09/12/06 15:57:51 DFgmBrVH
急に赤面しだす咲。唐突なことにきょとんとする京太郎
京「どうした」
咲「…あのさ、寝顔、見た?」
顔を赤くしながら上目遣いで咲が問いかける
京(おい何だその仕草は妙にかわい、じゃなくて!対応に困るだろうが!)
京(ああ、なんかまた変な気分になってきた…落ち着け俺冷静になれ俺)
先程の寝顔までもが脳裏に浮かび、再び気恥ずかしさに襲われるが
それを抑えてなんとか軽口に持っていこうとする
京「え、あーそれはまあ…凄かったぞ、盛大にイビキかいててさ」
咲「いっ、イビキ!?」
京「あれはヤバイ。怪獣だって裸足で逃げ出す」
咲「かいてない!絶っっ対かいてない!」
京「いーやかいてたね。おまけにヨダレをダラダラと…ああおぞましい」
咲「京ちゃん!本気で怒るよ!」
京「うおーこえー咲が怒ったー」
咲「まったく…はやく部活行くよ。ぐずぐずしてると置いてくから」
京「寝てた奴が言うか、って待てよほんとに置いてくな!」
すたすたと歩き出す咲。それを慌てて追う京太郎
京(不覚だ、あろうことか咲にドキドキさせられるとは)
京(今までこんな事なかったのに……待て、これは、まさか…)
咲のすぐ後ろを歩きながら京太郎が一人悶える
京「ぐあーありえねえ!認めたくねえー!」
咲「うわっ!いきなりどうしたの!?」
京「なんでもねーよ!」
おしまい