楽しんでるところを見せ付けられて、何かもやもやしてたからだろう
そっちがその気なら、みたいな感じになって、2年生組だけで楽しもうとするも、あんまり楽しくなくて、でも演奏することで、2年生組で繋がりあえて、心のもやもやが吹き飛ぶ
で、翌日唯が自分がいなくて寂しがってたことを伝えられたり、5つで1つのキーホルダーを貰って、放課後ティータイムの絆を確かめておしまい
梓が本当に嬉しそうに軽音部、っていうシーン見てたら、この梓なら大丈夫だって思えたけどな。俺は