10/05/31 22:01:33 Vx8jjREd0
□とらぶる190:春菜を好きな人 PART2
「(沙妃先輩の御付の九条先輩?)あの・・・どうかしたんですか 今日大学休みなんですか」
「結城リト・・・過去の沙妃様への無礼はさておき、今日は君に会わせたい者がいるんだ・・・
とにかく私の後に付いてきてくれ」
「いいっすけど・・・(誰だろう・・嫌な予感)」
というわけで昼休みに校舎裏にやって来たのだ ザザッ・・
「隙ありー!」BACOOOORN!!いきなり背後から竹刀で頭を叩かれた!
「痛っぇええええええええええ!何すんだいきなり!!」痛みでうずくまるリト
「口ほどにもないな結城リト!!」
「これカリン、堅気の人にいきなり襲い掛かるのは卑怯であろう」
「こいつが姉上や沙妃様たちに数々の無礼を働いた変態仮面の結城リトですね・・
噂では気配を消して女体を触りまくる術を使うとか・・さきほども用務員(元校長『これは稀に見るボーイッシュな美少女ハケーン!
お近づきの印にブチュ~♥』)に襲われかけて八つ裂きにしてやりました」
「痛てててて・・・誰だおめえ!」
「すまん、結城リト ボクは1年D組九条華凛、アメリカ帰りの帰国子女だ 向こうではハナと呼ばれていた
ハナさんでもカリンさんでも好きに呼んでいいぞリト」
目の前にはリトより背の高いショートヘアの小麦色に肌が焼けた美少女が竹刀を片手に微笑んで握手しようとしている
「話ではもっとスケベ顔の変態を想像していたが、意外と小柄でキュートな顔してるな」
「あのなぁ・・・さっきから変態仮面とか人聞きの悪い事言ってるけど・・それが初対面の、しかも先輩に対する態度か」
「妹は昔から礼儀をわきまえない子でな、九条家でも悩みの種なのだ すまない」
「ちなみにアメリカでは先輩後輩という考えはないんだ だがこうした誤解も何かの縁、これからヨロシクな」
「(すげー上から目線なんですけど・・・)まぁいいけど・・ここは日本だし、上級生には礼儀正しくした方がいいぞ・・・」
しぶしぶ握手するリト、華凛は満面の笑みである
「これでボクらは友達だ リト先輩」うぉ、すっげー握力
「(ったく・・まだ頭が痛い・・・)ララの妹のナナも生意気だけど、また変なのに目をつけられちゃったなぁ。。
(まぁ見た目はかなり可愛かった・・春菜ちゃんに少し似てる気もする)
春菜ちゃんがドーピングして銀河コングのマスクつけて凶暴化したらああなるのかな・・・プw」
「マスクがどうしたの、結城くん」ビクッ
「西連寺!」
「ご、ごめんなさい、驚かせちゃった?」
「いや、ちょっとぼーっとしてたんだ」
「結城くん、花粉症なの?いまは何花粉?マロンも鼻グズグズしてるの・・」
「あぁ、いや、そういうんじゃないから・・新入生に変なのがいてさ」
「テニス部もね、新入生が何人も入ってきて楽しみなの」
春菜と一緒にプリントを運ぶのを手伝いながら・・(あ、そうだ、春菜ちゃんは3年でもクラス委員に選ばれたんだ
まぁ学年トップの成績だからB組に代わりがいないってのもあるんだけど、しいて挙げるなら古手川かな
そういえばララと一緒にまたクラス委員に立候補してたなぁ あの2人ってよく張り合ってるな)
「西連寺はいつまで部活続けるの?」
「う~ん、夏で引退かな・・寂しいけど、大学受験のお勉強頑張らないといけないから」
「二学期はA組入らないとね」
「う、うん(私は結城くんと一緒のクラスならどっちでも・・///)」
「オレもバイト辞めたんだ 科目多いから今までのツケを返そうかなと」
「頑張ってるもんね 最近の結城くん♥」
「う、うん まだまだだけどね(見ててくれてるんだ春菜ちゃ~ん♥)」
「あの・・・何かあったら・・何でも相談してね///」
「え?」
「お、お勉強の事とか・・///」
「あ・・あぁ・・・///じゃ、じゃあ来週の小テストの範囲で分からない事があったらメールするかも///
(やっべー、超ドキドキしてきた~♥ べ、勉強だからな 勉強大チュキ♥)」
~妄想~
家庭教師春菜先生「ここはね、図に描いたほうが分かりやすいよ、ほらっ」谷間が見える
「ダメでしょ~ シュ・ウ・チュ~しないと♥」ムッハー!!!!!春菜センセー!!!いやん♥
「結城くん?」「はい!」「びっくりしたw 私、これから部活だから・・・また明日♪」ばいば~いノシ
つづく 次回:テニス部期待の新人は!?リト女子テニス部に潜入