09/11/28 23:17:14 scioAHJ5
「バーーーーーカーーーーーいーーーーーぬーーーーー!!」
「ぐあああああアッー!」
「ゆ、優希ちゃん!?」
「京太郎貴様遅すぎるじょ!一体どこで油を売っていた!」
「いきなり背中に蹴り入れるとか容赦ねえなタコス!
ていうか今の威力からして相当助走つけただろタコス!」
「うっさいじょ!駄犬の躾はスパルタ式で丁度いいんだじぇ!」
「スパルタってレヴェルじゃねーぞ!」
「ま、まあまあ二人とも落ち着いて」
「しょーがない、咲ちゃんの顔に免じて今回は勘弁してやろう。さっさと戻るじぇ!」
「卒業までこんな扱いなのかなあ俺…なんか泣きなくなってきた…」
「ふぁ、ファイト!京ちゃんファイト!」
「おぉ…ふぁいとぉ~…あ、そうだ咲」
「なに?」
「さっき何言おうとしたんだ?随分言いづらそうにしてたけど」
「…そのうち言うよ。きっと、必ず、ぜったい」
「ふ~ん、そうか」
「二人とも!ボーッとしてると置いてくじょー!」
「分かってるよ!ほら、行こうぜ咲」
「うん。あ、荷物持つの手伝うよ」
「サンキュ。…それとさ」
「高校最後の大会、お互い頑張ろうな」
「…うんっ!」
END