10/01/11 17:56:12 vyPj3Huz
「うぅ、さみぃ…」
「今日はやけに風が強いね、っ痛!」
「ん、どうした咲?」
「眼にゴミが入っちゃったみたいで…いたた」
「おいちょっと手どけろ、俺がとってやるから」
「うん、分かった…」
「…………よし取れた」
「ありがと、ふぅ、スッキリした」
「………」
「京ちゃんどうしたの?ていうか顔!顔近いよ!」
「………」
(わ、わ、わ、ちょっと待ってこれってまさか、キ、キs…)
こつん
「…痛い」
「なーに顔真っ赤にしてんだ、ヘンな期待すんなよ」
「…ハァ、そうだよね、そういう人だよね京ちゃんは」
「にしても、こうしてよく見るとキレイな眼してるな、咲って」
「さっきから何なのもう?恥ずかしいから止めてよ…あとおでこくっつけないで」
「俺は率直な感想を言ったまでなんだけどな、ほんと見惚れちゃいそうだ」
「う、ううぅ~……」
「照れるな照れるな」
「照れてなんかないもん、京ちゃんのお世辞なんて聞き飽きちゃったし」
「じゃあ次はもう一工夫してみるか、なんてな…はは」
「ほんと意地悪なんだから…ふふっ」
「はあー咲のおでこあったけー…このまま学校行こうぜ」
「それは色んな意味で無理だから」
「うーん残念」